39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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[つるりとした頭の殿方と、会話はどれ程あっただろうか。 名前を互いに名乗るくらいの会話は、したかもしれない。]
あら、どうされたの?
[けれど、彼は鷺の停車場へつくと、そこで降りようとするから。 帽子の女は、首を傾げた。
もしかすれば、男は唯、煙草を吸いに束の間のつもりで 降りるつもりだったのかもしれず。 発車までの間が短いと知らなかったのかもしれない。
それとも、夢から目覚めた《思い出した》のか……―――。]
(8) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[嗚呼、停車の時間が短いとは、放送が知らせているから。 ならば、彼はきっと夢から醒めたのだろう。]
どうか、行く先にさいわいがありますように。
[琥珀で出来た大木のようなホームが、遠ざかって行く。 窓を開けて放った言の葉、彼に届いただろうか。
手にしていた白鳥の羽がふわり。 1つ風に乗り、別れの餞に。
女は、風に帽子をさらわれぬよう、片手で押え 暫く遠ざかる停車場を見ていた。 離れていくのは汽車の方なのに、何故か此方が見送る気分になる不思議は何故か。
もう、はるか遠く遠く、彼の人のつるりとした頭なぞ、米粒ほども見えなくなってから女は窓を閉めた。]
(14) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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/* 何故かを2回同じ文章で使ってしまtt ニールさんと話出来ず残念すぎたorz
(-5) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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少し話しただけの方との別れを 寂しいと思う気持ちは、私にもあるのね。
[すとん――と、座席に腰を、そして苦笑を一つ落とす。
ガタゴトと揺れる振動に身を任せ、 思い出すのは先に逝った夫のこと。
彼が亡くなった時、唯ひとつの涙も虹青の眸からは溢れず……。 その眸を閉ざして、思い出したことから何かを探るよう 女は思案するようにその場に*]
(19) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/31(Mon) 23時頃
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― 3号車 ―
[女は、一人己の追憶に耽る。 脇を誰がすりぬけようと、気にすることなく……。
女の、自らの親よりも高齢だった夫は、 先日神という存在があるのならば、その元へ旅立った。 だから、きっと、こうして己はは1人自由に旅をしている ――……のだと女は思う。
肝心なところは、霞が掛ったように思い出せないのだけれど。]
想いを寄せられる相手がいるというのは、 とても素敵なこと。
[どれくらい記憶の海を彷徨っていたか。 そっと開けた視界には、きっと誰も今はいないのだろう。
記憶は深海から浅瀬へ、汽車の中の風景に近い時を彷徨う。]
(67) 2011/10/31(Mon) 23時半頃
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[この車両で、第三者からは愛を紡いでいるようだった2人。 羨ましいと言ったのは嘘ではない。
この車両に手を引いた老婆。 例え、老衰故に記憶が混濁していたのだとしても、 少女のような表情ができるのは羨ましいと思った。
――……女は、彼女が生涯1人身であったとは知らない。 知ればそれはそれで、羨ましいと思うのだろう。 隣の芝は、酷く青く輝いて見える。]
いっそ私が男であったなら……―――
[物ごころついてから、何度となく零した台詞。 流れ行く景色に零して、頭を振った。
何かツキリと脳裏に引っかかるものがあるけれど、 形にはならない。]
(69) 2011/10/31(Mon) 23時半頃
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あら、車掌さん。御機嫌よう。
[つまらぬ独り言、聴かれた訳ではないだろうけれど。 取り繕った唇だけの笑みを、会釈くれた車掌に向ける。 彼が脇を通るなら、微かに菫の香りを嗅ぐ。]
菫の香り……香水をお付けになってるのかしら?
[尋ねるには弱い、独り言に似た言の葉が唇から零れた。]
(71) 2011/10/31(Mon) 23時半頃
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[顔色……と、言われて無意識に頬にあてる手。 手袋つけぬ感触に、ふっと吐息を零せば、 独り言の尋ねは車掌に聴こえていたようで。]
あら、良いのではなくて?香水も。
[くすくすと音立てて、慌てる相手を束の間からかう。]
菫星の曹達……美味しそうね。 私も飲んでみたいけれど。 給仕さんはサボタージュなのかしら?
[でなければ車掌が給仕などしまい。 もしかすれば、給仕を探しにでもいくのだろうか、と 気がつけば女は唇に弧を描いたまま、引きとめたことを謝罪した。]
(73) 2011/11/01(Tue) 00時頃
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嗚呼、香水は好き嫌いあるものね。 でも、私は花の香り、嫌いではないわ。
[俯く相手の姿に、揶揄いはそれまでに。]
サボタージュなんていって、 給仕さんに悪いこと言ってしまったわね。 ……では、車掌さんのお勧め頂く為に、 食堂車で待っていると、給仕の彼に伝えてちょうだいな。
[後部車両に視線を向ける車掌に、伝言を一つ頼むと 女は持つ名の昆虫のよに、ふわりとスカートを翅のごとく翻した。
車掌と真反対に、進むのは前の車両の方向へ。]
(81) 2011/11/01(Tue) 00時頃
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[「好き」と「嫌いではない」。 確かに、似ていて非なる言葉ではあるけれど。
引かれた線、見えた訳ではない。 けれど、女は微笑を答えに食堂車へと向かう。 だから、彼が4号車へ向かわなかった姿は見ることなく。]
御機嫌よう。
[食堂車、集まる姿は3人だったろうか。 挨拶を向けると、女は1人テーブル席へとついた。 微かに香る菫の香りを感じながら、 眺めるのは車内と、過ぎ行く風景と……――。]
(87) 2011/11/01(Tue) 00時半頃
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[見渡す視界に、白磁の肌を桜色に染める少女の姿。]
そういえば、名前交換してなかったわね。 私は、パピヨンよ。ヨーランダさん。
[菫の香りは、彼女の手元からも香るだろうか。 花の香りに羽ばたく蝶のように、女は微笑み名を名乗る。
その後、何かあれば会話には加わるだろうけれど、 なければ静かに待ち人を待つ態で*]
(90) 2011/11/01(Tue) 01時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/11/01(Tue) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/11/01(Tue) 20時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/11/01(Tue) 21時頃
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― 2号車 ―
あの人の所へ?
