165 ― 明後日からの手紙 ―
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[そのメッセージは、まるで自分より年下の子供みたいな文面でした。 ゼリーをねだるかわいい通信にちょっと笑ってしまったのだけれど、だけど困った顔もした。 だって、私にも荷物のおとどけ!わかんない!
画像や音声のように通信にくっつけられない物理のゼリーは、一体どうやってあの子に送ったらいいのかな。 この前のUSBメモリみたいに宇宙に流す? それってホントに届くの?腐っちゃわない?凍っちゃわない? どうしよう!どうしたらいい?
考えながら食糧庫をゴソゴソ漁って、]
…? ゼリー、減ってる。
[食べた記憶はないのに数を減らしたゼリーが数個。 どうしたのかな。消えちゃった? この前のマリーゴールドみたいに? 消えちゃったものは何処に行ったんだろう。 もしかして、欲しい人の所に飛んでいっちゃったのかな。ゼリーを欲しがるあの子みたいな、ハラペコな誰かさんの所へ。]
(6) 2015/07/17(Fri) 17時半頃
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[私は、小さな一口サイズのゼリーを、色気の無い透明ビニール袋にパンパンに詰め込んだ。 おとどけは、相変わらずわかんない! けれどもし欲しい人の所へ飛んで行くなら、あの子の所に届けばいいなあって、そう思って準備だけはしてみたんです。
プラスチックのカップに入ったゼリーは一口サイズ。カラフルでキラキラしてて、まるで宇宙に光る星みたい! 袋の口を綺麗なリボンで縛って、ちょうちょ結びは少し大きめ。
小さな袋にはこれ以上は定員オーバー。ハラペコのあの子にはちょっと少ないかもだけど、おやつでおなかが膨れてしまうのは一大事。だからこれぐらいでいいのです。 でも、まさかその子が人間じゃないなんて、私は思ってもみなかった!
食糧庫のゼリーはお嬢様のデザート用だったけど、だけど、お嬢様≪彼女≫もアンドロイド≪私≫も、もう食べる事は無いのだから、 なら、欲しがる子にあげちゃえばいいよね。
キラキラの詰まったプレゼントを抱いて、さてさて、最後の仕上げにかかりましょう。]
(7) 2015/07/17(Fri) 17時半頃
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[メッセージカードは持って無い。 だから、フルーツ惑星がたっぷり詰まったビニール袋の表面に、]
あしもふさんへ ポーラより
[青色のマジックで、あの子の名前を書いておく。 これなら、お届け先を間違えてもきっと安心。 キラキラのちりばめられた空色リボンは、本当は髪飾り用。だけど一度も使ってないから大丈夫。
最後の最後に、にっこり猫のイラストを描いて吹き出しをつけると、Meow!と鳴き声を付け足した。
たっぷりゼリーは赤緑黄紫。あとは、ピンクオレンジレインボーと、とにかく沢山バリエーション! あの子の口に合えばいいなって、青い少女はイラストに向かってにっこり笑った。]
(-9) 2015/07/17(Fri) 17時半頃
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[本当はクリスマスのプレゼントみたいに綺麗にラッピングしたかったけれど、ここには、そんなものは無いから。 だからこれで許してねって、私は、通信用のデスクの上に包みをそっと乗せる。 ゼリーの好きなあの子の所へ、迷わずちゃんと飛んで行ってね。
お掃除を終えて再び戻った頃、そのプレゼントは消えていました。]
(8) 2015/07/17(Fri) 17時半頃
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[ゼリーの消えたその場所、入れ替わるよう落ちていたのは、消えてしまった筈のマリーゴールド。]
…お帰りなさい。 なの、かなあ。
[あの不思議な出来事から数日が過ぎ、更に自分の予感が正しいのであれば、この花はきっと旅から帰ってきたのだろう。 何処に行ってたの?どんな人と会ってたの? そう、そっと花びらに触れてみれば、揺れた呟きは静かに、静かに、胸にしみて。
驚きはしたものの、花を跳ねのける事はしなかった。 だって、この人も、
―― わたしと おなじ
それきり黙ってしまったオレンジの花を白い両の手で包み込むと、]
(9) 2015/07/17(Fri) 18時頃
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おんなじ
でも、こうして二人、お話できた だから私、嬉しいな
(-10) 2015/07/17(Fri) 18時頃
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[手を開けば、マリーゴールドはまた姿を消した。]
(10) 2015/07/17(Fri) 18時頃
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[デスクの上に出しっぱなしだったリボンの束から、白いレースのリボンが一本、 花と同時に消えてしまった事に、少女は気づかない。
