120 もうひとつの冷たい校舎村【R15】
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 00時頃
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―昨夜・図書館―
[ぱらりと、本のページをめくってゆく。 ああ。そういえばこの本、伏瀬さんに貸してくれるようお願いしてたんだった。 また今度。帰ったら、断っておこう。自分が頼んでおいてちょっと心苦しいけれど。
その前に、出られるの? わからない。 マネキンになった人は帰った。と聞いたけれど、職員室にあったマネキンは、血を流した跡があって。無事だとは、とても思えなかった。
帰ることができなくても。最悪ここで殺されても別にいいと思うけれど、せめて理由を教えてほしい。と思っているうちにいつの間にか、そのまま机に突っ伏して眠っていた。]
(0) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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―夢―
[部室で、椅子に座って、ぎゃいぎゃいと笑いながら、部活のみんなでたわいのない会話をする。 そんな時、じじじ。と、不快な音が場を満たした。]
「静粛に。」
[天井から降ってくる声。 どうしたの?ざわざわと辺りを見回す皆が、いつのまにかのっぺらぼうになっていた。]
「諸君は、法で裁くことができない罪を犯した。私は、諸君の犯した罪を知っている。」
[そんな様子に一切構うことなく、声は続いてゆく。 飛び出してきた子供二人を轢いた男。発作を起こした雇い主を助けなかった使用人夫婦。 無実の被告を死刑にするよう陪審員を誘導した判事。 次々に暴かれる、事故で済まされた罪の数々。そして。]
「都筑 新。お前は」
[ああ。と思う。この声を、僕は、知っている。]
(1) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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―朝―
―
[チャイムの音に、目を開ける。 リアルな夢。気づけば、つぶやいていた。]
ねえ、「ホスト」さん。
(2) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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僕を―
[言葉は、チャイムの余韻とともに、図書館の中で溶けて消えた**]
(3) 2014/05/04(Sun) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 00時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 11時頃
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/* 隣村> 犯人はDで、嘘つきはCとDだねー。
(-24) 2014/05/04(Sun) 15時半頃
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[水を飲みに行こう。と、食堂へと向かう。 その途中。2階に下りたところで。]
―!
[鉄さびの臭いに、はっとする。 この臭いは一体、何だっけ。 どこか冷静に考えながら、走って。]
…あ。
[見つけた。赤い赤い、水たまりに沈む、マネキン(>>133)。]
…だれ?
[首に刺さった包丁。これは、致命傷だ。ぼんやりとそんなことを思いながら、血だまりの縁に、立ち尽くしている]
(57) 2014/05/04(Sun) 21時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 21時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 22時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/04(Sun) 23時半頃
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[赤い、赤い、みずたまり。 制服を着たマネキン。 これは、誰? 不意に、言葉が蘇る。]
「死にたいのか?」
(74) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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―回想―
うそ、だよねー?
[骨肉腫。 骨や筋肉の、癌。ユージが、その病気にかかった。 気づくのが遅くて、転移をしていなかったのが奇跡。 脚を残して病巣だけ取り去る手術をするために、日本では認証されていない薬を使うことができる、アメリカに行く。成功率は、1%未満。 それを聞いたのは、高2の6月。渡航の1週間前だった。 頭の中が、真っ白になった。ユージ。ユージ。山の神に、なるんだろう? 取るものとらず、彼のいる病院に向かった。]
ユージ!
