139 【R18】ノスフェラトゥの館【軽バトルRP】
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/04(Tue) 23時頃
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―回想・大ホール―
『違う世界に来ちゃったみたい』(>>519)
ああ、ぼくもそんな気分だよ…
[ふと耳にした言葉に痛く共感して(込められた感情の方向性は全くの別方向だったが)。 ホールの入り口に女の子がいた。ここが真祖の館でなければ迷子かと思ったことだろう。]
[ミルフィとフランクにお菓子を差し出す彼女に>>527 …酒飲みは、甘いものは食べないんじゃないかな。と内心で突っ込みを入れた。]
(4) 2014/11/04(Tue) 23時頃
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…消えた?
[少女と話をしていた使用人が突然、何の前触れもなく瞬きする間に消失した(>>1)。 まるで、始めから誰もいなかったかのように。]
(5) 2014/11/04(Tue) 23時頃
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―朝・自室―
…何だこれ。
[やわらかい何かに包まれて目覚めたら、生まれてこのかた一度も経験したことのない、柔らかなスプリングのベッドの上。見覚えのない部屋。]
いや、本当にそうか…?
[使用人のアイリス(>>@417)からもらった地図でこの自室に向かった…ような気がする。どうにも記憶が曖昧だった。酒のせいだろうか。]
(26) 2014/11/05(Wed) 00時頃
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―自室―
ん?……いつ、着替えたんだっけ。靴は、
[覚えはないが寝間着になっていた。当然、靴は脱いでいる。 ぞっとしたものを覚えてあたりを見回すと、ベッドの近くにある洋服掛けに着てきたスーツと銀の靴が目に入った。ほっとして胸をなでおろす。]
よっ…っと、なん、で、こんなに遠くで…「靴」を脱いだんだよ、ぼくは…
[ベッドの端、頭のほうへ這いずるようにして。枕が床に落ちたが拾い上げるのはあとだ。
そのまま壁伝いに洋服掛けの方へ、右足を引きずるようにして移動する。やっとの思いで辿り着けば、またもや違和感を覚えた]
(34) 2014/11/05(Wed) 00時半頃
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スーツが、手入れされている…?
[さすがに型崩れしたものはどうにもならなかったようだが。ここに来るまでの野宿で薄汚れていたそれが、随分とマシな状態に仕上がってハンガーに掛かっていた。
こんなところで「靴」を脱いでベッドに向かったことといい、釈然としない。これが無ければ自分はろくに歩くことすらできないのだ。いまや身体の一部であり、生命線となるもの。]
さすがは伝説に聞こえる吸血鬼の館…何でもありかよ。
[考えてもわからないことは放っておく。銀の靴を履いて立ち上がり、手早く身支度を済ませて部屋を出る。
静かな朝だった。いうならば、館から多くの息遣いが消え去ったような。実際にその通りであるとは、まだ自分は知る由もなく。
落ちた枕は結局、拾うのを忘れていた。]
(38) 2014/11/05(Wed) 00時半頃
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―回想・夜更けの大ホール―
[殺気などというものは信じていなかったが。
銀の靴へと向けられた一瞥。自室へ向かうペラジーからすれ違いざまに向けられた感情は、磨かれた刃の切っ先のように意識に滑り込んできた。 憎しみを湛えた瞳が「銀の靴」に…否、ぼくに向けられていた。彼女はこの靴を知っている。]
(-54) 2014/11/05(Wed) 01時頃
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[あるいは…この靴の本当の持ち主を。ぼくが初めて滅ぼした、父の仇。]
(-56) 2014/11/05(Wed) 01時頃
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―回想・あの夜について―
[ぼくが殺されなかったのはようするに、子供だったからだろう。目の前で親を殺された子供なんていうものは、哀れで、愚かで、無価値で、情けなくて。足元に転がるぼうっきれのように取るに足らない存在だ。
父の仇は。ハンターの息子だというだけの、ちっぽけな子供に反撃されるとは思ってもみなかったのだろうか。
不意打ちで閃光を浴びた吸血鬼は、神に跪く罪人のように、その場にうずくまったまま動けなくなっていた。 神が創り給うた日輪などとは比べるべくもない、月光ほどの無慈悲さもなく、星の瞬きにさえ劣るまがい物の奇跡だというのに大袈裟なものだ。
足の悪い自分でも、とどめを刺すのは造作もないことだった。幸い家は教会だったから、聖別された狩用の道具には事欠かない。]
[吸血鬼はきちんと退治しなければ、より強力になって復活すると父から聞かされていた。 教えられた通りのことを全部試みた。教会に火をつけたのも火葬にするためだ。
…だけど、少しやりすぎたのかもしれなかった。初めての狩りだから加減がわからなかったのだ。]
(63) 2014/11/05(Wed) 11時頃
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[夜明け前。教会から火の手が上がり、まだ薄暗い空を焦がさんばかりにしているのに気付いた村人たちが村境へと集まってきた。 事の顛末を聞かされた村人たちは、ぼくの頭がおかしくなったと思ったようだ。恐ろしいものを見るような目をされた。]
[目の前で親を殺されて即座に復讐を果たすなんて子供にできることじゃない。殺しかたも残酷だ、まともな神経じゃない、おまえが何を考えているのかわからない。]
わからない?わからないだって?
