68 熱砂の絆
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[――どれくらい経っただろうか。 聞きなれぬ地名を紹介されて顔をあげると、そこに広がるのは広大な砂漠。 帰り道などとっくにわからなくなってる]
外国人……? ここは、帝国じゃないの……ですか?
[自分の居場所が理解できず、顔を上げて問いかけるが、そこに浮かぶ獰猛さを目にしてじわりと湧き上がった恐怖は、続けられた言葉でさらに増すこととなる]
(15) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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説明することなんてなにも。 ……だ、騙すとかそんなこと。 あっ!
[立て続けに問われるも、思考がまだ追いつかない。 強く引かれれば作り物の長髪がばさりと落ちた]
……………。 髪が作り物だと騙したことになる、ということですか?
[この状況で、それでもまだすべてを明かそうとはしなかった]
(16) 2013/01/10(Thu) 23時半頃
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――…な、なにを!?
[抱き寄せる腕には反射的に抵抗を試みる。 どこまで妹のふりをするべきかという迷いから全力でこそなかったが、仮に全力だったとしてもこの体格差ではどうなっていたかわからない]
馬鹿になどしていません。
[その言葉に偽りはない。まっすぐはっきりと返した]
(32) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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そんな……言い逃れも何も……。 ……わ、たしは、仕事を貰いに来ただけで。
[女ではないとわかれば怪しい仕事は与えられないだろう。 それはこの状況でも妙な安心感をもたらすのだが]
――…え、 戻れないってどういう……?
[言葉の意味を図りかねて、大きな瞳がぱちりと瞬いた]
(33) 2013/01/11(Fri) 00時頃
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なっ……騙したな!?
[とっさに出るのは素の言葉。 国際情勢も他国の歴史もわからなくとも、「砂漠」「宮殿」「帰れない」というキーワードで十分に理解できた。 物語のように謎めいた世界の話は幾度となく噂に聞いていたのだから。
勝手につれてきたくせに、と。 キッとにらむような視線が雄弁に語っていた]
(51) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[そもそもなぜ自分はここに来たのか。 ……そう、仕事を貰うためだったはずだ。 一度ぎゅっと目を瞑った。 次に目を開けた時には鋭い視線はそのままに、感情を鎮めるよう意識して]
仕事を貰いに来たのだから、逃げはしません。
[高額の弁償と聞いていたから十年くらい勤める覚悟はできていた。 それがほんの少し伸びただけなのだ、と自分を騙すように心で繰り返す]
なぜ、別人だと決めつけるんですか。 フロアで会った時が女装だったかもしれないのに……?
[まだ言い繕うことは無理ではない。 しかし何を言ったところで一度バレたものはどうにも変えようがないだろう]
――…オスカー、です。
[こんなところで対立する意味はないと判断し、促されるままに名を告げた]
(52) 2013/01/11(Fri) 00時半頃
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[それにしても何故ばれたのだろうか。 幼いころはみんなに間違われていたこともあり、髪型で差をつけるほどだったのに]
肝が据わって? 兄が妹を守るのは当然でしょう…?
[ここまで来て繕うつもりはなく、妹の代わりなのだと暗に告げる。 姿と言葉を似せることに夢中だったのが敗因ということなのだろう]
(90) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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――…ああ、でも。 僕は嘘などついていないはずですが。
[誤解を誘う言い回しをしても、あえてミスリードを誘っても、明確に嘘といえることは言っていないはずだ。 口元に笑みを浮かべ、多少大げさな身振りで頭を下げた。 元々仕事を紹介してもらうつもりだったのだから文句はない]
今日からこちらでお世話させていただきます。 ――マイ、マスター。
[伸ばされた指を振り払いはしない。 これも仕事なのだからと、割り切るつもりでいた]
(92) 2013/01/11(Fri) 01時半頃
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宴会の準備、ですか……。
[見慣れぬ場所に置いてあるものは、やは見慣れぬものが多かった。 それは文化の違いか、育ちの違いか。 人一倍強い好奇心ゆえ、視界に入ったそれらのものは使い方がわかるまで意識の一部を占め続けるのだが。
見たことのない調度品に、よくわからない服に慣習。 必要の都度、使い方を聞く必要はあるものの、なんとかケヴィンの身支度を終わらせると、その後について会場へと移動した]
(216) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[宴の場に入ると肉の焼ける美味しそうな匂いが鼻をくすぐる。 さすがに丸焼きを目にしたのは初めてで、自然とそちらに意識が向かう]
……でっかいシュラスコみたいなものかな。
[明らかにスケールの異なる肉の塊に向かい、思わず声が漏れた。 置いてあるナイフで格闘して、どうにか皿に取り分ける。 肉のほかには香辛料。野菜は多めに盛り付ける。 それから目についたスープを手にしてケヴィンの元へ戻った]
(218) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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[食事を差出し、望まれるままに酒を注いで、それからふと手の中の瓶を見つめた]
……ワイン、いくらぐらいするんだろう。
[帝都の、VIP客を招くことに慣れていない店に用意されたワインと、今目の前にあるワインのどちらが上物かを見分けるほどの知識はない。 高級ワインに値段の上限はないと聞くし、こぼして汚したものも弁償となるとどれぐらい必要なのだろうかと頭をよぎる。
……それも、再び空いたグラスを向けられるまでのわずかな時間だけ。 あるじのグラスが空になれば、グラスを赤で満たすことに専念した]
(221) 2013/01/11(Fri) 23時半頃
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いえ、今は勤務中ですから。
[断りはしたものの、腹がくるきゅーと音を立てた]
……マスターがそう言うならば。
[食べていいと言われてもどれをたべていいのかわからない。 だから、差し出されたグラスを受け取り、そのままのどに流し込んだ]
(251) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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……ん、けほっ。
[果物に混じったアルコールの匂いに軽く咽る。 妹同様に酒に関心がなかったため、飲みやすさを感じてもその高級感は認識できなかったが]
そんなにかぱかぱ飲んでたら、ワインで水ぶくれしてもしりませんよ?
