139 【R18】ノスフェラトゥの館【軽バトルRP】
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―廊下―
[赤い影を追って瓦礫が降り注ぐ廊下をひた走る。いや、走った気になっているだけで大した速度は出ていないかもしれないが。真っ直ぐ進めているかも自信がない。
心身ともにすり減った身体は鉛のように重く軋んで、刀傷を上書きするように爪痕が刻まれた左肩を振ることもできない。
靴頼みで、本来ならば地を駆けることのない足を動かす。]
――っ!
[目の前に瓦礫の塊が落ちた。冷や汗を浮かべながら視線を廊下の先へと戻す。
みるみる遠くなっていく影は、四足の獣ではなく宙を泳ぐように身をくねらせて立ち上る土煙の彼方へと消えた。
旅の途中で聞き及んだ、神話の獣のように。]
(4) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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[……あの少年は最期まで、仲間を守るために戦い抜くだろう。 龍が何をしようとしているのか、視界を遮られていてもそれが見えたような気がした。]
ぼくは、結局何もできない――っごほっ。
[呟きは、体内から熱いものがせり上がってくるような感覚に飲まれて。
埃が晴れれば……瓦礫越しに、ふたりの姿が見えただろうか(>>138)(>>139)。]
(5) 2014/11/17(Mon) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 00時頃
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[人影はトニーでもペラジーでもなかった。そして見つかってしまった(>>7)。 とっさに隠れることも疲弊した頭には浮かばなかった。
戦闘の後で負傷した肩はさらに裂かれ、血塗れの出で立ちだが、大男の態度は普段と変わらない(>>7)。 黒こげになった厨房での立ち回りで煤まみれ、おまけに埃をかぶったおかげであまり目立たないのかもしれないが。
それともこの館ではその程度のことは驚くこともないくらい、もう当たり前になってしまっているだけか。]
ああ……何とかね。まだ生きているよ。
[目当ての人影ではなかったことに、あたりを見回す。]
他に――誰かいないのかい?
(9) 2014/11/17(Mon) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 00時半頃
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[肩の傷を凝視する目(>>8)には、吸血鬼みたいな真似(>>5:199)をするんだな…と複雑な気分になりながら。]
…………。
[ホレーショーが示すそれは、どこからが彼女でどこまでが彼なのかもわからない。 彼は少女を守って死んだのだと、それだけを理解した。少年の姿が、父の背中と重なる。]
(11) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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ああ――
[背を向ける彼には、返事を返して。何もかもが、明日。]
それを聞いて――どうするんだい。吸血鬼かどうかなんて関係ないだろう。
サイモンさんの仇と言う意味なら……ぼくは違う。
そしてあなたたちは――多分、ミルフィさんとマーゴさんの仇だ。
[どちらも――本当の意味では、それこそ自分には関係がないのだけれど。
陰鬱な瞳で言い放つ。喉につかえる塊を飲み込むようにして。
彼らが去りゆくなら引き留める気はなく。 さらに問われたならば返答をしただろう。
ひとりになったならば、しばらくは廊下に佇むつもりだ。]**
(12) 2014/11/17(Mon) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 01時半頃
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―深夜・廊下―
[少年少女の亡骸には静かに黙祷したのみで、十字を切ることはしなかった。 瓦礫に残った爆散したような跡は、厨房の外にあったものと同じ。]
天井を崩したのはショコラちゃんか……まるで――死にたがりの所業だよ。 きみを守りたいと思っていた少年がいたのに……
ショコラちゃんにとって、狩りというのはそんなに大切な――大事にされている命を投げ出してもいいようなもの……だったのかい?
[なのに――どうしてだろう。 戦いに負け、彼女を守ることが叶わなかったはずの少年は満足そうとさえ思えて。
自分の幸福を願ってくれた少女(>>172)の、手のぬくもりが蘇る。握りしめるようにこぶしを震わせて……震えはすぐに、手だけにとどまらなくなった。身体が言うことを聞かない。視界がゆっくりと――傾く。]
もっと自分のために……生きても良かったんじゃないかい。 どうして……そんなに満ち足りたように……
[ぐるりと回転する景色の中で、あの日の夜のように物言わぬ亡骸に問うた。]
(37) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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―深夜―
――――ぐっ………!
