人狼議事


127 【完全RP村】P.S Episode2

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双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/07/18(Fri) 22時半頃


【人】 双生児 オスカー



ー白軍拠点/自室ー


[ 猛る喧騒が白軍拠点全体を包む中、扉を叩く音にオスカーの濁った真紅の両眼がジロリと向けられた。
 彼は、ビクリと肩を揺らし大上段に剣を構えようとする侍女を片手で制すと。]


(ふむ……少なくとも、敵意は無いな、あるならお行儀良くノックなぞせずに蹴破れば済む話だ、わざわざ此方の返事を伺う必要もない
となると、伝令か、もしくは……)

あぁ、扉は開いているとも、好きに入ると良いだろう、ね?
もっとも、扉の先に居るキミが、勤勉で、穏やかで、長閑で、他人への配慮に満ちていて、うちの侍女を怖がらせる趣味の持ち主でないと云うのなら、次回からはきっちり名乗る事を起こす事をオススメしよう
さぁ、入るといいさ。用件を聞こう、聞くだけは聞くとも、怠いことの連続でそろそろ瞼に重石を括り付けたいのが本音だが仕方あるまい
 

(8) 2014/07/18(Fri) 23時頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/07/19(Sat) 14時半頃


【人】 双生児 オスカー



ー白軍拠点/自室ー


[ 弓を手に踏み入って来た旧知の顔を見ても、オスカーの澱みを湛える双眸は揺るがなかった。
 まるでそう在る事が正しいのだと、そう思わせる雰囲気を彼は纏っている。]

おやおや、また懐かしい顔だ、ね? メアリアに続いて今度はキミか、同士サイラス……ふむ、殺しの匂いがするな、まぁ戦時下なのだし当たり前の話ではあるのだが、鼻がひん曲がりそうだよ
あぁ怠い、面倒臭い、萎える、やる気が、根気が、気力が削がれる。とりあえずキミは奥に居たまえ、何かもう色々と解説するのも怠いから。身の安全については保証してやるさ、ほらコレを、決して離さぬように大事に持っておくといい

[ 紺に紅、ロバの刺繍の入った徽章を侍女に渡すと部屋の最奥で待機するするように告げるオスカー。
 彼は其の様子を見送り、べったりと羽毛布団に背中を預け仰向けの姿勢から逆目にサイラスを認めると、死ぬほど気怠げにゆっくりと口を開く。]
 

(34) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー


いやね、ワタシも出来ることならこんな血生臭い場所ではなく、ゆったりと、呑気に、静かで、一人になれるような、救われるような場所で隠居していたいんだよ
と云っても、其処には世話を焼いてくれる侍女も、焼きたてのバターロールも、一杯のミルクも、この羽毛布団も無いだろうし、何より『契約』の執行がもう間近に迫ってる以上は、如何に怠くともワタシは此処を動かない、よ

……ん? 殺戮、兵器? もし其れが「この世で最悪の兵器は人の意思だ、アレは此れまでに何よりも多くの生命を踏み躙ったのだから」と云った具合の薀蓄話を求めての物でないとするなら、生憎とワタシの知り及ぶ事ではない、ね
あぁ、殺戮的な人の意思、つまり殺意序でに思い出したのだが、本当に殺す気があるなら馬鹿正直に正面からノックなんてするもんじゃあ無いよ同士サイラス、ワタシの『怠惰』を知っているのなら尚更だ。で、仮に白軍から『怠惰』が失われたらどうなるか? だったかな?

