209 学級閉鎖風邪村【10周年おめでとう!】
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― 午後:自宅 ―
[手袋を外し、鍵を開ける。 暖かな空気の壁を抜け、外の寒さが入らないうちに扉を閉めた。 目眩を感じながら靴を脱ぎ、ふらつきながら廊下を進む。 その途中、和室の襖が開いた]
ええ……風邪で早退を……。 大丈夫……寝れば治りますわ……。 ばあやこそ……風邪を引かないように気をつけて……。 ……ネギは要りませんわ……。
[顔を出した住み込みの使用人であるばあやにそう言ってから、廊下の奥にある階段を上る]
(+23) 2017/02/08(Wed) 20時半頃
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[住み込みの使用人、というのは今では正しくないかもしれない。 私が小さかった頃からばあやであった。 もうかなりの歳で仕事も任せられない。 だから私は、自分の事は自分でやっていたし、両親はいつも遅く帰ってくるか帰ってこない事も多いため、家事も全てやっている。 むしろ、ばあやの世話もしているくらいだ。 身寄りも無く、長い間家で働いてくれたからと和室が与えられている。 私にとっては親よりも一緒に過ごした時間が長いかもしれない、家族のような存在だ]
(+24) 2017/02/08(Wed) 20時半頃
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[部屋に入り、糸が切れたかのように力が抜ける。 這いずるようにして天蓋付きのベッドへと向かう。 朝から休めばよかった、とは何度目の後悔だろうか。 ようやく、ベッドに辿り着いて着替えもせずにそのまま意識を手放した]
(+25) 2017/02/08(Wed) 20時半頃
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― ??? ―
[温もりを感じる。 それは、大きな手だった。 小さい頃の記憶。 熱を出してぐずる私。 父は私が眠りに落ちるまで、手を握っていてくれた。 その温もりは手を通して身体に染み込んでくるように感じて、とても安らかな気分になったのを憶えている]
[ごつごつとした感触。 しっかりとした男性の体格。 顔を見上げればその目は前髪で隠されて――]
(+26) 2017/02/08(Wed) 21時半頃
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― 深夜:自宅 ―
[変な夢を見た。 途中までは父の夢だった気がする。 だが、父があんな風に前髪を伸ばしていた記憶はない]
っくしゅん!っしゅん!!
[起き抜けにくしゃみが出る。 針の動きが止まった時計を見た。 眠りに入ったときより、少しも進んでいない。 乾ききった喉が、張り付いているかのようだ。 枕元に置いた水筒で水を流し込む]
[また、くしゃみが出た。 これだけ時を止めるのは、鼻血を出しながらも鼻にこよりを突っ込んでテスト勉強をしている時ぐらいだ]
(+27) 2017/02/08(Wed) 21時半頃
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[くしゃみが治まると、今度は静寂が訪れる。 時が止まっているから、それだけではない。 ばあやは和室で眠っているし、殆ど和室から出ない。 そして、両親は今日も仕事で帰って来ないのだろう。 だから、私が風邪を引いたことも知らない。 最後にまともに話をしたのはいつだろうか。 そういえば、この能力に目覚めたのも両親が忙しくなってからのような気がする]
(+28) 2017/02/08(Wed) 21時半頃
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[布団から手を出して、にぎにぎする。 空気は温まっているが、その暖かさが身体に染み込んでくることはない]
……寂しい……ですわ。
[布団を引き寄せる。 体とともに、心も弱っているのだと思う。 だから、そんな言葉を零してしまったんだ]
[ふと、風邪をうつしてしまったであろう華子の事を考える。 昨日、私の世話をさせたせいだろう。 同じような症状に苦しんでいるのなら、申し訳ないことだ。 もし先に風邪が治ったならお見舞いに行こう。 そんな事を思いながら、目を閉じた]
(+29) 2017/02/08(Wed) 21時半頃
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[時計の針は動かない。 この夜が明けるまでは、まだまだ時間が掛かりそうだ]
(+30) 2017/02/08(Wed) 21時半頃
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