19 【minus apple 〜 僕の心臓は僕を壊す】
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[落ちる電気。 ただ、ホログラムだけが青白い光を放って。 その周りほんの数十センチだけ視野が利く。
青白い光を受けたロビンの表情は、相変わらず薄い微笑みを湛えているのが、見る者には判るだろう。]
(@2) 2010/09/19(Sun) 00時頃
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ロビンは、戯れに親切心を起こしてみる→13
2010/09/19(Sun) 00時半頃
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[ドクトルの言葉が館内放送に切り替わるとホロを持つ手を下げた。]
嗚呼、もうホロはいいのかな……―――。 ふふ、今のところ、コレが唯一の光源かな。
[青白い光を顔の下から浴びて、にっと微笑めば、少しホラーのようにも見えるだろうか。]
僕はもちろん電気室の場所も知っているけれど。 さて、どうしようかなぁ……―――。
[小首を傾げてもったいぶれば、反応を示すものはいるのだろうか。]
(@6) 2010/09/19(Sun) 00時半頃
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【ロビンの気まぐれ】
この先のactで44 5 2 のどれかを出した先着1名に気まぐれでついて行きます。
それより先に3つ揃った場合は、気まぐれは発動しません。
(@9) 2010/09/19(Sun) 00時半頃
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[ヒステリックに叫ぶソフィアの声に]
さて、どうしましょうかねぇ……―――。
[相変わらず青白い光を下から受けながら、小首を傾げた。]
(@10) 2010/09/19(Sun) 00時半頃
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嗚呼、ナンバーにはそういう意味があったのか。 なるほど、直ぐに見れる位置なら面白くないだろうね。
相変わらずそういうの好きだな、ドクトルは。
[聴こえた放送にポツリと零す。 そして、途切れる放送に。]
アイアイサー。
[なんとも軽い返答を返しておいた。 それは己がスティーブンだと示すことにもなるか。
そして、ロビンは気まぐれに、莫迦と叫んだソフィアの後を結局つけて行く。]
(@13) 2010/09/19(Sun) 00時半頃
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ロビンは、ソフィアに、「しょうがないですね、お付き合いしますよ」と声をかけた。
2010/09/19(Sun) 01時頃
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――……しょうがないですね。 こちらですよ。
[ソフィアの懇願にホロを持って誘導し始めようとして、何やら派手にこける音に、振りかえる。]
おや、大丈夫ですか?
[かける声は、昔の誰かと同じ調子で。 けれど、それを彩る温度はどこか冷たい。]
(@14) 2010/09/19(Sun) 01時頃
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……大丈夫そうですかね。 少なくとも人手は足りてそうですし。 では、こちらです。
[ソフィアを誘導する場所は、ラルフ達のいる場所と同じであったか。]
(@15) 2010/09/19(Sun) 01時頃
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[イアンが食堂のブレーカーをあげれば、 食堂の電気は復旧するのかもしれない。]
(@16) 2010/09/19(Sun) 01時頃
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― 電気室 ―
おおよその電気の復旧は此処でできますよ。
[施設の関係上、独立した電気回路を持つ部分もあるが。 その辺りは、各所の動きで復旧するのではないだろうか。
ソフィアに言われ、照らす先には、ナユタとラルフの姿がある。]
おや、先を越されてましたね。
[視線が合えば、薄く笑った。]
(@17) 2010/09/19(Sun) 01時半頃
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ロビンは、ソフィアの願いにしょうがないですね……と、ナユタの手元を照らした。
2010/09/19(Sun) 02時頃
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― 電気室 ―
[室内に光が灯されると、ホロを持った男は眼鏡の奥の薄青を眩しげに細めた。]
―――……どちらでも、お好きなように。
[明るさに眼が慣れてきた所で、かかる声に肩をすくめながら、ホロを形成していた機材をしまう。相変わらず薄い微笑みは、けして某所で己が行った悪戯が成功しているを知っているからではない。]
(@18) 2010/09/19(Sun) 02時頃
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……ソフィア君と、嗚呼、セシル君も 大丈夫ですか?
[その薄い笑みのまま、ナユタに手を借りて立ち上がるソフィアと、その向こうに貧血を起こしたようなセシルを見つけ、表面上心配を示す言葉を紡ぐ。]
(@19) 2010/09/19(Sun) 02時頃
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― 電気室 ―
まぁ、どうせ僕も医務室に戻る気でしたから。
[ナユタの頼みに肩を竦めると、セシルに手を差し出す。 さて、その手は取られたか否か。
取られたならその身を支え、取られなかったならそれ以上は手を出さず。 なんにせよ、ロビンと名乗る男は、医務室へと*向かうだろう*]
(@20) 2010/09/19(Sun) 02時半頃
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― 回想 ―
[電気室でセシルに差し出した手は取られることはなかった。 断られれば、肩を竦め、それ以上の反応を見せることはない。 他者を待つということはなく、スタスタと医務室に向かって歩む。
途中聴こえるのは羽根を持つ猫の声。 医務室に向かう途中にある、ロビーには血の匂いが充満していた。]
――……Who Killed Cock Robin? (誰が駒鳥を殺したんだろう?)