[ぼくは笑った。そういうことか。父さんが正しかったのだ。 突然笑い出したぼくに、村人はますます混乱したように怯えて後ずさった。わからない。気にせず笑い続けた。何もかもがどうでもよかった。]
[教会に火を放つ前に、吸血鬼の靴を失敬していた。この靴が素晴らしいものであることは、不意打ちの隙をうかがうために振った雑談で聞き出していた。だからその日、村を出て身一つで山を下り、森を抜けた。
歩けるようになっていなければ教会を燃やしたりはしなかった。そうまでして、やったことなのだが。カリタス家の最後の一人として。]
(64) 2014/11/05(Wed) 11時頃
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[運よく街に流れ着いたころには、村が一つ消え去ったという噂が流れていた。
あの吸血鬼が復活したのか。それとも吸血鬼の追手とやらの仕業か。あるいは…
どれであったとしても大して意味はない。 あの村を守る使命を持つものはもういないのだから、村の行く末は驚くようなことでもなかった。
“ぼくには何もない”。
ハンターの使命も、矜持も、信念も。生粋のハンターとして生またにもかかわらず、なりきれなかった傷物の出来損ない。
それでも夜の闇はおのずと目の前に現れる。銀の靴でどれだけ遠くへと逃れようと、神はぼくを見放さず、闇もこちらを見逃してはくれない。
魂に刻まれた烙印がそれを許さないとでもいうように。]**
(65) 2014/11/05(Wed) 11時頃
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/* おお…ハワードさんペラジーさんありがとうございます。 すごいな。自分で作った設定なのに、自分の知らない心情やら過去やら真実やらが他人の口から語られていく。
ニコラスはハンターとして生まれたけれどハンターになれなくて、 かといってやめようにも普通に生きることすら出来ずに、逃げることにすら失敗したっていうどうしようもない男です。
おまけにそれって、日本生まれの日本人が日本社会から零れ落ちたからって、モンゴロイドをやめると言い出すくらい論点がずれているんじゃないか…
設定から芋ずる式に考えて行ったら、どう見ても「生き残ったらダメなやつ」になってしまったというね。
対話しながらキャラクター詰められる人はすごいなー。
(-126) 2014/11/05(Wed) 17時頃
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―回想・追憶―
[館の静かな朝は、どこか自分の家を思わせる。目を伏せて、まぶたの裏に焼き付いた面影を鮮明に呼び起こそうと意識を傾ける。
村の入り口にある小さな教会。すべてが調和され、平穏で、静謐。何かが潜む沈黙とは違う、清流の水底を思わせる澄み切った空間。]
[どこまでも緩やかに流れる時間。陽光が輝かせる天窓の薔薇。偶像を祀ることなく神だけを伝える祭壇。高潔な父。そこに訪れる人々は罪に歪むこともない。 少しばかり無理をして外を出歩けば、みな年を取るのを忘れていそうだと思えるほどに繰り返される会話。漠然とした日々。誰もが今日と同じ一日が明日も続くことを疑わない生活。]
[それが自分にとっての世界の全てだった。]
(-146) 2014/11/05(Wed) 20時頃
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―回想・父と子、そして―
[父は息子に多くの言いつけを残した。そのどれも自分はろくすっぽ守れちゃいない。
物心がついてから最初に教えられたのは、 『みだりに人前で「奇跡」を見せびらかさないこと』。必要がなければ力を使わないこと。これは幼いころに散々破っては、その度にこっぴどく叱られたものだ。]
[それから幾年がたったある日、疑問が出てきた。]
とうさん、それって前もって敵にこちらのことを知られて、不利にならないため? でも、奇跡を願うには声を出さないといけないよ。すぐにばれちゃうじゃないか。こっそり倒すにはどうしたらいいの。
[父は渋面を作って、いつものように本で息子の頭をはたいたのだった。]
『吸血鬼じゃあるまいし、神の加護を願うのにどうしてこそこそする必要があるんだ。 太陽の元を歩くものであるなら堂々としていなさい。』
(-147) 2014/11/05(Wed) 20時頃
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[こんなことも言われた。『吸血鬼の話に耳を傾けてはならない』と。 これは父の死後、ものの数十分もしないうちに破られた。]
[吸血鬼の油断を誘い、仕留めることに必要だった。それは疑いようもない。 だがその後はどうだ。自分は仇敵から父親を殺めた銀の靴を奪って、今までどれだけ焦がれても出ることの叶わなかった村の外へと足を踏み出した。]
[吸血鬼が語った靴の話に全く魅力を感じなかったと言えば。それは嘘になるだろう。]
