251 洋墨と躍れ、心の随に
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 13時半頃
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[絡む髪がただのそれではない事は瞭然としていても、 その本質をひと目で看破できるなんて事は、ない>>39]
(60) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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( 況して、それが彼に、 多少なりの“影響”を与え得るという事も ── )
(-43) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[しかし、此処に至れば、 波打つ黒髪の奇妙な動きにも怖気を抱こう>>40。 交じり合った血潮は菫よりもきっと、深い色。
断ち切るその瞬間、その脈動の生々しさと。 僅か飛び散った色彩の意味する処に、 きしり、と無意識に奥歯が鳴っていた]
最早、人ですらなかったか。 それとも、
人でありながら、何かを捨てたのか。
( ── 嗚呼、そんな事は本来、 私にとってはどうでも良い事だろうに。 )
(61) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[霊子の乱れが指先の感覚を鈍らせる。 人に例えるとするならば、それは、 神経に直接、干渉されるかのような刺激であろうか。
絡み黒糸を断ち切った蒼白の細剣。 その切っ先が肉を穿ち、 ぱしゃり、とその黒を蒔き散らす>>40。
まるで、凝縮した文字が。 バラ、バラっ、と、 崩れ零れたかのようにも錯覚した]
(62) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[膝を着いた彼の口許に浮かんだ三日月を、 その場違いにも見える艶やかさを認めれば。
右手を侵していた違和よりも、鮮明に。 体内の霊子へと “何か” が拡散した]
ロゴス[A]/リアル[A]
⇒ ロゴス[B]/リアル[B]
(-45) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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────……、っ
[その翰先を捕らえたのは、さしずめ毒蜂の針先か]
(63) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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…… 何を、やってくれたかな。
[認識を少し改めなければなるまい。
引き抜かれた細剣に向けて、 ──── ぱちん、ッ と指を鳴らした。
柄まで黝ずんだそのコトノハはかげろうの如く、 ──── もし、その気配を察して手放したならば、 無傷にも済むであろうが、手放さぬならば、 諸共にその手をも焦がして ──── 焔と弾ける>>43。
しかし、先程よりもその熱量はくすむ。 やはりか、と紫菫が不快そうに歪んだ]
(64) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[ちら、と視線をくれたその先>>1:342。 油滴の香りに刹那ばかり、目を眇めた>>1:340。
語り手たる男を瓜二つのコトダマを携えた女の姿。 その手の携えるものに僅か、目を眇めつつも。 『オリジナル』の引鉄が引かれる音がしたならば>>22]
…… この状況で私ひとり、退いたとなれば。 謗りは免れまいよ、なァ。
[編み上げられた黒鞭が、此方目掛けて撓る>>45。 左手に不安定な焔を纏わせて、編んだ焔弾。 真っ向から、叩き付けるように打ち放った。
吹き飛ばせずとも、軌道あるいは威力を削いで。 硬い靴裏がだんッ、と地を蹴る。 背後に叩き付けられた轟音と共に、 小さな石畳の破片が舞い上がった]
(65) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[逃れ出た先で、きゅ、と踵が鳴る]
非力な私だ。 此処は、きみの 『 絶望 』 とやらを 利用されて貰うとしよう ────……
[たん、と踏んだ石畳が瞬く間に氷へと姿を転じた。 まるで、境界の青を映し込んだかのような、清冽の青]
絶望とは、熱病だ。 絶望とは、昂揚する病だ。
[自己に対する儘ならぬ熱情。 もどかしく燻る熾火のように、 決してそれ単独では罹患者を食い尽くせぬもの。 それが、『死に至る病』であり『絶望』である、と。
男は“書いた”──…… ]
(66) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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さァ、己を絶望より救い出せぬ、 己の無力にその絶望を灼くが好い
[彼の啜った、男の洋墨が未だその身中にあるならば。 かッ、と俄かに臓腑の燃えるような感覚が 彼の身を襲うであろう。
ぴしり、と男を中心に展開した氷原が 辺りの空気を凍らせる。
それはまるで、彼の身中、 もとい、“心中”を灼く熱を際立たせる 鏡のように辺りを極寒へと誘うだろう*]
(67) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* 私の解り辛さに頭を抱えている。 でも、キェルケゴールやるなら精神攻撃は やらないとねぇぇぇぇ!!