駒鳥(ドクトルの最初の生贄)に選ばれたのはサイモン君でしたね。
[サイモンのなれの果てを見ても、薄笑いの表情は変わらない。 と、ナユタにだきかかええられているソフィアの悲鳴が聴こえた。 気を失ってしまった彼女を、そのままナユタが医務室へと運んで行く。]
(@21) 2010/09/19(Sun) 23時半頃
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おや、医者に任そうという気はないのですね。 まぁ、僕に任せる気にはなりませんか。
[くつくつと喉を鳴らし、ナユタの背を見送った薄青は、ばらまかれた陶然と紅を見詰める。]
――……そう、人はいつか死ぬんですよ。 残酷な神が支配する、この世界では、ね。
[くっと眼鏡を押し上げる。その間にふっと思い出すこと。
「君は医者には向いておらんと思う」
その言葉を放った人物は――……研修時代に世話になった先達。それは皮肉なことにナユタの祖父であった。
ソフィアの悲鳴につられたか、人が集まる気配を感じた。 ロビンと名乗る男は、顔に微笑を浮かべたまま、その場を離れた。 故に、何かを狙っているコスプレでこぼこコンビとは顔を合わすことはなく]
(@22) 2010/09/19(Sun) 23時半頃
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おや、お邪魔だったかな? 嗚呼、若い人の間では、こういう時『リア充、爆発!!』 っていうのが流行ってるんだってね。
[辿り着いた医務室。ドアを開けば、ソフィアがリセドロンに手を伸ばす所であった。 とは言っても、他に人の姿があれば、それは深い意味を持たない。 ソフィアに「先生」と呼ばれれば、昔であれば安心させるつもりであろう、微笑みを浮かべて見せた。それは今はおそらく彼らにとって意味合いが違うように見えるであろうが。]
(@23) 2010/09/19(Sun) 23時半頃
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― 回想 ―
[キシっと音を立てて、椅子に座れば、ナユタとベネットに遊戯の説明を求められた。]
ドクトルが満足すれば終わるんじゃないかな? つまり、ドクトルのお気に入りだけが生き残るか、死に絶えるか。
[己からリセドロンに『スティーブン』であるとは告げない。 しかし説明の途中、ナユタやソフィアが己を『スティーブン』と呼ぶならば否定はしない。 それが、リセドロンに対する答えになるだろう。
と、ドクトルに逢いたいとリセドロンに手を握られ請われる。]
それが厭なら、逢いに行くしかないだろうね。 多分、最西の塔に居るとは思うけれど……―――。 まぁ、詳しいことは皆が居る前の方が良いかな。
(@24) 2010/09/20(Mon) 00時頃
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[触れたことで己の裡を覗かれることがあったなら、そこにある感情は現状を愉しもうとするものが表層に多くある―――……けれど。 もし、奥底をほんの微かでも垣間見ることがあったなら、パンドラの箱の底にあるのは希望ではなく、医師としての苦悩だ。しかし、それはもう、多くの感情に呑まれて種よりも小さな存在でしかない。見ることが出来、それが何かが判るとしたら、奇跡と言っていい程。]
リセドロン君、少し熱があるようだね。 解熱剤渡しておこう。耐えられないようなら呑みなさい。 嗚呼、僕を信用できるなら、だけれどね。
[そんな言葉をかけて手をさり気無く解き、錠剤のシート、5錠ばかりの解熱剤を渡した。
その後は、麦茶談義を聴きながら、必要があれば食堂に集まる旨を、放送でした後、席を立つ。そして、医務室を去り際、思い立ったように]
嗚呼、そう言えば、ナユタ君。 君のお爺様はお元気になされているのかな?
[ナユタにそう声をかけた。]
(@25) 2010/09/20(Mon) 00時頃
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― 現在/食堂 ―
[そして今、ロビン……スティーブンの姿は食堂の一角にある。 悠然と椅子に座り、「チビ」と声をかけてきた猫耳を生やしたトニーを見詰める。]
僕の名前は、チビではないのだけれどね。 それに、落ちつきなさい。猫耳分含めても、君の方が身長小さいでしょう。 皆さんがそろわれましたら、説明致しますよ。
[顔には相変わらずの微笑。 皆がそろったところで>>#5>>#6>>#7説明と地図を提示する。]
(@26) 2010/09/20(Mon) 00時頃
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道中何があるか判らないから、準備は万全にしていくといいよ。 嗚呼、例えば、お弁当とか保存食とか持って行っていいけれど……―――
[漂う甘い香りに思い出したように]
でも、此処にあるものに関しては 何も問題がない とは保障しないよ?
