39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 01時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/29(Sat) 23時頃
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― 回想 ―
[汽車が白鳥の駅のホームへと吸い込まれる様を、 女は最後尾のデッキから見ていた。
若い人たちが、駅の外に向かうのを女はそこから見詰めて。 人の気配が収まった頃、何を思ったのか長いドレスの裾を翻し]
こういうこと、一度でいいからしてみたかったのよね。
[デッキから直に降り立つホーム。 淑女あるまじき行動に、一人満悦の笑みを見せる。
はっと気がつけば 3号車の前のあたりだろうか、人影を見る。 見られてなかっただろうか……と、少し帽子の影の下、 バツの悪そうな顔をして足早に改札をくぐった。]
(107) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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[少し先、海岸に若い人たちの影を見る。 そこに混じる若さは、女にはないけれど。 その様子を遠目に見ることで、遊んだ気に少しなって]
あら……―――
[乗客を呼ぶような、汽笛の音に天を見上げれば、 渡る鳥が群れをなしていた。 白い鳥が翔けて行けば、はらりはらりと舞う羽。 プリズムを放ち幾多の色にも見えるそれらに向かって 旅の思い出に数枚……と女は手を伸ばした。
けれど、青く光を放つ羽だけは、どうしても拾えない。 指先が触れれば、まるで硝子のように脆く崩れ去る。]
(115) 2011/10/30(Sun) 00時頃
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青い鳥は、幸せの象徴と聴くけれど。
[歪む唇の形は苦笑。 それでも数枚、羽は拾えて。
満足した女は、下車の時ような無謀はせずに、 羽を数枚手に、3号車あたりから乗車するのだった。]
(119) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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[無防備な姿、写真に収められたとは女は知らず。 そっと隠すように羽を持ち、息を整える。 3号車には、誰が居ただろうか。
視線が合うならば、取り繕うような唇だけの笑みを向けるのだけれど。]
(129) 2011/10/30(Sun) 00時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/30(Sun) 01時頃
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[目立つ赤の外套の男と視線が合えば、上がる手に 帽子の下、何か取り繕うような微笑を浮かべる。
近くに可愛らしい少女達が連なってあるならば、 同じように微笑みを向けて]
おかえりなさい。
[少し遠く海岸にみた姿が慌てて帰ってくるのならば、 まるで母親のような言葉もかけようか。
少し慌ただしくしたこともあり、女は3号車の席の一つに腰を落とす。 そっと取り出し見詰めるのは、拾った羽。 流れゆく三角標の光を透かして見詰める時は、 どのくらいになるのだろうか*]
(140) 2011/10/30(Sun) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/30(Sun) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/30(Sun) 21時頃
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― 3号車 ―
[帰って来た少年が、はにかみ後ろの車両に行くを見送って、流れる三角評の光を羽に透かして見ていた。 気がつけば、少しウトウトとしていたよう。]
―――…… 。
[話声に帽子の下、薄らと目を開くも、 直ぐに狸寝入りを決め込むのは、 馬に蹴られたくないと思ったから……とは言いすぎだけれど。]
(234) 2011/10/30(Sun) 21時半頃
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[やがて、話声の片割れ――女性が立ち去るブーツの音。]
ふふ、羨ましいことね。
[狸寝入りを解いた女は小さく零す。 計らずもそれは、銀河ステーションから乗車した時、 老婆に零した言葉に重なる。]
(235) 2011/10/30(Sun) 21時半頃
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あら……―――
[まだ少し、独り語を零すには、 少女との距離は出来ていなかったよう。
振りかえる花のかんばせに、向けるのは唇だけの微笑。 その表情の意味を、彼女がどう捉えるかは女は知らない。]
(238) 2011/10/30(Sun) 21時半頃
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私の隣に? 構わないけれど……――
[良いのかしら? と、言いたげに小首を傾げてみせるのは、狸寝入り中に微かに拾っていた会話を思い出してのこと。]
(246) 2011/10/30(Sun) 22時頃
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逢瀬は、人の眼のないところでしないとね?
[少女の問いかけに返す言の葉は、そのように。 全てを聴いて訳ではないけれど、暗に聴いていたと。 揶揄うような声音に、少女のかんばせは、赤く染まっただろうか。]
あら……―――
[立ったままの彼女に気がついて、心持ち横を開けたのだけれど。 恥ずかしがった彼女は、やはり失礼すると立ち去ってしまって。]
揶揄い過ぎたかしら。
[零した自嘲の笑みは、彼女の相手に見咎められたか否か。]
(252) 2011/10/30(Sun) 22時半頃
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パピヨンは、手の裡で、くるりと羽を回してみる。
2011/10/30(Sun) 22時半頃
パピヨンは、同じ車両に上がった声の方面に顔を向け――つるつる頭に視線を止めた。
2011/10/30(Sun) 22時半頃
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[つるりとした男性の頭を、帽子の影から盗み見て。 そっと逸らしたのは、マナー違反だからという訳でなく。]
――……元気なことね。
[聴こえて来た少女の唄声につられたから。
声音には、咎める色はなく。 けれど、合わせて歌うような箍も女は外せず。
今は過ぎ行く風景でなく、3号車の様子を笑みを持って見詰める。]
(270) 2011/10/30(Sun) 23時頃
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[車内を見詰めれば、淡い色彩の青年がヤニクに手を振り、 その手を振られた人は、長い髪が印象的な青年と並んで食堂車の方へと。
人々が行きかった後、女の視線は再びつるりとした頭の男性へ。]
―――……?
[視線があった。 何か、相手は言ったように唇の動きから思うが、上手く拾えない。 なにか?と、問うように首を傾げて見せる。]
(280) 2011/10/30(Sun) 23時半頃
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[首を傾げれば、明らかに動揺した表情が刹那相手に見てとれた。]
――……そう言えば、切符にはどこまでとは 書かれてませんでしたわね。
[何か零された言の葉は、自分に向けられたものではなかったのだろう。 男がむりくり紡いだような質問に、少し笑んで返す。]
貴方は、どちらまで?
[自らに答えがないからか、質問は鸚鵡返される。]
(289) 2011/10/30(Sun) 23時半頃
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あら、でしたら少しお話でもしません? そうすれば、眼もお醒めになるのではないかしら。
[少女は、まだ歌を歌っていただろうか。 帽子の女は、席を立つと男の傍に寄る。
やはり眼が行くのは、つるりとした頭で。 男の動揺には、気がつかぬ様子で見上げれば、 帽子の影から虹青色の眸が興味深そうに瞬くのが見えただろうか。]
(298) 2011/10/31(Mon) 00時頃
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