189 【突発RP村】ココロロボットの憂鬱
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― 05月XX日の水曜日:朝 ―
[ 昨日のペラジーとの帰路では どれほどの会話を交わせただろう。>>0:118
話題に出した、寮の食事の場に 私の姿がなかったことに、彼女は気づいただろうか。]
……。
[ 眠るときには、常に取り付けられる点滴の中身が 何なのかはわからずとも、 機械を持たぬ人には、必要のないものだと知っている。 それは私たち――機械生の食事なのだから。]
(14) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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[ 一日は、そんな憂鬱な感情から始まった。 今日から数日の講義は一体どうなるのだろう。戦闘のあれこれは、教えられているものもそうでないものもいる。 準備と称して講義自体がなくなるのかもしれないが、 それは朝の掲示板を見ればわかることだ。
勿論、今回は物資の運搬という話で、 争いに巻き込まれる可能性は少ないのだとしても。 ――それでも、私たちがある種の捨て駒であることは、 確かなのだ。**]
(15) 2016/05/07(Sat) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/07(Sat) 01時半頃
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―校舎―
[ ペラジーに悪いことをしてしまったと その悔恨ばかりが胸に残っていた。 看護科だと嘘をつき、 普通に食事を取れないから、食堂に行くこともなく 私は彼女の期待を裏切ってしまっただろうか。
そんな物思いに耽りながら、廊下の窓枠に軽く背を凭れ 腕を組んでいると、ふとかけられた声に顔を上げた。>>44]
お、おはよう、マーゴット。
[ もしそのそばにペラジーの姿があれば、 困惑の色を誤魔化すように笑う。 けれど、ペラジーがいなければ その表情はごまかしのない、ゆがんだものになっただろう**]
(53) 2016/05/07(Sat) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/07(Sat) 21時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/07(Sat) 23時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/08(Sun) 00時半頃
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―マーゴットと―
[ 彼女と交わした言葉はさして多くはなかった。>>83 表情が歪んでしまったのは、嫌悪というよりも 羨望に近かっただろう。
きれいで、むくで、なんの穢れもない そんなひとは、ずいぶん遠い存在だ。]
ありがとう。 ……マーゴットからすれば
私たちは、可哀想、なのかな。
[ つぶやくように告げ、返事を求めることはなく ひらりと手を振って、踵を返した。*]
(86) 2016/05/08(Sun) 13時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/08(Sun) 13時頃
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/* やばいw ほんとにスロースターターにもほどがあるwww 今回はこのままエンジンかからないんじゃないかっていう不安まで出てきて困った……頑張るのだ私……。
理由はわかってるんだ! ピアに設定がなさすぎるからなんだよね。 本当何もかんがえてないwww今からでも遅くない!
申し訳ねえ!!
(-22) 2016/05/08(Sun) 21時頃
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/* ほんっとどうでもいいんだけど ピア・椛山っていう名前がさ。
ルートピア椛山、みたいな なんか宿泊施設にありそうだよね……。
(-25) 2016/05/08(Sun) 21時頃
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/* あああwww 今日更新じゃん!? やっべwwwスロースターターいいかげんにwww
書いたよ!!書いたよ!!www
(-32) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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―心做し、夕陽が仄暗い放課後のこと―
[ 私には、大きな秘密があって それが私を構築するファクターとなっていることを 誰にも話していない。
だから私という存在は捉えづらく 一つの個として、何を視て、何を感じているのか 人からは分からないこともあるだろうと思う。]
……。
[ 屋上のフェンスに指をかけ 夕暮れに堕ちていく空を見る。
下卑た足音が近づくまで、 少し今までの話をしよう。]
(117) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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[ 両親は、昔どこかに消えて、今は音信不通。 姉が心身を患ったのは、そのことが理由でもあったのだろう。 私は当時まだ幼くて、何があったのかは、よく知らない。
心も体も弱い姉と、二人で生きてきた。 私がある程度大人になるまでは、 姉は気丈に振舞っていたけれど 私――ピアという妹が頼れる存在だと、そうわかった時から 姉は私に依存し、甘えるようになってきた。
きっとそれが姉の本心であるかて、 ずっと堪えていたものを解き放った姉を 責める気にはなれなかった。]
(118) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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[ 姉は体もそうだが、心をも病んでいた。 傍に居て欲しいと、いつも乞うのだ。 一緒にいたところで、他愛のない話しか、しないけれど。
一人が不安だったのだろう。 たった一人の家族のため、姉の願いを出来る限り 叶えてやりたいと、私はそう思った。
だけれど、長い時間をそばにいて 尚且つふたり分の生活費や、姉の医療費を稼ぐには 普通の仕事では、とても補えなかった。]
(119) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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[ 私は、ばかで愚かだから、そんなときに 一つの方法しか思いつかなかったんだ。
それは身体を売るという、選択だった。]
(120) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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―現在―
[ 近づく足音に、目を伏せて細く息を吐く。]
「ピア」
[ 短い呼び声に、約束通り黙って給水塔の上へ登り、 続いて登ってきたその人物は、ふんわりと、と妖艶な笑みを浮かべた。 私はひとつ眉を寄せ、言葉を向ける。]
ねえ、こういうことして、楽しい?
