199 獣[せんせい]と少女 2
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―― 空の上で ――
[ 袋から旅立ったいくつもの白 空からでは混ざり合い どれが星でどれが花かもわからなくなる。
けれど、下に揺らめく虹色に 照らされたなら、その形がはっきりと浮かんで見えて。
『オーロラ』 その言葉に、背の上でひっそりと首を傾ける。 声は風に紛れてしまうから 耳に唇を寄せ、その意味を尋ねてみたなら 答え>>1が返ってきて。]
ありがとう
[ 空へとさらってくれた先生へ もらったありがとうへ>>4 私もまた、一つ言葉を落とし。]
(26) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
せんせ、だいすき。 せんせじゃなきゃ、いやだよ?
(-14) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
―― 鐘の下 ――
[ 鐘楼の影が近づけば、翼の影に隠れるよう いっそう先生に体を近づけて、ぴたりと体を寄せ 邪魔にならないように降り立つ準備をする。 やがて、手が触れそうなほど屋根へと近づいた頃 バサバサと響いた羽の音>>6 顔を掠める羽ばたきに一瞬、上げかけた悲鳴は すぐに笑い声に取って代わる。
顔を掠めるほど近く、鳩を見たことも こんなに近く鐘楼を見たこともなかったなら 私には、目に見える全てが新鮮で。
導かれて降りる鐘楼。 石を足で踏めば、ふわりと舞い上がったのは 多分、ここで休む鳩の羽。 腰を折り、灰色のそれを指先でつまんでみて。]
(27) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
うん。
せんせの好きな場所 またひとつ教えてもらっちゃった。
[ 案内して。なんて腕を先生の方へ>>7 引かれるまま、私も踊るように鐘の下へと。
話すたびに反響する鐘の音 溢れる音の重なりが逆に、静けさを思わせる。
遠い、遠いところへ来た。 まなびやから遠く離れてはいないはずなのに なぜだかふと、そんなことを思ったから。]
(29) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
[ 自分の居場所を、拠り所を確認するように 先生へと視線を注いで。]
(30) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
[ 視線の先には、膝を折り こちらを見上げる先生の姿。
その姿は、あの日の朝>>1:121 遠くに行ってしまうと感じたものに どこか似ていたけれど。
いまはもう、そこに 『寂しさ』は感じなかったから]
――――せんせ
[ 差し出された右の手に、私も右の手を重ね。 少し恥ずかしくて、視線を俯かせれば
運良く風に落ちなかったのか、白い花が 視界の隅で静かに揺れていた。*]
(31) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
/* メルヤ先生がかっこよくてかわいくて、どうしようってなってる
(-16) 2016/10/16(Sun) 01時半頃
|
|
[ 重ねられた手のひら>>48 先生のものと、私のもの 別々の体温が混ざり合い、一つに溶けていく。
緊張するという言葉 その動作の一つ一つを見れば 確かに、硬く張り詰めているみたいで
私たちを取り巻く空気そのものが 硝子へと変わっていく。そんな感覚に陥って
鳴り響く風の音 それすらもどこか遠い。
一番近くに感じるのは 重ねた手の温度と、私の心臓の音。 鐘楼の中、響く声はどこか夢を思わせるけれど これだけは、実感を持ってここにある。]
(74) 2016/10/16(Sun) 12時頃
|
|
[ やがて、色硝子のような私の指先に こつりと当たった一つの熱。
緊張から氷のようになっていた指先が この温度でじわりと溶けていく。
指から伝わった温度は、全身へと巡っていき 私の心も自由にしていくようで 暖められた胸の中、淡く光る花が咲く。
これからは、この光を頼りにしていけばいい 指先の熱と、胸の暖かさを思いながら そっと瞼を閉じて。]
(78) 2016/10/16(Sun) 12時頃
|
|
[ 朗々と紡がれる先生の言葉>>50>>51 それは古く、鐘楼の鐘の音に似ているよう。
重みのある声も、古い言葉も 私は持ってはいないけど。 繋がれた言葉と誓いに、そっと頷いて]
せんせ、大好き
私が、せんせの糧となるまでは 二つの体で、ひとつの旅へ 私の体がなくなったそのあとは 一つの体で、ひとつの旅へ
……一緒に行こ。
[ 私の声が、風の音と共に空へと登る。
ちゃんと言ったはずなのに 風に混じった私の声は、笑っているようだった。*]
(79) 2016/10/16(Sun) 12時頃
|
|
[ 契りを終えてから、どれくらいしてか
時間と共に動く陽の位置。 影が伸びるのを、鐘楼の上から楽しんでいたけれど。]
ねぇ、せんせ。
眠りながら空を飛んだら 夢の中でも飛べるかな? それとも、泳ぐ夢を見るかな?
