人狼議事


233 冷たい校舎村5

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截拳道 カイルは、メモを貼った。

2018/02/17(Sat) 00時頃


截拳道 カイルは、メモを貼った。

2018/02/17(Sat) 00時頃


【独】 截拳道 カイル

/*
俺の勘違いならいいんだけども。どうなんだろうか。

(-4) 2018/02/17(Sat) 00時頃

截拳道 カイルは、メモを貼った。

2018/02/17(Sat) 00時半頃


【独】 截拳道 カイル

/*
全部を知りたいのは予防のため。
嫌いにならないために全て知りたい。

(-11) 2018/02/17(Sat) 00時半頃

【独】 截拳道 カイル

/*
机を蹴って高揚感を得る

(-15) 2018/02/17(Sat) 02時頃

截拳道 カイルは、メモを貼った。

2018/02/17(Sat) 15時半頃


【人】 截拳道 カイル

  ―昨日:2年2組メイド喫茶―

[ メイド喫茶の中には誰もいない。
 ただ、甘ったるい匂い>>1:360が漂っているだけ。
 
 ファンシーなテーブルクロス>>1:361に丸机。
 丸机にはメイド喫茶を思わせるメニューが
 用意されていた。

 それがどうにもきもちがわるいのは
 どうしてだろう。
 ヒクつく喉はうまく唾液を飲み込めない。
 ちららと辺りを見渡した。

 だれも、いない。

 だれも、いないから、だから。 ]

(79) 2018/02/17(Sat) 16時頃

【人】 截拳道 カイル


[ 不意に後ろへ引いた足を
 思い切り椅子目掛けてぶつけてみた。

 ガタン!と大きな音を立てて倒れる椅子を見た。

 それで何か起きたりする訳でもない。
 ただ、何度も蹴り続けてみたわけだが、
 壊れることはなかった。 ]

(80) 2018/02/17(Sat) 16時頃

【人】 截拳道 カイル


  ……は、やっぱ、変なの。キモい。

[ 残るのは足にじんっ、とした痛みだけ。
 それが夢でないことを教えてくれる。

 だが何度蹴っても壊れない椅子が、
 常識を逸して不気味に飾られている。

 鬱憤を晴らすどころか却って居心地の悪さを得ながらも、
 仄かに混ざるのは高揚感。

 ここでなら何したって別に壊れやしないんだなぁ、なんていう。

 ちいさな事実を手に入れた、だけ。
 倒れた椅子を片づけることなく廊下へ出た。 ]

(81) 2018/02/17(Sat) 16時頃

【人】 截拳道 カイル

  ―教室―

[ あの後、3階までぐるりと見渡したが、
 守屋は見つからなかった。

 だが、その他は見つかったから一先ず安心したことを覚えている。
 帰ってきた十朱>>2:446に対して ]

  心配したじゃん。あんま一人で勝手に動くなよ。

[ と、小言めいたことを言いながら笑っていたのはよく覚えている。
 だがそこには黒岩もいたし>>2:431 
 少しの雑談に混じったのも覚えている。 ]

  いつまで此処に居られるんだろうなあ。

[ いつまで此処に居なくちゃダメなんだろう。
 そう言葉にしたのに、間違えたな、なんて思ったのは一瞬だ。
 鼾につられるようにむにゃむにゃ口を動かす俺は簡単に
 その日の意識を手放せたのだから。 ]*

(82) 2018/02/17(Sat) 16時頃

截拳道 カイルは、メモを貼った。

2018/02/17(Sat) 16時頃


【人】 截拳道 カイル


[ 人間観察は何のためか。
 全部知りたいのは、誰のためか。

 突然だけども、みんなは、
 「いやなことがあったら忘れなさい」とか
 言われたことがあるんじゃないかな。

 別にそれに「うん」って素直に頷かなくてもいいけど、
 どんな嫌なことがあったって、
 そのままリアルタイムのまま、
 記憶が保持される事は、ないんじゃあないかな。

 それって普通の事だと思うから、
 それを責めているわけじゃないんだけども。

 俺の場合は違う。
 俺の場合は、そのリアルタイムが今も続いている。 ]

(88) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル


[ だから嫌いになどなりたくない。
 ほんの一瞬でも脳がそう知覚したら、
 俺は許せなくなってしまうだろうから。

 困ったことにこれは人類の30%ではなく、
 世界を巻き込んで60人しかいない。
 なんとも幸運なのか、不運なのか。

 少なくとも俺は、
 双子の片割れであるあの子が俺に残した、
 切っては切れぬ思い出で、呪いだと、
 思い続けている。 ]

(89) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル


[ それにこの呪い、誰だって理解してくれるもんじゃないことも、
 ちゃんと覚えている。

 言葉が操れるようになって、
 最初に母親に向かって俺が言ったこと。 

 「ママはどこにいるの。」

 俺にとっての母親は、
 いつもいつも啜り泣きながら、
 いやだいやだと言っていた。

 でも、まだ瞼もうまく開かない時から
 生まれ落ちた時に感じた温もりと匂いが
 今の母親と違うと告げていたから、
 持ち得る言葉の限りで説明した。

 優しいその人は俺の言葉を最後まで耳にしてくれたけど、
 最後は抱きしめながらこう言った。 ]