[父さんの命、そしておそらくは村人全ての命と引き換えて得た、銀の靴。]
[父さんの末路。村人たちの拒絶。ぼくはハンターの息子として、やるべくをやった。そしてしくじった。それだけの話だ。そのはずだが。
考えると、わからなくなるのだ。本当にぼくが望んだものは、一体なんだったのか。]
(-148) 2014/11/05(Wed) 20時頃
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―廊下―
[ふと、使用人たちが見当たらないのを訝しむが。 彼らもまた夜の眷属だ。朝が来る前に姿を消したという、それだけのことかもしれないと、その時点ではまだ気楽に考えて。]
[吸血鬼に友がいるなど、愛するものが存在するなど、彼は考えない。
彼にとって、吸血鬼とはそういうモノだ。突然の通り雨のように、誰もが予想もしなかった結末を招いてすべてを悪い方へと突き動かしていく。人を殺め、残された者を惑わす悪魔。
誰かにとっての自分が、その悪魔であるかもしれないということも、彼は考えない。
吸血鬼の銀の靴は、比喩ではなく本当に呪われた靴かもしれない。彼には知る由もないことだ。少なくとも、今はまだ。]
(-149) 2014/11/05(Wed) 20時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/05(Wed) 20時頃
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―廊下―
…人がいないと、余計に広く感じるなこの廊下。
[静寂に響いた声は、実際には人ではなく人外のモノたちを指してのことだったが。
最初は、使用人たちも夜の王に仕える闇の眷属だから、朝には弱いのだろうかと思っていた。 だが窓から見える光景――薄気味悪い濃霧が陽光を遮り、館の空気に不穏な影がしみだしてくるような錯覚を覚えるに至って何かがおかしいと気付いた。]
このまま終わるわけがない、か。 それとも、もう始まっているのかな…
[朝食はまだだったが、昨日の酒のせいかあまり食欲がわかない。やっぱり飲み過ぎたようだ。いい酒で悪酔いするなんて。と少し落胆し。
それとももう朝食の時間は過ぎているだろうか、とも思う。時間を図るにも肝心の日差しがこんな状態なので判断が付かなかった。
とりあえず大ホールの方面へと歩き出す。そのうち誰かと出会うようなら、軽く挨拶をするだろう。]
(127) 2014/11/05(Wed) 21時頃
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/* メモで書き忘れていたけど慎重170で問題ないです、長身じゃないほうがこのチップにした意味があるというか(もやし的な意味で)。 足悪いからそんなに身長伸びないだろうしね。
それにしても初っ端からドラリクにダンスのお相手を申し込まれるなんて恐悦至極。
ご指名貰った以上は、…ぼくの鮮血で舞台を温めないとね。
殺される気満々で参加した中の人。
(-173) 2014/11/05(Wed) 21時頃
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―廊下→礼拝堂―
[どこかで道を間違えたようだ。大ホールへの入り口は、確か二枚の大扉で仕切られていたが、歩けどそれが見当たらない。
広い廊下はどこもかしこも似たような作りで、こじんまりとした建物にしか縁のなかった自分にはどの回廊も同じに思えた。すでに方向感覚すら怪しい。]
食べる気もなかったんだし、まあいいか…館の散策ということにしよう。
[と、一枚の扉が目に付いた。大ホールのものとは違ったが、重厚感のある大扉だ。]
(144) 2014/11/05(Wed) 21時半頃
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―礼拝堂―
[扉を開けるとそこは。
いくつもの複雑な曲線を描く天井。祭壇まで伸びる赤い絨毯と、聖人によって割られた海のように左右に分かたれた長椅子。霧のせいで光の差さぬステンドグラスは、この空間をかえって陰気なものにしていると、自分には思えた。]
…………なんだ、ここは。
[見ればわかる。礼拝堂だ。どこからどう見ても。生憎うちの教会はこんなに煌びやかではなかったので哀愁を誘われることはない。それでも。抱いたものは冒涜とも嫌悪感とも違う、もっと別の何か。]
吸血鬼…真祖ノスフェラトゥにも、信じる神がいる…ってことかな。
[跪いて罪を告白し、神に許しを乞う吸血鬼の姿を思い描き。いつしか妄想のそれは別の光景にとって替わる。あの夜の銀の吸血鬼。彼もまた、教会に救いの手を求めてきたのだろうか。
…馬鹿な話だ。そんなものはありえない。自身のたわごとを笑って、銀色の踵を返した。]
(152) 2014/11/05(Wed) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/05(Wed) 22時頃
