人狼議事


94 月白結び

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視点:


女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/02(Mon) 21時頃


【人】 女中 ノーリーン

 ― 呉服屋 くれなゐ ―

[促されるまま奥へ進み、入り口からは見えない場所に進めば、彼女はカーディガンのボタンへ指をかけた]

 ねえ志乃さん
 私、着物をちゃんと見に漬けたことがなくって…

[不安げに伏せられた睫毛。
その視線の先、床に置かれた風呂敷包みの中。
震える携帯電話が鈍い音をたてた]

 ええと… 失礼します

[未読メッセージがたまってるとか、そもそもメッセージが送られたとか、そんなシステム。
彼女にはよくわからず、変更できずにいる]

(16) 2013/09/02(Mon) 21時頃

【人】 女中 ノーリーン

[携帯を開いて、中身を確認して、そのまま閉じた。
操作に慣れていない彼女が、人前で文章を打つことはほとんどない]

 それでは、よろしくお願いします

[志乃の助けを借りれば、見られる程度にはなったろうか。
ひっつめの茶髪が、浮いて見えたかもしれない]

(24) 2013/09/02(Mon) 21時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 ねえ、志乃さん
 私――……

[傍目からどうかはともかく、彼女はこの色を、柄を気に入った。
欲しいと想った。
彼女にしては、珍しく。

与えられるものを受け入れ
取り上げられるものを見送り

そうして今まで、過ごしてきたのに]

(64) 2013/09/02(Mon) 23時頃

【人】 女中 ノーリーン

 あ、の
 鏡あるかな

 少し他のも、見ていい?

[くるり回り、店内へと踵を返す。
地味な黒い靴と相変わらずの髪型がアンバランスな印象を与えるだろう。
どちらかといえば地味な色味は、彼女をようやく、利相応に見せた]

(70) 2013/09/02(Mon) 23時頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/02(Mon) 23時頃


ノーリーンは、風呂敷包みを抱えたまま店内を歩き

2013/09/02(Mon) 23時半頃


【鳴】 女中 ノーリーン

[短い文を送信する]

 『のろいはある。わたしはそうおもいます』

[帰ると言った誰かは、昨夜すれ違ったあの子供だろうか。
よく見えなかった、あの゙色゙を確かめたい。
彼女はそう考えながら、新たな呪いを紡いだ]

(=4) 2013/09/02(Mon) 23時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 そう?
 ありがとう、頂きます

[彼女は躊躇っても遠慮はしない。用意された姿見の前に立ち、じっくりと眺め]

 ……似合わない、なぁ

[肩を落とし*俯いた*]

(98) 2013/09/03(Tue) 00時頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/03(Tue) 00時頃


女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/03(Tue) 22時頃


【人】 女中 ノーリーン

 ― 少し前の、くれなゐ ―

 似合う、という言葉は嬉しいけれど…

[彼女は、他の色を身に纏う気がない。
緩く首を振り、それでも俯いて。
新たに増えた影に一度顔をあげるも、名乗った後はやはり俯いて]

 碧
 そう、碧 綺麗なの

[それは、彼女にとっても絶対だったから
素直に頷いた]

(186) 2013/09/03(Tue) 22時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[それからは二人の会話を聞くでもなく聞いて、
少しずつ大きくなる勇気をゆっくりあたためていった]

 必要なもの、は
 ……違うな

 必要とされないものは、ダメなのかな

[語りかけるわけでも、応えるわけでもなく。
店内を廻りながら零した言葉は、数々の布に吸い込まれ]

(189) 2013/09/03(Tue) 22時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 ……ぁ ええ、と

[現れたのは、お店に用がある、ちゃんとした客のよう。
困った末、お辞儀だけは綺麗にしてみせて
大きな瞳をぱちり瞬いて、頬を染めると隠れるよう奥へと一度、駆け込んでいった]

(192) 2013/09/03(Tue) 22時半頃

【人】 女中 ノーリーン

[志乃にもらった「綺麗」という言葉は
彼女にはもう、聞きすぎた言葉で
嬉しいと思いたいのに、同じだけ嬉しさを返したいのに
言葉も、頷きも、笑みすら返せなかった]

 私、は

[今、此処にいる彼女は
仕えるべき主人もなく、使ってもらえる相手もいなく

『不必要』だと、わかりきった言葉をかけられ]

 ……いやぁだ

[彼女は今、一人笑って]

(202) 2013/09/03(Tue) 22時半頃

【人】 女中 ノーリーン

 志乃さん、ごめんなさい
 有り難く頂戴して

 このまま、このまま……失礼、します

[少なくとも志乃には聞こえるよう、心持声をはりあげて
裏口がもし見つかるようならばそこから、なければ瑛里紗達の横をすり抜けて、
碧を纏った彼女は、くれなゐを後にした]

(208) 2013/09/03(Tue) 22時半頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/03(Tue) 22時半頃


【人】 女中 ノーリーン

 そういえばお茶……

[頂かなかった。呟きは、止まった足、爪先へと吸い込まれた。
瑛里紗の声だって、彼女の耳にはちゃんと届いていた。

知らぬ土地で、今まで存在すら考えたこともなかった人ならぬものや、同じくらい、御伽噺のようだった普通の人々と接して、声を話を聞いて]

 ダメ、なんだってね 私

[彼女は今、偽ることなく"彼女"で
だからこそ――]

(220) 2013/09/03(Tue) 23時頃

【鳴】 女中 ノーリーン

 『わたし』

 『ここでどうすればいいのかな』

[空っぽだから、声を出せないから
文字にして、助けを求めた]

(=10) 2013/09/03(Tue) 23時頃

【人】 女中 ノーリーン

[家と家の間。
なあんにもない、道端の木の根元。
風呂敷包みを抱えて、立ち竦んだ。

知らぬ匂い。知らぬ、夕暮れ。

何処にでもある夕暮れも、彼女にとっては、初めての景色]

(224) 2013/09/03(Tue) 23時頃

【人】 女中 ノーリーン

[此処で何をしたらいいかわからなければ、帰ればいい。
必要だと言葉をくれるものもあるだろう。それでも]

 温泉、って

[一つ前、二つ前。周囲を見渡し、足を一歩踏み出した。
温泉に惹かれたわけでもないけれど、かけられた言葉。次の目的地があったほうがいいから。
温泉目掛けて、歩みだした]

(240) 2013/09/03(Tue) 23時半頃

【鳴】 女中 ノーリーン

 『ゆっくりって』

[なあに。問う前に流れた発言に、途中送信してしまう。
考える前に聞こうとした今。
動け、という言葉が背中を叩き、足を一歩踏み出せた]

 『ごめんなさい』

[そうして、浦埜凜の言葉は暫し途切れる]

(=15) 2013/09/03(Tue) 23時半頃

女中 ノーリーンは、メモを貼った。

2013/09/04(Wed) 01時頃


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