人狼議事


162 冷たい校舎村3-1

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【人】 読書家 ケイト

[恵冬の呼びかけには、返事が戻ってくる気配すらなかった。
薄ら寒さすら感じる廊下を歩みながら、ぶるっと小さく身震いする]

ロビンちゃん、いったいどこに……。

[何も見逃さないように、廊下の様子に目を凝らした。
その瞬間、視界の端で微かに揺れたのは、吊り下げられた折り紙の輪。

びくりと足を止め、行く先で揺れるそれを見守る。
なんだろう、という不安への回答は、頬を微かに撫でた空気として現れた]

(9) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

……風?

[どこか、窓が開いているのだろうか。
少し拍子抜けした気分で、風が流れてきた方向を見遣る。

チャイムの音が響き渡るのは、その直後>>#0

葬式を知らせるみたいな不吉な響きに、どうしようもなく体が強張る。

思い出すのは、血だまりに沈む風子のマネキン]

(10) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

やだ、どうして……。

[今このタイミングで、チャイムが鳴るのだろう。

窓の外は暗い。
こんな時間に、チャイムなどなるものだったろうか。

――今の時間は、いったいどれくらい?]

ろ、ロビンちゃん……。
どこ?

[折角奮い立たせた気持ちが、風船みたいに爆ぜてしぼんでしまいそうだった。
足が震える。

でも、きっとひとりぼっちでいるのであろう彼女を、見つけなきゃ]

(11) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

[自分の足音が、まるで足を引きずってるみたいに重く聞こえる。
少し歩けば、目の前に開かれた窓が見えた。

そっか、風はあそこから流れてきていたんだ……。

疑問は解けたのに、不安が増してゆくのは何故だろう。
喉元まで込み上げた恐怖で、息が詰まって窒息してしまいそうだ。

あそこに行くべきじゃない。
そう直感が訴えるのに、足は機械的に動き続けて]

(12) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト




[窓の外、身を乗り出して覗いた景色に広がるのは――]

(13) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

――っ、や、だ。

[全ての物音が、止まってしまったみたいだ。
髪を揺らしてく風の感触も、もう他人事みたいに遠い。

掠れた声で呟いて、ずるりと窓の脇に座り込んだ。
口元を押さえて、壁にもたれかかりながら項垂れる。

見開いた瞳の先、見えるのは硬く冷たい廊下のはずなのに、今見た光景が目に焼き付いて消えない]

(14) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

[ふわりと広がる、薄いブラウン。
闇の中にしらじらと浮かぶのは、制服を胸元まで赤く染めた、一体のマネキン>>3:303

傍らに転がるナイフが、矢羽みたいに側に転がっていた]

……うそ。

[冗談だって、この状況が見せた性質の悪い冗談だって、誰かそう言ってほしい。
現実を拒否するみたいな言葉が零れ落ち、がくがくと震える自分の体を抱きしめた]

(15) 2015/06/26(Fri) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

[ねぇ、ロビンちゃん教えて。


    一体誰が、哀れなコマドリを殺したの……?**]

(16) 2015/06/26(Fri) 01時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 01時半頃


【人】 読書家 ケイト

[繰り返し思い出すのは、最後に掴みそびれてしまった手のことだった。

保健室で、ひなこの手を捉えようと伸ばした指先が空を掻く。
逃げるように去ってゆく彼女の背中で、薄いブラウンの髪がふわりと揺れていた。

あれが、ひなこを見た最後の瞬間で。

もしあの時、きちんと手を摑まえられていたら、状況は何か変わっていたのだろうか。

誰かが駆け寄ってくる足音>>33がしたけれど、恵冬は顔を上げられなかった。
けいちゃん、と呼ぶ声が聞こえて、ようやくそれが誰だか認識する]

(43) 2015/06/26(Fri) 18時頃

【人】 読書家 ケイト

[何か言わなくちゃ。
こんな所で座り込んでいたら、きっと気を使わせてしまう。

そう思ってのろのろと顔を上げたのに、何を言おうと考えた瞬間、目の奥が熱くなった。
不恰好に歪んだ視界に涙の兆候を見てとって、一生懸命瞬きを繰り返す。

けれど、泣いちゃだめだと思えば思うほど、滲む涙を抑えきれない。
小さくしゃくりあげて、唇をわななかせる]

