176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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[ルーカスからの予想通りの返事 ――の後の、予想外の言葉>>1:542とその真剣な表情に 一瞬、 世界が静止したまま凍りついた。
再び世界が動き出した頃には、うってかわって煩いくらいの心臓の音が響いて。 震える両手が手の内を取り落としてしまわないよう、かたく、つよく、指先へ力を込めた。]
にいさん、好きな人 いたの
……へ、ぇ〜、なんだ 意外
[揺れないよう捻り出した声は、いつもより低く。 くるりと背を向けて厨房へと歩きながら、 平常心を取り戻そうと、瞬きを繰り返し、]
(161) 2015/11/23(Mon) 23時半頃
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俺…? …キス?ああ、うん…それぐらいは
[相手の飾った平常心>>44に気づくこともなく。 答える声も、完全に心ここに在らずといった感じ。 中学生の頃、初めて出来た彼女はそれは可愛い子だった。 ……告白されてOKしたけれど、それぐらいしか印象がない。 日曜は家庭教師が家に来るから、ってデートを断ったら、怒って振られたんだっけ。三週間持たなかったな。]
うん…、うん そうだね、とりあえず荷物……
……部屋? 別に、かまわない けど
[雑多な感情が暴れ出さぬよう、ただ食器洗いに専念する。 隣に立った彼をなるべく意識しないように。 ……だから、返事も生返事で。 軽く承諾した案件の重大さに気づくのは、あと4分後。]
(162) 2015/11/23(Mon) 23時半頃
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[鍋の焦げを落としながら、口走った承諾の重さに気が付くも 時すでに遅し。もはや同室を断れる理由もなく。 ……別に、同じベットに寝るわけじゃないんだ。 そう言い聞かせるも、少し、耳は朱に染まっていたかも。
全く、この人は無防備すぎるんじゃないだろうか。 ……人の気も、知らないで。]
この後、どうしようか
……俺、荷物適当な部屋に放っちゃったんだけど 回収して兄さんの部屋に置いたら、鍵返してくるよ 兄さんはどこの部屋?
[あの動揺も心の奥へと無理やり沈めて。 平常心が戻れば、何でもないように今後の話を口にする。]
(165) 2015/11/23(Mon) 23時半頃
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[もし、温泉について振られたなら、慌てて]
お、俺はまだ汗かいてないしっ 兄さんが入りたいなら、部屋で待ってるから行っておいでよ
[そうやんわりと自分は行かないと意思表示。 温泉は好きだ。是非入りたいと思ってる。 ……だけど、兄さんと一緒は、その……心の準備が……
昔はお風呂もベッドも一緒だったのにと思うと、 あの頃の純粋さが、憎らしいような、羨ましいような。 小さく溜息の後、返事を聞けば早速荷物を取りに行くか。**]
(166) 2015/11/23(Mon) 23時半頃
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―回想・9歳夏― [いつからルーカスのことを思っていたか、 そう聞かれても明確な答えは見つからない。 気づけば兄と呼び、その後ろをついて回って、 好意はいつの間にか姿をを変えて、そして今も残ったまま。 それでもあえて始まりを見つけるなら、話は11年前に遡る。 あれはまだ自分のことをぼくとよんでた頃、9歳の夏だった。]
にいさん、来週はこれないの? これないなら、ぼくが行くよ!
[夏休み、毎週末遊びに来てくれた彼が、来週は…と言った。 それならと告げた案も、申し訳なさそうに、用事があるんだと断られてしまった。]
そう……わかったよ、にいさん
[内心の落胆を少しでも隠すように、笑って答える。 少しでも彼に近づけるようにと背伸びしていたのもあるだろう。 そうして見送った後、母から彼は遊園地に行くのだと聞いた。 『カノジョ』かしら、なんて楽しそうに言う母の言葉が、いつまでも耳に残っていた。]
(263) 2015/11/24(Tue) 19時半頃
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[翌週、ルーカスが遊園地へ行くという日。 勉強机の前、進まない宿題を前に 少年はひとり考えていた。……考え続けていた。
――兄さんはだれと遊びにいったんだろう ――友だちたくさんいるんだろうなぁ ――もしかして、『カノジョ』なのかな
思考は答えを見つけられず。モヤモヤだけが募っていく。 そうして、考えて、考えて、考えて 考え続けた挙句――――倒れた ……10年たった今でも、知恵熱でぶっ倒れた人間は、自分以外知らない。]
(264) 2015/11/24(Tue) 19時半頃
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[朦朧とする意識の中、自分を呼ぶ声がする。 うっすらと目を開くと、何故かルーカス兄さんがそこにいた。 心配そうな顔で、ニコラス?と呼ぶ彼の姿に、酷く安心して]
―― ぅ わ、ああぁぁん
わぁ、ああ、ぁぁぁん
[気づけば、泣き声をあげながら、ぼろぼろと涙を流していた。 兄さんの前で涙を見せるのさえ、なかったというのに 人前でこんなにも泣いたのは、後にも先にもこれっきりだった。 だからだろうか、どうにも感情の制御ができないまま。 撫でてくれる手があたたかてく、それがとても嬉しかった。
少し落ち着いた頃見に来た母が、自分が倒れたと聞いて飛んできてくれたんだと説明してくれた。どうやら、うわごとで彼の名前を呼んでいたらしい。]
(265) 2015/11/24(Tue) 19時半頃
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ごめ、んなさい っ、 にぃさ ひっ、ぅ ごめん、なさ ぃ ……