(-50) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 22時頃
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/* にこやかに手を振っておこう。
(-55) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[思いも直す。 人の意識を保ちながら変質したならば、 それをどう呼称すべきであろうか>>115。
洋墨が流れていたとして、 人でも、霊でもない存在など、 男に定義できる訳もなかった。
ただ、それは差し置いても。 その実存が今この場面において確かであるなら、 何ら心地の揺らぐ事もない。
石畳に散らばった断章を読み解く暇もなく。 それが再び主の影へと舞い戻るのも、 視界の隅に留めるだけにして]
(141) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[半ばの酩酊、蜘蛛の毒は思考を攫う>>116。
胸元にそっと手を這わせて、 辛うじて、小さく十字を切った。
それは、己の意識を確かめるかのように。 未だ、自己が確かに自己である事を 行動によって証明するかのように]
( 不条理な世界と、理不尽な神の前にあって。 ・・・ 私はあなたを信じ切ったのだ。 私が我を忘れ得る事など、有り得まいよ )
(142) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[ふ、と口角を柔く吊り上げて。 眩暈じみたその感覚の中、視線を上げた。
感ぜられる気配、その骨子はやはり人めいて。 弾けた焔に対して上がった声の響き>>117も、 何処か憐れすら誘ったものだが。
立ち上がる姿を見れば、続く手に容赦などなかった]
どのような深い肉体の傷より、 『絶望』の淵に立つ事は苦しかろう。
きみは既に、知っているのだろう、け、ど、
[不意に、継ぐ吐息が微かに乱れた]
(143) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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( 無とは可能性であり、 それ故に不安の対象であった。 )
[そう生前に説いた男の目は、 鏡界に映し出された深淵に何を見たであろうか>>119。 溶かし込まれた洋墨を介して流れ込む、 『誰か』のアナムネーシス ──── 想起。
自己を見詰める事に心血を注いだ男は、 内なる世界を見詰める事には慣れていた。 端的に云えば、絶望には耐性があった。
それでも、なお。 その空虚には呼気が ひゅ、と震えた]
(-89) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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( その世界は、まるで ……────
■■■■■■ のようではないか )
(-90) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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…… はッ、はは、
[右腕を抱くように、ぎゅ、と二の腕に爪を立てた。 眸と同じ風合いの紫菫の袖にきつく皺を寄せて]
嗚呼、…… そう、そうか。 先程から私を冒している『コレ』は。 きみを流れる《洋墨》という訳か。
[半ば、狂ったかのような哄笑を喉奥に押し込み。 深く、深く、凍える息を吐き出す]
(144) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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まさしく、それは『絶望』だ ────!
