84 ― 手紙 ―
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―― 自室・昨日深夜 ――
[帰宅してからもしばらくは手紙を開くことが出来ず ようやく封を切ったのは深夜の時間帯になってからだった。
封筒の中身すら、元上官らしい清廉なものだ。 入っていたのは漂白されたような青白さすら感じる便箋が一枚と、片道の汽車のチケットが一枚。]
…………。
[手紙を読み進めていくうちに、穏やかだった表情は徐々に引き締まったものに変わっていく。 まるで、警察官だったころのように。]
(13) 2013/05/27(Mon) 21時頃
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―― 自室・翌朝 ――
[久しぶりにベッドで眠った青年は、まだ街も覚めやらぬ早朝に目を覚ます。 これもまた、警察官だったころの名残。]
……お見通しですね。
[今までずっと、喉の奥に引っ掛かったようにしてあった思い。 言い聞かせて宥めてきたけれど、それを再び引きずり出した手紙は机の上に広げられたまま。
手紙には近況の報告と、ある仕事の誘いが細かく書かれていた。 それは警察官とは少し違っているそれだが、青年の心の奥底で燻り続けていた思いを形にするには十分なものだった。]
戻ると言ったなら、何と言われるでしょうね――
[口にして思うかべるは職質から知り合った友人のこと。 彼に出した手紙の返事は未だ来ていない。手紙の中で願ったそれが叶うことがあれば、そのリアクションも期待できたのだろうけれど]
(14) 2013/05/27(Mon) 21時半頃
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[机の上の上官の手紙の下には、広げられたままの原稿用紙。 もう最後の章に突入しているジュヴナイル。
今あの職業に戻るのなら、この小説というものは手放さなければならない。 手放さなくとも、しばらくは書き上げることは難しいだろう。
選ぶことは容易く、しかし手放すことは難しい。 ――否、手放したくない。 手紙のやりとりででも、楽しみにしていると言ってくれた人がいる。 いっそのこと、上官の手紙など届かなかったと破り捨ててしまおうか。二転三転する思いに揺さぶられ、手紙を取ろうとしたそのとき]
……っ、お、まちください。
[玄関先でチャイムが鳴る。 不意のそれに驚きぎこちなく返事をしつつも、指先はとうとう手紙を引き裂くことはなかった。]
(17) 2013/05/27(Mon) 21時半頃
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[玄関先に姿を現したのは、ウェーズリーだった。 いつもより早めの訪問に驚きつつ、手紙を受け取る。]
はは、昨日は夜更かししなかったものですから。 はい、ありがとうございます。
[いつものように雑談を交わし、礼を述べて見送る。 扉が止まる刹那、待ってほしいと唇は開きかけたが、声になることはなかった。]
――……。
[手元にある、2通の手紙。 どちらも手紙でのやり取りが長い相手だ。
先ずは何も考えずにそれを読もうかと、自室へと引き返した。]
(20) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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―― 自室 ――
[先ず封を切ったのは、特徴的な文字で宛名の書かれた手紙。]
ああ、彼の字だ。 ……いや、でも……?
[前回とは違う、いつもと同じ筆跡。 しかしやはりどことなく違和感を感じるのは何故だろう。 無理やり乱雑に書いたようにも、取れなくもない。
それでも彼のファンである青年はそれ以上の詮索はやめて 便箋に目を通していった。]
くまが、三匹。 ああ、あれですね。
[青年も好きだったそれを思い出しながら、微笑を浮かべ。 けれど最後には少し、切なげに眸を伏せた。]
(22) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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[次に封を切るのは、美しい孔雀の切手が貼られた手紙。 彼女の名を見るだけでも、元気を貰っている青年がいる。 常と同じ穏やかな顔で、その便箋を開いた。]
――――……、
[初めは表情はそのままだったが、視線を滑らせていくにつれゆっくりとそれは変化していく。
驚きと、無と、悲しみと。 常のように相槌を打つ声は、でなかった。]
……あなたは、
[便箋がふわりと手元から落ちて、机の上に広がった。]
誰よりも、勇敢ですよ。
[そう、直接伝えられたら。 しかしもう手紙を出しても、すぐに彼女の目に届くことはないのだろう。]
(23) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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/* ミナカタ先生大人気!すごいな!