[受付で病室を聞き、勢いよく扉を開ける。 中の様子に、息をのむ。
引き裂かれた、千羽鶴。真っ二つに折られた、色紙。]
(75) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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[ベッドから半身を起こしていたユージは、ぼんやりとした目で、虚空を見ていた。]
[床に転がる色紙を見る。
早くよくなってね。 絶対治るよ。 森岡君の走る姿を、また見たい。
ああ。と思う。声をかけようと口を開いて。]
「何をしに来た。臆病者。」
[冷たい声。ユージが、こっちを見ている。]
あの、
[やめなさい。雄二。新君。お見舞いに来てくれたのね。ありがとう。 ベッド横に座ったおばさんが、優しく声をかける。それを遮るように。]
(76) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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「うっせー!なんで、俺なんだよ!逃げたお前じゃないんだよ! なあ、どうせその脚、つかわねーんだろ?だったらくれよ!くれねーんなら、俺の前にその面さらすな!すぐに俺の前からいなくなれ!卑怯者!」
(77) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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[叩きつけられた言葉。すっと、頭の中が冷える。目の前が、真っ赤になる。
雄二!ごめんなさいね。気が立っているの。走ることはこの子の生きがいだから…
叱って、謝るおばさんの声。]
「走ることはこの子の生きがい。」
[違うよね?生きがいじゃなくて、「全て」なんでしょ?]
(78) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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[そして僕は、口を開いた―**]
(79) 2014/05/05(Mon) 09時頃
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―現在・血だまりの前で―
きちゃ、だめ。
[聞こえてきた声(>>73)。二つの気配。 振り返らないまま、できるだけ、「それ」を彼女達の視界に入れないようにする。]
僕じゃない。
[いつも、気を付けて、作っていた言葉遣いと一人称。 それが、綺麗に剥げていた。]
(80) 2014/05/05(Mon) 09時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/05(Mon) 09時半頃
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僕は、大丈夫。
[ああ。きちゃった。思う。]
食堂に、水を貰いに行こうと思ったら、ここにあった。 これ、誰かわかる?
[言いながら、マネキンが着ている制服の胸ポケット。 そこからはみ出している紙を取る。 ぬるり。と、冷たく赤く汚れているそれを、目を凝らして読んだ。 ところどころ文字も浸食されているそれ。 「鹿島様」の文字は、かろうじて読むことができた。]
(82) 2014/05/05(Mon) 10時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/05(Mon) 10時頃
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[血の中に座り込んで、泣きだす小鳥遊。 彼女を抱きしめる、天春さん。 その光景に、痛々しいと思ったのと同時に、驚いた。 天春さんも一緒になって泣くと思っていたから。
僕は、ここで何をしたらいいだろう。 わからない。 わかることは、ススムはもうここにはいない。それだけ。
表情を無くしたまま、何も言わずただ立っている。**]
(90) 2014/05/05(Mon) 19時頃
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―回想・続―
[彼を追い詰める言葉をはいた僕を責める人は、誰もいなかった。 それどころか、葬式後、 こんな形になってしまって、辛いよね。彼の分も頑張って。 色んな人に、励まされた。
目に涙をためたおばさんにすら、あの子の夢を背負わせるのは心苦しい。無理しないで。でも、がんばって。と、優しく手を握られた。
その手のぬくもりが、僕には、本当に、痛かった。
だから、彼の分も、夢を背負うことに決めた。]
(93) 2014/05/05(Mon) 22時半頃
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―現在―
[血まみれの床に横たわるマネキンの傍らの光景。 こんなきれいな場所に、僕はいられない。]
手芸部の部室から、毛布か何か持ってくるねー。このまんまだと、ススムがかわいそう。
[聞こえなくてもいい。と、ひとり言のように言って、立ち去る。 教室に行けば、ブランケットは置いてある。知っているけれど、誰かがいそうな場所には行きたくなかった。]
(94) 2014/05/05(Mon) 22時半頃
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―→部室棟―
[僕は、ホストではない。 自分の素を出すことができる場所。なんでも打ち明けることができる人。この場には、最初からいない。 僕なら、自分の世界に招くのは、全く別の人だ。
だから、願う。 ねえ、誰かわからない「ホスト」さん。]
僕を―
(95) 2014/05/05(Mon) 22時半頃
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裁いて。
(-53) 2014/05/05(Mon) 22時半頃
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[心からの願い。 この場を作った「ホスト」に、届いただろうか。 届いたとしても、空耳だと思われたかもしれない**]
(96) 2014/05/05(Mon) 22時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/05(Mon) 22時半頃
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―部室棟―
[部室棟に辿り着く。 手芸部の部室へと向かっている、その途中で。 じじじ。と、普段チャイムの鳴るスピーカーが、音を発する。]
「静粛に。」
[どこかで聞いたことのある、声。]
「お前は、法で裁くことができない罪を犯した。私は、お前の犯した罪を知っている。」
―!
