31 グロい村
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…………ァ!! [白衣の男にしがみつかれて、受身取れぬまま押し倒される。 背中から胸を貫いたのは、老人の折れた枯れ枝のような大腿骨か。
腹へと深く突き刺さる錆びたショベルの欠片は、既に腹裂かれたときに消化液で溶けてしまったハラワタに、ずぶりと深くめり込んだ。
ごふ、と吐いた赤い塊は、血の塊と食ったものだけでなく、粥状に蕩けた腹腔の中身。 塩辛のように細切れで半ば溶けたそれが、錆びた鉄片を掴みだそうとする男の指に絡み、ジュウと皮膚を溶かすか。]
(8) 2011/05/17(Tue) 07時半頃
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くすリぅ…… [濁った目で、縋るように医者を見上げた。
ここまで壊れてしまったからだが動くのは、病に侵されたせいならば、 病が癒えた時に、このからだは一体どうなってしまうのだろうか。
学の無く、この国の言葉も僅かしかわからぬ男には、そんなことは分からなかった。]
…うぅ、…ぁぅ…… ィしゃさm,なおりル…? [ぺしぺしと叩かれるたびに小さな声をあげて喘ぎ、やがて気を失ってしまう。 束の間眠るうちに、腹から零れた内臓は老人の身体に根付き、背中に刺さった老人の折れた足は、すっかり癒着してしまうだろう。]
(9) 2011/05/17(Tue) 07時半頃
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[目覚めるのはおそらく、日が高くなってから。 その時に同僚の僧に聞かされるだろう。
あのお嬢様は素晴らしく腐っていた。アレは良い薬になりそうだと。
かつて行き倒れていた狗を戯れに拾って世話をした僧は言う。 儂はお前のように腐れて餓鬼道に堕ちたりはせぬよと哂う。 既に人であることの尊厳も自我も、何もかも腐れてしまった狗には、その言葉はもう理解することができなかった。**]
(10) 2011/05/17(Tue) 07時半頃
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はら…へっちゅァ……
[飢えと乾きと痛みと、おつかいと。 腐りきった頭で考えられるのはそのくらい。
老人の骨をしゃぶるも、それだけでは満足できず、 腐食した鉄片も腹に刺さったままで、よろよろと歩き始める。]
(20) 2011/05/17(Tue) 23時半頃
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…くすリ…… [ポツリと一言呟いて、日の落ちた森の中を彷徨う。
最早既に、生きてはおらぬ。 心の臓はとうに、鼓動を刻むのを止めている。 身体蝕む病の菌だけが、腐りきった脳髄を、神経を、都合よく繋ぎ合わせて、動かしている。 更なる宿主に巣食い、この疫病を広めるためだけに。
墓地の死体置き場に向かった医者と、その案内として往く僧たちの前に、男は腐り落ちた身体を引きずって、ふらりと現れた。 縺れた長い黒髪と、青ざめた顔の左半分だけがかろうじて原型をとどめているものの、 残りは焼け爛れ、腐り落ち、蟲が涌き、破れた皮の下から中身がこぼれ落ちていく。
グル…と低く呻ると同時、地を蹴って一人に襲いかかった。 猛獣の如く襲いかかる動きは、腐食した身体とは思えぬほどに素早い。 抑制も制御も失った身体は筋組織の限界を無視して、枯れ枝のような僧を押し倒し、喉笛に喰らいつく。 次のを蹴りつけ、爪が剥がれるのも構わずに顔面を掻き、其の次の奴の膝をへし折る。
動くたびにびちゃりと撥ねる膿混じりの体液は、忌むべき疫病を撒き散らしていく。 それも全て、身体に巣食った病のおもうままだ。]
(32) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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[悲鳴上げて逃げ去る僧たちの背中をぼんやりと眺め、 ふと振り返った視線の先、クスリを貰った金髪の男の姿が目に入るか。]
…グ………。 [ぷつぷつと弾け千切れる四肢の筋。 それに頓着することはなく、飢えた視線で彼を見据えた。]
(33) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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