[少し雑談を交わしたヨーランダが暇を告げるならば、 去り際の彼女の表情を見て揶揄う言葉を少し向けた。
彼女が去った後、確か銀河ステーションで写真を取っていた彼と、 ネルはまだ2号車にあっただろうか?]
ネルちゃん、絵の方は出来たのかしら?
[在るならば、ふっと思いたって尋ねる事柄。]
もし、できたなら……で良いのだけれど。 旅の思い出に1作品頂けたら、嬉しい。
――……厚かましいお願いかしら。
(110) 2011/11/01(Tue) 21時頃
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[何故、欲しいと思ったのか。 家に帰れば、亡夫が集めた絵画は多くあるのだけれど。
だから、無理を押しとおす気はなく、ただ願う。
もし、ネルの姿が無ければ、それはネルがいた時に、 ふっと女の心に浮かんだ願いに過ぎない。 返事は、あるやなしや。
どちらにせよ、女は菫の香りの飲み物を得ることを目的に、食堂車に未だあり続ける。]
(111) 2011/11/01(Tue) 21時頃
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[ネルの赤く染まる頬は、まるで林檎のようで。 ふっと、脳裏に掠めるのは、幼い日、 パレードの屋台で食べた紅い紅い林檎飴。]
星の絵の具を使うの、それは素敵ね。 ええ、待っているわ。
[断られるかと思っていたから、返ってきた返事に、 常より柔らかく唇が弧を描く。
嗚呼、その時が訪れるならば、 何かこの子にお礼が出来ればいいのだけれど。 そう自然に思うことができる、ささやかな幸せ。 それは、金銭では得れぬものだと、女は知っている。]
(123) 2011/11/01(Tue) 22時頃
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嗚呼、貴方は写真を撮られていたわね。
[絵具を作るというネルを、気をつけてと見送れば、 傍にあった写真の青年に声をかける。
絵画は1点もの。写真は焼き増しがきく。 その言葉は聴こえていたから]
お名前、お聞きしてもいいかしら。 私は、パピヨンよ。
ねぇ、絵と写真と、人物が被写体ならば、 どちらがより真実を描くと貴方はお思いになって?
[名乗りとともに、取りとめのない質問を一つ向けた。]
(132) 2011/11/01(Tue) 22時半頃
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[写真を撮る青年に問いを向けた女の前には、 菫星の曹達が運ばれて在る。
シュワリと弾ける泡に、食堂車にやって来た少女の姿が映った。]
ご機嫌よう。お嬢さん。
[振り返り、声をかける。 そして、青年に向けた問いの答えを待つ間、グラスに唇を寄せるのだった。]
(148) 2011/11/01(Tue) 23時頃
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ヴェスパタイン……。 夕べの祈り……夕暮れに咲く花……だったかしら? 良いお名前ね。
[返る青年の応えに、少し考える間があく。 記憶を探るのは、その名の意味合い。
席を勧められるのならば、断る理由もなく、 ありがとうと席を移った。]
――……そうね。 では、貴方は外面を正確に残す為に写真を?
[描かれるのも撮られるのも嫌いな女は、青年の言葉に返しながら、席に腰を落とす。 彼のアルバムは、まだそこにあるのだろうか。 その中に、己の写真があるとは露にも思わずに。]
(153) 2011/11/01(Tue) 23時頃
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嗚呼、そうね、写真は記録……判る気はするわ。
[だから、きっと苦手なのだろう。 記録は記憶より鮮やかに、第三者に事実を伝えてしまうから。
青年が示す竜胆色のアルバムに視線を落とす。 「見てもよろしくて?」と、帽子の下から虹青の眸が尋ねる。
その背後、挨拶交わした少女が、3号車へと向かっていったのを気配で感じた。]
(171) 2011/11/01(Tue) 23時半頃
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[許しを得ると、女は竜胆色のアルバムの表紙に手をかける。 そこには銀河ステーションの様子もあるのだろう。 老婆の写真があれば、降りたと知らずにお元気になさってるかしらと、慮る表情を見せ。 ネルが食事をしている様子には、相好を崩す。]
あら……―――
[微かに表情に陰りを見せたのは、自分自身の写真に。]
こんな場面、撮られてしまっていたのね。
[苦笑いを浮かべて、手早に頁を捲ってしまう。 そして、ピンボケの写真もあるならば、不思議そうにそれを見て、 「ありがとう」という言葉と共に、裏表紙を閉じた。]
(184) 2011/11/02(Wed) 00時頃
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