97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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[駒鳥の脆く儚い音色は、硝子の鳴き声を最期に完全に途絶えた]
ゴートリンゲンの旋律が解けた……。 ロバート様の死を以って、音律に終符が。
――音域天使《メロディ・レンジェル》達がその力を結集して封印した。 太古の中に隠匿されし、ゴートリンゲンの音律《コール》。
不完全百合天律…≪リリスコール≫は…鎮まった。
[駒鳥の舞い散る、硝子の残響は、不快を催す雑音の筈なのに。 最期に響いたのは、生命の気を伴う様な、魂までも聴く者の心を掴み軋ませる。 そんな、不完全な不協和音だからこそかも知れない、音色だった]
(1) 2013/10/04(Fri) 02時頃
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[周囲を照らす、浄罪に焼き尽くす光。 堕ちた駒鳥を前に、今演奏は、オルガンの音色を残して微弱に休幕を降ろしていて。 助けに行くならば、今しかない]
…………ッ
[聖堂の十字、随分と危険極まりない場所だが。 チェレスタを救出する事を優先する為に、少年は様子を窺いつつ、チェレスタの元へ近づくべく]
(2) 2013/10/04(Fri) 02時半頃
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[浄化の旋律を模した、福音の賛美歌。 処刑《エグゼキュシオン》の毒奏。
世界を滅びの零へ帰す、絶望に彩られし渇愛の葬送歌が響く。 そして、毒奏は独唱にも転じ、他の旋律を否定する。 頭が痛い。 優しき、安楽死の処刑執行の旋律が、少年の脳を酷く軋ませる高音として襲い掛かる。
チェレスタを救出すべく追い求めながらも、その音律の波動に襲われ。 度々、その歌に抗う為の旋律を力強く口ずさむ]
(15) 2013/10/04(Fri) 03時頃
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यारासेनाइ कोनोसेकाइनो 《世界はアリアの舞台には広く》
ओरेनोउतामो दारेनोउतामो 《世界は幾億物の音楽で満ち溢れて》
ताकाकुहिबिकिवातारु कोनोसेन्रित्सुओ 《果てに漸く協奏に響く空の高さを知る――》
[この詩も、何処の旋律も、否定は出来ない。 喩え雑音《ノイズ》の様にしか思えなかったゴートリンゲンの音色でも。 あの散り際に鳴り響いた、硝子の風花を思えばこそ、その歌は流れて。
重なりを覚える《指揮存在》の意思に、鎖は緋色に響き]
(16) 2013/10/04(Fri) 03時頃
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[《奏者》を無くし《調律》を無くし、その天使の声の途切れた音色の器。 ゆらゆらぁり、酷く不安定に、十字の角でその身を揺らす。 少年は屋根を目指すべく、駆け出しながら、緋色の鎖に唇を]
(21) 2013/10/04(Fri) 03時半頃
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[淡々とした演奏の中でも、意識の繋がりは感じられたろう。 思い悩む様、具体的な意志の言葉は出ない。 演奏中に、特に言葉でなく直接意識で言葉を交わす事が、酷く邪魔になる事も理解していない筈がない。 それでも、言葉を捜しながら、少年の鎖から意識は彼へと伸びて]
(-9) 2013/10/04(Fri) 03時半頃
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…………チェレスタが初め、操られた時も感じてた。
イーシュの時だって。 あの、森を崩したあいつの時も。 もちろん、今も。
[時々を挙げれば、察するだろうか。 その命を散らした時、旋律が不穏に転じた時。 それら、《指揮存在》として、傍観者である時の]
(-10) 2013/10/04(Fri) 03時半頃
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……《指揮者》って……
旋律の全部を導いて……聴く為には……。 絶対に何もしちゃいけない。そういう"役割"、なのか…?