[胸の奥深くからゴトリと音が聞こえるのではないかと思えるほどに、体内から軋るような痛みが這い出てきた。
肌に刻まれた傷とは別種の、もっと根深いところに空いた穴から零れだしてくる不快さに震えが止まらない。]
げほっ、ごほっ――
[咳き込んだ。乱暴な子供の手で振り回されるおもちゃのように上下左右に内臓が揺れる。
低い位置に沈殿し始めた埃を再び舞い上げながら、それを吸いこんでさらに噎せ返る。 絨毯の毛を引き千切るように掻き毟ってから、やっと自分が床に倒れたのだということに気付いた。
あと少し――あと少しだけ待ってくれ。
神にか、父にか、銀の靴にか、それとも少年少女にか。ただ懇願する。]
(38) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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[もともと、男は歩けもせず狩りもできない身体を無理やり銀の靴で酷使してきた。 カリタスの血に満ちる祝福と相反する闇の魔力に肩まで浸かりこみ、強引に自分を偽ってきたのだ。
己の身の丈をはるかに超える、間違ったことをずっと続けてきたせいで、生命はとうに擦り切れそうになっている。 館に来る以前から、近いうちに限界が来るであろうと、彼は悟っていた。
彼にとって身体の一部のともいえる銀の靴は、生命線であると同時に死への秒数を刻む導火線だった。
――その際どいバランスが、皮肉にも祝福の光に祓われたことで一気に崩れかかっていた。]
(39) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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[もう少しだけ待ってくれ……
父の死が、銀の吸血鬼の命が、ぼくの行なってきたことが――何の意味も持たず、何も得られず、無為に消えていくだけなんて。そんなことは認められはしない。
やり遂げたい、意味を成したい、物足りない、やりきれない、何かを遺したい。 ようやく…一つだけでも果たせるかもしれない約束に出会えたのだから。
視界が霞む。嗚咽のような咳がうるさく響くのを止められない。
男はただ虚無への恐怖と、罪の意識に震えた。]
(40) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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―自室―
[発作の後、這いずるようにして自室へ戻った。 目が覚めたら自室にいたのだから、そういうことなのだろう。
目覚めると左肩は血を吸ったガーゼと包帯の感触で重く、よく覚えていないが眠る前に自分で処置を施したらしい。自分で見てもいい加減な手当の上、肩は上手く上がらないが、十分だ。
鏡に映る蒼白な顔には、今日だけ持てばそれでいいさと薄く笑みを返して。
靴を履き―― まだ起き上がれることに感謝しながら――
クロゼットから適当な服を見繕って、外へと向かう。]
(41) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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―廊下―
[銀の靴は履き主のことなど気にも留めないと言った風で、いつも通りの歩みを刻む。
忍び寄る影のような無音の足音を鳴らして。
進むうちに、白い影が見えただろうか(>>33)。 位置的に、自然、背後から近づく形になる。彼女は気付くか、否か。]
(42) 2014/11/17(Mon) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 21時頃
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[忙しなくあたりを警戒する彼女は、意外にも背後を疎かにしていた(>>43)。 こちらに敵意がないせいか気付かないようだ。
どうした、と聞くのも今さらだな――と思い、脅かしては悪いと側面から彼女の前に回り込もうとする。
足音もなく現れた人影に逃げるかどうかは彼女次第。]
(44) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 21時半頃
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/*
……ワッってやろうかと思ったんだけど、自分でも意味がわからないのでやめたw そんなキャラでもないし。
てか今日どうするよー勝てる気しないし、かといって負けた時どうする(二種類)。 勝った時もどうする……というかどうなる。
特にタダノサンを倒せる気がしねえ……
(-101) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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/* とりあえずヴェスパタインの魔力とカリタス家の加護の相性悪すぎで残り寿命短い設定を表に出した……
さっさと落ちるつもりだったせいで死にたがりになっちゃったことの理由付けと、 狩りへの罪悪感関連の回収と、 生き残っちゃったらアレなやつだからフラグ立てな…
(-103) 2014/11/17(Mon) 21時半頃
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待ってくれ、ぼくだ!