[ 向けられた矢の先端に視点のピントを合わせ、己へ向けられたバチバチと紫電を散らす人を殺す道具を前に。]
 

(35) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー



ーーあぁ、何とまぁ都合が良い。丁度たった今、『契約』が、成されたぞ


[ ゾワリ、とドロドロしたタールのような空気が、『怠惰』ではないナニカが小柄なその体躯から溢れ出し。
 そして、心底嬉しそうに、口を裂かんばかりに開き、オスカー・フィニオンが


 ーー嗤った。]
 
 

(36) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー



 少年は、氷と雪の国、樹氷原の彩国、冷気に閉ざされたガルディア王国のとある農村に産まれた。極寒の吹雪が大地を舐め上げる冬の事だった。
 平凡を絵に描いたような両親に、人並みの愛を注がれて、幼児であった少年は病を患う事もなく無事に首が据わる頃まで育った。
 其の頃から、だろうか。少年を腕に抱いていると、妙な倦怠感を感じるように村の人々がなったのは。
 両親は原因を確かめようと其の道の専門を訪ねて回ったが、村の呪師は首を横に振り、街の魔術師は両手を上げた。
 少年の両親は単なる農家の夫婦であった、こういった現象についてはまるで詳しくなく、ましては村街の魔道に精通した者すら理解出来なかった不可思議など解決のしようがなかった。
 結局のところ、誰も真実に近づく事なく……しかし暫くして、ある日突然其の妙な倦怠感は消え失せた。
 両親は数年来の悩みから解放され、素直に息子の正常さに喜んだ。
 其れから少年は成長し、けれど体は大して大きくはならず、また酷く貧弱に育ってしまった。
 

(37) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー

 理由はやはり不明で、両親は困り果てていたが息子が無事ならばと、此れまで通りの日々を送ろうとし……其れから数年の時が経ち、少年には弟ができた。
 弟は少年とは違い、何の問題も抱えることなく育った。最初は不安げであった両親もすっかり弟を溺愛し、力が無く、学も無く、何の才能も見出せない少年は、空気のような日々を過ごしていた。
 体が資本となる農村に於いて、少年は単なる穀潰しに過ぎず、村人からの目線も鋭くなる一方だったのだ。
 きっと、両親は疲れ始めていたのだろう。そう少年は結論付け、自身の待遇に何の不満も漏らさずに過ごし、弟が産まれて半年と少し経った……少年の、八度目の誕生日。


 ーーは、少年の弟を殺した。
 
 

(38) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー



[ その変化は、唐突であった。

 此の世にあるありと凡ゆる感情を掻き集めたところで表現する事は叶わないであろう、オスカー・フィニオンの嗤い顔。
 其の大きく横へ開いた口に連動したかのようにして、空間へ無数の“裂け目”が産まれてゆく。
 暗い、どこ迄も底無しに暗い闇を抱える裂け目はオスカーを囲うようにして展開されていた。
 そんな明らかに異質で不気味な舞台の中心で、オスカー・フィニオンはなお嗤う。]

あぁ、久しいな、『悪魔』殿。ようやく、ようやくキミを殺す準備が整ったところだよ。どうだい、ワタシが用意した『封』の味は、一国を覆い尽くすキミの『嵐』でも、たったこれっぽっちの裂け目を生み出すのが精一杯だろう? 『怠惰』の力は全て内へ向ける事となったが、自分の権能の一部に縛られた気分はどうか、ね? ははは、そう声を荒げるなよ『悪魔』殿……12年、12年だ。ワタシはキミを屠る為に12年耐えた、此の身を蝕む『怠惰』へ圧力をかける術を見つけ出し、キミを消滅させる為の術式を生み出した……まぁ、これは『魔術師』殿のお膳立てあっての事であると云う事実は、ワタシとしても認めるところではあるのだが、ね?
 

