39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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[長髪の男の温まるけど熱くないもの、 などというろくでもない注文には、 シナモンティーを出してやったけれど。
横にそっと赤いタバスコの小瓶が添えられていたのは、 赤いフードの青年の頼んだ軽食のものか、 あるいはささやかな意趣返しだったかもしれない。
車掌が去ってからほどなく、 アナウンスと共に列車が琥珀色の鷲の駅に、到着した。 そしてにぎやかな色の訪れに、首を傾けながら戸口を見る]
ん?なんだ?そんなん持って。 それは食い物じゃないぞ。
[金の巻き毛に銀色のススキ、 それは鮮やかな色の対比ではあるのだけれど、 男はそんな風に茶化すような言葉を投げた。]
(@2) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[ふと窓からホームを見やる。 この列車からこの駅で降りる者がいるのだろうか。 美しい琥珀の花々よりも、人影に気をとられて、 その視線をひとひら舞う白い羽が遮った。
戻ってきた車掌が席に着けば、 さらりと投げる問いかけは事実の確認]
誰か、列車を降りたのか?
[淹れなおすか?と、 半分だけ残るカップを示しながら、 男はまた一度、後方を振り返るような仕草を見せた]
(@3) 2011/10/31(Mon) 00時半頃
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[抗議の言葉の語尾に、多分 がつけば、 男はぷっと噴き出すように笑って、後ろ髪を掻いた]
いや、そりゃほんの冗談だって、多分な。
そうか、ありがとうな。 じゃあ、よく見える入り口の方に飾っておくか。 ……降りて結構遠くまで行ったんだな。
[カウンターに引っ込んでしばし、 蛍石の淡く半透明の紫の花瓶に銀のススキは飾られて、 食堂を訪れる者の目を楽しませることになるだろう]
(@6) 2011/10/31(Mon) 01時頃
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[>>@4 返事にはふと手を止めて、 それから何か考えているふうだったけれど。 淹れなおしはいらないという言葉に、一つ頷いた]
見た目どうり真面目だな、アンタ。
[一度、小さく息を吐く。 それから少女の要請がこちらにふられれば、 とりあえず、カウンターの引き出しを開けてみた]
アイスピックと木槌ならあるけど、 木槌じゃ石は砕けないだろうなあ。
(@7) 2011/10/31(Mon) 01時頃
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[ふくれっつらにはへらりと笑って返して、 手が塞がってなければ、きっとほおずきみたいな そのほっぺたをつついてただろう。
それから>>23呟きにふとまた手が止まる。 あの問いかけに答えはあったのか、 それは車輪の軋む音に消えたのだろうか]
……逢えたか、どうか。 どうなんだろうな。
[降りた先のことを知ってはいても、 それを実際に体験したわけでもない。 男には待ち人など存在しないが故に尚わからないことだ。
金髪巻き毛が俯く様子に、つられて覗き込む。 落ち込んでるのかと思えば、掌にいくつか傷の跡]
(@9) 2011/10/31(Mon) 01時半頃
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[過去形の言葉を言い直す車掌の様子に、 男は老婦人との出来事は黙っておこうとひっそり思う。 倉庫へ向かうという話には、 覗き込んだ巻き毛の掌を指差して]
倉庫だろ? そっちは俺が行ってきてやろうか?
車掌さん、アンタはこの子の傷を……
[当然のような顔でそう向ける、 今の彼は車掌であるのに、まるで医者にでも告げるように。]
(@10) 2011/10/31(Mon) 01時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/31(Mon) 01時半頃
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[金髪巻き毛の背中を彼のほうへと押しやった。 車掌は治療をする気はあるらしい、
けれど、声をかけるまで何かぼんやりしていたようだ。 その視線の向いていた先を追いかける。 ただ銀のススキが仄かにそよいでいるだけで]
……なんかあったか?