[ 背中の上だと落っこちてしまいそうだから 難しいかも。と、ふにゃりと笑って。
そんなことを言ってみるのは 寝るときも、夢の中でも一緒がいいと思うから。]
今度試させてくれる?
[ 言いながらぷいと横を向いた。*]
(80) 2016/10/16(Sun) 12時頃
|
|
[ 首を捻って横向き。 視線の先にあるのは、鳩のとまる屋根 ―――あれは多分、さっき驚かしてしまった鳩
柔らかな羽毛に顔を突っ込んでみたくて ほんの少し、足元がうずうず前のめり。 飛び出しそうになってしまったから 止める声があったかもしれないけれど。
そして、鳩よりもっと先 裾野の街へと視線を向けたなら 普段見るものよりずっと、賑わっているようで。]
ねぇ、せんせ [ あれは何?なんて つつこうとしたのは、服か鉤爪か。
言ってみたいかと問われたならば 首を左右に振るつもりだけれども。]
(116) 2016/10/16(Sun) 14時半頃
|
|
[ 行きたい場所はたくさんある
たとえば、背中の上で聞いた遠い場所>>1:584 好きだというその場所にいるとき どんな表情をするのか見てみたくて。
それに、それに―――]
このまま、まっすぐ飛んで行ったなら どこに行けるのかな?
[ お願いしなかった行きたい場所>>1:321 いつか行けるなら、その風景を見てみたい。
ほんの少し眠くなってきて、目をこすりながら 私はそんなことを思っていた。**]
(123) 2016/10/16(Sun) 15時頃
|
|
―― 思考の欠片 ――
[ 私の前に、せんせいは どんな子と一緒にいたのだろう。
そのときは、どんな表情をして どこへ向かって旅をしたのだろう。
知りたくないといえば、嘘になるけれど それは心にしまっておこう。]
(-46) 2016/10/16(Sun) 15時半頃
|
|
[ デメテルちゃんと作った色水。
青い花の色ならば、青い色。 赤い花の色ならば、赤い色。 そして二つを合わせたならば、違う色。
摘まれた後、朽ちていくはずの花が そうやって水に溶け、色を残せるように。
あのときの、シーツに描いたように 私と、その誰かと、もしかしたらこの先の誰か 混ざり合って、せんせいの中に残るなら。]
(-47) 2016/10/16(Sun) 15時半頃
|
|
[ せんせいの『好き』を たくさん、たくさん知ったなら その子のことも、わかりそうで
――――それがいいな、って わたしはそう、思ってる。*]
(-48) 2016/10/16(Sun) 15時半頃
|
|
―― 契りの後 ――
[ 真似するように手摺の隙間から足をだし ぷらんぷらんと空で揺する。
文字通り地に足が付いていない状態 風で捲れた服の裾をおさえていたら 私の声が届いたようで 先生の温度が近くなって>>202
興味と願望を混ぜ合わせた質問に "小舟が穏やかなさざ波に揺られる心地。" そう、返ってきた答え。
ゆったりと語るその声が 穏やかな波のようだったから やってみたい。なんて言いかけたけれど。
貨物のような運び方>>203が聞こえてきて うっかり言わなくてよかったと、への字の口。]
(236) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
せんせ、それは 船に揺られる荷物になる夢を見そう。
[ 荷物のように巻かれてしまったなら 風の音も、温度もきっと遠い。 近くにいながら寂しくなっては 良い夢を見られるとは思えなくて。
だから嫌だとそっぽ向き。 でもやっぱり、寝るときも一緒に痛いから どうすればいいかなって、頭の隅で考えていたけれど。]
うん……そうする でも寝相悪いから、蹴っ飛ばしちゃっても お洗濯と一緒にぶらーんてしないでね?
[ もらった言葉>>206に、ゆっくり瞬き。 いちおう確認しながら、頷いて。*]
(237) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
[ すぐに興味が移るのが 私の悪いところなのだと自分で思う。
屋根の上にいるふかふかな羽毛 それを見た時、ここの高さを一瞬忘れていた。
そわそわ視線を送ってみたり 立ち上がろうとしかけたり そんな仕草を先生が見逃すはずもなくて>>207]
(238) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
―――――!?