(40) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー


[ 今この時を生きる為に、自分は存在していたのだと云わんばかりの破顔。
 すると、生み出されていた裂け目の輪郭からバチバチィッ‼︎ と潤に染まった迅雷が迸る。
 通常の雷とは一線を画する、格がまるで違うのだと、強制的に周囲へ思い知らせる雷霆の一端。
 其の窮屈な裂け目から飛び出し、部屋を、家具を、侍女を、そしてサイラスを呑み込もうとした迅雷は、しかし依然裂け目の中へ封じられている。]

だめだダメだ駄目だ、キミの『嵐』に好き勝手をさせるわけにはいかないよ。この為の『契約』だ、ワタシはキミを滅ぼす為の術を得て、『魔術師』殿の敵と相対する。こんな傭兵の真似事をするだなんて……あぁいや、今はそんなに怠くないな、此れも『悪魔』殿の力がいくらばかりか漏れ出している証拠か、あれだけ念入りに編み込んだ『封』の奥底へ閉じ込めても、其れでも押し寄せるこの力の奔流。今暫くは利用させてもらうよ、この拠点に攻め込んだ連中を締め出すとしよう
 

(41) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

【人】 双生児 オスカー


うむ、同士サイラス。今の内に逃げたまえ、此れからワタシが振るうのは『怠惰の悪魔《バアル・ペオル》』の権能たる『嵐』の、其の一端だ。ワタシとしても友人を傷つけたくはないので、ね? まだ徽章を持っていてくれてるのなら、決して離してはならない、其れがあれば『嵐』に呑まれたところで死には至らないだろうさ

[ あぁ、其れと。今だ産まれ出る裂け目と、其処から溢れ出る迅雷を少しずつ制御し始めたオスカー・フィニオンは、サイラスへと視線を投げかけると、]

ワタシの友人であってくれた事に、心からの感謝を、感謝を、ただひたすらの、感情を。最後にキミと会えて良かったよ、同士サイラス

ーーどうか、元気で。キミの此れからの路に、幸があらんことを

[ 朗らかな、其れでいて今にも薄れて消えてしまいそうな、そんな笑みを浮かべてそう云った。]
 

(42) 2014/07/19(Sat) 18時半頃

双生児 オスカーは、メモを貼った。

2014/07/19(Sat) 19時頃


【人】 双生児 オスカー


おっと、キミも来ていたのか……リア。白黒赤と大賑わいだね? この間はろくに言葉も交わせなかったが、息災な様で何よりだよ

[ 『怠惰』を全て制御し、『怠惰の悪魔《バアル・ペオル》』の『封』に回しているせいか、オスカーの口調は妙にハキハキとしており、口元には柔らかい笑みが浮かんでいた。]

言葉通りの意味さ、これからワタシの身体に巣食った『怠惰の悪魔《バアル・ペオル》』を永遠に滅する訳だが……この術式は、ワタシの魂ごと、悪魔を何処でもない何処かへ縛り付けるものだからさ。ワタシ達も色々と知恵を絞ったのだがね、どうにも悪魔を逃がさずに終わらせる為には、こうする他に路はないらしい

[ 単純にオスカーが死ぬだけでは無意味なのだ。それでは『怠惰の悪魔《バアル・ペオル》』は再び他の宿主を求めてこの世界に留まってしまう。
 悪魔を完膚無きまで屠る。そうするには、逃げ場のない世界へ悪魔を追い込む必要があった。]

(51) 2014/07/19(Sat) 21時半頃

【人】 双生児 オスカー



だから、此処でサヨナラだ
……覚えているよ、ワタシがルブトに来た時、キミは誰よりも早く声をかけてくれた
散々『怠惰』の毒牙にかけてしまった事は謝るよ、すまないね


ーーけど、嬉しかった


もし君が居なかったら、ワタシは途中で折れていたかも知れない、術式の構築を諦めていたかも知れない、『怠惰』の抑制を仕切れなかったかも知れない……そんな無数の知れなかった道を、キミは其の手で、足で、口で、目で、耳で、鼻で、髪で、心で、ワタシの代わりに塞いでくれたんだ

本当に、ありがとう。ワタシの最初の友人よ、キミが開いてくれたこの道を、ワタシは必ずや走り抜こう。

だからリア、キミも悔いのない良い人生を
 

(52) 2014/07/19(Sat) 21時半頃

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