176 両片想い薔薇村-Snow fairy
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― 回想・バス ―
[随分と若いメンバーも増えたらしい。 空いてる席に乗り込んでいく先に乗った学生らしき二人を眺め。>>0:395>>0:348]
ふむ。荷物置くなら、後ろの方がいいかね。
[広くのんびり使えた方が楽そうだ。 パソコンを抱えて目の前を横切り、席を移動するのは見ない顔。>>0:407 けれどその向こうに見える男は知った顔だ。>>0:433
京極と目が合ったなら軽く手を上げて。 また車内の席を見る視線は探し物を求めて彷徨う。 さっき、参加していると聞いた姿を。]
(34) 2015/11/20(Fri) 04時半頃
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[────いない。 いや、確かに参加すると聞いたはずだ。 もう一度見回したその時、後ろから聞こえてきたのは覚えのある呼び名。>>0:443 振り返ると、肩を叩かれ青年と目が合った。>>2 そこでようやく自分が通路を塞いでいたことに気付き。]
おう、すまんね。 ちっと荷物の場所取るけどいいか?
[見るからに若い。そして人見知りしない奴だ。 屈託ない、くるくる変わる表情。ここで断ったら後からブーイングを受けそうなので、ここはハイハイと従っておく。 背中を押されるまま押し込まれたのは2番の席。 ボストンバックを上の棚に押し込み、腰を下ろせば目の前に運転席が見えた。]
(35) 2015/11/20(Fri) 04時半頃
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[ちらちらとシートの端から見えるのはくすんだ金色。>>9 おい、と小さく声をかけたが反応する気配はない。>>10
ブルゾンのポケットをごそごそ探る。]
……あったあった。
[いつから突っ込んだままだったか覚えてない飴玉。 振り返りもしない頭に向けて、投げつけたその行方はどうだったか。
頑なに振り返らないその表情は見えないが。 左頬のひっかき傷を見られないことにホッとすると同時に。 聞き慣れた悪態がないのも残念だと思う辺り、随分と趣味が悪い自覚はある。]
(36) 2015/11/20(Fri) 04時半頃
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[苦笑を噛み殺して、隣の席に座る青年に視線を向ける。>>2]
酔いそうなら言えよ。 窓際の席と変わってやるから。
あと、他に隣に座りたい奴いんならいつでもどうぞ。
[シートの背もたれにゆったり身体を預けてにまにま笑う。 誰か探していたようにも見えたから、ちょっとだけからかってやろうかと。 こんなおっさんが隣でいいのかと確認するように、無精髭を撫ぜながら自己紹介を。]
俺は、ヘクター・オークウッド。 お前さんは学生かね、よろしくな。 訛りからすると、ジャパニーズ? チャイニーズ?