[ ぐいっと首根っこを抑えられたのは 鳩に向かって手が伸びた瞬間。
後ろに引き戻されたかと思ったら 私の方が宙に浮いていたけれど。]
せんせ、鉤爪……
[ 鉤爪ぶらーんは卒業したはず。 そう言いかけて口を噤む。
確かに鉤爪じゃない。と、納得してしまったこと 表情に出てしまったかもしれないけれど。]
(239) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
[ 冷静になって考えれば 自分が危ないことをしたのがわかってくる。
だから、助けてくれたせんせいに 小さく、小さくありがとう お説教>>208も素直に心に刻むことにして。
けれどそのあとは、ごめんなさいのきもちと 居心地の悪さも手伝って 先生のほうにも、鳩の方にも 視線を注げず宙ぶらりん。
けれど直ぐ、興味は湧いてくるものだから。]
(240) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
[ 説明>>209に、頷く代わりに瞬き一つ。 さっきそらした視線も、まっすぐ先生に向ける。
私たちの誕生を祝うお祭り。 まなびやから離れたところで行われるそれが どこか不思議な感じがして。
宝石のような橙の灯りも、点のような人の影も みんなみんな閉じ込めておこうと 指で四角を作り、その中へ。
風に乗って幽かに聞こえてくる笛の音は さすがに閉じ込められなかったけど。 四角の中の風景も、笛の音も 記憶の中に閉じ込めるのだから、これでいい。
だから。私の行きたいところは。]
(241) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
せんせが、前に言ってた好きな場所。 今なら一緒に連れてってもらえる? 私ね、せんせいの『好き』をもっと知りたい。
[ 世界の端から端まである好きな場所。 そこにいってみたいのだと
抱え直してもらった腕の中 ねだるようにほんの少し甘えてみて。]
ねぇせんせ、水に浮かんだ都には 人が住んでるの?
[ 一番先にそれが出てきたのは 端から端まである『好き』を先生が挙げた時 一番最初に出てきたから。
連れて行ってと、頭を預けて囁けば 先生の耳に届いただろうか。*]
(245) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
せんせの『好き』を順繰りにまわって 私の中にも『好き』を貯めていきたいの
そしてね、その途中で 新しい『好き』を見つけられたらいいな……って
[ そうやって伝えた、旅の目的地。**]
(246) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
|
|
[ 私の知らない世界の景色。 先生の知ってるいろんな風景。
ここより暑い場所もある ここより寒い場所もある 書庫の本で見たものより 本当の世界はきっと広いから。
目一杯、世界をみてまわって 『好き』をたくさん閉じ込めて そして、いつかせんせいに 食べてもらうその時は
見てきた世界と、たくさんの『好き』を 私と一緒に届けられるように。]
(287) 2016/10/17(Mon) 16時頃
|
|
[だから、その日まで一緒に居るために 予定してないさよならが来ないようにと
お祈りするように、両の赤を瞑る
もし理由を聞かれたら 途中でなに食べるか考えてた。って 誤魔化すつもりだけど。**]
(288) 2016/10/17(Mon) 16時頃
|
|
[ きちんと怒ってくれるところ 約束を守ってくれるところ。 そういうところも全て、せんせいの好きなところ
厳しいだけなら近づきにくい 約束を守ってくれないなら、信じるのは難しい。 優しさも厳しさも、きちんとあると思うから だから安心して甘えてしまう自分がいる。
指で作った四角の中を見てる時も 一緒に見たい気持ちがあったから ほんの少しだけ、自分の目線より手は上にして。
ついでもらった言葉には>>326 規則がないということに 少しだけ寂しさを感じたけれど。
それよりも心は先へ まだ見たことのない風景へと 惹きつけられていたから。]
(357) 2016/10/17(Mon) 23時半頃
|
|
[ 水に沈んだ都の話を聞いたなら思わず前のめり。 せんせいの顔をじっと見上げて ねだったのは知らない景色。]
たくさん住んでいるの?
せんせいの『好き』が 私の『好き』になるのなら うん……一緒に行きたい。
[ ウインクする姿>>327に目をぱちくり
そんな風な仕草をする先生が珍しくて よけいに期待が膨らんでいくのがわかった。*]
(358) 2016/10/18(Tue) 00時頃
|
|
―― 裾野の街 上空 ――
[背に乗って飛ぶのには、慣れはしたけれど 抱かれて飛ぶのは初めてのこと。
赤く染まる頬を色のついた雲のせいだと誤魔化して 空と地上、両方の景色にせわしなく視線が動く。
私にとって、空の景色は珍しいもの。 けれどそれは、ここから見える地上の景色も同じで。]
ねぇ、せんせ。あれ
[ そう言って指差したのは、とても大きなお人形>>119
真っ白なそれは、陽の光を浴びてキラキラ輝いて なんだかシルクちゃんの髪の毛みたいだったから
落ちないように少し体を乗り出して その丸っこい人形を観察していたけれど]
(359) 2016/10/18(Tue) 00時頃
|
|
[ 空を見上げた人の言葉に 穏やかだった空の旅はおしまい。
首をすくめる姿に 大丈夫かなって、掴まる手に力がこもる。
このお祭りは、私たちの誕生を祝うもの。 それは、わかってはいるけれど
こうしてこちらを見上げる人の目も 私たちのまなびやから 離れたところで行われるお祭りも 私にとっては、遠いもののようだったから。]
せんせ、いそご?
[ 隠れるように、せんせいの体に顔を埋めて 旅の続きを催促する。]
(360) 2016/10/18(Tue) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る