……ろびん、ちゃん。

[新たな声>>36にやっとのことでそうこたえて、小刻みに肩を震わせた]

い、いなく、なっちゃった。

[帆北を見上げ、そこまで伝えたのが限界だった。
頬を涙が伝って零れ、口元を押さえて項垂れる]

(44) 2015/06/26(Fri) 18時頃

【人】 読書家 ケイト

[声を殺して、次から次へと溢れ出る涙で頬を濡らした。

下手な慰めがなかったことが、逆にとてもありがたい。
何か一言でも優しい言葉を掛けられたら、このまま立ち上がれなくなってしまいそうだったから。

“コマドリは…どうして殺されちゃったんだろう”

いつか、ひなこに訊かれた言葉>>1:291が脳裏によみがえる。
恵冬には、もうその答えを導き出せそうになかった。

コマドリを殺した雀の、気持ちを推し量ることもできない――]

(45) 2015/06/26(Fri) 18時頃

【人】 読書家 ケイト

ご、ごめんね。
もうへいき、すこしおちついた、から。

[そうやってたどたどしいながらも言葉を紡いで、立ち上がったのはしばらく後。
ごしごしと目元をぬぐって、帆北と秋野を交互に見つめる]

教室にもどるの、私も賛成、するね。
みんな一緒にいないと、また誰か、いなくなっちゃうかもしれないもの。

[今度は、さっきより少しまともな声がでた。
重く沈んだ胸の内で、その事にほんのわずかながら安堵が込み上げる]

(46) 2015/06/26(Fri) 18時頃

【人】 読書家 ケイト

秋野くん、だいじょうぶ?

[ひなこが保健室を飛び出す切っ掛けになった、彼とのやり取りを思い出す。
声を掛けたのは、彼があの一件を気に病んでいなければいいなと思ったから]

無理、しないでね。
……みんなで教室に帰ろう?

[ひなこへとそうしたように、彼へ向けて掌を差し出す。

そうしたら、掴みそびれた冷たい手を思い出し、また少し目元に涙がにじんだ**]

(47) 2015/06/26(Fri) 18時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 18時頃


【人】 読書家 ケイト

[差し伸べた手を、秋野がとってくれることはなかった。
その代わりに零されたのは、もし、という仮定>>49

もし、俺が“ホスト”だったとしたら。

瞬時に表情がこわばったのは、自分自身にもその可能性があることを思い出したからだった。

誰が“ホスト”なのか。
どうして、文化祭を思わせるこの世界にみんなを取り込んだのか。

その問いの矛先は、他の級友たちにだけでなく、自分自身にも向いている。
自分の胸を貫くかもしれないその切っ先から、目を逸らしきれない]

(63) 2015/06/26(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[けれど、その仮定に続く秋野の言葉>>50が、息を詰まらせた恵冬の怯えを和らげた。

そうだ、確かにこの校舎に呼び集められた面々に、メンバーの誰かの命を奪いたいほどの殺意など、あるわけがない。
見つかったマネキンたちは、確かにむごい有様だったかもしれない。

でも、それでも、みんな和気藹々と文化祭を盛り上げようと協力し合っていた。
その思い出だけは、偽りがあると思えない。

帆北がさらに同様の意を示した>>57ことで、ようやっと、微かな笑みが唇に浮かぶ。
みんな、やっぱり優しくて。

だから、この世界は怖い場所じゃないと、信じられそうな気がした]

(64) 2015/06/26(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

……わたし、も。

みんなを追い詰めて、傷つけたりなんかしない。
そう、思いたい。

[囁くような声でそう呟いて、二人へと弱々しいながら微笑みを向ける。

自分自身の深層心理なんてわからない。
だから、無責任に断定なんてできなかったけれど。

今感じている胸の温かさは、きっと信じても構わないものだと、そう思うから]

(65) 2015/06/26(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[ひなこを探してひとり彷徨った校内は怖ろしかったけれど、三人で教室へと向かう帰路には恐ろしさは欠片ほども残っていなかった。

それは、先を歩む帆北の頼りになる背中>>58のおかげかもしれないし、近くにいる秋野のおかげかもしれない。
いずれにせよ、心強さから二人への感謝は募り、張り詰めていた気持ちにもいくばくかの余裕が舞い戻る]

……“ホスト”になっている誰かは、

[おもむろに恵冬が切り出したのは、教室が見えてきた頃だった。
歩みは止めず、独り言みたいにぽつりと、続ける]

みんなを追い詰めたいんじゃなければ、どうしてほしいのかな?

