178 忘却の花園
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忘れないよ。この花園にいるうちは。 ひとつたりとて、忘れないのさ。
いずれ忘れてしまうのは新しく知るため。 いずれ忘れてしまうのは思い出すため。 魂に刻まれたあらゆるものは ひとつたりとて、無になったりはしないのさ。
[忘れることと消えることは同じではない。 ユージンとの約束を結んだあたしは、 一番星に招かれるふたつの魂を感じる。>>2:584]
(39) 2015/12/13(Sun) 11時半頃
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[あたしはモンドの迷いない背中を見たから、 彼らの行く先にいかなる受難があれど 大丈夫だと信じられる。
導く“戦士”と並んで進むと決めたメルヤを誇らしく思う。 同じ役割を受け生まれた“少女”として。
「 ――あたしも、路を選ばなければ。 」
ユージンの頭上で独りごちて、園の発光地帯を眺めた。]
(40) 2015/12/13(Sun) 11時半頃
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[屋敷へ続く道すがらで、イワノフの話に耳を傾けた。 次にユージンの順番が来るなら もちろん彼の話もつぶさに憶えていられるよう真摯に聞く。 抱いた頭から放たれる声は、 振動としても全身に流れ込むような具合だった。]
イワノフの死の記憶は イワノフの罪の記憶なんだね。 でも、でもね。イワノフは咎人ではないんだよ。 罰も赦しもないこの花園に流れ着いたんだもの。
あなたに新しい世界への扉が用意されているのは 新しい世界で200人の命を救うためかもしれない!
[かつての生に応じた因果応報を抱いたまま旅立つのも 花園の癒やしですべてを削いで行くのも、良いだろう。]
(41) 2015/12/13(Sun) 12時頃
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―帰り道―
ノアより大きくなったんだ。 背比べをしようか。
[暗がりの中から聞こえた声に応じて笑う。 見下さずともノアの声は確かに憶えていたから、 得意気に背中をしゃんと伸ばして空を仰ぎながらでも 躊躇いなくあなたの名前を呼べた。
ユージンの背丈に加えてあたしの座高を誇るひとつの影は きっとノアのものより大きくて長い。]
(42) 2015/12/13(Sun) 12時頃
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それから「お風呂」に入ろうよ。 ノアの世界に「お風呂」はあった? あたしは、はじめてなんだ。
[天井が抜けた風呂のひとつやふたつ、 花園のお屋敷にならあるに違いない。 そこから降る星を見上げるのも楽しいだろうと 誘いかけ、片手をノアに差し伸べた。**]
(43) 2015/12/13(Sun) 12時頃
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―ユージンの話と雨―
…………
[ユージンの話も黙っておとなしく聞いた。>>69 当たり前のように戦があり、死が傍にある世界の話。
あなたは「どうってことのない」風に話すけれど、 あっさりとした死の記憶は、とても恐ろしく思えた。 とても悲しいことのように思えた。 とてもうまくは言い表せないが、悲しい。
まとまりのない頭の中に、さらさら雨が降り始めて かける言葉を探す間もなく瞳がじんわり濡れていく。 溜まった水がはらはら落っこちた。
言葉にならない思いというのは 水になって溢れるらしい。]
(137) 2015/12/13(Sun) 22時頃
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[しくしく泣くのもほんのひとときの事に過ぎず、 進むうちにあたしの目も頬もすっかり乾いてしまった。
頭の中に残っていたささやかな雨音と雨の情景も 楽しいことを考え始めればそのうち成を潜める。 屋敷が近付くころには、すっかり笑顔も思い出した。]
ただいま、ノア。 今のあたしはユージンの傘なんだ。
……届かない。届かないよ、ノア。
[先程、密やかな雨をユージンの頭に降らせたくせして、 傘の役目を担ったんだと勝手にご満悦だった。
ご機嫌に伸ばした手は、ちっともノアには届かずに、 夜を掻いて空気を掴むばかりに終わってしまう。 訴えかけてもノアはずっと下に居るばかり。]
(138) 2015/12/13(Sun) 22時頃
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あたしの足を、地面に戻す協力をお願い。 自分の足を思い出すよ。
[そこで「協力」をと申し出てくれるユージンに、 そろりとこそっと囁きを反して 大人しくしていた両足をもぞもぞ動かした。
ちょうどカリュクスも地面に戻ろうとしていて、 少女と戦士で別れて「お風呂」にするなら いつまでもこうしては居られないだろうし。
ユージンの肩から降り、自分の足で地面を踏み締める。 ひさしぶりに感じる夜の土は、どこかひんやりしていた。]
(139) 2015/12/13(Sun) 22時頃
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男と女ではないよ。 戦士と少女で、ノアとあたしだもの。
[外見に歳相応な程度の知識は与えられているものの そこには男女の複雑な違いや 少女に不必要な性愛の概念は含まれていない。
そもそも自分を「女の子」であるとさえ思わない。 あたしはあたし、アネモネの“少女”でしかない。
でも駄々を捏ねて困らせるのは望むところでなく、 ノアがイワノフたちに視線を向けてしまうと 大人しくさらりと引き下がった。]
(151) 2015/12/13(Sun) 22時頃
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オニサンコチラは、「お風呂」の後で。 オーレリアが待ってるんだね!