(90) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル


[ 「カイくんのその力は、
  ふつうのひとがもってない特別な力なの。
  だから、秘密にしていようね。」って。

 子供ながらにそれ以来、言いつけをしっかり守った。
 俺には理解者などいないのだと覚えた。

 まだ、母親の声も覚えているのに、
 抱きしめてくれる優しいひとを、
 母さんと呼んだ。
 母さんは嬉しそうに喜んだ。 ]

(91) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル


[ 海の音。青と白。いや、違う。
 海の音。そこに広がる赤。

 いつもそばにいたあの子。
 俺の片割れ。
 いつもそばにいないあの子。
 俺の片割れ。

 胸の中に痛みが走るたびに、
 あの子を思い出して、嫌になる。

 嬉しそうに笑う母さんが、嫌になる。
 あの時から、ずっと。 ]

(92) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル


[ だから俺の場合、知っておきたかった。
 全部、全部、知っていたら、失敗しない。
 嫌いになんかならない。

 他人に興味を抱くのは、
 俺の中のその人達に対する
 肯定的な感情が揺らぎそうな時。

 そんな時、注意深く観察する。
 理解できなくともその人を知れたら
 俺は知覚せずに済める道を探せる。

 首を傾げて覗き込んだ瞳の奥の人を。
 好きなままで、楽しい記憶のままで、
 愛せるから、
 だからどうか、失望しない為にも、
 幸福で安らかであれる為にも、
 みんなが素晴らしい人だって、
 夢を見続けさせて欲しかった。 ]*

(93) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル

[ でもそれがもう無理だって、限界だって。
 そう、薄々気づき始めていたから。

 俺の世界を守る為に俺は、――……。

 先、越されちゃったな、って、思う。 ]*

(94) 2018/02/17(Sat) 16時半頃

【人】 截拳道 カイル

  ―昨日―

[ 就寝時間に入る前に、亀森と古守には
 放って行っちゃってごめんって
 頭を下げたことかと思う。
 待っていてくれた人>>64がいたから
 ただいま、なんて言えたんだけども。 ]

  遅くなってごめん。
  心配、かけたかも。

[ なんて言葉とは裏腹に軽い音で教室で
 待っている二人へ。 

[ シャワーはその後に済ませてしまったから
 就寝の際、気にする事は黒岩の鼾しかなく。 ]*

(95) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【人】 截拳道 カイル

  ―教室―

[ そうして目を覚ましたのは8時半過ぎ。
 唯一まともな寝床がある場所は女子に譲った為に、
 快適な眠りとはいえずとも、
 寝袋の恩恵に呑気に感動していた。

 良い環境とはいえない場所で過ごした朝を迎えるが、そこに姿のない者はいて。
 黒板の隅に書き置きを残す>>28 ]

  あんまり眠れなかったのか。

[ さて、そいつは誰だろうと探そうとしたが、
 不思議なことに男子は、俺以外の姿は既になかった。 ]

(96) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【人】 截拳道 カイル



  …………え。
  誰か起こしてくれてもよくない……?


[ 思わぬ展開に呆気に取られながらも起き上がった。

 女子は保健室だったか。
 特に守屋以外で騒ぎはなかったからこれ以上、
 誰か居なくなったとかいう騒ぎはなかったんだろう、と。
 それならわざわざ向かう必要はないか、と
 
 考えながらふと思い出す。 ]

(97) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【人】 截拳道 カイル


  …………あ、椅子。

[ 2年2組のメイド喫茶。
 蹴り続けた椅子は一つだが、
 何個か倒してしまっていたにも関わらず
 片付けていなかったもので。 

 一応、「ちょっと上の階行ってくる。」
 と、永谷海琉の筆跡で黒板に残して。
 教室を抜き足差し足で出て、
 それから二階へ続く階段を目指した。 ]

(98) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【人】 截拳道 カイル

  ―二階:メイド喫茶付近―

[ 保健室のある側を避け、ない側の階段へ。
 そうして一段、一段、登りたどり着いたのは、二階。
 そうしてメイド喫茶が用意された教室に
 入ろうとした時だった。

 チャイムの音>>#0が聞こえた。
 同時に階上から何が倒れる音>>2:454が響く。
 それが椅子の類に思えたのは、
 昨日の俺に心当たりがあったからに他ならない。

 一体、誰がこんな事をしているのか、と。
 片付けも結局せず、階段を登り、
 三階へと向かった。 ]

