39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 00時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 20時頃
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― 二号車 ―
[汽車が走りだす。 流れゆく風景を暫し眺めたのは3号車。 増えた人々は、路線図に関して話していたように思う。 その黒を見て、少し首を傾げた帽子の女は、 路線図を持ってはいないのだけれど。]
――……飲み物を頂けるかしら。
[老婆が車掌にあった頃合いに、女はそっとその場を後にする。 向かったのは、食堂車。 先にあったのは2人の男と、白が印象的な少女だろうか。]
(54) 2011/10/27(Thu) 20時頃
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[唯飲み物をと指定をしない意地悪を、 受けたのはカウンターの青年か、別の乗務員か。 種類はお任せよと、女は帽子を取らぬまま、唇だけで薄く微笑む。
帽子は取らぬまま、けれど手にはめた黒レェスの手袋は取って。 左手の薬指に嵌った、小さな金剛石と青玉が交互に連なる銀の指輪もまた抜き取る。]
――…… 。
[何か自重気味に歪んだ唇から言の葉を零し、その指輪は手袋の中に。黒に呑みこまれる様は、まるでブラックホールに星が消えて行くよう。
ふっと、溜息を吐けば、香るのは紅茶の花の香りと そして珈琲の香ばしい香りが混じったもの。 己の前には、どちらが運ばれてくるのだろうと、女の視線は少し彷徨う。]
(55) 2011/10/27(Thu) 20時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 20時半頃
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御機嫌よう。
[彷徨わせた視線に、赤の外套が印象的な男の視線が合う。]
2度目ね。
[会釈に廊下での挨拶を思い出して、唇だけの笑み。 女の居らぬ場所で「御機嫌よう」という挨拶が話題に出ていたことは、知らぬことだけれど。 廊下でのすれ違い時と同じように、御機嫌ようと重ねた。]
(57) 2011/10/27(Thu) 20時半頃
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[ゆるりと、かかる男の言葉に傾ぐ首。 やや間を開けて、紅引いた唇が弧を描く。]
では、ひとときのお相手をお願いしても?
[己を縛る指輪は、今は左手にはない。 次に男の様子を窺う間が開くは、 相手のテーブルの席が引かれるのか、 相手が動くのか計る為に。
そしてその間に掛る、花の様な声。]
御機嫌よう。
[3号車で見かけた少女にも、重ねる挨拶。]
(62) 2011/10/27(Thu) 21時頃
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[此方へと呼ばれる。 常、言わずとも引かれる椅子に慣れている女は、 1度帽子の下、相手には見えぬ所で瞬く。
その後は、ハンドバックと手袋を持つと示された席へ。]
引かれぬ席に、自由を感じるとは思わなかったわ。
[くすくすと笑みと、腰と共に落とす言の葉は、 揶揄と捉えられるか、別の何かと捉えられるのか。]
貴方……お名前はなんと? 私は、パピヨン。貧乏籤を引かせてしまったわね。
[赤の外套の青年に名を尋ねながら、 ちらりと視線を向けるのは、カウンター席の彼女に。 暗に、あちらのお嬢さんの方が、相手に良かったのでは?と。]
(67) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[カウンター席の彼女が、左薬指を撫でる様子は、 帽子の女の席から見えただろうか。
どちらにせよ、ゆるりと視線をヤニクと名乗った青年に戻す。]
ヤニクさんは、そのように生きてらっしゃったのね。
[視線は戻せども、表情の多くは帽子の下。 自分の席は自分で選ぶ――その言葉に、また唇だけが弧を描く。]
そう言っていただけると、気が楽になるわ。
[今は自分とと言った後、珈琲を飲む男の仕草を見詰める。 お任せと言った意地悪の答えは、そろそろ出るのだろうか、と。 気配を探るのは、従業員のもの。]
(74) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[丁度良いタイミングで差し出されるのは、カフェオレ。 その選択に、何を思うのか、唇は弧を描いたまま。]
ありがとう。
[決まり文句に、決まり文句を返す。 従業員の彼を見上げた視界に、 荷物を運んでくれた彼が見えたのなら、 先程の会釈を思い出して口角を微かに上げた。]
……美味しいわね。
[香りを少し愉しんでから、一口カフェオレを口に含む。 ほぅっと、息を吐く様子は、少なくとも差し出されたものは、間違いではない様子。]
私は、敷かれたレェルの上を唯走っていただけだから。 ヤニクさんのお話は、興味深いわね。 男と女の差なのかしら?