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/* ニコラスが、やりたいことが「ない」せいで動かしづらい… こいつどこにも逃げ場が無くなってここに来ただけだしな。
そしてこの村でようやく気付いた。感情要素がうっすい(本人要素)のは読んでる本の影響が多大。
笑わない主人公やら空虚を気取っているだけの未熟な大人やら、多すぎて。そしてこのPCだろ…
(-198) 2014/11/05(Wed) 23時頃
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―礼拝堂付近・廊下―
[窓の外は相変わらず霧が立ち込めて薄暗く時間の感覚はつかめなかったが、もう昼と呼んでも差しさわりない時間になったと思う。
霧は一向に晴れる様子はなく、いなくなった使用人も出てこない。招待客の姿も見ていないが、どこかで騒いでいるような様子が、広い廊下を反響して自分のいるところにまで伝わってきていた。
賑やかなその気配はたぶん使用人のものではないだろう。 拡散する音からは、どこから聞こえてきたのかを判別することはできなかったが。
霧について、少し試したいことがあった。窓を開けようとして枠を探るが、どうやらはめ込み式のようだ。鍵もなければ開くような構造すらない。夜に住む者たちは、館の空気の入れ替えについては無頓着のようだ。
思いつきを試すことはいったん断念することにしようと*ため息をついた*。]
(198) 2014/11/06(Thu) 00時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/06(Thu) 00時頃
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…いや、待て。そういえば。
[思い出す。フランクと名乗っていたあの男。窓から飛び出していったのだったか。 これは飾り窓だが、開く窓もどこかにはあるのだ。]
[開きそうな窓を探しながら、廊下を進むことにした。その姿を誰かが見たら、怪しんだだろうか。]**
(203) 2014/11/06(Thu) 00時頃
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/* テスト…10144(0..100)x1
(-224) 2014/11/06(Thu) 01時頃
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―廊下→庭園―
[ようやく開く窓を発見して、枠に銀色のつま先をを掛けるとそのまま一思いに跳躍し、庭園へと躍り出た。館に敷かれた音を吸う絨毯とは違う固い地面には音もなく着地する。靴底がとらえた感触に、ぽつりと漏らした。]
…あの絨毯の上は歩いている気がしなくて、どうも落ち着かない。
[玄関まで行かず、窓から外に出たことには大した理由はない。そちらの方が手っ取り早いと考えたからだ。思いついたらそれしか頭になくなるような短絡さが、彼にはあった。
招かれた客人の身分で、面倒だから思わず窓から出てしまったなんて父が聞いたらまた怒るだろうな、と苦笑いして。]
[庭園を進む。濃い霧の中は、まるで水の中にいるような息苦しさがあった。第六感というものは当てにしていない――直感ではなく実感として、ただ理解する。靴に込められたものと同種の感触、霧は何らかの魔術によるものだ。
真祖の力が館全体を包囲している。 試すまでもない。もう、自分は逃げられない。]
(251) 2014/11/06(Thu) 13時半頃
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[『生粋のハンター、神に愛されし者…』 招待状に綴られた文句を思い出す。
『乗り越えられると神様は信じてくれているのだから誇りなさい』 父の言葉を思い出す。]
神様。あんたはぼくなんかに、今さら何を期待しておられるのですか…
[この館に来るまでの道中。あの夜と同じように森の中をさまよいながら。その時からすでに分かっていたことだ。 逃げられないことは知っていた。真祖からの招待状が届いた瞬間から。あるいは気づかない振りをしていただけでずっとそれを恐れていた。
自分は見つけられている。どこにいても必ず探し出される。夜空に浮かぶ月のように、どこまでも追いかけてくるものがあることを本当はわかっている。
散々なにかから逃げつづけて追いつめられた先が、ここだ。銀の靴が齎した旅路の果て。]
…あるいはこれは、なりそこないのぼくに神が与えてくれた最後の機会か。
[求められるなら、それを果たそうじゃないか。ぼくにできるのはそれだけだ。
木漏れ日を受けるような仕草で、手を開いた。]
(252) 2014/11/06(Thu) 13時半頃
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――――幸あれ。