[歩み寄ったススキをそっと触れる、 銀色の髪をなでているような気分になりながら、 特に変わったことはないよな、と首を傾げた]
(@12) 2011/10/31(Mon) 01時半頃
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ふぅん、 懐かしむような想い出があんだな。
……の割には、
[懐かしむ、というには暗い眼差し、だと、 そう見えた気がするけれど、定かではなく、 続く言葉は音にはなからなかった、ただ]
それは傲慢さなのか? 善人の思いやりは、傲慢とは言わないだろ。
[薄く笑う表情は、皮肉か否か。 男はひらりと片手を上げて、 その場の“医師”から背を向けた。]
そんじゃ、ちょっと後ろ行ってくる。
(@14) 2011/10/31(Mon) 02時頃
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昔のことばかり思い出すのは、 そりゃあ、おっさんになったってことだな。
[からかい混じりの声が、背中越しに返る。 問いかけには一度振り向いて、首を傾ける。 褪せた金色がさらり、流れた]
そりゃ、誰が決めた罪なんだ? 犯罪なら誰かが勝手に裁いてくれるだろうよ。 裁かれないなら、罪じゃない。
[彼の語る領分はもっと己の心という、 深いところにあるのかもしれないが、 けれど男は罪悪感からは遠く、それを想像し得ない。 それ故にここにあるのかもしれない]
(@18) 2011/10/31(Mon) 02時半頃
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[それから男は後部車両に赴けば、 ふと最後尾まで足を伸ばした。 列車内をまだ良く見てはいなかったのだ。
そして後部デッキの風に当てられる。 銀河の石炭袋のような闇に、 引きずられそうになって髪を押さえた。
鷲の駅はもう見えない。]
(@19) 2011/10/31(Mon) 02時半頃
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[月蜜のような淡い光が、ひとひらふたひら、 風の中に舞って消えたように見えたけれど。
あるいはそれは気のせいだったかもしれない]
(@20) 2011/10/31(Mon) 02時半頃
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[あの小さなしわくちゃの手は、 待ち人を、さいわいを、見つけられたのか。 ふとそんな疑問が過ぎったけれど]
――……、や、まあ、
[考えても仕方の無いことだと、首を振る、 首を振っても記憶の中の悲しげな様子はちらついたけれど。
それから車両を戻れば、 しばし倉庫をあさる事になっただろう*]
(@21) 2011/10/31(Mon) 03時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/31(Mon) 03時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/31(Mon) 23時半頃
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―5-6両連結部倉庫― [黒鋼のトンカチの先端をポケットに突っ込んだ、 多少何かひっくり返したような騒々しい音が倉庫の中から響いていたかもしれないが、連結の車輪のがたごとと揺れる音に阻まれてそう気付かれはしなかっただろう]
……、ん?
[小部屋から一歩足を踏み出せば、 ふと、吹き抜けていく風の気配を感じて、後部車両を振り返った。先ほど離れたデッキに佇む気配のあることまでは、知らなかったけれど]
(@32) 2011/11/01(Tue) 00時頃
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サイラスは、結局ふらり、と男の足は最後部まで赴いた。
2011/11/01(Tue) 00時頃
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―後部デッキ― [少年の後姿、足音を立てぬように忍び寄れば、 一人分の空白を挟んで隣からそっと覗きこむ。]
なんだぼっちゃん、 センチメンタルってやつか。 こんな所に一人でいると冷えるぞ?
