176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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[痛いところをつかれた。>>+53 本当のことじゃないからこそ怒っていても、本当の理由なんて言えるはずもない。 結果、黙り込むしかないのだ。 言わなければ、わからないし伝わりようがない。 そういう態度をとっている自覚は、ある。
座れば少し高い位置にある双眸は、背後を飛び交う青白い光のせいか揺れて。>>+54 まるで傷ついてるようにも見える。 そっちこそなんて顔してるんだ。 傷に懐く指先は嫌がらせ染みてるくせ、触れた箇所が酷く熱くて変な気分になる。>>+55]
間抜けで悪かったな。 いつも、仏頂面のくせに。
[強引に引き寄せてしまえば、一回り小さな身体は簡単に腕の中へ収まった。 強張る気配に、クソ、と悪態をついて。 弱めることを知らない腕に力が籠る。]
(+108) 2015/11/30(Mon) 03時頃
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[なんで、逃げないのか。>>+56 腕を掴んでいた手も放し、両腕で抱きすくめる。 煩く響く自分の心音以上に、近付き触れた身体も同じくらい早く思えて。 もぞもぞと動いた指先が服の裾を摘むのが、まるで応えてくれてるようで。 これらが全部、都合のいい思考なのだと言い聞かせても、止められない。]
……怒ってない。
[怒ったんじゃない。
今ならまだ、突き飛ばしてくれたなら。 突き離してくれたなら。 違うなら、期待して口走ってしまう前に頼むと願う。
大きくなってからハグしたのは、いつぶりだろう。 家族としてというには、強すぎる独占欲を含む力で抱き締めながら。肩に顎が乗る気配に、少し顔をずらしてマフラーから僅かに覗く首筋へ冷えた鼻先を押し当てた。 微かな汗の匂いを、ゆっくりと吸い込んで。]
(+109) 2015/11/30(Mon) 03時頃
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[言っていいのか。 今ならまだ誤魔化せるだろうか。 そして、また。何でもない日常に、家族に戻れるのか。
逡巡する耳に届いたのは、からかいの否定。>>+57 耳まで都合よくなってしまったのか。]
からかったんじゃないなら、余計に性質悪いだろ。 嫌じゃないから、俺は────…… サム?
[途切れた声。 意識が逸れたのがわかり、神経が苛立つ。 抱き締めている間だけでも、自分だけを見てればいいのに。
そんな不満は、視界の端を横切った光に 一瞬で溶けた。]
(+110) 2015/11/30(Mon) 03時頃
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[5年前に見れなかった、黄金色。 驚きすぎて呆けた隙に、腕の中から逃げる身体を掴み損ねた。>>+61
さっきより肌寒く感じるのは、腕の中の温もりが消えたせいだ。 ふわふわと漂い、さっきまで自分が頭を寄せていた右肩の上で輝く、柔らかい光。
苦笑する視線が、撮影を促しているのはわかった。 けれど、バッグは背負ったまま降ろさずに。 見上げて睨むように視線を合わせたまま。離されずに残った左手の甲へ、掌を重ねる。]
………俺は 有名になるのもそんな興味ないし、 巨乳の美女より、もっと欲しいものがある。
[名声も。美女も。いらない。 だって、一番欲しいものは目の前にある。]
(+111) 2015/11/30(Mon) 03時半頃
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俺は。お前が、欲しいんだよ。 サミュエル。
(+112) 2015/11/30(Mon) 03時半頃
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からかわれて怒ったのは、俺は後悔してないからだ。 お前を優先したこと。お前の方が大事なんだよ。 それなのに、当の本人がそれを言うのかよって。 ただの、八つ当たりだ。
こんなのおかしいかもしれないけど、でもな。
[黄金の光を見つけたら、願いが叶うのなら。 どうかこの想いを、ほんの少しでも。]
世界中の誰よりも、俺はお前がいればいい。 ────…… 愛してる。
[もう一度引き寄せようと、腕を伸ばす。 今度はそれほど強くはない力で。 けれど、どうか振りほどかないでほしいと。 願いを胸の奥で唱えながら。]**
(+113) 2015/11/30(Mon) 03時半頃
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[視界の端で、黄金色がゆらりと揺れ。>>+128 淡い青白い光に混ざるように遠ざかるのが、再び腕の中へ飛び込んできた肩越しに見えた。
まるで子供のようなぎこちなさで、抱きついてくる身体を受け止める。
これは、一体誰だ。 とうとう感触付の都合のいい夢を見るようになったのか。
しがみ付いてくる微かに震えた指先を背中に感じれば、ようやく現実だと言う実感が湧いてくる。 続く文句の羅列に、ああやっぱりこいつなんだと安堵して。じわじわと口元が緩むのを、止められない。]
(+157) 2015/12/01(Tue) 01時頃
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ばかってなんだよ、ばかって。 別に心変わりしたわけでもねぇし、 誰かさんみたいに木から落ちたりしてねぇし。 宇宙旅行にも残念だがまだ行ってないな。
……こんなの、 気づいたからって言えるもんじゃねぇだろ。
[裾から入り込んできた手に、冷てぇ、と文句を言いながら。 それでも包み込むようにその背に回した腕は、解くつもりなんて毛頭ない。 前にハグした時は思い切り振り払われて、大袈裟だなと笑いながら密かにへこんだのだ。>>+125 それをこうして抱き締めて。抱き締め返してもらえるなんて。]
(+158) 2015/12/01(Tue) 01時頃
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