219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA
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[薄く目を開けば、そこはどこまでも黒が広がる場所だった。
やがて目が慣れてくれば、そこが最低限の家具のみが置かれただけの部屋という事がわかっただろうか。
見覚えのない部屋なのに何故だろう この場所にいると、ぬるま湯に浸かっているような心地よさを感じる。
一先ず体を起こそうとするが、すぐに誰かの手によって元の姿勢に戻されてしまう。 まるでなかなか寝床につかない子供を布団に寝かせるように。]
誰か…いるの?
(+21) 2017/06/23(Fri) 19時半頃
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[隣をみれば、そこにはクリーム色をした薄手のカーディガンを羽織った…おそらく女の人がいる。
おそらくと付けたのは彼女の顔が見えなかったから。 その顔を見ようとどれだけ注視しようとも、どうしても顔の部分だけが闇にぼやけてしまうのだ。 それでも、ゆるく結われた長い髪と服装から性別の推測はできた。]
『うん、いるよ …ううん』
[やわらかい女の声。 問いに答えたかと思えばすぐに彼女は首を横に振り]
『ずっと、いたよ』
[慈しむように少年の胸を撫でながら、言い直す]
(+22) 2017/06/23(Fri) 20時頃
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ずっと……?
[そう言われても彼女に対する心当たりはなかった。 顔が見えていないだけで、もしかしたらどこかで会った事があるのかもしれないが…まだまだ世界の狭い少年にとって年上の知り合いなど限られていて。
(おばさん…よりはずっと若い。神鷺先生よりももう少し…25…いや、20?)
ぼんやりとする頭で思いつく限りの顔と名前を浮かべてみたけれど、そのどれとも合致がしなかった。
そもそもずっといたというのもどういう意味だろうか? 自分はさっきまで…さっきまで…?]
(+23) 2017/06/23(Fri) 20時頃
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こんなところにいる場合じゃない、いかないと…
[そうだ、さっきまで自分は屋上展望台で鳥型ノイズの襲来を受けていた。 だったらこれは夢の中?早く目覚めなくては…パティさんの身が危ない。
なのに、いくら起きろ起きろと念じてもなかなか意識が夢から覚める気配を感じられない。 だったらまずは体を起こして、それから…と上体を起こした瞬間、今度はさっきまで隣にいた彼女に後ろから抱きこまれてしまう。 そして彼女は耳元に唇を寄せ囁くのだ]
『だめ、いかないで… をひとりにしないで』
[体に入った力が抜けてしまうような、とてもとても甘い声で]
(+29) 2017/06/23(Fri) 20時半頃
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[どこへもいかせないというかのように強く… しかしこちらの体から力が抜けたのを確認すれば優しく抱き直して]
『もういい、もういいの…丈司』
ど…して……
[気のせいだろうか さらに頭がぼんやりとして、喋る事も億劫に感じてくるのは あれだけ軽く感じていた体が重くなっていくのは]
ぁ…
『もう傷つかないでいいの… とここで…』
(うごけ…な………)
[この女の人に抱きしめられると抵抗する力を奪われていくようで 瞼を開いている事すらも辛くなってきた時]
(+30) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[―――君。 じょ…く ……
夢から呼び戻そうとする、声が聞こえた]
(+31) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[その声にこたえようと、もう一度自身を抱きしめる腕から逃れようと試みるもやはり体に力は入らない]
『いや!いってはだめ…』
…はなし…て…
『ここなら、ここなら守れるから… が、丈司を守るから…』
…め……
『外にいって…は…?』
(+32) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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…守ってもらうだけじゃ、だめなんだ…
[体が動かないのなら能力<サイキック>を使うしかない]
だから、ばいばい…
[彼女の待つ世界へ戻る為、縋る女の生命を赤い花へとかえただろう]
(+33) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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―回想/姉と弟と赤い花―
[姉弟が二人で暮らすようになってから数年がたっただろうか。 弟の病も回復傾向を見せてきた頃、買い物から戻った姉はとても上機嫌な様子で、それを不思議に思った弟は声をかけてみた。
