80 あの日、僕らが見た空は
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
/* ふと見たら赤くてびっくりした そうだ囁き狂人なんだった
(-0) 2013/04/19(Fri) 02時半頃
|
|
……空。
[呟いて、また天を仰ぐ。 彩度の低い赤い瞳に、青が映り込む事はない。赤色の中に針の先程の点も作れない程に、その青は遠過ぎた。そんな己の瞳の赤を想像してみる事はなく。代わりに少年はふと、空色の瞳を、頭に過ぎらせて――首を横に振り]
空。青。水。 青……
[かちかちと親指と人差し指の爪を合わせて鳴らしつつ、少年は歩き出した。デメテルの行動を促す事はなく、しかし別れを告げる事もなく。ただ歩き出す直前、黙って飴玉を一つ渡した。 四角い形をした、空色の包みを]
……
[からからと、小石を蹴り分ける音が響く。 いつものように極めて気怠げに、だがいつもと違った目的を以て、少年は道を*進んでいった*]
(1) 2013/04/19(Fri) 03時頃
|
|
/* 少女に何かと渡す不審少年の図
(-1) 2013/04/19(Fri) 03時頃
|
|
[空色の瞳。 空色の瞳。 空色の瞳。]
[何処かで見た、]
[――見た? ……]
(*4) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
|
|
[ざり、と、砂を磨り減らして歩みが止まる。 不意に脇から、中年の男に話しかけられて]
……人狼石。 あるよ。一欠けだけなら…… うん、……うん。
[コートのポケットを漁り、牙のような、何処か月にも似たような、薄い青色の小さな石を取り出す。相手が差し出した液体の入った小瓶と、それを交換し、代わりにポケットの中にしまって――から、すぐに歩み去ろうとして]
……? ああ。そうだね。そう…… ちょっとさ。行こうと思うんだ。目指そうと思うんだ。 何処にって、ほら。空に。さ。行こうと、思うんだよ。
[引き止めて尋ねられ、天を一瞥しつつぽつりぽつりと返した]
(44) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
|
|
[男はそれを聞くと、まず目を見開いて意外そうな表情をした。よりによってこいつが、というような顔を。それから、空を目指すなんて自信はあるのか、と、からかい半分心配半分のような調子で問い掛けてきた。 少年はそれを睨むでもなく笑うでもなくじっと見据え]
……ないに決まってるでしょう。 ないに決まってるよ。 僕は自信なんてないよ、知っているよ、知っているんだもん。
でもさ、でも…… でもぉ……
……、
[半ば独り言のように言葉を零すと、口を閉ざし。 別れの挨拶もせず、少年は再び歩き出した]
(49) 2013/04/19(Fri) 23時半頃
|
|
……ヴェスパタインさん。
[歩きながら、ぽつりと一つの名を呟く。 空を目指すにおいて、自信はないが、心残りのようなものもまた少なく、ただ、その存在については、唯一のように気にかけていた。かつて幼かった自分を拾ってくれた人。育ててくれた人。親にも等しい人]
……
[彼は、空に行きたい、と告げた時。 そうか、とだけ、言った。 振り向きもせずに、作業する手を止めないまま。 賛同も、否定もしなかった]
(64) 2013/04/20(Sat) 00時半頃
|
|
……虹の彼方に。
虹の彼方に……
[正確に思い出せない、歌の欠片を零しながら。 少年はひたすら上を目指す。 夜が来れば、路地裏の隅で長身を小さく丸めて*眠り*]
(73) 2013/04/20(Sat) 02時頃
|
|
[一歩、一歩、昇っていく。 少しずつ少しずつ足を進める度に、空に近付いたような気がする。けれど。それはほとんど気のせいに過ぎない。 四角い空の狭さは未だ少しも変わらない]
……
[がらり。がらり。 ゴミを蹴る足音は何処までも騒々しく]
……、
[落ちていく缶詰を眺め、ふ、と短く息を吐いた]
(109) 2013/04/20(Sat) 23時半頃
|
|
[此処の夜はひたすら暗く、疎らで歪な人工の明かりの他には、四角い窓から差し込む朧な――本当に朧な光しかない。青白いそれを想起しながら、少年はけして歩みに相応しいとはいえない、しかし慣れ切った道を歩いた]
……
[空。 あんな空まで、目指す者は、どれ程いるのだろうか、と。 ぼんやり考えて、首を振った]
[たとえ大勢だろうが。 たとえ独りになろうが。 関係のない事なのだと、思った]
(124) 2013/04/21(Sun) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る