127 【完全RP村】P.S Episode2
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-5年前:裏庭で-
ふたりは、知り合い?
[手を差し伸べるそのひとの元、サンは鼻を擦りつけて。 そうして、慣れたように抱く彼にそんなこと。 聞かなくても判るけれど。 つい確かめてしまうのは。]
大好きって言ってる。
[ひとつの、可能性。
いつからか、心待ちにするようになった手紙。 お散歩から返ってきたサンに結ばれている小瓶の中。 綺麗に折られた一枚。
目を細めて彼の中に収まるサンに、 そんなこと、探る気なんて。 ない筈なのに。]
(11) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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それがね。 この子、大丈夫って笑うの。 冬が終われば、春だからって。
[傘に肩に積もる雪に私は困ったように笑って。 申し出に頷き、何かを探す素振りを見せる彼から、サンと植木鉢を受け取った。]
…手伝います。
[彼は、何かを呼ぼうとして失敗したみたい。 肩を落とす様子に傍ら、植木鉢を置いて同じように私も雪を払う。
彼に気を使って、とかそういうのじゃないけれど。 代わりに私がそれを呼ぶことは考えなかった。
暫くして、彼が目的のスコップが見つければ、ふわりと笑って。
作業の合間、交わした会話。 胸の奥、過る欠片を口にすることは結局、出来ないまま。**]
(12) 2014/07/10(Thu) 01時半頃
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-通り-
ブラッド・ショークロスさん、ですね?
[けれど、その男の名前を口にしたのは、確認をする為ではなく。 私は返答など待たず、居合いを基にした連閃を繰り出す。 疾風を纏ったそれは、高速の魔術技。 傍目には、連撃の残像が散華のように見えるらしい。]
――…
[肥え太った男が足元、ゆっくりと屑折れる。 その額に、刀の切っ先を充てれば集まる、蒼白い光。]
生きているように見えるの?
[逆刃という武器の形状と、流れていない赤に。 殺さないのかと聞いた部下は、恐ろしさに息を呑む。]
(53) 2014/07/10(Thu) 14時頃
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彼はもう、何も出来ないわ。 何も―――・・
[視線の先。 ぅー、ぁー、と涎を垂らし、意味不明な音を出す男は見るからにまともではなく。 髪も抜け落ちて、軍の上層部に位置していた人物の面影は微塵もない。
これが、記憶と精神を破壊する、私の能力。 マインドアサシンと呼ばれる所以。*]
(54) 2014/07/10(Thu) 14時半頃
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-赤軍拠点-
…辛いの?
[任務を終え。 拠点に戻った私が向かったのは、ある少女の部屋。
死にたいと自らの身体を傷つけた彼女はベッド。 きつく縛られていて。 殺して、と私に懇願する。
けれど、目に余る、無数の浅い切り傷はそれでも。 生きたい、と叫んでいるようで。
何人も見てきた。 何があったかなんて、聞かなくても判る。
近付けば、いやいやと首を振るのも。]
(61) 2014/07/10(Thu) 16時頃
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[その忌わしい記憶は放っておけば何れ。 彼女の身も心も殺してしまうから。]
―――…
[額に触れる掌が蒼く光る。
この力は暗殺の為のもの。 今のように、ある記憶のみ破壊する事が出来る者は少ない。 本来は相手の記憶と精神、その全て破壊することで、生きた屍にすることを目的とするのだから。
呻き声と共に倒れる少女を支える。 記憶から解放されたその顔から、先程までの悲壮感が消えているのを確認すれば、無意識。 溜息が涙のように零れて。]
苦しみを忘れて、何度も繰り返すことと、 苦しさに負けて、そのまま死に行くこと、、どちらが貴女にとって――
[考えた所で、放っておくことは出来ないのに。 いつも思う。]
(62) 2014/07/10(Thu) 16時頃
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きっとオカシイのは私…
[眠る少女に毛布を掛けて。 肩で鳴くサンに笑う。
たぶん、そう。 私は、知っていたから。 人を殺すということを。 その罪を、重さを。
それでも、軍に入ろうと決めたのは、毎日が壊れて行く様をただ見ているなんて出来なかったから。 私の手はもう、とっくに汚れていて。 だから。]
…笑っていて欲しいの。
[思い浮かべるは、心通わせた不器用なルームメイトの顔。 ふたりで食べた、クッキーの味。]
(65) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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[怠い怠いといつも言っていた彼は今、 何処で何をしているのだろう。
最初は近付くことも出来なくて。 その理由もわからなくて。 説明されても。 どうして?どうして?って遠くから。
昨日より一歩近づけたよって、彼との距離。 少しずつ縮めて行ったことを思い出す。]
昨日は星が綺麗だったね…
[ぽたり、床に弾ける雫。
かのひとも同じ宇宙。 何処かで。
そうだといいな。**]
(68) 2014/07/10(Thu) 17時頃
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-赤軍拠点内・屋上-
また、届けてくれる?