[少しだけ、頭に靄がかかっている気がする。 だから、次々と言葉がでてくるのだろう]
(255) 2013/01/12(Sat) 00時半頃
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飲みたいと言われるならば止めませんが。
[催促に応えて酒を注ぎながら言う。 どうなろうと知らないからなという意味を込めて]
度々旅行にでているような話でしたが、何が窮屈なのですか?
[裕福だとかは関係なしに、自由に生きて好きに行動しているようにみたいのだが、そうではなかったのだろうか]
(271) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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ふたりきりの兄妹、似ているのも当然でしょう?
[唇を拭う指に身体を引きそうになるのをぐっとこらえて]
……まさかあんな簡単に見破られるとは思いませんでしたよ。 ホリーの真似には自信あったのにな。
(-113) 2013/01/12(Sat) 01時頃
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女としての仕事……? そんなの男とわかれば諦めるものでしょう。
[さも当然という風に返す。 そちら方面での危機意識は持っていないから、抱き寄せられて不快を表情に表しても逃げることまではしない]
んっ……ごく、ごく……。 手を借りなくてもこのくらい自分で飲めます。
[押し付けられたことで飲みきれなかった赤い液体が、口の端から顎を伝ってぽたりとおちた]
(-122) 2013/01/12(Sat) 01時半頃
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[あいさつを、したほうがいいのだろうか。
長らく仕えることになるならば、と思いもするが、従者の立場で率先して出るというのも違うだろうと考える。 紹介されれば頭を下げ、声をかけられるならケヴィンに視線を向け確認を投げかけるのが無難だろうか。
とは言え、あるじ殿は積極的に片っ端から声をかけて回るようなタイプでもない様子。 環境に慣れるため自分自身のために意識を割けるのはありがたくもあった]
(369) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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世話、などしてもらわなくても、自分で……。
[距離が近すぎるのはさすがに抵抗がある。 顎を伝う液体を舐められた際に、胸を押して距離をとっていた。 目に映る表情が、面白がっているようで妙に悔しい]
もう食べたいものはないようですね。 ならば、僕自身の食事を取りにいってきます。
[ぱっと背を向け、食べものの並ぶテーブルへ向かった]
(-185) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[結局空腹にはかなわない。 この場で食事を取ると決めて料理を取りに来てみたものの、見るからに上質の料理の数々を前に食べていいのだと言われても、どこまで手をつけていいものか悩んでいた。
少しでも安価なものを探そうにもそれぞれの価値はわからない。 それどころか並ぶものがすべて高級なのではないかという当たり前のことに気付くと、品定めを諦めて量の残っているものを適当に皿にとり、元の位置へ戻った]
――なにか…? ああ、歌が。
[心地よい澄んだ歌声に耳を傾ける。 声の主は肌の色から察するに来訪者ということになるのだろうか。 零れたつぶやきには視線の先を追って]
ああ、ご兄弟なのですか。
[気になるならばそちらに行けばいいのにと思ったが、兄弟だからこそ今である必要はないということなのだろうと勝手に適当解釈いるにとどめた]
(371) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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[持ってきた料理を見たケヴィンが何も言わないことに安心して、手にした皿をあっという間に平らげた。 疲れていたからとか、空腹だからとか、そんな理由で誤魔化せないほどに料理の質は高い。
初めて食べるものや、多少苦手なはずの食材ですら美味しく食べられる料理で腹が満たされると、間近でかけられた「戻る」という声に応じて頷いた]
――了解しました。マスター。
(373) 2013/01/12(Sat) 22時頃
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ああ、あの方たちもご兄弟ですか。
[言葉のたびにこくこくと頷きながら聞いていたが、予期せぬ言葉に声を失う]
――…国王……?
[相当の金持ちだとは思っていたし、周囲から聞こえる声に”陛下”とか類する言葉が混じっていたように思う。 それでも直接確認するまではまさか本当に王族などとは思っておらず、いつのまにか足も止めていたのだと気付いて、あわてて後を追うのだが]
面倒、ですか。普通の兄弟とかわりなく見えましたが。 ……まぁ危険の及ぶ関係性であればまた別ですけれども。
[先ほどの会場で見た限り、険悪な関係はないような気がしたのだが、そう見せないだけだったりするのだろうか]
(380) 2013/01/12(Sat) 22時半頃
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僕の部屋……?
