111 【飛び入り歓迎】playing soldiers
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『にいさまぁ、』
[北の城の廊下を、歩く幼女。 よく見るとその足は地についておらずふわふわと浮かんでいる。 5,6歳ぐらいであろうか。ちいさく可愛らしい容姿の中で、大きな瞳のその朱だけが不気味なまでにやけに目立つ。 ……ただ、現在、あかいのは瞳だけではないようで]
『…しょう…、ぅ…ひっく…』
[目元から頬まで真っ赤に腫らした彼女は、それでもなお涙を流しながら覚束ない足取りで城の中を歩く。 嗚咽の合間に、名前を呼びながら 誰かを探すように、誰かに見つけてもらうのを待っているように。 …不意にその足取りがとまる。 ――いま、 どこかで ちいさな手のひらで、ごしごしと涙をぬぐい 耐えきれない不安に眉を下げながら、振り返り、つぶやく。 …つぶやけばまた、その姿も霧のように消えた。**」
『………れ、てぃ…?』
(+1) 2014/02/23(Sun) 02時頃
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―ガルディア城/地下― [人気の無い白の地下に 一匹の白い犬…いや、狼がすとんと中空から現れる。 目線の先には冷たい床に横たわる男の姿。 腹部を染める血はもう乾いて黒く濁っていた。 狼はそっと近づくと、鼻先を傷付近へと向ける。 ――淡い光が集まる。その傷を癒そうと意識を集中する。 しかし、どれだけ経とうとその傷が治る気配はない。 …男は既に死んでしまっていたから。]
『……』
[殺すつもりはなかった。 直ぐに治療すれば大事には至らない、その程度の足止め。 だが、彼は自分を追いかけてしまった。そうして今この薄暗い地下に一人置き去りにされている。 ――いいや、もしかしたら自分はどこかで、こうなることを望んでいたのではないだろうか。だから、彼は…。 朱い瞳がゆれる。]
(+12) 2014/02/23(Sun) 13時半頃
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『…兄さまを殺したのは、クラリッサです』
[ごめんなさい、兄さま。 その声は、掠れるような唸りとなって獣の喉からこぼれる。 耳や尾は小さく伏せられ、後ろ姿は今にも消え入りそうだった。
ヴェラの魂は、もうその身体には無かった。 どこかを彷徨っているのか…既に、いってしまったのかもしれない。そう考えると哀しみで胸が張り裂けるそうになる。 それでも、嘆く資格なんてない。 最初に裏切ったのは自分なのだから。
せめてこの冷たい地下から運びだすため、腕を咥えようとするが 自身の身体が虚しく透け、触れもしない事に気づけば クゥン…と、切なげな鳴き声をあげて姿を消した。**]
(+13) 2014/02/23(Sun) 13時半頃
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[問いかけに応えるように、空気が微かに揺れる。>>@6 暫くして、闇の向こうから先ほどの狼が現れた。]
『兄さまを出してくれるの? お願い、ここから出してあげて クラリッサにできることなら、なんでもするから…』
[突然のことに狼狽えつつ、そう答える。 狼の姿では人の言葉は話せないが、それも忘れているようで。 心なしか先ほどよりその姿は薄く儚い。慌ててきたせいなのか。 それから、ふと彼女を見つめて]
『ユラさん?』
[それは懐かしルブトでの記憶。雪うさぎを教えてくれたお姉さん。 本当なら不思議な縁だと耳をぱたつかせながら、そう尋ねてみた。]
(+16) 2014/02/23(Sun) 22時頃
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[一緒にと言われれば、驚いたように耳を立て目を丸くする。>>@9]
『いいの?…ありがとう! お手伝いもできないかもしれないけど、 邪魔はしないから…クラリッサも兄さまを送りたいわ。』
[そう、嬉しそうに朱い目を細めた。しっぽが穏やかに揺れる。]
『ええ、もちろんです。ユラさん、お姉さんみたいだった 雪うさぎ、教えてくれて嬉しかったの。
…それに、少し羨ましかったから。 おもえばクラリッサはずっと兄さまが一番だったけど、 兄さまにはきっと、ただの可愛い妹だったもの。』
(+25) 2014/02/24(Mon) 22時半頃
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[昔を思い出して、苦笑するように首を傾ける狼。>>@10 ユラと話す兄の姿。シーシャが投げた雪玉を見て、当たってしまえと思ったあの日。初めて芽生えた小さな気持ち。 だが兄の本心も、ユラの本心も聞いたことはなかった。]
『ユラさんは、兄さまのこと好きだった? 今も、変わらない?』
[だから、聞いてみる。聞けなかったことを。 勘違いだったのか、そうでないのか。
ユラがヴェラの弔いに動けば、後ろからそれについていっただろう。]
(+26) 2014/02/24(Mon) 22時半頃
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―戦地―
『他にもいるのか。 うん、いるねえ。中々元気そうだったよ。』
[枝に足をかけたラルフに、どこからか声がかかる。>>29 それは、彼が覚えていたなら酷く懐かしいものであっただろう。 …どうやら聞こえているのはラルフだけのようだった。]
『…ん?こっちこっち、そこの木の下。 そうそう、それだ。』
[呼びかけに応じて木の下を見たなら、 落ちていたのは古ぼけた手鏡。 ――そこに映ったのは、ラルフではなく幼い少女の姿。 視線が合えば、朱い眼を細めふわりと微笑む。大きな獣の耳が揺れる。]
『やあ、同朋。ご機嫌いかがかな?』
(+30) 2014/02/24(Mon) 23時頃
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/* ものすごい勢いでショウ手遅れになってるアワワワワ…
(-32) 2014/02/24(Mon) 23時半頃
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