(-10) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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/* >懸命に首を振り、鈴を鳴らそうとする子猫を抱き
ミナさんかーわーいい そんなミナさんと交流があるのは私だけですね、ふふふ。
(-11) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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[手紙の返事を書こうと、一度ペンを取り上げる。 しかし暫し考え、それを置いた。 先にすべきことがあると、気がついたのだ。
身支度を整えると、上官からの手紙を片手に早朝の肌寒い外気の中に飛び込む。 向かう先は中央の役場。電話という便利なものが発明されて久しいが、未だ一般家庭には行き渡ってはいない。 故に、その電話を借りにいくつもりで]
(27) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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/* フラグ乱立してるなー 私はまだ行かなくても平気だけれどね、終わりだったりするのかな?
(-14) 2013/05/27(Mon) 22時頃
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―― 電話口にて ―― ――ジェフリー・キースです。 ……ご無沙汰しております。
お手紙、ありがとうございます。 私でよければ、お受けしたいと……ええ、……
――、ですが一つだけ条件が……
………… ……
(28) 2013/05/27(Mon) 22時半頃
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―― 再び自室・昼下がり ――
[帰宅後、すぐに机に向かった。 薄茶の便箋を選び抜くといつものように文字を綴っていく。
だが文体は少し、違っていた。 問いかける言葉は省き、淡々と思いを、伝えていく。]
……、よし。
[一つだけ、撒いた種は。 そう遠くない未来に花咲くよう、願うもの。]
(30) 2013/05/27(Mon) 22時半頃
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―― ジェフリーから届く手紙 ――
[常と変わらぬ薄茶の便箋に やや角ばった筆圧の強い文字が並んでいる。]
(-17) 2013/05/27(Mon) 22時半頃
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セシルさんへ
お返事ありがとうございます。
宛名の件は、細かいことをすみません。 どうぞあまりお気になさらないでくださいね。
私もその絵本、好きですよ。 懐かしくて久しぶりに引っ張り出して読んでみたところです。
絵本はまだ、挑戦したことがありません。 ですがお手にとって貰えるなら、挑戦してみますね。
誰かに喜んでいただけるなら、どんな嘘でも良いことだと思います。 つい見栄を張ったり、悪い心でついてしまうこともありますけれど、だからといって日常の些細な嘘は、いけないことだとは思いません。 (少し、熱くなりすぎましたでしょうか?)
(-18) 2013/05/27(Mon) 22時半頃
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実は少し、執筆行が忙しくなりそうでして しばらくお手紙を出すことが出来なくなるかもしれません。 ですから、この手紙に返信は結構です。
ですが、私がセシルさんのファンであることは これからもずっと真実で、変わることはないでしょう。
またお会いできる日を、楽しみにして。
Prends soin de toi. Jeffrey Keith
追伸:実はこの手紙の中で一つ、嘘をつきました。 日常の中の嘘が、良い方向に花開くことを私が証明してみせます!
[最後の一文は常と変わらず力強く、それでもどこか朗らかに綴られていた。]
(-19) 2013/05/27(Mon) 22時半頃
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[もう一通、届いた手紙への返事は、今は書かないことにした。 それもまた遠くない未来に、必ず返事をすると決意してのこと。]
今日は掃除日和ですね。
[空を切り取る窓は青々と美しく、白い雲がゆったりと空を流れていく。 ナイチンゲールはそこにいない、歌声も聞こえない。 けれど、晴れた空はとても気持ちが良かった。]
――よし!
[椅子から立ち上がると大きく伸びをして、長らく使っていなかった箒に手を伸ばす。 晴れた空の下に窓硝子を開け、掃除に取り掛かることにした。
いつこの場所を離れてもいいように**]
(33) 2013/05/27(Mon) 23時頃
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/* フラグ撒いたけど私じゃなくても!というアレで>いつこの場所を〜
嘘のことはちょっとわかりづらいかなあ、でもそれくらいの意気込みで頑張るってことです。
(-23) 2013/05/27(Mon) 23時頃
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