「あ、わかる?実は今日とても良い物を見つけたんだ!」
ほら!と目の前に出されたのは赤い何かの花を模したチャーム。 何だっけ…サルスベリ?と聞けばおしいけど違うなぁ、と苦笑を返され。
「サルビアの花だよ。珍しいでしょ?」
と、サルビアを模したそれの唇花をじゃらりと揺らす。]
(+34) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[バラとかひまわりとか桜とか、女性に好まれそうな花やそれを模したチャームなんて物ははいくらでもあるのに。 何でサルビアなの?と問いかければ姉はイタズラっ子な笑みで答えた。
「サルビアは家族の花なんだ。だからおねえちゃんはこれがよかったの」
サルビアが家族の花…? そんな話は特に聞いた事もなかったけれど 家族という言葉に惹かれたというのはとても姉らしく思え、弟もそうなんだ、と笑って返した。
…サルビアの花言葉が『家族愛』である事を知ったのはそれからもうしばらく後の話。 先に天国へいってしまった両親を含め姉は家族を大事に思っていたのだと、火葬場へ向かう車に揺られながら。]
(+35) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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[家族の花が の幻影をころしたと知らぬまま 大切な人を守る為に、少年の意識は深い水の底から浮上する。
意識の戻った少年が、心配そうにこちらを見るパートナーに気づけばまずはこう言っただろうか。
ただいま、と。*]
(+40) 2017/06/23(Fri) 22時頃
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―コキュートスJ付近―
[しばらく休憩をはさんだ後。 展望台から確認する事がかなわないのなら足で探しに行くしかないと思い外へ出たまではよかったが、一歩外に出れば>>#1その異変に気づいただろう。]
…これも、ミッションに関係があるってこと…なのかな
[蒼き救済を求める人々の姿。
死神のゲームによるRGへの干渉という意味なら 確かに以前にもシアターの照明へ干渉をしていた事はあった。 しかし目の前に広がる光景は、明らかに以前とは規模が違って見える。]
(+65) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
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[―異変が起きているのは人々にだけではない。
先に人ならぬモノの気配に気づいたパートナーに手を引かれてか、物陰に身を潜めて様子を窺えば今までに見たことのないノイズ達の姿が見える。
これは現代の大名行列か百鬼夜行か
その流れを注意深く観察したならば ここよりさらに西から、東の方向へ向かっている事を確認できたのかもしれない。
しかし最初のメールで添付された地図上、ここが一番西の果てに近い場所のはずだったが…一体あのノイズ達はどこから来ているというのか。*]
(+67) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
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/* ほんと、ゾウディアックシリーズの音楽がよく合う。
(-46) 2017/06/23(Fri) 23時半頃
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[…あっちから?
>>+100彼女の言葉にノイズの流れを目で追えば 西のさらに奥から向かってくるのが少年にも確認できた。]
…うん
[行ってみようかと言われれば ノイズ達に気づかれないように小さく、けれどはっきりと意思を持った声で相槌を返す。 元よりこの混沌の元凶を探していたのだ。進むしかない。
今のところノイズ達がこちらを意識する事はなさそうだが、この先に何があるのかはわからない。 細心の注意を払いながら移動を開始しただろう。*]
(+101) 2017/06/24(Sat) 11時半頃
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―コキュートスJ付近→西エリア/境界線付近―
[建物の影に潜むように、それはあった。
十王ストリートの突き当り 今は使われていないであろう寂れたビルの壁に描かれた漆黒の紋様。 それはいつか本で見た、魔法陣とよく似ている。]
もしかしてあそこから出てきてるのかな…
[もう少し近くに寄って確認しようとすれば そうはさせまいとばかりに一匹のまっくろなイタチ型ノイズが陣より飛び出してきた。
―当たりだ。目的の場所はここで間違いはない]
(+102) 2017/06/24(Sat) 14時半頃
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[タネがわかればおのずと対処法も浮かんでくる。
あの漆黒のものが本で見た魔法陣と同じなら 壁に描かれた陣の文字を消す、もしくはビルの壁ごと陣そのものを破壊すればこの召喚の儀式も止まるはず。]
―パティさん!
