118 冷たい校舎村【R15】
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/14(Mon) 00時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/14(Mon) 00時半頃
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―昨晩・教室にて―
[すっかり存在を忘れていた結城のマネキンを見て具合が悪くなってしまった自分を、陸に教室まで運んでもらった。>>4:215 申し訳なく思いつつも、体力の限界を感じそのまま教室で眠りにつく。 眠る前にぐるりと辺りを見渡したが、由良と智明の姿は見当たらなかった。 今思えば、その時に彼らを探しに行けばよかったんだ。 そう思ったときには既に遅かったのだけれど]
(1) 2014/04/14(Mon) 00時半頃
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[午前、8:50。今日もまた、チャイムの音が鳴った。 …は妙な胸騒ぎを覚えて夢から覚める。 なぜか、由良の声が聞こえた気がした。>>4:234しかし周りを見渡しても彼の姿は見当たらない。嫌な、予感がする]
ゆら…?
[何かに呼ばれた気がして、教室の窓から外を見てみる。 雪は相変わらず、しんしんと世界を白く染めていた。 ふと、校庭に視線を落とす。 目に入ったのは赤く、雪を美しく染め上げる、見覚えのある服を着たマネキン。 心臓が、一瞬にして凍りついた]
(2) 2014/04/14(Mon) 00時半頃
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そんな、まさか。 まさか……まさかッ!!
[医者にはあまり激しい運動はするなと言われていた。それでも、その時ばかりは全身の力を使って校舎の入り口の扉へと駆け出した。 器官がひゅうと音を立て、肺が潰れそうだった。それでも、足は止まらない。 嘘だ、嘘だ!!絶対違う!絶対に由良じゃない!あれはただのマネキンで、由良は、由良は……]
[辿り着いた玄関の扉を開けようとガチャガチャと力任せに引っ張るが、もちろん開かない。しかし、玄関から見える校庭の真ん中にあるのは、疑う余地もなく彼の物だとわかってしまった。 だって誰よりも近くで彼を見ていたのだ。見間違えるはずがない。
あのマネキンは、由良なのだ。
今までのどんな発作よりも、激しい痛みが…の心臓を貫いた。 まるで雪の女王に心を氷漬けにされたカイのように、心臓から全身へ体が凍りついて行くようだった]
(3) 2014/04/14(Mon) 00時半頃
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……せよ。 出せよ、出せよここからッ!!! 早くここを開けろッッ!!! 頼むから、頼むから……
由良のところに、行かせてください……かみさま…… おねがいします……
[願って扉が開くなら、皆こんな苦労はしなかっただろう。…は自分の体が冷たく冷え切るのも気付かず、ひたすら扉に縋って泣き続けた。 他の級友たちがそれを見つけるまで、そこから彼は動けないだろう]
(4) 2014/04/14(Mon) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/14(Mon) 00時半頃
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[声をかけてくれた陸>>11と玲斗>>13にただ首を横に振って答える。 わからないのだ。足に力を入れて立つ方法が。涙を止めて、笑顔になる方法が。 もうどうやっても思い出せないのだ。 この世界を抜けて、現実に帰っただけ?だって、もしそうじゃなかったら。 現実に帰っても彼がいなかったら。
そんな現実なんて帰る意味なんてない]
[ねえ由良、どこへ行っちゃったんだよ、俺を置いてさ]
[わかったんだ、由良がいないと、笑顔にすらなれない]
[ねえ、]
[呼吸って、どうやってしてたっけ]
(14) 2014/04/14(Mon) 01時半頃
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ッ!!げほッげほげほ、ごほ、ごほッ あああ、う、ッ!!ああ、連れてってよ、置いていかない、で、 ひとりにしないでよ、げほッ、かはッ
[冷え切った体に精神的な負担。発作が起きるのは必然だった。 息がうまくできない。構うもんか。死んで、由良の元へ行けるなら、もういい。どうせ放っておいたって、遅かれ早かれだ。 うまく息を吸えないまま、叫ぶように呼び続ける。 もう戻らない、愛しい人の名前を。
ただ、由良、由良と。
そのまま…は気を失うまで叫ぶのをやめなかった**]
(15) 2014/04/14(Mon) 01時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/14(Mon) 01時半頃
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──これは夢?──
[「千景」
優しく頭を撫でる手と、安心する声に目を開く。目を細めて笑う青年に甘えるように額を擦りつけてみた。微かな笑い声が頭上から降ってくる。暖かい、いつもと何ら変わらぬ彼との戯れ。彼がどこにも行かないように服の裾を掴みながら、問いかける。 ずっと一緒だよね。俺を置いてどこかに行かないでね、と。]
[しかし…の言葉に困ったような表情を見せると、彼はごめんと謝った。 謝らないで、その言葉は嫌いだ。やんわりと優しく相手を拒否する否定の言葉。謝られるのは嫌いなんだ。
行かないで。そう言って、彼に縋ろうとして、自分の全身にぬるっとした物伝っているのがわかった。 むせ返るような、鉄の匂い。
「最後まで一緒にいてやれなくて、ごめんね」
そう言って目の前でぱっと消えてしまった彼の代わりにあるのは、雪に埋もれたマネキン。…の全身は、いつの間にか彼の血で真っ赤に染まっていた。ごめん、もう一度だけ、彼の声が耳元に聞こえる。 そこで…は自分の悲鳴と一緒に現実の世界へと引き戻される。 消毒液の香り。ここは、保健室だろうか]
(69) 2014/04/14(Mon) 21時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/14(Mon) 21時頃
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[夢の中の自分の悲鳴と同時にがばっと起き上がる。 保健室、だろうか。あぁそうだ自分が気絶したんだっけ。 もう発作は収まっているのか、息は吸えた。 保健室内にいる友人たちを一人一人見渡す]
……あれ、俺、どうやってここにきたんだ……?
