111 【飛び入り歓迎】playing soldiers
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― ガルディア城・コテージ ―
・・楽しい?
[冷気漂う静かな城内。 カリュクスの背後>>@0、柔らかい声が響く。
彼女の内心、その涙に触れるようで触れない距離。 手を差し伸べるでもなく心の中で。
ユラはずっと。]
―――それとも、苦しい?
[雪は未だ、止む気配はない。]
(@2) 2014/02/19(Wed) 10時頃
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―城北―
[強引に中を侵され、ぐったりとした少年が不意に光に包まれる。>>+4 次の瞬間には、少年は"男"の頭上、ユラの手に抱かれていた。]
・・・・
[色を無くした"男"は、ユラにどういう反応を示しただろうか。 辛うじて息のある少年に視線を送る。]
["男"の行動は、城内でカリュクスの杖にて映し出されていた。 少年の元へ向かおうとするユラを彼女は止めたかもしれないが、それには応えず、この場へと転移してきたのだった。*]
(@3) 2014/02/19(Wed) 11時頃
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― ガルディア城・バルコニー ―
・・
[苦しい訳がない、と背を向けるカリュクスを見つめる。>>@4 杖が映し出す状況。 "男"が少年を捉えていた。]
―――・・どんなに。
[転移魔法陣の光がユラを包む。]
どんなに人道厚い主がいても、 君主独りじゃ政は立ちいかない・・
[静かな声。]
(@5) 2014/02/19(Wed) 21時頃
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逆も、そう。 どんなに非道な主が上に居ても、 そのひと独りじゃ戦争は起こせないわ――――
[独り言のように零して、少年の元へと向かう。]
(@6) 2014/02/19(Wed) 21時頃
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―城北―
―――・・君は何を持って人を"人"と思うの?
[もう戻れない、という"男"にユラは問う。]
ビャクヤ、この子を。
[名を呼べば、虚空より銀色の毛並みの大型犬のような獣が現れ、少年を背に乗せ消えて行った。
ビャクヤは所謂、神獣に分類される妖魔であり、ユラの使い魔でもある。 城で過ごすことを許されていた昔、ある女性と霊山に出掛けた際に出逢った。 普段は可視出来ない存在で、呼ばない限りは姿を現すことはないが、ビャクヤと言う名は、その女性と共に付けたものだった。]
(@7) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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・・・ユラ。
["男"はマントを羽織り、軽々とユラと同じ高さまで飛び上がる。 聞かれたのは名、ではなかったが、そう応えた。
何処からか、聞き覚えのある優しい歌声が聞こえる。*]
(@8) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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――――・・綺麗ね。
[問いを受け、"男"は笑う。 これが人だ、と右の掌に示す二重螺旋の鎖の幻影は眩い程に美しく。 けれど、感嘆の言葉を零したユラの瞳は哀しげに揺れて。
ありがとう、と一度目を閉じる。]
貴方はあの子を"人ではないもの"にしたかったの?
[人の成り立ち。解り易い説明に穏やかに尋ねてみる。 特に追求するつもりはない。 もう知っている"男"の名を改めて聞きながら、告げた名に首を傾げる様には、僅かに瞳を柔らかく細めた。
微かに流れる優しい思いは"男"にどう届いているのだろう。*]
(@10) 2014/02/20(Thu) 00時頃
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・・・
[根源は皆、綺麗なのだと"彼"は言う。 そして、その灯りはユラに似ていると。
はらり、と、またひとつ、心に雪が積もった。]
[それは過去に同じことを言われた記憶。 今とは違う王宮。 中庭には沢山の花々が溢れ、暖かい日差しが降り注いでいた頃の。
『きれー。』
映し出されたそれを覗き込むようにして眺める幼いユラに、"彼女"は嬉しそうに微笑んで。 源は皆、綺麗なのだと、ユラも綺麗だとそう話していた。 未だ小さかったビャクヤが足元で微睡でいる光景が遠くに浮かぶ。]
[変わる為に、という少年を襲った理由を聞けば、彼の、その光を失った目をじっと見つめ。]
(@11) 2014/02/20(Thu) 18時頃
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貴方は本当に・・、"変わる"ことを望んでいるの?
[本当に"それ"になることが、と。届かなくても。
告げた名に思い出したように彼が手を叩く。 遠く流れる歌声に向ける言葉には。]
心配、しているのね。
[穏やかな視線を向けて。*]
(@12) 2014/02/20(Thu) 18時頃
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壮大、ね。 理に挑む、なんて。
[自分の意思で、そうするのだと彼は言う。 その先に、何を望むかはわからないが、更に問いを重ねるようなことはせず。]
・・でも私は、その為に貴方が誰かを傷つける姿は 見たくないわ。
[僅かに微笑む。 止めて、とは言わない。 本人が自分で気付かない限り、どうすることも出来ないことは知っている。]
(@15) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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"妹"をそんな風に心配出来るのなら、あの子のことも・・ [想いは時に、ひとを残酷にすることも。]
忘れないで。
[きっと、存在しない者として生きるユラに出来ることなど何もない。 それでも。**]
(@16) 2014/02/20(Thu) 21時半頃
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/* 桃陣営の女性陣の狂気が・・ 愛されているっていいですね。
イアンさんは安定の可愛いさ。
ラルフさんを皆さんの所に合流させたいなあ。 何か口実作れればいいのだけど、ユラさんじゃ・・・;;
(-101) 2014/02/20(Thu) 22時頃
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