[半身を起こして、ぎゅぅと彼にしがみ付く。 じわり、じわりと、 また涙がにじんでくる。
気にすることない、なんて言ってくれたけれど 本当に言いたかったのは、ごめんなさいじゃなかったと思う。
だってあの時自分は、彼が来てくれたことが嬉しくて ただそれだけで、泣いていたんだから。**]
(266) 2015/11/24(Tue) 19時半頃
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[一人部屋は寂しいとの言葉に、ウンウンと同意を示す。 ……寂しいから、だから。深い意味はないから。 まさか目の前の彼もそう言い聞かせてるなんて思いもしない。
いつも一人だから>>185、その言葉にホッとする自分がいて、 そんなところに嬉しがってる自分が、少し恥ずかしい。]
そうだね、いまなら絶好の探索チャンスって感じ あぁ、うん 珍しいらしいしね
わかった、じゃあ荷物もったら8号室にきてよ ……変なところで抜けてるというか、 実はテキトーなところ、変わってないね、兄さん
[示された提案>>186を、それはいいと肯定して 来た理由についてはぼかす。まさか貴方に会いにとは言えず。 うっかりさに昔と変わらない彼を見出せば、クスクスと笑いながらも、どこか安心した表情で微笑んだか。
温泉についても、一緒に入るわけでないとわかれば……ほっとしたような、ザンネンなような。 皿の汚れと共に邪念も払えば、厨房を後にしようか。**]
(270) 2015/11/24(Tue) 20時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/11/24(Tue) 20時頃
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―ロッジ・8号室― [無造作に放られていたリュックの中身を整理していると、少しもしない間に、扉をあけてルーカスがやってきた>>289 すぐさま荷物を放り投げて寝転がる姿に、思わず苦笑。]
はいはい、お好きにどーぞ いいけど、寝るなら上着脱がないとシワになるよ?
[そんな忠告も、聞き入れられたかどうか。 成人して立派に教育者となった彼が布団の香りを堪能してる様子は、なんとも可笑しいような微笑ましいような。 投げかけられた質問>>290に、そうか教えてなかったと気づいて。]
んーと、環境学 ヒューと一緒だよ 数学は今はどちらかというと苦手な方、できないことないけどね
[彼が知っている中学卒業までのニコラスは、数学が得意だった。 理由は単純、優秀な家庭教師がいたおかげだ。 もっとも自分の場合、彼に褒められたくて余計に勉強していたので、一概にルーカスの力量ゆえとも言えないけれど。 事実、高校以降は成績も右肩下がり。 ……成績が悪くなれば、もしくは、なんて。 どこか期待していたところも、なかったとは言えない。]
(314) 2015/11/24(Tue) 23時半頃
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……兄さん、教えるの上手だったもん 俺が高校受かったのも、兄さんのおかげだよ 天職、ってやつ?
[話すのは紛れもない本心なのに、すぅと視線が手元に落ちて。
数年前、彼が教師になったと聞いた時 少しだけ、落ち込んだ。
例えば、諭すような少し低い声で読み上げられる証明、とか 例えば、ノートを滑るように美しい図形を描く武骨な手、とか。
美しい数式を教える彼も、また 自分の目には美しく映った。 それを一番知っているのは、きっと自分だけだったのに ……もうきっと、自分はそれにはふれられないのに そう思うと酷く悔しくて、ふさぎ込むような気持ちがしたんだ。]
(315) 2015/11/24(Tue) 23時半頃
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後腐れなく、ね……
[続いた話題>>293に、迷うように呟いて。 持ってきた衣服を畳み直しながら、視線を下げたまま、答えた。]
――無理、じゃないかな
何をしたって、されたって 覚えてることは覚えてるんだ きっと、忘れたくても
[紡いだのは、殆ど、独白に近い言葉。 忘れられたくても、忘れられない。 そうしてここまできてしまった自分のことを、確かめるよう。 それでも、言い終われば顔をあげて、困ったように笑う。]
(316) 2015/11/24(Tue) 23時半頃
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……でもそれは、誰のせいでもない 本人が忘れるかどうか、それだけのことだから 結局、離れてしまえば時間が解決してくれるよ
[だから、あまり思い悩むことはない、と。 その時は悲しくても、辛くても…きっと思いは風化して、懐かしむべき、思い出になるから。 少なくともそうなることを、自分はずっと願ってきた。]
ああでも――伝えたいことは、伝えないとね 感謝の気持ちとか、なんでもいいけどさ 伝えられなかった思いは、きっと中々忘れられないから [それから、少し迷ったがそう付け加えて。 中には伝えられない気持ちもあるけれど、言えることはきっと言った方が、前を向けるから。]
兄さんは、その友達になんて答えたの?
[最後に、そう尋ねて。 そろそろ準備も終わりそうだが、兄さん、眠いのかな なんて、ぼんやり考えていた。*]
(317) 2015/11/24(Tue) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/11/24(Tue) 23時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/11/24(Tue) 23時半頃
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/* 兄さんすき(泣きながら)
(-141) 2015/11/25(Wed) 00時半頃
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