[ノアを捕まえようかと一歩近付いたが、 戦士同士の話に横槍をさすのもいかがなものかと オニ役交代は、潔く次の機会にまわして。
あたしは「お風呂」を目指して走るんだ。
鞄にはまたいくつかの重みが増えていた。 立派な樹を思わせる小枝や、美しい薔薇の花。 海の寫眞に、一滴の雨粒を閉じ込めた硝子玉。 あたしが花園で知ったもの。抱いた希望。思いの欠片。*]
(155) 2015/12/13(Sun) 22時頃
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/* 今日もショコラかわいすぎて涙でる
(-53) 2015/12/13(Sun) 22時半頃
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―お風呂への道―
ソフィア、こんばんは。 ソフィア、あなたは夜もずっと綺麗だね。
そうだよ、あたしは「お風呂」に入るんだ。 どうかな、ソフィアも一緒に行かないかい?
[呼び止められ、駆けている足で強く地面を踏みしめて。 急停止によろめく身体を半回転させ、振り向いた。 ついでに両手をぱっと広げて 共に行こうと元気よく誘いかける。
少女同士、「女の子」同士なら、問題あるまい!]
(182) 2015/12/13(Sun) 23時頃
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「デート」は楽しかったかな? 「デート」というのは、何だろう。
[散歩の途中、イワノフが彼女にかけていた声を思い出し、 浴室へと向かう道すがらの会話ついでに、訊いてみる。]
(183) 2015/12/13(Sun) 23時頃
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[ソフィアの近くにホレーショーも居るなら、 あたしは遠慮なく彼にも声をかけるだろう。 きょろきょろ焦る様子も気にせず、]
ホレーショー。 あなたも一緒にどうかな。 「お風呂」はね。温めたお湯に癒やされるものだよ。 「お風呂」で「デート」も楽しいよ!