[近年、ツヴァイクに興味を持つ留学生も多いと聞いている。 若い世代が増えるのはいいことだと、過ぎったのは年寄りじみた思考。 彼が構わなければロッジに着くまで、しばしの間話し相手になってもらおうか。]**
(37) 2015/11/20(Fri) 04時半頃
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[バスの中。 ふと視線を感じて振り返った。 しかし斜め後ろのカメラを弄る姿は座席のシートに阻まれ、見つけられず。>>133
茶色の癖っ毛の頭上を通り越して、一番後ろの席で立ちあがった一人の青年が見えた。>>94 あれは幾度か見たことのある顔だ。 確か、いつも母親らしき女性が一緒だった気がする。 遠目から察するに、聴覚障害か。周囲と手話でコミュニケーションを取っていた姿も思い出す。 追加される新情報は、どうやら自分のお隣と仲良しらしいこと。>>180
彼も彼で、こちらのやり取りに笑いを堪えてるなんて思いもせず。>>184 ほら、無視するから誤解されたじゃねぇか。 っつーか誰が盗人だ、誰が。>>140]
(208) 2015/11/21(Sat) 01時半頃
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[東洋人は総じて若く見えるものだがさすがに小学生には見えない。そこそこ身長もあるし、ハイスクールくらいは黙っててもいけるはずだ。>>185 などとまったく失礼なことを考えたのは内緒の話だ。]
そう、こっちの出身。実家がこの辺なんだ。 今は仕事で空けることのが多いけどな。 5年前のツアーも参加したぜ。
[へらへらと愛想よく笑う顔。 これくらいあいつも可愛げがあればいいのに。 好奇心旺盛な目は嫌いじゃない。日本人とは違う体格をまじまじ見られても、悪い気はせず。]
チアキはジャパニーズっつーと、蛍を見たことあるのか。 撮りに行ってみたいんだが、そっちの夏はじめじめしてて くっそ暑いって聞くんで、二の足踏んでる。
[世界中ふらふらしてる仕事上、他の国の話は興味が尽きない。 歓談する間も、背中から下ろしたメッセンジャーバッグは上の棚にあげずに足元へと。 問う視線があれば、これは仕事道具だ、と蓋を開けて中身を見せてやろう。]
(218) 2015/11/21(Sat) 01時半頃
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[車外を流れるのは、5年前にも見た景色。 あの時は、うっかりツアー申し込みを忘れていたせいで行けないはずだったのだが。 開催直前になってキャンセルがでたからと、急遽仕事の方を無理矢理調整して参加したのだ。
そのキャンセルした張本人が、身内だったのも。>>0:152 代打の話が誰より早く、自分の元に届けられたひとつの要因だったが。]
……黄金のスノーフェアリー、か。 5年前は見れなかったんだよな。
[記憶を辿りながら、ぽつりと零す。 願いがかなうと言うそれ。今回は見れるだろうか。 見れたところで、ずっと胸の奥底に巣食う想いが叶うことなんてないのだろうけど。
時折、エンジン音に紛れて聞こえてくる何かを噛み砕く音。>>114 くすんだ金髪が揺れるのを見て、まだ飴を噛む癖は治ってないのだと知れば小さく笑い。
次第に緑が深みを増していく景色と共に、バスは休憩所へと。]*
(219) 2015/11/21(Sat) 01時半頃
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― ロッジ ―
[荷物を上から降ろすのに邪魔にならないよう、最後の方まで待ってからバスを出て向かったロッジ。
サイリウムバンドを受け取り、バスで凝り固まった身体を伸ばす。>>1 バスの中では思いの外盛り上がって、眠気も吹っ飛んだが。>>369 空港に着く前からここまで強行軍続きで、ベッドがあるならまずは夜までひと眠りしたいところだ。 生憎ここに、一人部屋はない。 二人部屋を一人で使っても数が足りないことはなさそうだが。後から鍵を取る誰かに遠慮させるのもなというのと。]
……どうしたもんか。
[相室するなら、気兼ねない方が楽だが。 問題はあちらはそれを承諾するかどうか。
その姿を探せば、鍵を手にリビングから出て行こうとする誰かさんと目があった。>>14 バスの中でずっと無視してたくせに、今度は威嚇する猫のような目で睨まれる。 壁にあった鍵は、2本ともない。こんなところばかり用意周到になってまあ。]
(372) 2015/11/22(Sun) 01時半頃
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[くるな、とあからさまな牽制。 放っておいた方がいいのかと思いきや、構わないと今度は拗ねるのだ。そういうところは、昔から。]
