173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
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/* 縁故的にも残ってもおいしーかなって思ったんですけど、 そこらへんはびょーどーにするためにも、完全に数字優先で 繰り上げ繰り上げで雛子は落ちます
(-10) 2015/11/01(Sun) 00時半頃
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── 教室 ──
[自分の席に腰掛けて、靴下を脱ぐ。 椅子の縁に足をかけて、タオルで拭いて。
だいじょーぶ、ギリギリセーフ、です。たぶんね。
『圏外ってホント?』って言葉より、 その前の発言が、とても、とっても、 「うわあ」って感じ。>>0:472
替えのソックスを履いて、 踵の潰れた上靴つっかけて、 ひょい、と歩み寄ります。とても呑気に。]
(4) 2015/11/01(Sun) 00時半頃
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ケータイ壊したって、るぎぴょん何したの?
[ってゆーか、そのカッコなに?って。
ひび割れた画面を見たら、「うわあ」って言うけど。
もしかして、なんだか、 それどころじゃない、ですか?]
(5) 2015/11/01(Sun) 00時半頃
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/* もしうっかり狼引いてしまったら姉の婚約者の一人暮らしのアパートの浴室で手首切る予定だったしいろいろあやうかったです
(-12) 2015/11/01(Sun) 00時半頃
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/* あとは様子見てはらむかはらまないかだなっておもいます んーーー落ち確定ならそこまではいらないかな 残留視野ならあってもいいかも
(-14) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[ぺた、ぺた、ぺた。 そんな情けなーい足音響かせて、 スマホ取り出しながらるぎくんに歩み寄った頃。
もう一度見ても、なにも受信してなくて、 そもそも【圏外】ってなってる表示に、 お腹の奥が重くなるような気がしながら、]
ほらあ、わたしのも圏外。
[って、印籠のようにスマホをかざした頃。
いつもどーりの時間に、 いつもと同じチャイムが鳴りました。]
(8) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[それとどーじに、震えるわたしのケータイ。] .
(9) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[ミキ、かなー。あの子、あー見えてマメだもんな。 雛子は、印籠を取り戻します。
るぎくんのケータイも、同じくして鳴ったでしょーか。 或いは、近くにいた、別の誰かの。 「あれ?」とは思ったけど、数秒後には、 緊急連絡かな?とか、考えを改めて。
ってゆーか、ほんとに、学校あるんですか?これ。 ひい、ふう、みい。十人。クラスの半分にも満たない。 先生だって、来ない。窓の外は、深い白。
なんで?
って、相変わらずぼんやり思いながら、 しゅっしゅって、ロックを解除した。]
(14) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[ 『これはきっと、遺言の様なものです』 ] .
(15) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[恐る恐る確認した差出人は、空欄のままでした。
おかしくない?って声を上げてくれるつばさも、 こわーい、って、ケロッとした声を上げてくれる茉里も、 悪戯でしょ、って、冷静な声を上げてくれるミキも、 いませんでした。
スマホを乗っけた手のひらが、汗ばみます。 こんなに、寒いのに。雪が降っているのに。]
── これなに?
[遺書です、と言われたら、それまでだけど。 それがどーして、わたしのケータイにあるのですか。 どーして、圏外なのに、こんなものが届くのですか。]
(16) 2015/11/01(Sun) 01時頃
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[ちか、ちか、ちか。 視界が瞬きます。廊下の外。
いったい何が、起こっているのでしょーか。
ちか、ちか。 甘い匂いがします。 あの日、OBとしてやって来た先輩と、 ふたり並んで綿あめを食べました。 ふたりでひとつを分け合いっこ。 あれが最後のデートだったかしらん。]
(74) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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──……う、
[どきどき。忘れていました。雛子はバカでした。 じょーほー処理力の低いノーミソが、 パンク寸前だと警告をしています。
寒い。と思ったけれど、手のひらは汗ばんでいました。 それさえも、異様に寒いので、 血の気が引いているのだな、と思いました。
地面に、引きつけられるような感じがして、 傍にあった机の縁を、握りしめてみます。
どうしてみんな、まっすぐに歩けているのでしょーか。 おねーちゃん。くちびるが震えます。 おねーちゃん。ここは、とても、寒いです。*]
(75) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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── 回想:ひよこのはなし ──