(99) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【人】 截拳道 カイル

  ―三階:おばけ屋敷前―

[ 音の出所はどこだったが。
 思い出しながら進んだ先、立ち止まったのは
 昨日、俺が素通りしたおばけ屋敷の前>>1:501

 こんな所から何故?
 疑問に思いながらも手をかける。

 何の躊躇いもなく開いた奥の光景>>2:455
 異様な気配に背筋がぶるりと震えた。

 恐る恐ると行った具合に中へと進む。
 扉を閉める音がやけに大きく響いた。 ]*

(100) 2018/02/17(Sat) 17時頃

【独】 截拳道 カイル

/*
探偵役は日向ちゃん最適な気がしてしまうワイ。
海琉は双子の演劇の話を知らないから、なぁ。
そこ気づくのは日向ちゃん良いかと思ってしまう。

(-22) 2018/02/17(Sat) 17時半頃

【独】 截拳道 カイル

/*
でも今日おられない……のよね?
なら申し訳ないけど海琉が見つけてしまおう。

(-23) 2018/02/17(Sat) 17時半頃

【人】 截拳道 カイル

  ―三階:おばけ屋敷―

[ 中は異様な装飾で満たされていた。

 黒の遮光カーテンの上に塗りたくられた赤。
 辛うじて残る黒するも、
 赤で塗り潰すような光景に頬が引き攣る。

 こんな装飾はなされていなかったような気がしながらも、
 見渡たした先、力作だと後輩が胸を張っていた墓石>>2:449
 子どものようにも思える落書きが、
 クレヨンで描かれていた。

 だが、それよりも。
 部屋の中心で揺れているものを見た。
 それはスクリーンで上映されている劇よりもおざなりな、光景。 ]

(101) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル

  …………、………………。

[ 男子生徒の服装を纏った何かが>>2:456
 ゆらゆら、と揺れている。

 近くには倒された椅子が沈黙を守り、
 首吊り死体が異様な室内で残されていた。 ]

(102) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル


[ もしも俺がこの場面で
 双子が出てくる物語>>1:232
 思い浮かべられていたのなら、何か、
 閃くものがあったのかもしれない。

 俺はただ、黒のペンキで塗り潰されたような、
 そのマネキンを見て。 ]


  お前は…………誰だ?


[ なんて、物言わぬ我楽多に問う。 ]

(103) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル


[ 推理にしてはおざなり。
 背格好、髪型を照らし合わせるだけ。
 幸いしたのは背格好の方。

 俺は男子の平均をいく身長だが、
 それを優に超える体格を持つのは、
 委員長と十朱が真っ先に浮かんだ。

 本当に随分前だけど、
 十朱に言ったこともあったっけ。

 「そんなに身長あるなら本ばっか読まずに、
  バスケかバレーしたらいいのにって。」

 無口で物静かで小難しい本ばかり読んでいるイメージから、
 大凡想像できない姿ではあるが、
 俺の中の安楽にその姿は重ならず、
 どちらかというと、十朱の方がらしくは
 感じられた、唯それだけなのだけど。 ]

(104) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル


  なに、これ…………。

[ 頭の中で再生されるのは、熱心に
 役について、演技について、
 芽依に、有川に、語っていた十朱進の姿だが、 ]

  こんなの、十朱進らしく、ないよ。

[ 見上げた先。
 瞳を凝らした先では、その首に
 躊躇いも抵抗も見られず。

 まるで自ら望んで命を手放したかのように
 思える光景に口元を覆う。

 姿形は十朱進のものであるように見えるのに、違和感を得てしまう。
 まるで、何かを演じているような、
 十朱であって十朱でない何か。 ]

(105) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル


[ そこまで考えて、やめた。
 俺は十朱進の何を知っていたのだろう、と。

 問答>>0:396と立ち去る背>>0:607
 ゆっくりと再生される。

 此れは、何なのだろう。
 ただの、マネキン。そう、関係ない筈の。

 だのに俺にはこのマネキンがもう、
 十朱進のようにしか思えず。
 吊り下がる糸すら切ってやらず、
 呆然としたまま見上げ、笑った。 ]

(106) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル


  はは、……満足かよ、それで。

[ 答える声が、
 止める人間が、
 いないことをいい事に、言葉を重ねる。 ]

  演技だとしてもそりゃあ、ないだろ。
  対抗くらいしろよ。
  なんでそんな躊躇いなく死のうとするんだよ。

  まるで、自分が死にたかったみたいに。
  こんなの、全然、十朱進じゃない!

[ はは、と乾いた笑いが漏れる。
 何してるんだろう、という感情と同時に、
 湧き上がるのは不快感。

 級友に対して思う事がなかった筈の感情。 ]

(107) 2018/02/17(Sat) 18時頃

【人】 截拳道 カイル

  

 …………、みんなに知らせなきゃ、なあ。


[ のろりと動き出す。
 頭の中はこう見えてもぐちゃぐちゃなのだが、
 見たくもなかった光景は頭の中、鮮明に。
 ぐるぐると目が回る中、廊下へと出る。

 一箇所に纏めるだとかそんな考え、
 思考の中になかったものだから、
 階段を下る、下る、下る。 ]*

(108) 2018/02/17(Sat) 18時頃

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