人狼議事


169 きみがおとなになるまえに

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【人】 小娘 ゾーイ

[ おとなにも、分からないことはあるのだ。

 ふとした瞬間に、少女は知る。
 後を追い、人混みを通りぬけながら、
 振り返る。みんなのためのこどもが、
 みんなのために、立っていた場所。]

 うれしいのかしら
 さみしいのかしら
 みんなに、もとめられて、

[ もう、そこに女の子はいない。
 おとなたちが、取り残されたように、
 そこにいるだけ。

 世界に取り残されたおとなたち。]

(9) 2015/09/21(Mon) 01時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ── あの子と、お話できないかしら

[ ぽつん、と人混みに紛れるような呟き。
 きっと、あの子たちにしかわからない。
 ずっと、"こども"している、あの子たちにしか。

 ひとつだけ分かったのは、
 世界で一番かわいい、みんなの女の子は、
 確かに、とってもかわいくて、愛くるしくて、
 とても遠い。

 ステージも、あの子も、とても、遠い。**]

(10) 2015/09/21(Mon) 01時頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 01時頃


【人】 小娘 ゾーイ

[ 懸命にステージを見つめていた視界は、
 ちか、ちか、またたくようで。

 あのとき話したすきとおった男の子も、
 いつかは、あそこに、立っていたのだ。

 いつかは、あの場所に。
 ちいさな身体に、視線を受けて。]

 でも、あの子たちだって、
 ともだちが欲しいかもしれないわ

[ くちびるをとがらせて、
 自信と楽観と、ふてくされた気持ちが言葉を作る。
 地面をつまさきで蹴りながら、
 低い、低いこどもの視線より、スタッフの姿を探す。]

(52) 2015/09/21(Mon) 20時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 聞いてみたっていいでしょ
 最初からだめなんて言わないで

[ そう言った頃合いに、さまよう視線は、
 客と会話をする、制服を着たスタッフ>>44に、
 ぴたり、と、止まって。]

 ── いた、

[ 言うなり、ひらりと男の手をはなして、
 少女は、また、人混みを縫うように。]

(53) 2015/09/21(Mon) 20時頃

【人】 小娘 ゾーイ


[ と、たたた、たん。軽い足音が響く。]
.

(54) 2015/09/21(Mon) 20時頃

【人】 小娘 ゾーイ


 ── ねえ!

[ スタッフと、着物の女>>44の間に、
 割り込むようにして、口を挟む。

 鼻を掠める、甘い香り。]

 さっきの、ショーに出てた子に会いたいの

[ こどもは、こどものやり方で。
 胸を張って、堂々と、高らかに、
 "頼む"という言葉の意味さえ、知らないみたいに、
 まっすぐ、おとなを見上げる。]

(56) 2015/09/21(Mon) 20時頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ 何を言うのか、と制服のおとなは笑って、
 呆れたように、こどもから、顔を上げて、
 視線は人混みの中、保護者を探す。

 きっと、男もじきにたどり着く頃合いだろうけど、
 少女は、]

 いいでしょ、少しだけ
 話してみたいの
 あとは、歌を──、歌を教えてもらうだけよ

[ おねがい、と制服の袖を引く。
 とはいえ、正面から頼み込んで、
 そう簡単に"はい、どうぞ"だなんて言われるわけもなく、]

 ── ケチ!

[ 不満気な表情で、べえ、と舌を出す。
 それも、男がやって来るまで。*]

(57) 2015/09/21(Mon) 20時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 20時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

[ ぽん、と頭に触れた手にも、不満気な表情は変わらず。
 この人、わかっちゃないわ、なにも。とでも言いたげに、
 言葉を紡ぎかけた小さな口は、

 突然、降ってきた声>>61に、
 ふいと視線を移す。甘い香りが降りてくる。

 そうして、ほら、と言わんばかりに、勝ち誇った顔で。]

 少しお話がしたいって、それだけよ
 わたしが、人攫いにでも見える?

[ 援護を受けて、きゃんきゃんと。
 保護者が止めないのを良いことに、
 食い下がろうと、そうしたときのこと、]

(79) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 あーーーー!

[ 叫ぶ。確かめるように、まばたき。
 それでも女の子>>74が消えないとなれば、
 くるり、と身体の向きを変えて。

 駆け寄るほどの距離もなかったので、
 勢いを持て余して、こどもは跳ねる。

 ── ジェフ、ジェフ!
 さっきのステージに出てた子だわ

 ねえ、わたし、さっきのショー、見てたのよ!
 とても、すてきだった

[ そうして、言葉を男と、現れたこどもに向けて、
 声高にはしゃぐ。人目なんて、知らないままに。*]

(80) 2015/09/21(Mon) 22時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 すてきだったわ、とても!
 ねえ、あの歌、あなたのふるさとの歌?