[しょーがっこーの教室は、寒くて、寒くて、 夏でも、いつも、凍えるような思いでした。
友達が、いないから。 女の子のジョーシキが通じない雛子に、 かわいい子が腹を立てたから、 かわいい子に嫌われた雛子と、 仲良くしたがる子なんて、もういません。
感動屋のパパとママは、 雛子が一人前にガッコーに通っていることに、 いたく感動していました。 教室の中の雛子は半人前なのに。]
(76) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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[靴もなければ、教科書もなくて、リコーダーがなくて、 交換ノートは二度と返ってこないまま、 かわいい女の子たちの間で回し読みされていました。
それでも、雛子は、 生きているだけで、良かった、なのですか。
ひしひしと、しんしんと、 ひっそり、孤独に蝕まれてゆく音がします。
生きていることが幸せとは、あまり、思えません。]
(77) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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[しょーがくろくねんせーの、ある日。 車がびゅんびゅん通る大通りを前に、 ひとりで立ち尽くしていました。
雛子の帰りを待って、 アップルパイを焼いてるはずのママ。 今日こそ、ただいまーって言えない気がして、 通学路から少し外れた大きな道にやってきた雛子。
車にぶつかったら痛いのかしらん。 うんと大きなトラックなら、 なにがなんだかわかんないまま、 お空に行けたりしないかしらん。 飛べないひよこだって、お空へ。
車の行き交う道で、そんなことを考えていた雛子。 なぜか、雛子よりも青い顔で、走ってきたおねーちゃん。]
(78) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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[学校帰りだったといいます。 家に向かって、歩いていたのだといいます。 そうしたら、妹が、 うつろな顔で、車道を見つめていたと。
泣きそうな顔で、ううん、嗚咽しながら、 ちっちゃな雛子を抱きとめて、言いました。
『ひなこ、なに考えてるのよ』
なにも。 なにも考えてないよ、と雛子は言いました。
『バカ』と言って、いっそう強く抱きしめる、 おねーちゃんの、細い腕と、熱い体温を、覚えています。 凍り付いたこころが溶け出すような。]
(79) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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[おねーちゃん。 ねえ、おねーちゃん、あのときみたいに、 どーしよーもなくなる前に、救い出してほしいのです。
もう随分と、代わりを探しているけれど、 とうてい、見つけられっこなさそうなのです。
おねーちゃん。 わたしをちゃんと、見ていてくれた、おねーちゃん。 やっぱり、わたし、もう手遅れなのかもしれません。]
(80) 2015/11/01(Sun) 13時半頃
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── 現在:教室 ──
[お腹の奥深くが、ずしんと重くて、 キリキリ、キリキリ、痛むよう。
視界が眩むのが収まるまで、 机を支えに、立っていました。 驚き過ぎた。それだけ。たぶん。
傍に、ミキも、つばさも、茉里も、 先輩も、おねーちゃんも、 誰も、いなくて。]
(81) 2015/11/01(Sun) 14時頃
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[今、真ん前にいるのは、 雛子にキョーミのない、るぎくんです。
めーちゃんと、みーちゃんと、あらたは、 どうやら、お外に行くようです。 ロクでもない王子様は、 ヒロインたるひまちゃんにお伺いを立てています。
わたしは、何をすればよいのでしょう。はて。**]
(82) 2015/11/01(Sun) 14時頃
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[ゆら、と視線が揺れたはず。 かち合ったかは、定かじゃないけど。
名前を呼ばれた>>87のだと、 自分が反応した理由に気付くまで、 数秒間を要した気がする。
座ってろ、と言って、 檜山もここを出て行きました。
暖房が効いているはずの、凍えた教室。
雛子はバカで、自分がバカということも知っていて、 基本的には素直です。素直な女だと、笑われます。]
(113) 2015/11/01(Sun) 19時半頃
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[今も、なるほど、と思って、 すとんと腰を下ろしました。
お腹がキリキリ痛みます。 息苦しいのは、そのせいでしょーか。 どこか、懐かしささえある痛み。
レーパン、と、ひどい呼び名で声をかけられて、 青白いまんま、顔を上げました。
それ、みんなの前ではやめてよーって、 いつもみたいに頬を膨らませることもなく。
いつものるぎくん。 落ち着いて見える、るぎくん。
ぼう、っと少しほうけた顔していたら、 少しだけ、気分が、落ち着いてきた、ような。]
(114) 2015/11/01(Sun) 19時半頃
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……うん、いくー。
[ふわ、と短いスカート翻して、立ち上がった。 相変わらず、奇妙な心地ですが、 ここにいるよりずっと、マシ。