オレンジ色のマリーゴールドは、再びどこかへ。 けれど今度は一人では無く、白い友達を連れて居た。]
(-11) 2015/07/17(Fri) 18時頃
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/* つづきはよるに! みんな台風大丈夫かなー?こっちは今のところ、だいじょうブイブイ
(-12) 2015/07/17(Fri) 18時頃
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/* みんなでアシモフとシルクにおやつ送りまくっている気がする 絶対きのせいではないぞ
(-31) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* おやつ回してるの誰だろうw結構出回ってるね かわいい
(-32) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* イン時間が少なめで、落ちフラグ建てる所まで行けないポーラちゃんであった。 にゃーん
一応落ちでは、目的地到着で旅の終わりを想定している。 そろそろ残り日数を100から大きく減らそう。 4dからでいいかな?
(-33) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* うああああんシルクかわいいかわいい。 かわいいから、ぽーらまた、えづけ、する。 なんかおくる
(-34) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* にゃんにゃかにゃーん(ねむい)
(-37) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* はっ、クレパスお兄さんからの手紙に、はさまってしまった…
(-38) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* にゃんにゃかにゃかにゃかにゃんにゃかにゃかにゃか にゃんにゃんにゃーん
よし、おへんじかく
(-40) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* ・今日の返信 あしもふもふ(すんだ) アイライト(すんだ) アマルテア シルク クリスマス ナユタ
んお?多いな? もしかしたらじかんはみだすやもしれん
(-42) 2015/07/17(Fri) 22時頃
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/* 投票は、モナリザちゃんかな?とおもったのでモナリザちゃんに入れてあるニャン
(-55) 2015/07/17(Fri) 22時半頃
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....はろー? はろー?
最初のメッセージを受信した時は少し驚いたけれど、でも、メッセージとっても嬉しかったから。 だから、お返事しました。 あなたも嬉しく思ってくれていたら、わたしはもっと嬉しいです。
なんでかな。アマルテアさんはとっても優しくて皆が放っておかなさそうな素敵な人なのに、なのに一人なんてとっても不思議。 優しくてやわらかいイメージで、わたしは貴女の事、好きなんだけどなあ。
私は今、友達のアンドロイドと二人きりの、二年近く続く長期旅行の真っ最中です。 けれどある日、あの子は眠ったまま起きなくなっちゃったの。 それから私はずっと一人で、する事は沢山あったけど毎日が楽しく無くて、長い間とても寂しかった。 …あ。船の操縦は最初から自動運転だから、きちんとお家には帰れます。心配しないで。
長い間の独りぼっちは悲しくて寂しくて、楽しく無くて、 だけどね、お返事を書くときだけは、とっても沢山たのしいの。 だから、ありがとうアマルテアさん。
(-95) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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うん。 楽しくて嬉しい事、沢山お話しましょう。もっと貴女の事、知りたいな。
好きな本は、古い古いラブロマンス。 好きな花は、地球固有種植物のデイジー。
好き、だった人は、…分かんない。 好きな人はお父様とお母様と、アンドロイドのコッペリア。 それとそれと、アマルテアさんと、最近メッセージをくれる、顔も知らないお友達!
『だった』の過去形は、好きじゃなくなっちゃ人の事? アマルテアさんは、そんな人が居るのかな。 あ、…ごめんなさい。 わたし、変な事書いちゃった、かも。 話したくない所は内緒のままで、お返事は話したい所だけで大丈夫。 だから、色々聞かせてください。あなたのこと。
寂しがり屋のアマルテアへ 寂しがり屋のポーラより おへんじ、いつでもいいからね?