自分でも気づかない胸の奥深くで、“助けてほしい”って思っているのかな……。

[だから皆を、ここに呼んだのだろうか]

(66) 2015/06/26(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[他の理由が思い浮かばなくて、それ以上は言葉が続かない。
恵冬の問いかけが終わるのと、教室の扉の前にたどり着いたのはほぼ同じくらいの時間だった。

教室へ踏み入るのを躊躇したのは、七尾の事を思い出したからだ。
ひなこのことを任されたのに、恵冬は結局彼女を繋ぎとめられなかった。

彼女は先に戻ってきているだろうか。
もしそうなら、恵冬たちの報告を悲しむだろうか。

胸の前でぎゅっと手を握り、自分自身を奮い立たせる。
でもきっと、向きあわなければ前に進むことはできない。

覚悟を固めて、教室へと踏み込んだ*]

(67) 2015/06/26(Fri) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

――教室――

[教室には、先に戻ってきた誰かの姿があっただろうか。
それとも、恵冬たちが一番乗りだっただろうか。

昨日当校した時に比べ、随分と寂しくなったように感じるそこで、恵冬は真っ先にチョークを手にとった。

『渡り廊下の下に、ロビンちゃんに似たマネキン』

白い文字でそう文章を綴り、口を噤む。
黒板に残されたひなこの丁寧で綺麗な文字>>1:307が、今はただただ胸に痛い。

彼女が、ここじゃない元の世界で元気にしていますように。
声に出さずに、小さく祈る*]

(68) 2015/06/26(Fri) 22時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 22時頃


【人】 読書家 ケイト

[教室に人が増えるたび、ひとつまたひとつと黒板に書きこまれる、『増えたマネキン』と『消えた級友』の名。

恵冬が実際に目にしたのは、風子とひなこのそれだけだ。
けれど、与り知らぬところで、もう何人も大切な級友が消えている。

あぁ、そっか。
徹くんもいなくなってしまったんだ……。

七尾の手で書き込まれた名>>87に哀しさと心許なさを噛み締めて、ぎゅっと唇を引き結んだ。

残ったのは、まだ元の世界に帰れずにいると思われるのは、全部でこの6人きり。
教室を見回して、残された顔ぶれを確認する。

――きっとこの中にまだ、この世界の“ホスト”がいる]

(112) 2015/06/27(Sat) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

[窓の外には深い闇。
朝の訪れはまだ遠いと感じさせる、重たく濃い暗色の風景。

けれど、夜は陽が昇るその直前が最も暗いというから。
残された自分たちの世界にも、朝日が差し込む事を、胸の内でそっと祈る。

そんな風にしていると、ぽつりぽつりと零れはじめる言葉たち。
ひときわ強く気を引かれたのは、秋野が告げた法則>>108だった]

チャイムの、時間。

私ぜんぜん気付かなかったけれど、たしかにそうかもしれない……。

[夜、朝、そして夜。
級友達が消えてゆくタイミングには、確かに規則性があった。

恵冬が覚えている限りでも、風子が消えた時も、ひなこが消えた時も、チャイムの音が鳴り響いていた]

(113) 2015/06/27(Sat) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

8時、50分なんだ。

いつもそうなら、時間に何か理由があるのかな……?

[チャイムが特定の時間を知らせて響くなら、そこに何らかの理由はあるように思われる。
恵冬にはその関連性が見いだせないけれど、ひとつのキーワードであるのは違いないだろう。

そうしてもうひとつ提示されるのは、しずくが消えた時の様子>>110
4階にいたはずの彼女が、玄関のところでマネキンになっていたという実例。

そういえば、マネキンたちは校舎の外で見つかることも多いようだ。
それが、“元の世界に戻れる”という証明になるかはわからないけれど、この学校から出ることはできた]

(114) 2015/06/27(Sat) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

……私も、そうした方が良いと思う。

だって、知らない内に誰かいなくなってしまうの、すごく悲しいもの。

[みんなバラバラに行動していたら、誰が残っていて、誰がいないのかわからない。
いつ、いなくなってしまったのかも。

何より、秋野が言うように、みんなでいる方が安心する。
七尾と秋野の言葉に頷いて、提案に同意を示した。

そんな折だろうか、聞こえてきたのは、文化祭を懐かしむ帆北の声>>109]