[ 聞き覚えのないメロディ。
 というだけでは、なく。
 こどもを、こどもとして魅せるシアター。
 おとなのための"夢の国"にて、
 彼女の歌は、どこか、異色で。

 また、畳み掛けるように、言葉を投げながら、
 まっすぐに、深い、深い色をした瞳を、見つめて。

 降ってきた言葉>>87に、ふと、
 思い出したように、問う。]

 ── ねえ、あなたも、

[ 思い出したように、声をひそめて。*]

(90) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【秘】 小娘 ゾーイ → 双子 夕顔


 ── ピーターパンになったの?
.

(-15) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【独】 小娘 ゾーイ

/*
わーーー読み違えたごめんなさい

(-17) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【独】 小娘 ゾーイ

/*
(歌を知らないのでぐぐってごまかしてる中身)

(-18) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 うん、だって、
 あなたたちみたいに、
 上手に歌えないから
 悔しいじゃない

[ たとえ、彼女たちが途方もない時間を、
 人を喜ばせる力のために、費やしていたとしても。
  
 あっけらかんと言い放つ少女は、
 遠慮にも、申し訳無さとか、
 そういうたぐいの感情にも、疎い。]

(94) 2015/09/22(Tue) 00時頃

【人】 小娘 ゾーイ

 そうなのね、なんだか、
 前の子のと、ちがって見えたから
 でも、ふるさとの歌も、聞いてみたかったわ

[ なんてことはなさげに、けらけらと笑う。
 軽い笑い声も、おさまる頃、
 そ、と返された囁きに、息をひそめて、

 それから、]

(96) 2015/09/22(Tue) 00時頃

【秘】 小娘 ゾーイ → 双子 夕顔

[ お返事に、よく動く瞳は、
 静かに、まっすぐに、視線を向けたまま、
 ゆっくりと、口を開く。]

 そうね、

[ きっと、鳶色にはない深い色を、
 まっすぐに、まっすぐに、見つめて。]

 わたしも、わたしよ
 ほかのだれのものでもない
 わたしのための、わたし

[ きっと、それが一番たいせつね。

 そう、囁きは等しい目線を、
 まっすぐに飛び交う。]

(-23) 2015/09/22(Tue) 00時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ 静かな声は、まばたきひとつで、
 切り替わるように、失われるように、
 くるん、と視線を移した少女は、
 おとなたちを見上げた。]

 ねえ、

[ 声は、同じ目線の高さを持つ、
 傍らの少女]

 あのひと、あなたのおともだち?

(101) 2015/09/22(Tue) 00時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ もう立ち去ろうとしている甘い香り>>99
 興味の色を灯した瞳は、
 少女と女の間を、数度行き来して。]

 変わったお洋服、着てるのね
 あなたたちふたりとも

[ 行かなくてもいいの?とは、
 不要な問いだったかも、しれない。**]

(102) 2015/09/22(Tue) 00時半頃

小娘 ゾーイは、メモを貼った。

2015/09/22(Tue) 00時半頃


【人】 小娘 ゾーイ

 好き。雨のにおいがすきよ
 なんだか、わくわくするの
 何かがはじまりそうで

[ 雨は好きかと問う声>>103に、屈託無く答える。
 きらきらと、期待を瞳に宿して、
 あ、あ、あ、とあとにつづく。]

 "そら、ひとつ、しずく"
 "天のめぐみ、そらは──、"

[ たどたどしくも、のびやかに。
 音程に難あり、と称されども、
 物怖じをしないことだけは、確か。]

(173) 2015/09/22(Tue) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

[ ひとしきり歌えば、視線に、くるんと瞳をまわして、
 満足げに、笑う。楽しかったと。]

 ── だけど、ここのおとなは、
 あそびの邪魔ばかりするじゃない

[ さっきの出来事を、根に持つように、
 こどもは、唇をとがらせて、
 ちら、と制服のおとなを見上げた。]

 それに、わたし、
 ひとに拍手してもらうために歌うわけじゃないもの

[ けろりとした顔で返しては、右手を差し出す。]

(174) 2015/09/22(Tue) 23時半頃

【人】 小娘 ゾーイ

 ゾーイよ
 まだしばらく、ここにいる予定だから、
 また、会えるかも

[ そのときには今より上手に歌ってみせるわ、なんて、
 こどもらしい口約束を取り付け、手を振った。
 さよなら、と、背中を見送った。**]

(175) 2015/09/22(Tue) 23時半頃

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