[近づく男に気付いた吸血鬼は飛び跳ねんばかりに驚いた。 おかしい、こんなはずではなかったのに。
背を逆立てる猫のように怯えた彼女に驚いて、さらに回り込もうとする足が遅れた。
とっさに追いかけるものの、彼女が足を止めないのならば、伸ばした手を所在なく振って唖然と見送り。
立ち尽くしていると、背後から誰か来ただろうか(>>47)。]
(48) 2014/11/17(Mon) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 22時頃
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[引き留めて……どうするつもりだったんだ。
ぼくがついているから安心しろとでも言うつもりか。 傷だらけで、衰弱して、今にも死にそうな顔をして。
これ以上彼女を怯えさせて……どうする。
奥歯を噛んで、彼女に向かって伸ばした手をおろす。]
(-117) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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[聞こえてきた声には(>>51)、大袈裟に肩を落として見せた。]
ああ――あなたたちが彼女を怖がらせるから、ぼくまで避けられてしまった。 どうしてくれるんだ。
[口調は相手に合わせるかのように、冗談を言い合う体で。
肩越しに大男を見やる。 振り向いたその顔は、きっと衰弱で凍えるように蒼白だったろう。]
(52) 2014/11/17(Mon) 22時半頃
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ああ……死にそうだよ。これは弱った。
折角、何かになれそうだったのに。 許された気になったんだけどな…… 誰かのために生きるどころか、父さんのようになれるかも怪しいなんて。
[どうする、という問いかけ(>>54)には、精一杯の不遜な笑みを返して。]
ぼくは――彼女に約束したんだ。
彼女の命は、ぼくの運命そのものだ……だから、退けない。
生きるべき理由も、死ぬべき理由も、彼女と共にある。それを失いたくない。知ってしまったからもう、己の無価値には耐えられそうにないんだ。無意味に死ぬなんて、耐えられない。
だから彼女には生きていてほしい――勝手な話だけどね。
[構えを取らないホレーショーを前に、靴の踵を鳴らそうとする。
戦いを臨む意思は、相手に伝わったか、どうか。]
(56) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 00時頃
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[彼女のことが好きだった。
何の価値もないと思っていた自分に、 意味を与えてくれた彼女が。
この命を欲しがってくれる彼女のことが。
ときに憎悪を込めて、悲しみを湛えて、優しさを垣間見せて――
彼女の目がこちらを向く瞬間だけ、 彼は己が生きていると実感できる。]
(-137) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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それじゃあ、お手柔らかに――
[軽く一礼をするように身をかがめて。 手招きされれば、合図を打ち終えた銀の靴で、低く構える男に跳躍した。
毛足の長い絨毯を物ともせず、まるで氷上で舞うかのように踵から入る後ろ回し蹴りを左足で繰り出す。
頭を狙った一撃は、見た目にそぐわず重い鉄が空気をかき乱すような音を立てて男に迫る。
まともに当たれば頭ごと身体を壁に向かって吹き飛ばすだろう。]
(60) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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……っ!?
[気配を感じたわけではない。こちらに投げられた妙なものが視界に割り込んできた(>>60)。
思わず避けてしまい、蹴りはあさっての方向に空振りする。]
(61) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 01時頃
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/* 暴走してます(主に中の人が)。
戦う理由を求めて右往左往した結果がこれだよ! 墓下の皆様、こんなグダグダでごめんなさいです……
とりあえずエピローグは反省会だな…… 狼もっとやっておけばよかった、こじつけ力ください。
そしてリアルが爆発気味で体力底辺水域……
(-146) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[渾身の力で放った踵は何もない空間で遮るものもなく、勢い余った身体は奇術師が操るのナイフのようにでたらめに回転する。
回る視界でとらえた新たな姿に、壁を背に負うように着地して――勢いのまま背中からぶつかったというのが正しいが。双方を視界に収めるように。]
あなたも混ざりたい――って顔だね。 面倒事は嫌いなんじゃないのかい。
[いつかと同じことを聞いた。]
(66) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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……喧嘩、ね――食えない男だな、あなたは。
[快活に笑うフランクには、(>>65) 白刃の冷たさを思い出して苦笑いをして。 背中を打ったことで肩の傷からまた血が滲んだせいか。]
順番待ちしてくれれば、ありがたかったんだけどね。 足は二本しかないからな……
[本当はふたりとも引き付けたかったが、荷が重い。
そうなれば彼女は安全なのに――やれやれと頭を振った。
決着がまだだと言うフランクには、以前相対した時のように逃げ出すことも許さないと言った静かな気迫があった。
ため息ひとつ吐いて。 喧嘩屋が彼女の元に向かうなら、この男を振り切って追いかけることは、今は諦めるしかなさそうだ。]
(74) 2014/11/18(Tue) 02時半頃
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/* 疲れていて頭の中が出力できないOrz
……疲れていなくても上手く出力できないけど…… これはひどい。
(-156) 2014/11/18(Tue) 02時半頃
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縁が……あったら?