[誰かが運んでくれたんだろうか。ぼんやりした頭で考える]
(95) 2014/04/14(Mon) 23時半頃
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あ、うん、ありがと……運んでくれたんだ。 体調は大丈夫。もう元気だよ。
[運んでくれた玲斗>>98にお礼を言うと…は不自然な位いつも通りに笑って見せた。 しかし目は腫れぼったく赤くなり、どことなくやつれた目元が…を病的に見せる。]
やだなー風邪がどんどん悪化しちゃって、咳で倒れるなんて体力のなさを恨むね。
[あはは、と軽い調子の笑い声。まだ、自分の病気の事が周囲に知られている事を知らないのだ]
(101) 2014/04/15(Tue) 00時頃
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[>>102玲斗の頭を撫でる手が、由良の手と重なって、再び目の奥が熱くなる。重なるのに、全然違うんだ。これは由良じゃない。その事実が更に胸を締め付けた。 それでも笑顔を作り、いつものように元気よくぴょんとベッドから飛び降りる。そうする事でしか、自分を保つことができなかった]
心配しなくても大丈夫だって!玲斗が言ったんだろ?由良は元の世界に帰ったんだろうって。 俺、それ信じてるからさ。
[嘘だ。信じてたって、大丈夫なんかじゃない。 だって、今ここに由良はいないんだから。]
俺……俺、ちょっとぶらついてくる。眠気覚ましにさ。 しばらくしたら……教室に、戻るよ……。
[そう言って心配してくれる玲斗にへにゃりと笑って見せて、保健室を出て行く。孤独を嫌う自分が、初めて望んで孤独になりたいと思った。 彼の居ない世界では、どこもかしこも色あせて見えてしまったのだ**]
(103) 2014/04/15(Tue) 00時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/15(Tue) 00時半頃
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──彷徨った末辿り着いた、図書室にて──
[もうけつしてさびしくはない なんべんさびしくないと云つたとこで またさびしくなるのはきまつてゐる けれどもここはこれでいいのだ すべてさびしさと悲傷とを焚いて ひとはとうめいな軌道をすすむ
書かれた文字をゆっくりと指でなぞり、口に出して読んでみる。静かな図書館で、ぽつりと響くその声は頼りなく消えて行った。
乗り越えるにはきっかけが居る。何事もそうだ。しかしこの閉じ込められた世界で、大切な人を失って、どうやってきっかけを探せと言うのか。 …にはいまだに思い出せなかった。いつものように気持ちを奮い立たせる方法が。精一杯、後悔なく生き抜く決意が。全て、由良と共に消えてなくなってしまったようだった]
(132) 2014/04/15(Tue) 17時頃
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……頑張れたのって、笑顔で居られたのって、由良が居たからなんだ
[だってほら、今自分は、生きる意味すら見出せないじゃないか。進むことも戻る事もできず、…は胸に本を抱いたまま図書館の隅で小さく蹲った。
けふはぼくのたましひは疾み 烏さへ正視ができない あいつはちやうどいまごろから つめたい青銅の病室で 透明薔薇の火に燃される ほんたうに けれども妹よ けふはぼくもあんまりひどいから やなぎの花もとらない
あぁ、そういえば彼の妹も、病気だった。 もう出尽くしたと思った涙が一筋だけ、頬を伝って落ちていく。 いつしか…は再び夢の中へ落ちていくのだった**]
(133) 2014/04/15(Tue) 17時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/15(Tue) 17時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/15(Tue) 17時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/15(Tue) 21時頃
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/15(Tue) 23時半頃
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[ふと目が覚めると辺りは仄かに薄暗く、時計を見ると夜の八時を大きく上回っている。身体が冷え切っている。ケホ、と小さく咳を零した]
……ずっとここに居ても、仕方ないか。玲斗に教室に戻るって言っちゃってたし、そろそろ行かないと……。
[緩慢な動作でのろのろと立ち上がり、胸に抱いた本を棚に戻そうとした。が、少し考えるとそのまま持っていく事にする。一応、貸出カードには名前を書いた]
[そのまま図書室の扉を開けて廊下に出ようとしたが、扉の取っ手はまるで氷のように冷たく、一瞬手を引っ込める。いつの間にここはこんなに寒くなっていたのだろう…は気を取り直して今一度扉を開けようとした。しかし……]
……?開かない……?