[くすくすと不安を煽る様なことを言った。 例えば、調味料にも何かが仕込んであるかもしれぬなどと。
それが本当か冗談かは、さて……―――。]
(@27) 2010/09/20(Mon) 00時頃
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― 食堂 ―
[あまり食料事情がよろし過ぎるのは、ドクトルも面白くないだろうと思い、仕掛けがあるのは本当であるが……。]
乗り物は特に用意してないよ。 頑張って歩いて行ってね。
あとね、動かなかったら、死があるだけだよ。 ドクトルのお気に入りに殺されるか、あの船みたいに爆破されるかの違いだけさ。
ドクトルも僕も、なかよしこよしが見たい訳じゃないからね。
[ラルフの問いに答えるついでに、釘をさすようなことも付け足しておいた。]
(@28) 2010/09/20(Mon) 00時半頃
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[言った傍から、骨に直接響く秘密の会話。]
サイモン君は殺害されたけどね。 残りの皆はぐだぐだしてるかな……。
結構豪勢な食事なんか用意できる余裕はあるみたい。
[通信に返す言葉は、小さくとも、肉声。 ドクトルを煽るような言葉を聞き取れるものもあったろう。]
どうする? また、話すなら、ホロ立ち上げるけどね。
[是とかえれば、また例のホログラムを立ち上げるだろう。]
(@30) 2010/09/20(Mon) 00時半頃
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― 食堂 ―
[たちあげたホロからの言葉は、皆に届いただろうか。]
僕は引率の役割みたいだね。
[ホロを仕舞いながらリセドロンの質問に返す(>>401)。 それは、ドクトルへの了解という意味合いも兼ねた。 そして、質問を向けてきたキャサリンに薄青を向ける。]
キャサリン君は、まだ判ってないのかな……。 君たちは、普通の病院で普通の検査を受けている訳ではないよ。
[小さく肩を竦め、酷薄に微笑む。]
答えは、ドクトルの言葉の中にある。 最低限のフォローは僕を信用するならするけれどね。 それ以上の保証はないよ。 そして、僕になにかあれば、その最低限の保障もなくなるわけだ。
(@32) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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― 食堂→医務室 ―
では、港で落ちあおう。 嗚呼、このまま此処で爆死したいなら、それはそれで構わないけれど。
[くすっと笑みを深めた所に、近寄る影。 その影から振りあがる手。次に左頬に傷みを感じた。]
やれやれ、リンダ君も話を聴いていないみたいだね。 僕に何かあったら……―――まぁいいか。 それで助かる命が途絶えることがあれば、良心に苦しめばいいよ。
[去る背にそんな言葉をかけながら、衝撃にずれた眼鏡を直す。 トニーに殴られた時と同じよう、チロリと紅い舌が滲む血を舐めた。
その後はクルリと踵を返すと、医務室の方へと向かった。]
(@33) 2010/09/20(Mon) 01時頃
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― 医務室 ―
[医務室で手に取ったのは、島に降りる際引いていた黒のカート。 その中には最低限の医療器具と、薬品が詰まっている。 本当に信用をするのなら、最低限のフォローはするつもりではあるのだ。それを示すように]
【ぴんぽんぱん♪】
やあ、避難の準備は進んでいるかい? 集合場所は、港だ。 死にたくなければ、遅れないようにね。
【ピンポンパン♪】
[律儀に全体放送を流しさえする。]
(@35) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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[と、何処かで小爆発が起きた。]
おやおや、ドクトルは相変わらずですね。 直ぐに終わってしまうのはつまらないですけど 動かないなら終わってしまっても良いと……―――。
[その感覚は、きっと己を殴った子達には判らないのだろうな……と唇の端を持ち上げれば、少し傷が痛んだ。]
さて、巻き添え食らわないうちに、避難しましょう。
[カラコロ――カートを引いて向かうは、港へ。]
― →港 ―
(@36) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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― 港 ―
[早々に港へたどり着いたロビン――スティーブンは、昔より比べると褪せてしまった短い髪を、潮風に遊ばせながら、これまた薄くなってしまった青で医療棟を見つめている。]
(@37) 2010/09/20(Mon) 01時半頃
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/* ホルマリンは劇薬です。劇薬です。 重要なことなので、2回……―――(ry
(-77) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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/* 元生物系としては、突っ込みたいけど。 まぁ、しょうがないか。
ガラス割った時点で、人体に超有害でござる。
(-78) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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― 港 ―
さて、そろそろかな……―――。
[ちろっと視線を腕時計へと滑らせる。 右手はまるで拳銃のような形を作り、銃口となる人差し指を医療棟へ向けた。10秒前になれば、カウントを始めるだろう。 それは今は遠く離れた、同僚も一緒であったかもしれない。]
10……――
9……―――
8……―――
(@38) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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3……―――
2……―――
1……――― [重なるカウント――そして]
(@39) 2010/09/20(Mon) 02時頃
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