[軽妙な調子でへらり笑って、促すような一言を]
(@34) 2011/11/01(Tue) 00時半頃
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あ、驚かせたか。悪いな。
[口先だけの謝罪の言葉と共に、 ゆるとデッキに肘をつく、月蜜のひとひらの幻は、 過ぎ行く影の中、もう見えなかった。
それから少年の問いかけには少しだけ渋い顔になった。 彼が老婦人をエスコートしていた姿をふと思い出し、 ゆるやかに首を左右に振った]
いや、列車に乗ってくる奴は、誰もいないよ。
降りた連中ならいるけどな。 あのばあちゃんも、その一人だ。
[それからついと、過ぎ行く景色に視線を流した]
(@37) 2011/11/01(Tue) 00時半頃
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[過ぎ行く石炭袋のような闇の中を、ちらり何かが過ぎった。 それは月蜜のひとひらではなくて、仄かに光る綿毛だ。 やがてと木々の柳絮はちらちらと、 雪のように蛍のように、淡く風に舞い始めた]
それは、わからないことだ。 けれど列車を降りたのは、自分で決めたことなんじゃないかな。
[寂しげな少年の言葉、少年が思い出すと告げたことで、 男もまたあの悲しそうなため息を思い出す]
たしかに悲しそうだったな。 でも、それだけ悲しいって思えるのは、 それだけ大事なことがあったんだろうなあ。
って、ぼっちゃんそんな悲観的になるなよ。
[長く生きていれば悲しいことばかりが残る、 幼い少年がそんなことを言うものだから、 思わずその頭にぽふりと手を伸ばした。]
(@38) 2011/11/01(Tue) 01時半頃
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最初からないものは忘れられない。
悲しいでも、楽しいでも、 そう思えるだけの何かがあるってのは――…、
[少年の頭に手を伸ばしたまま、 男はふと言葉を止める、さて何を言おうとしたのか。 小さく息を吐いて誤魔化した]
(@39) 2011/11/01(Tue) 01時半頃
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どうでもよければ、 楽しくも悲しくもならないだろ。
忘れても忘れられないくらい悲しいことなら、 それが一等大事だったんじゃないか?
[夜の焔を灯す瞳を見返しながら、夜の空に似た髪の色を撫でる。 さらり触れた感触が少し冷たいような気がしたのは、止まぬ風のせいだろう。謝罪の言葉、男には受け止め方がわからない、ただぽふぽふと軽くその髪を叩いた。 伸ばした手、その間、距離は一人分開いたまま。]
そんじゃ、俺はそろそろ戻るか。 あの金髪巻き毛のお使いだったんだ。
[やれやれと言った風に肩をすくめて、 ポケットからちらりとトンカチ覗かせた。]
(@40) 2011/11/01(Tue) 02時頃
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なんだ、そんな堅苦しくすんなよ。 俺の言ってることが本当のことかどうかなんて、 わかんないんだしな。
[丁寧な礼に後ろ頭を掻きながらぼやいて、 それから尋ねられた言葉に、一つ頷いて肯定を示す]
そうそう、 こいつで石を砕くってさ。 結構根気のいる作業だよなあ、 気が向いたら手伝ってやれば?
一人で悩んでるよりは建設的だ。
[それからひらりとよれた白衣を翻し、 肩越し片手をふりながら後部デッキを後にした]
(@41) 2011/11/01(Tue) 02時頃
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―4号車― [客車を進んでいれば視界に入るのは あの目立つ赤いフードの青年の姿で。 それから前方に去っていく女の後姿]
お、邪魔したか?
[にやにや笑って、ちらりと視線を前方へ流す、 そんな揶揄のような言葉にどんな反応が返ったかは知らない。 さすがこれ以上寄り道するつもりはなく――。
そんなわけで言うだけ言って真っ直ぐ進めば、 連結部付近で車掌とばったり鉢合わせすることになるだろう]
(@42) 2011/11/01(Tue) 02時半頃
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あれ、車掌さん、 こんな所で何してんの?
[あれやこれやの事情を知らずに、 いささかな暢気な声を寄越せば、前方に目をやって。 遅い、と苦情のひとつも言われただろうか。]
ちょっと悩める少年と話してたら、 遅くなって、いや、巻き毛はまだ向こうにいんのかな?
[浮薄な調子で言葉を続ければ、そのまま食堂車へと足を向け、 いずこかで金髪巻き毛に会えばまずはそのトンカチを渡すことになる]
(@43) 2011/11/01(Tue) 02時半頃
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サイラスは、ふと、白磁の鈴のような響きを聴いた気がした**
2011/11/01(Tue) 02時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/11/01(Tue) 02時半頃
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/* ヤニクとアイリスは秘話もちなのかなあ。 アイリスの話とか全然表に出てないので、表で話してくれればいいのにとおもう。
(-16) 2011/11/01(Tue) 03時頃
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