80 あの日、僕らが見た空は
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
/* あっ
びっくりした 更新明日かと
(-0) 2013/04/21(Sun) 01時半頃
|
|
[がらり。 瓦礫の欠片が鳴る。 坂と階段の中間のような道の半ばで、少年は一たび足を止めた。四角い空を仰ぎ見る。少しだけ。少しだけ、近付いたように思うのは、ほとんど錯覚に違いない。遥かなあの場所までどれだけかかるものか、全く予想もつかなかった]
[がりがりと。 不味い干し肉を齧りつつ。 がりがりと。 己の指先を齧りつつ。先へ先へ、歩を*続け*]
(3) 2013/04/21(Sun) 03時頃
|
|
/* 神は死んだ!
(-1) 2013/04/21(Sun) 03時頃
|
|
/* Σどくどく
(-6) 2013/04/21(Sun) 12時頃
|
|
[背後から、足音ではない物音が聞こえてきた。特別狭い道でもない、故に避ける必要もないだろうと、足を止めないばかりでなく振り向いてみすらしなかった、が。横に止まった姿に、かけられた声に、立ち止まって其方を見た。 自転車に乗った、見知った姿]
…… 上に。 うん……そうだよ。上にね、行くつもりなんだ。 ……君も。行くの?
[サミュエルに、肯定してから問い返す。 同じように肯定が返ってくれば、頷いて]
行けたらいいね。
[そう短く呟くように言い、小さく爪を噛み鳴らした。 自転車と共に去っていくその姿を、少しの間立ち止まって見送る。また、とだけ言葉を加え]
(17) 2013/04/21(Sun) 12時半頃
|
|
[それから、どれくらい歩いたか。 少年は――住処より一つ上の階層に辿り着いた]
……、
[街の景観を、行き交う人々を、立ち尽くして眺める。見慣れない、しかし特別に真新しくもない、それら。ただ、明確に違っているのは、異質なのは、あちらこちらに2という数字が刻まれているという事だった。 2。 黒い紙にそう白く描かれた張り紙に、ぺたりと掌を付け]
2。 2、…… 二番。二つ。二度。二人。ふたり、……ふたり……
[連想を、ぽつりぽつりと口に出す。そして、ふと、張り紙から手を離し、頭を押さえた。刹那、殴られたかのような強い痛みが走ったために。う、と呻き声を零し]
(18) 2013/04/21(Sun) 13時頃
|
|
[二人。二人。二人。二人。二人。]
[頭の中をその短い言葉が駆け巡る]
[2 という数字が
ちらばって]
(*11) 2013/04/21(Sun) 13時頃
|
|
……何、……何なの、……何だったっけ…… 何だっけ…… 2? え、そう……そうだけど、……そう、……
……何だよぉ……
[その場、古びた雑貨屋の脇の壁際に蹲り、がりがりと指先を噛み始めた。鈍く痛み続ける頭、脳裏を過ぎるなにか、それを、消し去ろうと努めるように]
……どうでもいいよ。……どうでもいいのに。 見なきゃ。空、 僕は、怖いんだ。……怖いんだよ。 だから、空、見に行かないと……
……痛い……
[指を噛む合間に呟きながら。 ぽろぽろと、幼い子供のように涙を流し]
(19) 2013/04/21(Sun) 13時半頃
|
|
[また、空色の瞳が、思い浮かんだ]
[いつか、何処かで見たような。 いつか、何処かで、見たのだろうか?]
(*12) 2013/04/21(Sun) 13時半頃
|
|
[頭の痛みは、少しずつ薄らぎ――代わりに、胸元の十字が疼くように痛んでは、平常に戻っていった]
[少年はすぐ立ち上がりなどはせず、暫し蹲り泣き続けて*いて*]
(29) 2013/04/21(Sun) 18時半頃
|
|
[暫くを蹲って過ごしていてから、少年は目元を擦りつつ立ち上がった。それから、近くの店を、広場を、歩き眺めていき――留まる事なく、すぐに2の街を後にした。 飴を齧りながら、ふらふらと、上層へ向かい――]
[――辿り着いた場所は、暗闇だった]
…… 凄惨、? ……生産。……生産地区?
[疲労でぼんやりとした頭で、門番の説明を復唱し、頷いた。 門番は少年のコートに付いた沢山のポケットを、中に入れられた様々な品を、一つ一つ検めていった。そして、幾つかの品を持ち込み禁止だとして押収していった。少年はそれに文句を付ける事はなく、只管無言でいた]
……、
[食物が生育されるその一帯は、先の街とは異なり、最下層とは全く異質な、相違なく真新しいものだった。 今は「夜」なのだというその場所を、小さな懐中電灯一つを点し、少年はあてなく進んでいき]
(63) 2013/04/22(Mon) 16時半頃
|
|
[そのうちに、糸が切れた人形かのように、前触れもなくその場に頽れ落ちた。手足を伸ばして転がり、仰向ける。辺りは、一面のライ麦畑だった。闇の中でも薄らと金色に光るようなそれを、横目に眺め、暗い天を仰ぎ見て]
……――
[そのまま、静かな寝息を立てて、少年は眠りに*落ちた*]
(64) 2013/04/22(Mon) 16時半頃
|
|
[夢を、
見た。]
(72) 2013/04/22(Mon) 23時半頃
|
|
[誰かが笑ってきている、手招いてきている、夢を。 見た事のないその姿には、しかし何処か見覚えがあるような気がした。何処かで会った事があるような、気がした。 綺麗な、空色の、瞳――]
(*24) 2013/04/22(Mon) 23時半頃
|
|
[――目を、覚ました時には。 見た夢は残滓すらなく、すっかり忘れてしまっていた]
…… ? ……、サミュエル。……おはよう。
[傍らに在る姿に、不思議そうに瞬きつつ挨拶し]
うん。空まで……行かないと、…… そう、暗かったし……疲れたから。寝てたんだ。 うん……一緒に、行こう。
……食べる?
[誘いには頷いてから、干し肉やよくわからない固形食糧を差し出してみせたりした。サミュエルが先へ向かえば、その後をふらりとついていって]
……あのさ。下の……街。 2が、沢山あったの、見たでしょう。
(74) 2013/04/23(Tue) 00時頃
|
|
それ見て、僕…… その、2ばっかりなの、見てたら。 いきなり、頭が痛くなったんだ。 それで……何か、思い出しそうになったんだよ。
思い出しそうになったような……気がしたんだ。 何か。…… ……どうでもいいんだけどね。……どうでもいいんだよ。
[歩きながら、ぽつりぽつりと、そんな事を呟いた。話しかける態ながらも、半ばは独り言のように、返答を求める風でもなく]
……、……
[やがて、巨大な円柱――エレベーター――の前に辿り着けば。サミュエルから少し離れた後ろで立ち止まり、その外観を、動作する様を、黙って見つめた]
(76) 2013/04/23(Tue) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る