『きみ』の病は 取り分け、実に、致命的で、 それ故に、きみは死に続けている。 この病から目を背ける為に、 それでも、きみは自己を喪失できない。
( それはさぞかし、苦しかろうともよ!! )
[己で想起させておきながら、 傲慢にも男はそんな感想を抱いた。
身の内を焦がす病の熱に、浮かれるように。 きっと、酷い表情をしていたような気がする]
(145) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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そうだろうとも。 きみにはきっと、そうする事でしか 確たるものと向き合う術を持たぬのだ。
[所詮、その病による灼熱は、 自己を燃やし尽くす事はできない。 『死に至る病』によって死には至れやしないのだ。
きっと、この病に罹患した者ならば、 この言葉の意味を理解し得るだろう]
(146) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[余談ではあるが。 男もまた、知り得たならば解釈するだろう。
かの『貴公子』は《病》に“殺された”のではない。 “殺す側であったのだ”……、と>>137]
(148) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[氷原は、死を取り巻く無の体現。 それをも灼くる熱であるならば、 氷は霧となって消え失せるだろう。
茜に染まる石畳が、戻って来る]
ならば、それは不幸だ。
[『彼』が足掻く絶望へと、男は手を差し伸べない。 差し伸べられる手がないからこそ、 その絶望は『死に至る病』であったのだ。
氷原を構成していた霧が蒼白く、渦巻いて。 天へと手を差し上げる男の頭上に集束していく。 再びに顕現したのは冷徹の十字剣]
(149) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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故に、私はそれを絶たねばならぬだろう。
[螺旋を描いて、黒焔が迫る>>123。 半ば使い物にならない右腕を添えて、 十字剣の切っ先を思い切り、振り抜いた。
真冬のバルト海に荒ぶ氷雪交じりの風の如く、 ホライゾンブルーの粒子が吹き荒れる。 金糸がぶわりと、躍るように舞い上がった。
黒焔を切り裂くように奔る冷気の風。 消し飛ばせなかった残滓と熱は 紫菫を焦がしその肌を灼くだろう]
(150) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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[乱れる冷熱の、その最中で。 熱に炙られた頬を歪めながら、 振り抜いた十字剣を構え直した]
( これでは、長期戦には堪えられんな ……。 )
[手許、じわりと濃紫の色を帯びた柄を握り。 かつん、と革靴で石畳を叩いた**]
(151) 2018/10/13(Sat) 03時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 04時頃
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/* ロイエンタール君のト書きに私はにっこにこしているし、 遠くでニコライ君も見えるしで。 何かもう、哲学者が強引グマイウェイで ちゃんと会話しろ案件で本当このオタク気質。
しかし、本当ログのINTとEDUが高い。
(-95) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 21時半頃
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[哲学とは、フィロソフィーとは。 『愛智』というその名の通り、 正しさを追求する学問ではない。
──── 一部、反論も出そうではあるが。
ただ、如何なる眼でもって世界を覗くか。 そのレンズをひたすらに磨き続ける。 それが、男の著述の本質でもあった。
如何なるファンタジーも、超理論も、 現実に存在し得ないが故に、 記される事で息吹を得る。 それは、実存のない思想についても然り。
己らは紛れもなく、創作者である]
(253) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[その黒水晶の映す絶望は>>214。 紙上で絶望と向き合い続けた己にとって、 いっその事、愛着すらを抱かせる。
灼けつくような深菫。 心の削れる幻聴が聞こえるような気がした]
( 嗚呼、私の絶望をまた、 誰か覗き込む者はあっただろうか ──…… )
[後世の人間は、男の日記すらも研究対象とした。 そこに男への共感があったかは、知れないが。 男の絶望は果たして、 どのように受け止められたであろうか]
(254) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[虚無の孕んだ可能性が“これ”であるなら。 生み落とされた現実が“これ”であるなら。
その虚無は今、花を綻ばせ、 実を結びつつあるのだろう。 無は無より脱却して現実を得つつある。
──── かつて、誰かが触れたであろうその闇に。 想起すべくなきものを覗き込む羽目に なったのは果たして偶然であったのだろうか]
(-163) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[滲む黒水晶に僅か、紫菫を細めて>>215]
ふ、 …… とんだ不躾だったろうね。 “こんな事”になるとは思わなかったが、 私としては、そうだな、
私はきみが、嫌いではない。
[既知の病が如何にその色合いを増したとて。 それは、それ自体では まことの致命傷を与える事はできない>>218。
その事もよく、理解していた]
(257) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[黒焔に身を焦がしながら、 氷雪に凍てる石畳を、駆ける。
舞い散る氷雪にノイズが混じった。 携えた十字剣の形こそは揺らぎもしないが、 その輪郭が、切っ先が、じわり、 と滲み揺らいだのは見て取れただろう]
──── 、小粋な事を。
だが、不本意でありながら。 私が『この道』一辺倒の人間ではなくてね。
(258) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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