[責める積りで無いのは、微かに退けた弱い口調から伝わるだろうか。 然し、それでも尚、それを聴く事に意味はあるのか。 少年自身感じながら、遠慮がちながら、彼の意志を聞きたいと。 奇しくも丁度、ロバートの事を話している機に合わせて]
(-11) 2013/10/04(Fri) 03時半頃
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[天から落ちた駒鳥。否、ロバートの最期の奏でを想い。 死したイーシュ。森と潰えたのだろうか、黒曜の男を浮かべ。
滅びの歌に抗いながらも、何か苦しげな表情を少年は浮かべながら。 軋む、十字架が折れるより前に頼む、と壁を廻る植物にも手を出し、屋根へ]
(24) 2013/10/04(Fri) 03時半頃
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……そうじゃなくてっ!
俺が、云いたいのは…。 馬鹿みたいな、お人好しな所もあるのに。 本当にお前は、何も出来ない"役割"に縛られて。
――ずっと。
[そう、"知る"限りでも、何千年以上も、あらゆる時も関係が無く]
(-14) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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俺は――。
まだ、俺自身の価値観しか、ロクに知らない 自分の気持ちばっか優先して、勝手動く奴だよ。
[だから、永遠に近い時間、触れ合う事で導き出された価値観。 それに至るには、余りにも時間と経験の差は、谷より深く]
(-15) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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だけど。 俺に、お前とのキズナが巻きついた時、想ってた。
近くで歌えるといいのに。 お前の音に触れられると良いのに。
――――……"今度は"。
傍にいられるといいのに。
[今度、その音にした記憶に、彼は覚えているだろうか。 気の遠くなる昔に離れたひとり。永遠の中では、そんな存在の夜色を]
(-16) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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勝手な想いで、押し付けの願いで。
ひとりの、祈り《ウタ》で。
[願い続けた執着にも似た想いは、長い祈りの意志の鎖で]
俺がいるだけでも、お前の何かに鳴れたら……。
[嘗て『アルト』の旋律と共に広げた歌の翼は、今も確かに在る。 想いで繋げた、キズナの鎖を巻く、夜色の羽]
(-17) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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……ごめん。やっぱり、云ってるのは俺の気持ちばかりだ。
[最後やがて、ぽつりとそう、居た堪れない様な小声と、顔を伏せていた**]
(-18) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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[物憂げに伏せる表情、しかし、掠れた声で、《聴こえた》一語の歌。 物思いを置き直し、少年は十字架軋む、屋根への最後の道を登り切る]
――チェレスタッ!!
[教会の天井、いや頂上に聳える十字架。 恐ろしく随分とした不安定な状態、そこに揺れる身体。 身を乗り出し、下を眺めず、痛む損傷抱えたチェレスタの身体へ、大きくその腕を伸ばした**]
(31) 2013/10/04(Fri) 04時頃
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……毒奏でも……。
[スト、んと聴こえた気持ちに欠片同士が合わさる小気味良い音色。 唯世界の調和の為、瞼を閉じ見過ごす。のでは無い。
美しい楽曲の調べを信じる、お人好しな奴。 喩え独善で、悲愴で、絶望に暮れた毒奏でさえもやがて射し込む光を信じたがっている?]