(-96) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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追伸
愛らしいだなんて、 そんな事言われたらわたし、調子にのっちゃうんだから!
[ちょっと長めな通信のアドレス名は、ポーラ・コッペリウス。 本文は機種依存の無機質な入力文字で、でも追伸の最後には、ポップな青い猫のイラストが手書きでにっこり笑ってた。 ペン型の通信入力デバイスは、こういう時なかなか万能なのである。]
(-97) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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....はろー? はろー?
あなたはだあれ?42時のシルクさん? ――もしかして、ゼリーを食べちゃったのはあなたですか? 初めまして。わたしの名前はポーラです。
キラキラ甘くておいしかったなら、とっても良かった。 美味しく食べてくれるあなたの所に行けて、きっとゼリーも嬉しがってるとおもうな。
[少女の声は笑みを含んで。 嬉しがってくれるなら、それだけで私はとっても嬉しい。 所々にクスクスと笑い声を織り交ぜて、接し方は、まるで同い年の友達みたいに。]
あ、そういえば、 あんまり甘い物ばっかり食べ過ぎると虫歯になっちゃうって、お母様が昔教えてくれたの。 シルクさんは虫歯大丈夫? ポーラは歯磨きしてるから、たぶんへーき!たぶん!
(-99) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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[最後にじゃあねと、通信用のマイクに向かって小さく手を振って。 でも音声データだけだったから、これは多分、シルクさんには届かなさそうだ。]
(-100) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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はろー!コペルニクスのナユタさん! ポーラです。
あれから、目的地までの距離は随分縮まりました。 アルバトロス方面の居住区用コロニーは、もうすぐです。多分あと、二ヵ月以内?
地球には行った事無いけれど、あっちからこの光は見えないのかな。 …なんだかもったいない。 遅刻してきた三つの光は、消えずに私の所に届いています。
プラント施設は今は夏の季節設定で、暑い時期に咲く地球固有種植物がとても美しいです。 お世話は難しいけど、毎日何とか枯らさず頑張ってます。 今日はサンフラワーと紫のモーニンググローリーが綺麗でした。 モーニンググローリーは朝の時間帯にしか咲かないから、サンフラワーの写真を送ります。 頑張って育てたの!
旅は、友達のアンドロイドと二人旅です。 あの子とは産まれた時からずっと一緒で、友達と言うよりは姉妹かも? 二人でならどこへだって行けるって、そう、ずっと思ってた。
(-101) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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…なんだか私、いっぱい喋りすぎちゃった?なんだか恥ずかしいかも。
じゃあね。 寂しがり屋じゃなくなった、コペルニクスのナユタさん。 次はあなたの話もたくさん聞かせてください。
[知ってる。知ってる。 不思議な宇宙は、きっと不思議なお届けをしてくれるって。
USBは無かったけど、薄いディスクに自分の声を保存して。 ケースの表面には青いペンで、
『to ナユタ』
音声データのおまけについていたのは、画像が2枚。 一つは背の高い、黄色い大きな向日葵と、 もうひとつは三つ並んだ綺麗な星。]
(-103) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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[ぱち、]
[ベッドで眠るわたしへ]
[ぱちり]
[今日――、…ううん、最近とっても素敵なお友達が沢山出来ました。 でも会った事はありません。 文字や音声メッセージだけのやり取りだけど、わたしはとっても幸せです。]
[ぱちん]
[楽しいお話、優しい声、それは全部素敵な事。 素敵な事はいつだって、貴女と分け合って生きてきました。 産まれた時からずっとそうです。 だから今、沢山の素敵が貴女と共有できない事を、私は寂しく思います。]
(78) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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[ばちん]
…沢山のお友達が出来たって、 貴女が、居なくちゃ、
[植物用プラント施設、鋏が切り落としたのはまだ若い大きな花。 泣きはしなかった。 アンドロイドは泣かない。少なくとも彼女はそうだった。 わたしは彼女のふりをしているから、だから泣かない。
黄色い大きな花を何本か束ね抱くと、暖かい、色に満ちた部屋を後にした。]
(79) 2015/07/18(Sat) 01時頃
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