[ああ。これは、現実? 立ち止まって、目を閉じて、「声」をじっと聞く。]
「都筑 新。お前は―」
(109) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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―回想・続―
[あの時、ユージに言った言葉。]
僕さ、***大に入るよ?そのために、ずっと勉強してるんだ。
[告げた大学名。ずっと陸上をやってきた彼なら、そこが、毎年テレビで観ていた、駅伝の名門校だと気づくだろう。]
毎日、走ってる。そりゃあユージよりも全然足りてないけど、 あの山を、ユージと一緒に走るのが夢なんだ。そのために頑張ってるんだ。
(110) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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だから、ユージも頑張って。
(111) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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[なんてことはない言葉。 でも、僕は知っていた。 走ることだけを考えて歩んできた人生。 それを奪われようとしている、恐怖。 色々な人からの、たくさんの、励ましの言葉。それが、プレッシャーとなってのしかかる。 脚が治った仮定ばかりで話をされて。もし、治らなかったら。走ることができなくなったら。
これで、彼が1%未満の手術を成功させていたら、あの言葉をきっかけに、友情が戻っただろうし、彼のリハビリの励みになったかもしれない。]
[たら、ればの話し。挙げるときりがない。 現実には、奇跡なんか起こらなくて。 脚を失った森岡雄二は、遥か遠い異国の地で、その命を絶った。]
(112) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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―現在―
「都筑 新。お前は、言葉と言う刃を使い、森岡雄二を死に追いやった。」
[ああ。スピーカーから聞こえる、この声は。]
ユージ?
[この時をずっと待っていた。 悪意を持って吐いた言葉は、表面だけだと、温かい励ましの言葉でしかなくて。 別の意味を疑うことすら、ただの邪推になって。]
「新君。ごめんね。せっかく励ましてくれたのに、こんなことになって。 でも、きっとあの子も喜んでくれてたと思う。」
[雄二に言葉を放った時、僕は、いつもの笑顔だった。だから、誰もそこに悪意なんて見出さなかった。 冷静な頭で、彼を、追い詰めた。]
(113) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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[声がやんで、足首に、痛みを感じる。 見ると、二本の腕が、つかんでいる。その先には。]
「なあ。この脚、俺にくれよ。」
[片足のない彼が、壊れた笑みを浮かべている。
ああ。ああ。 震える声が、喉から漏れた。覚悟を決めて、受け入れよう。]
いいよ。ユージ。僕の脚、持ってって。走って。山の神に、なって。
(115) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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[次の瞬間。 凄まじい痛みが、左脚を襲った。]
ごめんね、ユージ。
[薄れる意識。僕は今、ちゃんと笑顔を作れているだろうか。]
(116) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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ユージ、ゆるさないで。
[どこか遠くで、チャイムの音が、聞こえた気がする**]
(117) 2014/05/05(Mon) 23時半頃
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[部室棟の廊下で、一体のマネキンが、壁にもたれるように座っている。
そのマネキンの左足は、膝から下がなく。まるで強い力によって無理やり引きちぎられたかのような断面から、おびただしい量の血が流れている。
右手には、中学の名前が書かれたたすき。その校名が、都筑 新の母校だということを知っている人も、いるだろう。 とても大事な宝物のように、かたくかたく、握りしめている**]
(119) 2014/05/06(Tue) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/05/06(Tue) 00時頃
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