なにより、目の前に、 声をかけてくれるひとがいたんですから。*]
(115) 2015/11/01(Sun) 19時半頃
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── 回想:ひよこの記憶 ──
[雛子に名前をくれたのはおねーちゃんで、 雛がまたボロボロになったとき、 大事にあっためてくれたのも、おねーちゃんです。
バツしかないテストの答案に、 『あらあら』って目を丸くしたあと、 『でもあの雛子が、学校に通っているなんて』って、 『ひとまずおやつにしましょうか』って、 にこにこしていたママの傍から連れ出して、 雛子と向き合ってくれた、おねーちゃん。
『なんでわからなかったのか、考えよう』って、 躓いたところまで、遡って教えてくれました。 『もっとおしゃれしたらいいよ』って、 かわいく髪を結ってくれました。]
(147) 2015/11/01(Sun) 22時頃
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[あらたくんと、中学校が別になったのは、 雛子が校区外の学校に通うことにしたからです。
昔、おねーちゃんが通ったという中学校。 「あっちがいいなー」と言ったら、 じじょーを察したおねーちゃんが、 パパとママの説得を手伝ってくれました。 といっても、『最近荒れてるらしい』って、 噂まがいの言葉だけで、過保護な両親は、 雛子をその学校に行かせる気はなくしたようですが。
特別な書類を出して入学した中学校。 誰も知らない場所での再スタート、ってやつでしょーか。
雛子は女になりました。 今度は、ちゃんと、女社会に颯爽と駆け込んだ。
おねーちゃんをもう心配させたりしない、って、 意気込んで飛び出していった雛子。 順調に、ピラミッドを駆け上がってった、雛子。]
(148) 2015/11/01(Sun) 22時頃
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[女子テニス部にはいりました。 かわいい先輩が多かったからです。
身体が弱かったはずの雛子は、 運動がそう苦手ではありませんでした。 はじめて気付いたな、と思いながら、 ぐるぐるぐるぐる、校舎の外周を走りました。
程々に短いセーラー服も、 少し凝ったスカーフの結び方も、 それなりに板についてきた、中学1年の終わり。
はじめて彼氏ができました。 ひとつ上の学年の、新しい野球部のキャプテンでした。 白い歯を見せて笑う、背の高い、爽やかな、 それでいて、ちょっと強引な男らしいひとでした。 雛子のことが、好きだと言いました。]
(150) 2015/11/01(Sun) 22時頃
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[好きだ、と言われて、悪い気はしないし、 おねーちゃんに、ずっと頼るわけにもいかないし。
恋はしていなかったけれど、 きっと好きになれると思いました。 だって、誰にも好かれなかった雛子のこと、 好きって言ってくれるひとだもの。
おねーちゃん離れの時期かしらん。 最近、忙しそうなおねーちゃん。 もう、雛子のせいであんな顔させないように、 りあるをじゅーじつさせていきましょう。
決断力のない雛子の相手は、 ごーいんなくらいでちょうどいいのかも。 とか。
「よろしくおねがいします」と言って、 たくましい先輩の手を取った、冬。*]
(152) 2015/11/01(Sun) 22時頃
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── 現在:廊下 ──
[ぽつ、ぽつ、と、 一歩一歩、歩いて行く。
甘い匂いや、醤油の匂いや、いろいろ。 混ざり合っていて、あまり、気分は良くない。
ゆらりゆらり。ぐらんぐらん。 行き先は、聞かなかったけど、 『回ってみる?』>>93と言ったからには、 一通り、見て回るくらいのつもりで。
足が、重い。おなかが痛いです。]
(165) 2015/11/01(Sun) 23時頃
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[せっかく連れ出してもらったのに、 いつも、タタタ、と軽かった足取りが、 どうにも、重くて。鈍くて。 ずるずる、引きずるみたいに。
それをごまかすように、 近くにあった窓に近寄りました。 果てしなく続く廊下よりも、 近くにあった、から。]
……やっぱ、雪、すごーい。
[バカって言われるかなって思いながら、 言われたらこの浮ついた気分も吹き飛ぶかなって、
そう思いながら、窓に手をかけます。
カラカラ。軽い音。]
(166) 2015/11/01(Sun) 23時半頃
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うわ、なんにも見えない、
[よー。
言葉が途中で切れたのは、 あまりに白い視界に、驚いて、 思わず身を乗り出してしまったからです。
その時、地面が、 あまりにも、遠くて。]
(167) 2015/11/01(Sun) 23時半頃
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[ひゅ、と風がなって、 後れ毛をさらっていきました。
顔にぶつかる雪が、寒くて、痛くて、 みるみるうちに、身体が冷えてゆく。
やだな、メイクが。]
──おちちゃう、
[その言葉が連想させたのは、死です。
身を乗り出したまま、動けないまま、 遠い地面に、思いました。
落ちたら、死んじゃうね。 どうして、地面があんな遥か遠くにあるのでしょう。*]
(168) 2015/11/01(Sun) 23時半頃
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