[ 振り向く先にいるのは、 きつい化粧にどこか高慢な雰囲気を持つ女性。 看護科のミルフィと、いう。]
「楽しいよ?二人だけの秘密って、興奮しない?」
[ 彼女は、細い指先を私の顎に伸ばしては くい、と挨拶がわりのように、唇を奪っていく。]
(121) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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……あの通達、知ってるよね? 私はもうこんなことしてられないから。
だから、……帰っていいかな。
[ 機械化生は、戦地に向かうのだと それはミルフィの耳にも入っているはずなのに 彼女の態度は変わらない。 思案げな態度。やがてわらう、わらう。]
「だーめ」
[ 彼女は自分のスカートをたくし上げ、 私へと無言で奉仕を命じ、コンクリートに腰かけて。]
「折角、ピアの秘密を知ったの。あんな過去、誰にも知られたくないわよね。だから、帰ってきてね。これからも、あたしたちの関係は変わらない」
(122) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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[ きっと、彼女は。 私を失ったところで、さして気にもしないのだろう。 財閥の令嬢として、広い情報網で生徒の過去を探り 弱みを掴んで言いなりにさせる。
そんな残酷な人。 ]
……、
[ 出した舌を、這わせて、いくことも もう何度目になるだろう。
だけれど、こういった行為が己の身体の負担になることも 最近になってわかってきた。>>0:7
あと、何日間の我慢をすれば この女性からの束縛から、逃れられる?*]
(123) 2016/05/08(Sun) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/05/08(Sun) 22時半頃
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― 寮へ ―
[ 事が終わった頃には、辺りはすっかり暗い。 一緒にいるところを見られないように、 時間をずらして、夜の校舎を後にする。]
……っ、ぅ
[ 心的なプレッシャーだとか、 肉体的な行使だとか、様々な要因なのだろう。
寮に続く途中、足を止め、 嘔吐感。壁際で手をついて幾度かの呼吸。]
(129) 2016/05/08(Sun) 23時頃
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[ この学園に戻れば 彼女との関係は続くのだろうし
いっそ、戦地で死んでしまうのも悪くはないな。
べつに、そこまで思いつめているわけでも ないのだけど。]
(130) 2016/05/08(Sun) 23時頃
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[ "可哀想なのかな" >>86
あの時、答えを求めなかったのは、 彼女が肯定しても否定しても きっと私は、胸が痛んだだろうと、そう予測できたから。]
[ あの時、通りすがった少年。>>88 彼の少しだけ不思議そうな貌は、 きっと純粋の、証なんだろう。*]
(131) 2016/05/08(Sun) 23時頃
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―寮・自室―
[ 月明かりが差し込む部屋の中。 沈む、沈む 点滴を射したまま、意識は微睡んで。
機械の身体になってまで生きている意味を 夢現に考えたりもして。
だって、姉にお金がいくとしても 一人ぼっちで生きていけるような人じゃない。]
ごめんねぇ……
[ ひとつ、寝返りを打って、薄く目を開いた。]
(142) 2016/05/08(Sun) 23時半頃
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[ 靭性を重視。 脆性を除いていく。
サイボーグは、人間では不可能な 耐力や加工性があるからこそ、 開発されていったといって違いないだろう。
人を改造する、という点において 人権団体がうるさいことも、 私たちは承知の上で、それを無視してきた存在。
何故、もとから心のないロボットに こんな強さを備えなかったかといえば それは、人間の知能が、必要だったから。
だけど、そこに一つの皮肉があるならば 知能と共に、心も残ってしまったこと。**]
(143) 2016/05/09(Mon) 00時頃
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