(115) 2015/06/27(Sat) 01時頃

【人】 読書家 ケイト

うん、私も。

……文化祭、すごく楽しかった。
何度も「あの時に戻りたいな」って、そう思ったんだ。

[もしかしたら、自分が“ホスト”かもしれない。
そんな懸念を忘れて、素直な感想が口から零れ落ちる。

みんな同じなんだと思ったら、こんな状況なのになんだか嬉しくて、幸せで。

自分の気持ちを認めてもいいんだと、すごく安心した**]

(116) 2015/06/27(Sat) 01時頃

読書家 ケイトは、メモを貼った。

2015/06/27(Sat) 01時半頃


【独】 読書家 ケイト

/*
マネキンは外で見つかる事も多いよね、って打ったけれど、読み返してすごく原作の先入観がある事に気付いて口からたましい……!

さ、三人校舎の外なら、多いと言える、よね……?(おろっ)

(-73) 2015/06/27(Sat) 01時半頃

【人】 読書家 ケイト

……あっ!

[教室を満たす穏やかな話し声の中、少し物思いに沈んでいた恵冬が唐突に声を上げたのは、神楽の言葉>>128が耳に入ったからだった]

そういえば私、神楽くんには“ホスト”のこと、話してない……。
えと、色々とあったから……。

[上手く彼と言葉を交わす機会が得られなかった、という事もある。
恵冬自身が、目まぐるしく起こる様々なできごとに、翻弄されていたのも事実だ。

とはいえ、理由はどうあれ彼にだけ話が伝わっていないというのは申し訳なかった。
恵冬が縮こまっている間に、秋野と織部が簡素な説明>>130>>132をし、帆北が細部を丁寧に補足する>>141>>142

何を言うわけでもないけれど、彼ら三人と神楽へ向けて、無言でぺこりと頭を下げた
みんなありがとう、ごめんなさいの意!]

(143) 2015/06/27(Sat) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

……あの、もし明日になって、まだこの校舎にみんなが残っていたら、だけれど。

一度、みんなで一緒に4階、のぼってみたらどうかな?

[恵冬も、お化け屋敷がどんな状況なのかは確認できていない。
けれど、4階全部がそうなのだとしたら、実際の規模より随分と膨らんだ世界だ。

誰がホストなのか、まではわからないかもしれないけれど。
みんなで何か探したら、手掛かりくらいは見つけられるかもしれない。

授業で意見を述べるみたいに、ちいさく手を上げてそう提案する]

(144) 2015/06/27(Sat) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

秋野くんが言うみたいに、“ホスト”は嫌なこと、思い出したくないかもしれないけれど。

みんなと一緒なら心強いんじゃないかな、って。

[もちろん、恵冬自身がホストだったとしても。
言葉を足して、教室のみんなへ順に視線を向けた]

(145) 2015/06/27(Sat) 22時頃

【人】 読書家 ケイト

[帆北が静かに語るのは、彼の失くした記憶の話>>146>>147

恵冬は、彼が記憶喪失だとは知っていた。
でも、それに伴う彼の葛藤を知ったのは、推し量ろうと思ったのは、これがはじめてだ。

健五郎はすごいねぇ、という秋野の言葉>>149に頷く]

……私も、帆北くんはすごいなと思う。

[決意を固めて、それをはっきりと口に出す。
それは考えているよりずっと難しくて、勇気のいる行為だ。

声に出してしまえば、それに対する責任が伴うから。

それができる彼をとても強い人だと思うし、羨ましくも、ある]

(150) 2015/06/27(Sat) 23時頃

【人】 読書家 ケイト

[いつもなら、きっとそこで終わっていただろう。

羨ましいな、あんな風になれたらいいな。

そんなやんわりとした言葉で自分を慰めて、そうしてそれで満足するのだ。
でも、今は。この場所では。

“ホスト”だったとしても、そうじゃなかったとしても、きっと恵冬も結論を出さなければならない。

文字が綴る物語の世界から、顔を上げなくては*]

(151) 2015/06/27(Sat) 23時頃

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