158 Anotherday for "wolves"
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―少し前/集会所の前にて―
[学者から医者に対しての接し方も変わらない。 しいて言えば、言葉くらいだろうか。昔は気難しく硬い言葉を好んでいたのだが。 今となっては、接しやすいといえば良く聞こえる。が。 医者…スティーブンからの嫌味をひらりと交わすためか、それとも。
どちらにしろ、今の彼と接するのも慣れていた。 時々、僕の知識を頼りに家を訪ねにきてくれるくらいに、昔と比べて頻度は減ってしまったが。 のんびりした声で己の名をなぞる姿には>>4、目尻を下げつつ手をふって応えた。 視線はそのまま、背が消えていった扉へと。次に、隣に立つスティーブンへと。]
(118) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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日干しどころか、僕は溶けてしまいそうだよ。 普段暗い場所に居ることが多い身には眩しすぎる。
……彼も、何で僕らを呼んだのだか。 早く帰って書きかけのレポートを纏めなきゃいけないのだけどなぁ…
[大方検討はついている。嫌でも耳に入ってきたあのことについてなのだろう。 肩を竦めて、苦笑交じりの溜息一つ。 面倒そうに渋い顔をする彼の肩を、ぽんと叩いて。 扉を潜れば見えるのは………*]
(119) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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―現在/集会所―
[部屋の壁に体を預けながら、静かに視線だけで部屋を一周。 見知った顔ばかりである事に音の無いため息をつく。 黒銀の声が鼓膜を揺らせば、尽きない溜息はもれるばかり。
『決して在ってはならぬ事』。……当然だ。 我らは人を食さない、故に人間との共存関係を築いてきたのだ。 理解を得る事は簡単な事ではなかった。 その苦労は同胞ならば誰もが知っているだろう。
我らも天秤が傾く事は望んでいない……筈なのだ。 人に怯えられ忌み嫌われることがどれだけの苦痛か、分からないわけが無いのに。 人の噂というものは、そう簡単に腐り、枯れ、絶えるものでは無いというのに。
人知れず、男も知らぬ間に眼鏡の奥の月が細くなる。 それは、長が去った後も変わる事無く。]
(132) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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[動き出したのは誰だったか。一人、また一人と広がっていた静寂を切り裂く。 それを何処か、他人事のように見つめていた男の傍に寄ったのは。]
……ラディスラヴァ?
[どうしたのだろうか?と首を傾げれば指される手。>>30 一つ頷き掌を差しだせばするすると落とされていく彼女の声。 それを正確に読み取れば、視線を合わせようと彼女の顔を視ながら、ゆったりと音を紡いだ。]
構わないよ、今すぐには難しいが。 そうだな……1時間くらい後の時間なら大丈夫だ。 ラディスラヴァ、何処に君を迎えに行けばいいだろう?
[柔らかさと穏やかさを抱えた声色で、ゆっくりと伝えると。 彼女の返事を静かに待った。]
(134) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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[さて。彼女の返答はどうだっただろう。 ラディスラヴァの望むように約束をとりつけ、彼女が離れていった後にもう一度溜息ひとつ。]
(僕が心配しすぎ………なら、いいんだけれどね。)
[助手君には出歩くのが危険そうならば、己の家に来ないでも良いと伝えなければ。 そうは思ったものの、思ったとおりに足が動くわけもなし。 気が済むまで思考の海にダイブしてから、集会所の扉を潜ったことだろう。*]
(151) 2015/05/11(Mon) 22時半頃
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―少し前/集会所にて―
[彼女の白い喉に添えられた細い指を見ながら。 表情は、正確には伺えないであろう事を知りながら、それでも分厚いカーテンの向こう側を見据える。 掌に受け取った言葉を、一つ頷くことで了承の形として。]
わかった。じゃあ一時間後ここへ迎えにこよう。 済まないね、なるべく待たせないように早く済ませてくる。
[さて。彼女が知りたがっている事がどんな事なのかは僕には予想がつかないけれど。 僕へと声をかけてきたという事は、僕の領分で知りたい事があるのだろう。>>245
それを知るのは、もう少し先でいい。*]
(248) 2015/05/12(Tue) 02時頃
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―夕暮れ時の集会所への道― [一度我が城へと戻ると、床に散らばった白を何個か拾い上げ。 暗い背表紙の色をした本と一緒に革製の鞄へ放りこんだ。
道すがら、何度か「人」に話しかけられたが、瞳の奥に強くなっていた怯えの色を確りと見てしまい。 何時もならば話し込んでしまうような内容も、約束があったためか、それとも人を気遣ってか早めに切り上げてしまった。
自分達にとって脅威になり得るもの、異端分子。 それを警戒し、排除しようとするのは人の本能か生き物としての本能か。
子供達は変わらず楽しげに声をあげながら、夕暮れ時の帰り道を親と手を繋ぎ帰る。 すれ違った瞬間、少しだけ避けられてしまったのは当然か。 ……冷静な部分がそう判断しても、彼等の笑顔を知っているからか、僅かに胸が痛んだ気がする。 噂が真実ではない事が染み渡れば、元の形へと姿を戻すのだろうか。]
(……答えは恐らく、否だな。)
[同胞のため、自身が人との架け橋になろうと。 そうするためにはまず相手の事を知ろうと始めた研究や努力が、簡単に塵と化しそうな空気を肌で感じながら。 男は再び集会所の扉を潜るのだった。]
(251) 2015/05/12(Tue) 02時頃
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