178 忘却の花園
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―お茶会―
[土をたくさん纏った足を恥じて足拭きを求めたり、 数多の声が重なる場にまごついたのは一瞬のことで。 綺麗になった両足で整然とした庭へ踏み込んでしまえば あたしはたちまち角砂糖の虜になった。
あたしも白さでは負けない成をしているが、 きらきら細やかな光を放つ砂糖の塊は、完成している。
その上に、齧ると甘い。頭の奥が痺れてしまいそうな程。]
(93) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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それにしても、立派だね。 “あなた”のお腹も、“あなた”の腕も、“あなた”の足も。
[角砂糖を頬張り、清らかな水で喉を濡らし、 ようやく落ち着いてからやっと辺りに気が周る。
まずは赤いシャツの“あなた”のお腹を丸い眼で凝視した。 次に髭をたくわえた“あなた”の腕に笑いかけた。 最後に頭巾で髪隠す“あなた”の足をまぶしげに眺めた。]
(95) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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[“戦士”たちは皆一様に“少女”よりずっと逞しく、 彼らに“導き”が必要なことが不思議に思える。 同時に、少し誇らしくもある。
――そうこう思いながら角砂糖を舐めて溶かしていると、 知っている声がふたつ耳に届いて、ぱっと顔を上げた。]
(96) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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ここに居るのが正しい道だったんだ。 だってノアはあたしにつかまりに来てくれた!
お砂糖はいかがかな?
[そして、はっ!と鬼ごっこを思い出して。>>26 ノアの傍へ駆けて行って手に触れる。あなたがオニよ。 素朴な角砂糖を差し出しがてら、にんまり笑いながら。]
ソフィアにもどうぞ。お砂糖をどうぞ。
[もちろん、ソフィアにも角砂糖をおすすめする。>>31 紅茶に入れるもよし、水に溶かすもよし、 舌の上で転がしてうんと味わって蕩かしてしまうもよし。 あたしはソフィアに角砂糖を手渡そうとした。恭しく。]
(97) 2015/12/09(Wed) 21時半頃
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[“戦士”たちの会話は、あたしが知らない世界を物語る。 争いも諍いもない『花園』しか知らない花には にわかに信じ難い世界の話だった。
魂たちはたっぷり記憶を残して此処へ流れ着き お茶を囲んで難しい話をしている。
興味深そうにあちこちの会話を聞きかじり、 ほうほう、ふんふん、と水を飲みながら頷いた。]
あたしは、“あたし”たちのことは識ってるんだ。 あたしは、“あなた”たちのことは識らないんだね。
どんな処なのかな?どんな処だったのかな? “あなた”が生きた、“あなた”の世界は。
[独りごちるような純粋無垢な疑問は ちょうど近くにいる髭のあなたの耳に飛び込む。>>129]
(137) 2015/12/09(Wed) 22時頃
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立派なんだ。これはとても立派なんだ……けれど。 中身の虚ろは秘密なのさ。
[言ってしまったら秘密でもなんでもないわけだが。 少しばかり抑えた声で、鞄の軽さを自白した。
自らの役割と存在の意味合いをよく識っているあたしも 鞄を持って生まれた理由は識らない。 “少女”にだってわからない事はある。]
(138) 2015/12/09(Wed) 22時頃
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力比べをする? 負けてもあたしは泣かないよ!
[さて、足と腕でどう力比べを成し遂げようかと、 知らない世界も識らない鞄も忘れた様子で 新しい遊びに夢中になった。]
(140) 2015/12/09(Wed) 22時頃
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/* おじさんたちもおんなのこたちも たいへんかわいくて 恐ろしい全員集合多角が しあわせなもののように思えてくる……
(-35) 2015/12/09(Wed) 22時半頃
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―ノアに紅茶を―
[望まれるまま淹れた初めての紅茶を、ノアに。>>141 何かを与える行いに、思いがけず大きな喜びが湧いた。 “戦士”を饗す知識の支度は整っていたようで 目立った失態をせずにお茶をふるまえたのも嬉しい。
紅茶に角砂糖が落ちるまでを見守るあたしは、 それはもう堂々と胸を張って得意げだった。
“あなた”のわがままは、“あたし”の意味を濃くするんだ。]
(162) 2015/12/09(Wed) 23時頃
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何度もつかまりに来て、何度もお茶を飲むと良いよ。 そうすると、オニサンコチラは終わらないんだ。 いつも、いつでも、終わりで始まり。
[まるでこの花園みたいに。
角砂糖がとろりと溶け込んだ紅茶が、 ノアの身体に、ノアの魂におさまっていく様子を見つめて。 あたしは嬉しい気持ちでにんまり笑った。*]
(164) 2015/12/09(Wed) 23時頃
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/* ショコラが涙出るほどかわいい。
(-40) 2015/12/09(Wed) 23時頃
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雪。白い雪。識っているけど知らないんだ。 でも、でも、寒さは知っているよ。少しだけ。 春楡の影は、寒かったもの。少しだけ。 ずぅー……っと、光が欲しかった。
[やや発育の悪い小さな身体は、日陰で咲いた花故に。 等しく降り注ぐ常春の陽にだって少しの斑はある。 だから「いじわる」だとは思わないと首を横に振った。 甘いお伽話より、あなたの話は興味深い。 そこを通った魂が語り部なのだから、当然だ。]
そして、あなたは暖かくなれたのかな? あなたの雪は、あなたの世界にまだあるのかな?