[振り返った時には最初の距離に追いつけていただろうか。 部屋の用意と言われても、ああそういうものもあったなとおもうだけで。 まして男とばれた以上身の危険などというものは皆無だと根拠なく信じ切っていた]
どこでも大丈夫です。 狭い部屋も慣れていますし、朝晩もお世話することを考えればマスターの部屋というのも効率的ですから。
(382) 2013/01/12(Sat) 23時頃
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すがた……?
[自身の身体へ視線をおとす。 身体をひねって死角になる位置まで確認しても、特に不自然な点はないのだが、共用語の言葉を聞くと思い出したように手をたたく]
帝国の服装、ここでは目立ちすぎますか? ……確かに、ことばの通じない他の方々と同室というのはできれば避けたいですけど。
[では、自分はこの部屋のどこにいればいいのだろうかと、もっともな疑問が浮かぶのだった]
(390) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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さあ、どうなんでしょう? 僕と妹はすり替わっても簡単には見分けがつかないものと自負してましたので。
[双子なのだから当然というべきか。 一番近くで長い間過ごしていたから、仕草や話し方のクセなどは当人以上に知っていたということもある。
続けられた言葉には数度瞬くが]
伽って……御冗談でしょう? 僕が男だということ、もうお忘れになったんですか?
[身体を引き寄せられて初めて多少の身の危険を感じたものの、それでも逃げをうつのは負けを認めるような気がして、せめてもの強がりで口を引き結ぶと強い視線を投げかけた]
(-226) 2013/01/12(Sat) 23時半頃
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な、にを……!
[ベッドに押し倒されるとさすがに危険を感じた。 それでもここで慌てたら相手の思うつぼのような気がして、必死に思考を巡らせる]
男、を……相手にしなきゃならないほど、飢えているわけではないでしょう? 抱ければなんでもいいような子供でもあるまいし。
[選択したのは軽い挑発。 これでも立場をわきまえて言葉を選んでいるつもりなのだが、はたして……]
(-239) 2013/01/13(Sun) 00時半頃
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でも、僕はなにも嘘などついていないし、騙してなんか……んんっ!
[言葉は唇に飲み込まれる。 手が服へ移れば自由になった手で目の前の身体を押し戻そうとするが、立場を考えれば手荒なことはできるはずもなく、どう加減したものか見当もつかない]
――妹をご指名じゃなかったのだから、僕が来ても問題ないでしょう? 結果的に故郷を捨てさせてまだ足りないというんですか?
[王族ということならば、最初にこの部屋に来た時に言われた”もう戻れない”という言葉の重さを実感していた]
(-246) 2013/01/13(Sun) 01時頃
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僕は…今までだって、十分幸せに暮らしてましたよ。 不自由があっても、高級なものが食べられなくても、僕はあのままのほうが……。
[意地悪な笑みと優しい表情、どちらが目の前の男の本性なのだろうか。 そんな疑問よりも重要なのは、今この状況をどうするべきかということに他ならないわけだが]
……っ
[首筋を吸われてびくりと震える。 どんな言葉で逃れようか思考を巡らせていたのだが、目の前の満足げな笑みを見ると一瞬その思考は飛んで]
……なんか、子供みたい。
[その笑みから受けた印象をこぼした]
(-259) 2013/01/13(Sun) 01時半頃
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こんな自由のない世界に閉じ込められる方を望むわけ……。
[実際、比較にもならないのだ。 故郷も家族も捨ててまで不自由を求めるものなどそうはいないのだから]
え…? そんな表情もするんだなって思っただけで、べつに、子ども扱いしたわけでは……。
[何故こんなに気を悪くしているのかが理解できず、わからないなりに気に障ることを言ってしまったのだろうかと続く言葉を考えていたのだが]
(-272) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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[経験のない激しさで唇をむさぼられて酸欠に喘ぐ。 下肢をまさぐられた時に強く抵抗したのは、脳に酸素がいきわたらずに思考が弱まっていたからだろう。
だがその抵抗も、中心を握られた瞬間に終わる。 びくりと身体を固くして、抵抗の余裕もない。
このまま握りつぶされてしまうのだろうかと、恐怖がよぎった]
(-273) 2013/01/13(Sun) 02時頃
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そんな、こと……ちゃんとわかって……。
[帰れなくなったという結果は理解している。 妹の代わりに仕えるということも覚悟していたはずだ。 だったら仕事なのだ、と割り切ってしまえばいい。
握りこむ手が動きをつけると先ほどの恐怖は和らいで、妙な感覚が湧き上がってきた]
――…っん。 ちが、う……僕はお勤めをはたしているだけで……誰かのものなんかじゃ……。
[勝手に変な声が漏れないよう両手で口元を抑える。 先へと導く指の動きに翻弄されて浅い呼吸を繰り返しながらも、仕事なのだと自分に言い聞かせればなんとか言葉を発することができそうで]
伽の相手、も……仕事、なんだ…から……。
[精一杯の抵抗といっても、その程度が限界だった]
(-286) 2013/01/13(Sun) 03時頃
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