相変わらず、面倒くせぇやつ。
[かといって乗り込んだところで素直に部屋に入れてもらえそうにないのもこれまでの経験則。>>235 お前等いくつだとツッコミいれたくなるくらい、あちこちでぱんつぱんつ言ってるのを聞き流しながら。 いい知恵はないかと顎に手をあてて考えていれば微かな音を耳が拾った。>>236 そのまま出ていく背中は、落し物に気付く様子はない。
大股で近づいて拾い上げたそれは、部屋の鍵。]
お。ラッキー。
[拾ったなら届けるのが筋だろう。 先に出た背中を追いかけ、リビングを後にした。]**
(397) 2015/11/22(Sun) 03時半頃
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― 2号室 ―
[閉じたドアを、ノックする。 実家暮らしは高校の途中までだったが、ノックなしに開けて怒られた数は両手の指でも数えきれない。 エロ本でも隠してんのか、とあの頃は実にあっけらかんと言ったものだ。おかげで余計に怒らせたのである。]
おい、サム。 いるんだろ、開けろ。
[返事はない。 だんまりを決め込むつもりなら、それでいい。 さっき拾った鍵で入ってやるまでだ。]
(487) 2015/11/22(Sun) 22時頃
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入るぞー………っと、寝てんのか。
[ベッドの上にその姿を見つけて、目を瞬かせた。>>305 バタンと大きな音を立てて開けたドアを、閉める時は控えめに。 荷物は適当に置いて、ベッドに近づく。 運転で疲れたのだろうか。よく寝ている顔を覗きこめば、5年前を思い出す。
あの時、母から連絡を受けたのは二つ。 ツアーキャンセルするからその代打と。もう一つは、母の弟――つまり叔父の様子を見てきてほしいというもの。 実家に帰ってないと聞いて慌ててマンションに戻れば、ベッドの上でぐったりしている姿を見た時は胆が冷えたのを覚えている。
一時期は着替えを取りに戻る以外放置されていたマンションも、今は常に人が住んでいるだけまだマシだが。 病人を一人置いておけるような場所ではない。 母に迎えにきてもらった車に乗せ、実家のベッドまで運搬をしたのだ。
折り返しかけた電話がひどく慌てていたことも。 熱い身体を車の中でずっと抱えていたことも。 本人には絶対言うなよ、と後で母に言い含めて。]
(488) 2015/11/22(Sun) 22時頃
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『あなたは叔父さんが大好きなのよね。』
[あの時も、運転席の母にバックミラー越しにからかわれたものだ。 家族なんだから当然だろ、と言い返した言葉は。ただ図星をつかれた気恥ずかしさから意地を張ってた昔に比べたら、随分と邪念だらけの響きを持つようになったと思う。
初めてできた彼女とのデートよりも、年下の叔父の誕生祝いを優先してフられたことも。 実家を出てからというもの、電話の最後にはどうしてると必ず聞いていることも。 持ち主に事後承諾で話を進められた、マンションの間借りの件も断るはずがないことも。
絶対言うなよ、と幾度言い含めてからかわれたことだろう。 ただ気恥ずかしいだけだったなら。 意地を張っただけだったなら。 こんな居心地の悪さなんて、感じないだろうに。]
(493) 2015/11/22(Sun) 22時頃
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[ベッドの端に腰掛け、5年前のように手を伸ばせば、年下の叔父の額に触れる。]
熱は、ねぇよな。 寝てる時くらい顔しかめんな。ばか。
[目を覚ましている時なら、振り払われるだろう。 寝ている時だけは、別だとわかっているから今だけは。 くしゃりとくすんだ金色を掻き混ぜてから、手を離す。 途端に、くぁあと大きな欠伸が零れた。]
俺も一眠りすっかなぁ。
[空いてる隣のベッドをちらりと見やってしばしの逡巡。 いいや面倒くさいし。腰掛けたベッドに、そのままごろんと横になった。
これなら起きた時無視できないだろうし。 今更笑顔でおかえりなんて期待しちゃいないが。バスの中で振り向かなかったことを、ほんのちょびっと根に持ってるだけだ。
誰かが台所を使っているのか、微かに漂う美味しそうな匂いが実家を思わせる。 もう一度大きな欠伸をして瞼を閉じれば、うとうとと微睡みに落ちて行った。]*
(524) 2015/11/22(Sun) 23時半頃
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