[なんてことを、無邪気に楽しげに。]
(193) 2015/12/13(Sun) 23時頃
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あたしはね、元気だよ! ずっと元気でいなくちゃいけないんだ。
[だって、あたしは「希望」の“花”だ。 気を抜くと萎れてしまう「儚い希望」の“花”なのだ。
夜の昏さの中でも月星の明るさを忘れず、 次の朝日に期待を寄せる楽しみを持ち続け、 元気な「希望」を抱き続ける。
誘いかけたホレーショーの反応やいかに、 ソフィアと「デート」の話をしながら 向かう先に待ち受ける「お風呂」がどんなものなのか わくわく胸を踊らせている。]
(218) 2015/12/13(Sun) 23時半頃
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仲良しさんとお出かけで、ほこほこ。 あたしは今ソフィアと「デート」だね。 とても「ほこほこ」だもの。
[にんまりとした笑みで力強く頷いた。
わくわくは止まらない。「お風呂」での「デート」を終えたら カリュクスに聞いた「コーラ」を飲んでみたい。 ノアが捕まりに来るのを待ちながら飲んでみよう。
あっさりとした“死”から感じた悲しみについて もう少し深く考えてみる時間も必要だ。
そんなことを思いながら、こっそり静かに、 メルヤたちが登った光があった方向を見上げた。 今はもう静かな夜空だが そこには心なしか優しい夜の色。]
(223) 2015/12/13(Sun) 23時半頃
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楽しかった。たくさん楽しかったよ。 ユージンの肩は、とても高いんだ。 ノアがずっと下に居てね。
イワノフの立派な足や腕との競走も。 いつだって楽しかったんだ。 楽しいんだ。
[今日の楽しかったことを列挙しながら、両手を広げる。 星の数よりは少ないけれど、両手に余るほど体感した、 新しい楽しみの数々を話す。
これから行く「お風呂」もきっと楽しい場所で、 ホレーショーも一緒に行けると決まれば嬉しがる。]
(252) 2015/12/14(Mon) 00時頃
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[さて。
風呂場まわりで 男女混浴が否決されるタイミングに出会えれば、 或いは助け舟を出すほかの“戦士”にでも会えれば、 その流れに乗ってホレーショーとは浴室入り口で別れる。 そうでなければ、“花”の風呂に彼を引き込むだろう。
少女とは、決まって無邪気に事故を起こすものだ。**]
(253) 2015/12/14(Mon) 00時頃
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―お風呂―
食べても、良いんだね? 食べるよ?良いんだね?
[半端なソフィアとの話の続きは浴室でするとして、 まずは並んで浴室へと歩み、林檎の皿に会う。>>262
識字は出来ずとも「食べて」と訴えかける文字があり、 それはまるで林檎の声のようで目を見張った。 林檎の“少女”は此処には居ないはずなのにと あたりをきょときょと見回しながら皿の覆いを外した。
綺麗に切り整えられた林檎を齧る。 甘酸っぱくてひんやりしていて、歯触りが心地良い。 一欠片をあっという間にしゃくしゃく咀嚼。 なんて美味しんだろう。 お砂糖とも苺とも違う、初夏の風のような甘み。]
(309) 2015/12/14(Mon) 08時頃
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[皿の傍に置いたままのカードに 林檎のお礼を残していこうと思うのに、文字は書けない。 ソフィアに頼もうかしらんと考え周りを見ると 板に記された「お風呂に入っています」があった。>>277
やはり文字は、感じ取れても書けはしない。 思い浮かべる「ありがとう」の音の、形が解らない。]
――あ!
[ヒントになったのは、文字まわりの絵。>>261 花と髭が何を表すのかが見たまま理解できる、 文字より直感的に伝わる素敵なものだとすぐわかった。]
(310) 2015/12/14(Mon) 08時頃
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[これなら出来るかもしれないと喜び勇み、 求めるままそのあたりから色鉛筆を探りだしてくる。
欲した途端あらわれた抽斗に色鉛筆があるなんて なんて便利なお屋敷だろう。]
美味しかったよ、ありがとう。
[言いながら、林檎に添えられたカードに加筆。
もともとあった文字とは明らかに違う筆記具 ……淡い林檎の蜜色で書き加えられた絵は、 よく目を凝らさないと見えないひっそりした絵。 まるまるした林檎の果実のまわりをふわつく花の絵。 花は、もちろん一番良く知っているアネモネの形だ。**]
(311) 2015/12/14(Mon) 08時頃
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あたしの花、ソフィアの花。 並んでいるのは嬉しいね。楽しいね。
憶えていよう。憶えていようね。
[花園では、それぞれの花の群生地は離れ離れが常だ。 カードの上で並んで咲けたことが嬉しくて、>>327 きらきら光るスズランの印を見てにんまり笑んだ。
“少女”たちと同じ世界に共に行けはしないが、 あたしは彼女たちと過ごした時間もきっと忘れない。
看板に加えられたスズランの傍にも、 ふんわり舞うアネモネを一輪描き足した。 花は寄り添い咲いている。きらきらふんわり。]
(416) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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―いよいよ入るよ、お風呂に入るよ―
[ホレーショーがつかまえたイワノフも一緒に、 看板の絵を確かめてから風呂場へ。
花の風呂と髭の風呂があるなら、 気にせず両者揃って入れるみっつめの風呂もある。 なんて便利なお屋敷だろう!]