[未来のことを語る彼(>>75)を、不思議なものを見るようにして。 喧嘩屋が買った喧嘩を他人に譲るのは、少し可笑しくて。咳き込むように笑う。]
……それでなくとも、あなたが逃がしてくれるとは思えないのに。
[その後は去りゆく背中を目で追うことすらできない。
目の前の男から視線を外すことが何を意味するかは、男から発せられる異音が示す。]
……あなたに殺されたくは、ないなあ――
[白刃の姿はまだ見えない。
かつて刃が嘗めた左肩を前に、自然体に近い形緩やかに構え、彼の殺意が形を現すのを待った。]**
(79) 2014/11/18(Tue) 03時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 03時頃
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[殺し合いを喧嘩と言って笑う彼の胸中は計り知れない。彼が戦いに何を見出しているのかもわからない。
ただ、どんな結果になっても満足しそうな彼の言葉が羨ましくて。苦いものを吐き出すように告げた。]
――戦うなんてほどでもない。 ただ、銀の靴に道を開けてもらうだけだ。
[背に負った壁を離れ、飛来する無数の閃く刃の中へと身を躍らせる。 真正面に見える眉間を狙った鋼を見据えるようにして、叫んだ。]
(97) 2014/11/18(Tue) 19時頃
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――――目覚めよ。
[瞬間、白い輝きが廊下の影を消し飛ばす。 高熱の塊が空気を焼きながら渦を巻き、回遊魚の群れを蹴散らすように刃をその衝撃で弾いた。
足元に逸れた短刀が右足を掠める冷たさを振り切って、刃を投げた男に向かって打ち出した疑似光球の後を追いかけるように、距離を詰めようとする。]
(98) 2014/11/18(Tue) 19時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/18(Tue) 19時頃
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[光球は敵に届く前に消失したが、男の動きを止める程度の効果は発揮した。 掻き消える白光を掻い潜るように身を低くして肉薄する。]
ああ、知っているとも。 死んだ男の代わりにここまで歩いてきたんだ。
彼女を失望させるなよ、父さん、ヴェスパタイン――
[呟きはもはや眼前の敵に掛けるものではなく。
手早く決着を付けないとこちらの身が持たない。致命の一撃を与えるため頭を狙いたかったが、飛び上がっているうちにハンターは硬直を解くだろう。
閃光に動きを止めた相手の足元に付けると、下段から足を刈るように銀のつま先を振るう。]
(105) 2014/11/18(Tue) 20時頃
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[父が命を賭して守り抜いたもの。
それに価値がないなら、自分の行いに意味がないなら、父の死は無駄になることが怖かった。
教会を焼いてまで銀の吸血鬼を滅ぼして、村が無くなっても最後に残ったものに意味がないことが恐ろしかった。
生きていることを許されたい。許されたくない。
奪った命に、残った命に、自分だけが遺されたことに、理解できる理由を付けたそうとして歩き続けた。 繋いだ命には何か意味があってしかるべきではないか。 それをずっと探してきたんだ。彼女はそれを与えてくれた。生きている理由を教えてくれた。
彼女への想いは、孤独に歪んだ承認欲求が齎す錯覚なのだろうか。 それでもかまわない。最後に見つけた彼女がすべての答えだ。それを信じる。]
(-195) 2014/11/18(Tue) 21時頃
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