[白磁のカップに紅を微かに移して、そこを見詰めながら、途切れた会話を再び紡ぐ。]
(91) 2011/10/27(Thu) 22時頃
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道なき道を自らの手で切り開く……。 かっこいいわね。
[そろりと置くカップ。 左手には、いつもある筈のものがない。]
私にも、そんな生き方ができるかしら?
[上げた視線。 此処に来て初めて、帽子の下の眸が晒され、相手の眼とあう。
肩口で切りそろえられた濡烏の髪色。 相手を見詰める眸の色は虹青色。
あまりにも透明に相手が言葉を紡ぐから、晒された2つの色。]
(104) 2011/10/27(Thu) 22時半頃
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貴方は、自分をどろ臭く傷だらけだと思っていて? その割には、自信を持っているように見えるから かっこいいと見えるのかしらね。
[大瑠璃揚羽の羽根の色が、相手の眸の夜色を鏡のよに映す。]
ありがとう。 そうね、覚悟ないまま飛び込んだら、 傷だらけならいいけれど、そのまま儚くなってしまいそうだもの。
[見せる微笑みは、唇だけのものでなく。 けれどそれは刹那。また女の表情は帽子の影に隠れる。
伸ばされる手は、カップに喉の渇きを乾かす為、 女はまた一口淡い茶色の液体を嚥下した。]
(110) 2011/10/27(Thu) 22時半頃
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捕まえてくれる手?
[少し驚いたような声音が漏れる。 一人道を切り開くというビジョンに他者の姿は、女にはなかったから。 最後、付け足された言葉に、帽子の影で翅のように瞬く虹青。]
――……では、私も貴方が困っていたら 届くなら助けてあげてよ。
[くすっと、返す。 実際、そのような時が来るとは、思いもしないから告げれる言葉。 言葉だけなら、同等になれる。
ゆっくりとまた残るカフェオレの味を愉しむ。 その間に、白い彼女が会釈をするのなら、小さく会釈を返した。 人が増える気配がするのなら、そろそろ席を外すべきかと、思いながら。]
(122) 2011/10/27(Thu) 23時頃
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一人で生きて行くのは、難しい ……そうね。
[理屈では、判っているけれど、といった声音で返す。 相手の軽い返答に、互いに意味合いは違えても、真とならぬ未来を見て]
私が男だったら、また違ったのかしら。
[生きて行くなか、幾度となく思った言の葉を小さく落とし、 落としたことを取り繕うように、最後カップに残った一口を飲み干した。]
愉しいひと時をありがとう。 人が増えるようだから、私は失礼するわ。
[カップは置いておいても構わぬだろう。 チップも含めて紙幣を1枚テーブルに添え、増えた気配に女は立ち上がった。]
(129) 2011/10/27(Thu) 23時半頃
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パピヨンは、自室へと向かおうと、3号車の方へ*
2011/10/28(Fri) 00時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 00時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 21時頃
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― 回想 ―
[ネルとはすれ違いに食堂車を後にする。 他にもすれ違った人は、居ただろうか。 その度に、必要ならば挨拶を。
3号車では、老婆につれそう少年を見た。 若干、無理やり乗せてしまったような老婆に、誰かが連れ添っているということは、女に少しの安堵を齎した。]
――……それでも、彼女は乗る運命だったのでしょうけれど。
[何のひっかかりもなく、今はそう思う。 そして、女は一度、自室と定めた部屋に手袋を置きに。]
(223) 2011/10/28(Fri) 22時半頃
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― 現在:車両最後尾デッキ ―
[そして、女は今は一人、車両最後尾のデッキに立つ。 もう随分と近く、銀のススキ野原の中、食堂の灯りのような竜胆の花が揺らめくのが見えるだろうか。]
―――……。
[言葉なくその様子を見詰め続けてどのくらいだろう。 明けきらぬ暮れきらない天の下だと、時間の感覚は酷く希薄。 風に飛ばされぬよう帽子を押さえる指先は、冷えを感じるくらいだから、そこそこの時間は経っているのだろうけれど。]
(224) 2011/10/28(Fri) 22時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 23時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 23時半頃
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