……? オーレリア、オーレリアは居ないのかな?
[壁越しに声が聞こえるのかもしれないけれど、 設けられた脱衣場所に探していた少女の姿はない。]
(417) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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ビキニ? ソフィアきれい、素敵だね。
[着替えは、ソフィアと同じく一瞬の出来事だった。
ソフィアの短いドレスのような衣装に手を鳴らし 短いスカートが揺れる動きに夢中になっている間に、 あたしの服も真っ白な「水着」に替わっていた。
素敵だとはしゃいだソフィアの水着を羨んだのか、 形やあしらいはおおよそ彼女と同じもの。
胸元のリボンが淡い黄緑色をしているのが唯一の違い。]
(418) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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[戦士たちの水着はと言えば……
イワノフの身体を隠す布は少し余っているようで、 ぴたりと肌に張り付くあたしが着ているものとは違う。 それでもどこか安心感があって、ふふんと笑った。 立派な足も、立派なお腹も、よくわかる。
ホレーショーのビキニは明るく華やかで、 活気に満ちた図案や色使いに興味は湧いたが。 あまりまじまじ見ないほうが良いような気がして。]
立派だね!強そうだね!
[……とだけ言って、星条旗に敬礼をひとつ。]
(432) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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イワノフ、あとでね。 お湯が全部なくならないうちにね。
[何処かへ行くと言うイワノフを見送り、 あたしはいよいよ「お風呂」に入るんだ!!
もうもうと視界を覆う湯気に立ち向かい、 ひたひた濡れた足元にはしゃぎながら、 身体を洗い汗を流してからという作法も知らないまま 湯船にどーーーんと飛び込むつもり。
熱くて驚いて「……ひうううああ」なんて 不思議な声を上げることになるのは、飛び込んだ直後。]
(433) 2015/12/14(Mon) 23時頃
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溶けて 融けて とけてないかな あたしは あたしの形かな
[湯に飛び込んだ後。 広い浴槽の中に仰向けに浮かんで、 手足をばたつかせるのも忘れて熱に驚き脱力。
経験した事ない浮遊感に心臓がどくどくと強く弾み、 湯の熱にも負けじと身体の全部が熱くなる。
瞑った目は、目蓋の裏にちかちか弾ける光を見る。]
(452) 2015/12/14(Mon) 23時半頃
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[身体が熱くなってしまえば、湯とも混じり合える。 耳の奥まで入りこんだ水がすべての音を曖昧にする。 イワノフの声もソフィアの声もホレーショーの声も、 何処か遠いところで響いている。
それはなかなかおもしろい体験で。
ホレーショーの腕が近くにきたら、 その手を掴んでなんとか身体の向きを整えた。 水中で弱った重力に身体を預けた。]
…………とけた、とけたよ。もう平気。
[湯の中で、足の指を開いたり縮めたりしながら、 短い息を吐いて改めて肩まで風呂に浸る。わかった。 「お風呂」が癒やしだという理由が、少しわかった。]
(488) 2015/12/15(Tue) 00時頃
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四本!指は、四本だよ。
[向けられた指を数えて、湯を掻いてイワノフに寄る。 ホレーショーの腕に支えられる間に学んだ 水中での身体の扱い方はすっかり板についていて、 泳ぐようになかなか自然に距離を詰められる。
そして、あたしも指を二本立てた手をつくり、 イワノフの手に押し付けた。 大きさも長さも全然違うけれど、確かに四本だ。]
正解かな?
[正解でしょう、と得意気に。]
(502) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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四本は間違いだ。間違いだったよ。 六本だね。カリュクスの指もある。
[ホレーショーに後頭部を探られる間 もちろん傷一つない丈夫な頭がくすぐったくて笑い、 立てた指でイワノフの手の平をくすぐる。 くすぐりながら、カリュクスの小さな手を見る。>>511
薔薇が飾られた髪を気にするカリュクスを見て、 立てていた指を握り込んで6マイナス2。 答えはやっぱり四本になる。]
(520) 2015/12/15(Tue) 00時半頃
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