[秘密を暴かない優しさにも気付かず、あたしは続ける。]
(208) 2015/12/09(Wed) 23時半頃
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あたしが、あなたを、次の一節に導く時が来たら。 あたしの秘密は、きっとあなたの秘密になるのさ。
[漠然とした予感でしかないが、 その時が来たら空虚な鞄は何かで“満ちる”―― 満ちれていれば良いなと淡く淡く期待する。 空の鞄をかけた肩を開き、両腕を大きく広げながら。
たとえば“戦士”の道を照らすもので満ちていたら素敵。 たとえば“戦士”を暖かく護れるもので溢れていたら素敵。
今は何も持っていないあたしは、切実に願った。]
(210) 2015/12/09(Wed) 23時半頃
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戦場にも、アネモネは咲くよ。 あたしは、アネモネのシルクだもの。 勇ましく咲こう!
[広げた腕は、そのままあなたの太い腕に巻きつき、 後の好敵手にじゃれつき約束を喜んだ。*]
(211) 2015/12/09(Wed) 23時半頃
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[髭が立派な“戦士”から離れると、 ひとつふたつお菓子を取ってテーブルからも距離を置く。 温かいスコーンは、手の平に優しい温度を伝えてくれる。
力比べの前に、お腹をいっぱいにしておくんだ。
――両手にスコーンを持ち歩いた先に、 綺麗な“少女”が立っていて。>>213]
宝物みたいだね。赤くて綺麗で小さい。
[彼女が持っている苺をまじまじ見つめながら スコーンをひとつ、差し出してみる。]
(222) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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―木陰―
[あたしの手にはまだ温かいスコーンと、 赤くきらめく小粒な苺が乗っている。
果実をくれたオーレリアに「シルクだよ」と名を伝えて テーブルから離れる足は止めずに近くの木漏れ日の中へ。 お茶会の賑々しさが見える範疇、感じ取れるぎりぎりの際。
若々しい木の根本に腰を据えた。 花の頃は少しばかり寒いと感じていた木陰も 今なら柔らかく優しいもののように思える。 此処があたし自身が選んで座る場所だからかもしれない。]
もったいないな。綺麗だもの。
[そろりと舐めた苺を眺めて、ふふりと笑って少し休憩。 食べるのは、やっぱりスコーンの方にしておこう。]
(241) 2015/12/10(Thu) 00時頃
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[木陰から、オーレリアの髪をそろりと見つめる。 柔らかな淡い艶に彩られた美しい髪が、陽に輝いている。
密やかな視線で彼女の髪の流れを撫でながら 先に交わした会話のさいごを思い出してみる。>>257 真新しい記憶だから、細部も鮮やかに頭に思い描けた。]
(275) 2015/12/10(Thu) 01時頃
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―オーレリアとの話―
あたしの“花”に呪われない魂。 あたしの“花”を求める魂。
でも、でもね。それだけじゃない気がするんだ。
[果たすべき役割と共に、運命を定める目安は あたしの命に焼き付いている。 でも予め抱いてきた目安だけが全てではない気がする。
誠実そうに見えるオーレリアはどうかな。 あたしも、彼女の考えを聞いてみたくなった。]
(276) 2015/12/10(Thu) 01時頃
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オーレリアは? オーレリアは、何に従い決めるのかな。
[今、お茶会で華やぐこの庭は賑やかで忙しい。 問いかけに対するオーレリアの反応を見聞きできたら にんまり笑んで「またお話しよう!」と頷いて この場での立ち話を続けたがる気持ちは我慢。**]
(277) 2015/12/10(Thu) 01時頃
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/* 同陣営の子とのこういうお話って こういうタイプの村の醍醐味感あって大好き!! オーレリアありがとうすぎて 涙でるかわいいとうとい……
(-64) 2015/12/10(Thu) 01時半頃
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―木陰―
[ひっそり木陰に掛け、スコーンを頬張り苺を見つめる。 噛んで崩したスコーンをお腹に落としてしまうと、 次はオーレリアの言葉を舌の上にそろりと乗せた。]
約束を編みたいと思う、魂。 一緒に。一緒にいると。
[角砂糖を丁寧に蕩かすように じんわり愛しんで言葉に篭もるものを吟味する。 甘くはないが、誠実で健気で、美しい。>>280 オーレリアが「約束」を編み上げて行けると良い。 その先に幸いが在ると良い。