[かざした手のひらの上に、音もなく白光が灯る。天に聞き届けられた祈りが加護となって顕現する。カリタス家の者が加護を得るには、こうして奇跡を乞う必要があった。
闇を帯びた霧を払うには明らかに力不足の、まがい物の光。
疑似光球は太陽の周りを公転する惑星のように、彼の周囲をくるりと回って消失した。後には輝きも、熱も、なにも残らない。一度は退いた薄暗さが、より影を色濃くして戻ってきたような錯覚すらあった。彼はため息をついた。]
……、加護が得られたのは……今ので4秒ってとこ、か。
[思わず悪態をつきそうになって――かみ殺すように押し黙る。この場合は、まだ見放されていないことに感謝をするべきなのだ。]
…少なくとも父さんならそう言うだろうね。
[もしかしたら庭園の一角が突然明るくなったことを不審がった者もいるかもしれない。 どのみち、もう館の外にいる理由もなく。 彼は館内――今度こそ大ホールへと向かうことにした]*
(253) 2014/11/06(Thu) 13時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/06(Thu) 13時半頃
許婚 ニコラスは、メモをはがした。
2014/11/06(Thu) 13時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/06(Thu) 13時半頃
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/* 本当に偶然だけど、ペラジーに会った時、「そうしたほうがいい気がして“手を開いて”」いたりする。 …ニコラス、だいぶ行き当たりばったりで動かしてきたんだけど行動原理にロジックエラー起こしてないだろうか… 戦闘については嫌々戦ってきたわけじゃないよアピしておいたけど。
って。ペラジーの回想。曲がりなりにも400年は生きていた大吸血鬼を狩っていたのかよニコラス。 そして「気配に気づかないニコラス」とペラジーの能力の相性は凄まじく悪いな! 銀の吸血鬼が光に弱かったこととの対比で運命めいてる…と思ったり。
そのままだと能力武器が強すぎるかと思って、本人に軒並みマイナス補正が働いております。 それにしても10〜1で4秒。六面ダイスのほうにしなくて良かった…
(-280) 2014/11/06(Thu) 14時半頃
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―廊下―
[外に出たときと同じ窓から、館に入った。使用人がいない以上、いつの間にか窓に鍵がかけられていたなんてこともない。 ここから出てきたのだからここから入った、というだけの行動である。単純なことだ。
大ホールは…どっちだろうな。そもそも道に迷ったんだったか。
[とりあえず、礼拝堂の扉があったのとは違う方向へと回廊を*歩き出した*。]
(264) 2014/11/06(Thu) 17時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/06(Thu) 17時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/11/06(Thu) 17時半頃
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/* ニコラス、ハワード、ペラジーの話を合わせると。
ニコラスに「お前が何を考えているのかわからない」と言った村人たちは、既に人間じゃなかったかもしれなくて。
ヴェスパタインが助けを求めて教会に駆け込んだことを知っていて。 あるいは(「ヴェスパタインの眷属」の眷属なら)、主の危機を聞かされていて。
ただの子供が、容赦なくそれを惨殺して滅ぼしたと告白するのを聞いて、二重の意味で恐れ慄いた…そんな真実もありえるのか。
(-287) 2014/11/06(Thu) 17時半頃
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―廊下―
[窓から離れ、歩き出そうとしてすぐに声を掛けられた(>>265)。 白いフードの姿の女性。ペラジーだ。そのすぐそばにはサイモンもいる。
『こんなところでどうしましたか?』とぎこちなく微笑む彼女からは、最初に会った時の警戒感とは比べ物にならないほどの張りつめた何かがあった。自分に向けられた黒い感情。]
いや、ちょっと。頭を冷やしてきたというか…違うな、 そう――腹をくくってきただけです。ペラジーさんこそ…
[何かあったんですか、と聞く気には。どうしてもなれそうになく。 それでも、憑き物が落ちたように笑いかけた。彼女とは対照的に。
それは彼女の目にはどう映るかなど、ぼくは知る由もなく。]
(267) 2014/11/06(Thu) 18時頃
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