[ここからノイズの攻撃をかわしつつ陣へ到達し破壊する事を考えれば、彼女の能力の方が適している。
彼女が陣の元へ走ろうとするならば、少年はサポートに回る為構えただろう。*]
(+105) 2017/06/24(Sat) 15時頃
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[パートナーが陣へ到達するまでの間
一体、また一体と新たなノイズが召喚されたが 内5体はこちらを気にする様子もなくそのまま東へ向かっていった。
もしノイズが陣より無限に召喚されるというなら、そのすべてを相手にしていたのではとてもじゃないがキリがない。 彼女の邪魔をするノイズのみに標的を絞り込んで…]
(+125) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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[4体のノイズが砕かれ、もしくは絞り粕となっただろうか
黒い骸の道を敷きながら、ようやく彼女が陣の元まで到達したのを見届ければ少年は叫んだだろう。]
そのまま壁ごと壊して!
[そして言われるまでもないと即座に構えられる回し蹴りのモーション。 さぁ、陣は無事に破壊できるのか。*]
(+126) 2017/06/24(Sat) 19時半頃
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[>>+146響き渡る硬質な物の砕かれる音。
瞬間、蒼い光が走ったかと思えばすぐに陣は活動を停止し無残な破片へ変わり果てた。 もうこれで西エリアからまっくろなノイズが発生するという事もなくなるはず。]
…やった!
[その様を見届ければ 頭上に咲き誇るサルビアを揺らしながら少年は彼女のもとへ駆け寄っただろう。*]
(+157) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[壁の一部が崩されたビルに目をやる。 恐らくは廃ビルだったのだから多少破壊したところでそこまで問題もない…だろう。
それよりも問題なのは]
…もうこれで、不思議な力はなくなったんだよね
[今ではコンクリートの破片へと成り果てた物をひとかけ拾う。 黒い紋様の一部が描かれているそれを手の中で回しながら眺めてみるが特に何かが起きる様子もなさそうだ。 完全に力を失ったのだろう。
それでも何かの役に立つかもしれないと、欠片をポケットへ仕舞いこんでおいた。*]
(+163) 2017/06/25(Sun) 00時半頃
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[周囲の安全が確保できたところで休憩をはさもうと言ったのはどちらからだっただろうか。 壁に背を預けながら腰を下ろし一息つく。
まっくろノイズと陣の問題は一旦解決したものの、周囲に見える生きている人間は相変わらずの様子で>>#4
この現象がミッションと関係しているというのなら、 まだ生き残っている参加者がどうにかするしかないのだろうか…。
だとしても、今生き残っているのは何組程か。 その中に自分の知っている顔はあるのだろうか。]
(+171) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[ハッとした顔で隣に腰を下ろす彼女へ視線を向け。
頭を寄せる形でもたれかかりながら彼女にのみ聞こえる声で返しただろう。
「そうだね」と。
今ここで自分が悩んでいてもしかたがないのだ。 まずは自分達が無事に生きる権利を得る事。 そして彼らが生き残り、再びまたどこかで会える時がくるなら…。
その時はゆっくり話をしてみよう。 今回の出来事を。これまでの生を。これから歩む希望を。]
(+174) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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[休憩を取る間
もしかしたら何かを探す狐>>@104が近くまできていたかもしれないが、気づく事はできただろうか。 もし気づいたとしても、二度目の死のきっかけを思えばその姿に警戒をしたのかもしれない。*]
(+179) 2017/06/25(Sun) 01時頃
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