――思ったのと時を同じくして、鞄がわずかに重くなる。 ささやかな変化に鞄の持ち主は気付けずにいるが、 空っぽだった鞄の底には、苺が一粒転がっている。]
(377) 2015/12/10(Thu) 21時半頃
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歌だね、これが歌なんだね。 あたしからも、歌が生まれないかな。
ふふふ はは
[いつの間にかテーブルの辺りからは音楽が流れ出し 楽しげな雰囲気に音の彩りが加わっている。 食べ物も増えていくし、賑わいも止まらない。 新しい遊びの気配だってある。]
あたしも!あたしも! 遊びたい。歌いたい。
[うずりと疼く身体が求めるまま飛び上がるように立ち、 休憩をやめて、みんなの傍へと駆けた。]
(378) 2015/12/10(Thu) 21時半頃
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―>>375モンドの近くを通り掛かる“少女”―
あたしは識らないよ。 識ってしまったら、楽しみが小さくなる。 でも、あたしは識ってるよ。 新しい世界はあなたが孤独ではない世界。
[或いは他の少女――あたしは通りすがりに口を挟む。 もちろん、他の“少女”は識っているのかもしれない。 あくまで、あたしはあたしの無知を誇る。
識らないことは、知る喜びがあることを意味する。 即ちそれは楽しみだ。
前後の話の流れには触れない 一陣の風のような声が、モンドの傍らを通り過ぎ…… ……る前に。立ち止まり、彼の顔をひととき見上げた。]
(389) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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[モンドを見上げていた時間はどのくらいだっただろう。 ほんの一瞬だったかもしれないし、 まとまった時間だったかもしれない。
あたしの忙しない身体は一処に留まりはせず、 そのうちに元気良く再び駆け出した。
近くに居ただろうメルヤにも目配せをして、 にんまり楽しげな笑み顔を見せてから。*]
(406) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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―イワノフの腕に―
有り余る物は、わけ与えられる物だね。 あたしの元気をあなたにあげよう。
競走には、負けないよ!イワノフ!
[呼ばれて喜び勇んであなたの腕に飛びかかる。>>386 接触で「元気」を注げはしないが、 薄い皮膚の下の、未成熟な筋肉の奥の、 巡る血の熱くらいは伝えられたに違いない。
楽しいと体がじんわり熱を持つ。 あたしの体には活気が満ち、命が充実している。]
(407) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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何処まで逃げたら、あたしの勝ちかな?
[さあ、やろう! 両手を大きく広げて示すのは広い広い花園全部。 何処までも、何処へだって行けるよ。]
(408) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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/* ノアさん、容赦ねえな!!www
(-86) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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/* よし、エア参加しよう。エア腕相撲だ!! シルクのちからをみよ!! コロコロ...72(0..100)x1!!
(-87) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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/* わるくない。
(-88) 2015/12/10(Thu) 22時頃
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枯れる際でもあたしはあたし。シルクだよ。 何も困ることなんてないんだ。 終わりは、始まりに繋がるんだもの――っ
[蔓薔薇のアーチが佇む花園を見据えて、 両足を揃えて跳んだ。 準備運動で身体を解して温めるやり方は 生まれてすぐの駆けっこで学んだ。 存分に風を切って進めるように、逞しく行けるように。
右の足で土を踏みしめ、腰を落として低く構える。 はじまるカウントダウンを待ちながら。]
(449) 2015/12/10(Thu) 22時半頃
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