[薄く白い、真昼の月。 いつもは濁った雲。 覆われて、見えない穹の下。
私は手紙を一輪のスノードロップに変えて。 サンに託す。]
お願いね。
[そう、ずっと。 この、短い。 他愛もない、やりとりは今も。]
―――…
[虚空に溶けるように消えるサンを見送る。]
(89) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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「 先日は久しぶりに星が見えて。 あなたも見てるかなって。
いつも、祈っています。
一日も早く、この戦争が終わりますようにって。 こんな時だけ、神頼み。
昔ね、この花が言ってたの。 冬が終われば、春が来るって。 吹雪の中で。
おかしいでしょう?
でも、今は。
私。
その言葉に救われてます。 」
(-47) 2014/07/10(Thu) 21時頃
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-赤軍拠点・屋上-
[サンが消えた穹。白月。 独り眺めていれば、気配。 現れたそのひと>>115に私は笑う。]
京介… なに、昼寝でもしにきたの?
[確か彼も、今日、任務があった筈だ。
同じ諜報部でも、要人暗殺が主な私とは違って、京介のその仕事の幅は広い。 共に任務に当たったことも少なくは無く、私の持つ障害にことも知っている。]
(133) 2014/07/11(Fri) 01時頃
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うん。
[居たの?なんて見れば判るのに。 その肩を竦める仕草も、いつもと変わらない体。 でも、何か。]
私も、あっけないくらいあっさり。
[穹を見上げれば。]
京介でも、気晴らしたいことがあるんだ?
[冗談っぽく、言葉に出来ない違和感を口にする。 それはあくまで、世間話に。 気付かれたくないのなら、気付いてないことに出来るよう。]
私?
(140) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
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[気のせい、かもしれないけれど。 そっちこそ、と歩み寄る気配。 私は視線を移さずに。]
”気晴らし。”
[そう、応えた。**]
(141) 2014/07/11(Fri) 02時半頃
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うん、それが長所かなって思ってた。
[軽口にはぐらかせる言葉に、そんな嘘。 冗談を続ければ、何気。 同じだと、耳に届いて。>>158]
――――…意外。
[くすりと笑う。
ふたり、何処か、似てるのかもしれない。 そう思うと可笑しくて。
そうして一頻り、笑い合っただろうか。
私は、改めて京介を見つめる。 強い意志を宿した、もうひとつの顔で。]
(184) 2014/07/12(Sat) 00時頃
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聞いた? トルトニスの尖兵部隊のこと。
[ケルベロスという随分大きな神獣を使役していたらしいが、今朝、とある白軍の部隊長に殲滅させられたという。>>30]
白軍には、零部隊というのがあるそうね。 私のほうには、前線の情報はあまり入ってこないのだけれど。
[要人は前線には出ないものだから。 彼らは戦争を起こしておいて、闘わない。 駒のようにただ、使うだけ。
私が調べているのは、そういった戦争を喰い物にしているだろう者の存在。 それこそ、自軍他軍を問わず探っている為、そちらの情報まで手が回っていなかった。]
京介、何か知ってる?
[零部隊というのも、ここに来る前、偶々、敗戦の報告書を手に走る部員を見かけて、初めて知ったくらいで。 けれど、一筋縄ではいかない特殊な相手なら、どちらか、あるいは両方に、何か指令が下るかもしれない、と。*]
(186) 2014/07/12(Sat) 00時頃
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