――――あぁ…。
[指揮存在故の思いなら、やがて自分もそうなるかも知れない。 然し少年の中に抱えた悩みは、曇天を振り払う晴空の旋律の様に消え去って]
(-28) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[彼の音に、今少しでも触れられた気がした]
…………馬鹿似非神父。 俺は"俺"だ。
[心に初め問いかけられた、そんな彼の言葉に。 強く断言した、自分の心]
(-29) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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過去にどんな想いが残されても。 この鎖は、唯ひとり、俺に巻きついたキズナ。
俺が、望んだから、現れたキズナの証だ。
まだ、指揮存在の力なんて俺にはわからない。 だけど、俺の音からお前の音に触れて、感じて。
このキズナに奏でられるのは、俺だけの特権。
馬鹿正直で、そして死んだ"あいつ"とは違う。 俺は、お前の音が聴きたい。だから此処にいるんだ。
(-30) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[堕天使の死に啓かれし新約の扉から得た物は、"知識"]
――それに俺。 "あいつ"の名前知らないし。
["記憶"でなく"知識"の様、嘗ての片翼の死を前に、少年にそれらは流れた。 この身この瞳に焼き付く想い出は無く、顕れたのは譜面に描かれた旋律の刻みの様。 遥か昔流れた天庭の音律、罪と片翼の天使の足取り。 然し、鏡無き己の顔を窺えない様に、少年は"前の自分"の名を知らずにいて]
(-31) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[伸ばした腕は、足を掴むのに心許無い。 チェレスタの手足は自由なのに、無理に動かせばスータンが裂ける。 然し、目一杯伸ばされる腕と腕が、後少しで繋がろうとした時。
ぎぎきゃ、めぎぎぎ。
限界を迎えた十字が折れ、チェレスタを不安定ながら宙に固定したそれは潰え。
聖堂の空に、朽ち果てし聖天十字《セイントクロス》が舞う]
(44) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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それじゃ、最後に、似非神父には教えておくよ。 俺のこと。
[迷い無い瞳で、十字を眺めながら、彼に語り掛ける言葉は晴れやかに]
(-32) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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元はこの時代、英国の普通の家に生まれて機関に引き取られた。 知られた通り、余り素直でも無いが、気持ちには正直なつもり。 忘れぽいから、この通りちゃんとした挨拶も見落としがち。 甘い物が好き、苦いのは簡便だけど辛いのは嫌いじゃない。 一目惚れ体質、なのかな…。これはお前には内緒。
あと子供扱い。何となく解るんだからな。 ……俺のコト、何歳くらいに視てんだよ。
[最後に、拗ねた様に、彼に軟い詰問の口調で詰めて]
(-33) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[宙舞う、十字架と共に、再び落ちるチェレスタの身体。 どれだけ腕を伸ばそうとも、決して届かない位置]
――チェレスターーーッ!!
[だから少年は、躊躇いも迷いも無い、強い瞳のまま。 翼も失いその身体で。
屋根を強く蹴り、聖堂の宙を、飛んだ]
(45) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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――――… オスカー="アルト"・ヴィルヘニア。
[独白の様紡ぐ詞、少年だけの名前。 "今"の『アルト』の名]
(-34) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[宙空で、少年はチェレスタの身体を強く捉えた。 両腕で抱き締め、その傷つき繊細な、音色の器を壊さぬ様、護る。 壊すまい、と旋律の泉たるその身を、包み込み、守護する。
そして少年の身体は、チェレスタ共々、倫敦の天に躍る]
(46) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[大地に近づく身体。 何故だかはらりと零れた、透明な雫。 だけど夜色の髪は短くて。 空に棚引かない。
何時か何処かで知りえた気のする光景。
だけど、舞い散る旋律は、終死と絶望の大地なんかじゃない]
(47) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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始めまして。で…よろしく…な。似非神父。
["始まり"を改まって奏でた、数音の"再現"の旋律が、彼との間にだけ流れた*]
(-35) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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[楽曲の運命は、旋律の展開は、大きく関与され動き出した]
――わ、ぷっ!
[唯であれば地面に叩き付けられるその身体。 チェレスタを抱き締めた、その身も丸ごと受け止めたのは。 聖堂から伝う、生命に溢れる護りの蔓。 護る者失くした蔓茨が、生命の躍動と共に、蔓の中確かに二人を受け止めた*]
(48) 2013/10/04(Fri) 15時半頃
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/* この天使様とんでもない鬼畜ドゲスちゃん把握した wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww うわあい、力強い再会だねよかったね!!!
(-39) 2013/10/04(Fri) 19時半頃
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[腕の中、壊す物かと大事に抱えたチェレスタ、音色の器は無事。 薄く細く、耳元で、アルトを呼ぶ声が聴こえた]
ああ……この、バカ。
なくな云って、何でないてるんだよ。
[涙を純粋に受け取る、幼くも柔らかい心と指が、目尻に触れた。 そのチェレスタの頬こそ、却って濡れてるのに]
(64) 2013/10/04(Fri) 22時頃
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