[扉はまるで氷漬けにされたかのようにビクともしなかった。まさか、この雪のせいで凍ってしまったのだろうか?だからこの取っ手もこんなに冷たいのか?…はドンドンと扉を叩きながら大声を上げた]
(165) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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誰かいる?おーい!誰かー!聞こえないー?! 扉が開かなくなっちゃったんだ、誰かー!
[大声を出したせいでケホ、ケホと軽い咳が出る。しかしこれだけ声を張り上げても人の足音も声も聞こえてこなかった。もちろん、相変わらず扉も動かない。参ったなあ、誰かに見つけて貰えるまで、このままか。…が困ったようにため息をついた、その時。 「クスクス」 背後から、誰かの笑い声が聞こえてきた。]
だ、だれ?誰かいるの?
[誰も居ないと思っていた…は飛び上がりながら問いかける。しかし、後ろを振り向いて目に入った存在は。小さく色白で、華奢な。その男子生徒は、まるで……]
お、俺?!
[そう、まるで…そのものだった。…の姿をした少年は、クスクスと笑いながら口を開く。声もまるで、自分と同じに聞こえた]
『嘘つき千景。臆病千景』
は?!お前なんだよ、ま、ままさか、お、おば、おばけ…ッ
[蒼白な顔をして震える…を余所に、少年は歌うように言葉を繋ぐ]
(167) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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『この世界は時が止まっている。ただ現在だけの世界。俺が望んだ、未来がない世界。本当は外の世界に何か出たくないんでしょ?だって外に出たら、時が進んでしまう。俺の時間も、進んでしまう』
そんな訳ないだろ!皆が順番に居なくなる世界なんて…!
『嘘つき』
[少年はニタリと口を三日月型に歪めながら厭らしく微笑んだ]
『俺はここに来た時思ったよ。由良に触れられる度に。あぁこのまま時が止まれば良いって。由良とずっと一緒に居たいって。だから俺、積極的に帰る方法探さなかったもん。良いじゃん、皆でずっとここに居ようよ。俺はこの現象を起こした犯人に感謝すらしただろ?』
してない!ふざけんな!いい加減な事言うなよ!!こんな所もう嫌だ……っ、帰してよ……!
『でもそれってさ』
[耳の奥、鼓膜に直接声が響く]
『由良が死んでしまったからだろう?』
(169) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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[腕に持っていた本が、バサリと音を立てて床に落ちた。両目から流れる涙は何故か氷水のように冷たい。呆然とした表情ではらはらと涙を零す…に、少年は問いかける]
『ねえ、由良に会いたい?』
[最早条件反射だけで首を縦に振るその様子を見て、少年は再びクスクスと笑う。そして良い方法を用意したよ、と囁くと…を図書室の中央へと引っ張って行く。
いつの間に用意されていたのか、そこには天井から吊るされた一本の縄と、一つの椅子。
これにどういう意味があるのか、…だってわかっている。自然と体は恐怖を思い出す。あれだけ自分が嫌っていた、死への恐怖だ。
…の背中を少年は柔らかく押した。由良に会いたいんでしょ、と。 …はその言葉を聞くとガタガタと震えながらも、躊躇いなくその椅子に立ち、首に縄をかけた]
(170) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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[ふと、扉がノックされる音が聞こえた気がする。それに、夏野と玲斗の声も。 二人の声に、…は少しだけほっと息を吐いた。
憎まれ口ばかり叩いていたけど、いつも率直に自分の文章への意見を言ってくれた夏野。 どこか壁を作りながらも、いつも自分を気にかけてくれた優しい玲斗。
…は、二人とも大好きだった。 最後の時に、孤独を感じさせないでくれてありがとう。
ふと横を見下ろすと、あれほど厭らしく笑っていた千景の姿をした少年は、今やとても優しい笑顔でその様子を見ている。その笑顔はどこか由良を思い出させて。 あぁ、これでやっと君に会いに行ける]
……夏野、玲斗、それにみんなも。 ごめんね。どうか、みんなは無事に帰れますように。
[橘千景は震える膝に目一杯力を入れて、椅子を蹴った。苦しみは、一瞬だった]
(171) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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[友人たちがその…の姿を見つけるのはいつの事になるだろうか。 図書室の真ん中、まるでマリオネットのように天井から吊るされた白いマネキン。 そのマネキンと一緒に本のページが一枚天井から吊るされていた。 もし本に詳しい者がいたら、そのページに書かれた言葉を見て気付くかもしれない。
それは橘千景が以前好きだと言っていた、とある小説の一説だと。]
[さあ、切符をしっかり持っておいで。 お前はもう夢の鉄道の中でなしに本当の世界の火やはげしい波の中を大股にまっすぐあるいて行かなければいけない。 天の川のなかでたった一つのほんとうのその切符を決しておまえはなくしてはいけない。]
(172) 2014/04/15(Tue) 23時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/04/16(Wed) 00時頃
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