39 幻想第四次―銀河鉄道2―
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 01時頃
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[車掌から向けられた苦笑いにこめかみを掻いた。 乱れた襟を直して、少しだけ居住まいを正す]
……俺もそんなんなるのかね。
はいよ、車掌さん。 雑用程度なら何でもいいつけてくれよ。
[車掌がその場を去った後、 止まった手を動かし、テーブルやら水差しやら準備を整えていれば、変わらずノイズ混じりのアナウンスと共に、がたんごとん、とゆっくりとした振動が伝わりはじめた。
食堂車の客席にもほわりと灯りがともった。 釣鐘草のテーブルランプは、淡いむらさきの燐光をふるわせる]
(@2) 2011/10/27(Thu) 01時頃
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[>>22 やがて訪れた乗客は、端に座った。 一応注文を聞くが、青年は何を求めるでない様子。 お勧め、という注文に提供されるのは、 あたたかなクリームのシチューと柔らかなパン。
誰でも一度は食べたことがあるような、 食べたことがない者もそれを懐かしいと描けるような そんなあたたかな食事が供される。
そして磨かれていたグラスを青年の前に置けば、 カウンター越し水差しから水が注がれた。]
はいよ、お勧め。 景色ぼうっと見てると、冷めるぞ。 [わざわざ端に座った乗客の前、一仕事終えたといったふうにカウンターに肘を着く。]
(@3) 2011/10/27(Thu) 01時半頃
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[サイフォンの水滴を拭き取りながら、 青年の零す言葉に彼は耳を傾けて、小さく相槌を流す。 少しだけ満足そうに、口元を緩めた]
ん、そうか。
故郷の味ね。 まあ、遠くにありて思うもの、とか言うしな。 思い出せることがあるなら、そりゃ幸い。
[柔らかな布が硝子をきゅっきゅと擦る音の鳴る間に、 食事の邪魔をせぬようなタイミングで、言葉は返される]
(@4) 2011/10/27(Thu) 01時半頃
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[休まぬ手元がアルコォルランプに火を点ける 青年にちらりと視線をやって、 すぐにサイフォンに視線が戻る。]
曖昧な……、 まあ、大したことじゃない。 ゆっくり列車にゆられてりゃ、思い出すさ。
[なんでもないように、答えて]
俺は新米だよ。 車掌さんは、結構長いみたいだけどな。
[とぷんとポケットの中で、琥珀色の小瓶が揺れる]
(@5) 2011/10/27(Thu) 02時頃
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[男はまたちらりと青年を見やってから、 ランプの火で水はこぽこぽと沸騰しはじめている]
サウザンクロスまで行く気か。 途中の駅も綺麗な場所はたくさんあるんだがな。
……なんだ、アンタは紅茶派か。
[おろしたフラスコの湯をティーポットに注げば、 ほどなく漂う花の開くような香。]
アンタと同じとは、言い難いだろうけどな。 アンタは切符を持っている。 俺は切符を持っていない、重要な違いだ。
……いい旅になるといい。
[ことり、青年の前、ティーポットの脇に砂時計が置かれる、 きらきらと月長石を砕いたような砂が流れはじめる]
(@6) 2011/10/27(Thu) 02時半頃
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[そうか、と押し黙るように小さく返し、 問いを向けられれば胸ポケットから取り出されるのは、 全天を描く黒曜石の路線図だ]
……白鳥は、ああ、 すすきの波が立って、紫の花が咲いている。 なんて名前の花だったかね。
[元より花の名前など知らない男は、 そのまま路線図をポケットに仕舞いこんで]
切符ってのは、大事だろ? 何せ切符がないとどこにも行けない。 失くさないように仕舞っておいたほうがいい。
[カウンター越し手元を覗きこむ、 男の碧の双眸に色が写ったかは知れず]
アンタの色だ、それも大事なもんさ。
(@7) 2011/10/27(Thu) 03時頃
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そんなだったかな、 悪い、花の名前なんぞさっぱりだ。 わりと綺麗な花だった気はするんだが。
[正確に言えば竜胆の名は知っている、 けれど男の中では花の姿とその名は結びつかないまま、 テーブルランプの淡い灯りが、切符の中の石に色を灯す。 鉱石の中にアメジストの炎が宿ったようだ。]
そりゃ、この切符がアンタってことはないけどな。 ただ、これはアンタの権利の示すもんだ。 たとえば、俺がこれをアンタから奪ったら、 もしかしたら俺が途中下車する権利を得るかもしれない。
[ひらり、と置かれた切符を摘み上げる。 砂時計の粒の流れは細く、そろそろ落ちきる頃合だろうか]
(@8) 2011/10/27(Thu) 03時半頃
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[紅茶の良い頃合であることを示すように、 手を伸ばして落ちきった砂時計を取り上げる。 嗜好品の好みの隔たりは案外大きいようだ。]
……それはありがたくて涙が出るが、 恩に着せて、紅茶派になれとか言うなよ?
[冗談のように肩を竦めて、切符を元のように置き直した。 途中下車について、問われる言葉に曖昧に頷きながら、小さく嘆息した]
途中で降りる、か。 少なくとも俺にはそんな権利は無いな。
[自身の希望がどこにあるかは、口にせぬまま]
――…と、お客様にこんなんしたって、 あの人に知られたら怒られるかな。
[唇の前、人差し指をたてるジェスチャアひとつ。 それからちゃっかり淹れていた自分用のコーヒーに口をつけた*]
(@9) 2011/10/27(Thu) 04時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 04時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[>>37 ノックス――切符にはそう名があった青年が、 問答の意味を真実には理解してないだろうことを知りながら、 男は答える気のあることだけを、答える]
権利だな、 人によっては義務かもしれないが――、 俺にはどちらも関係ない。
[答えて、戸口へと目線を走らせカップを置く。 >>39 現われた赤い外套の青年は何かに耳を傾けているのか、 窓に隔てられて、天の川のさざなみは聞こえはしないだろう。 邪魔せぬように、しばし待つ。
列車は青白く光る銀河の岸を走ってゆく。 流れに目を凝らせば透明な水は波立ち、時折ちらりと光っていた。]
(@10) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[>>45 やがて訪れた白を纏う娘の、 随分古風な注文に男はおやと目を細めた。]
……なるほど、あれはあんたのか。
[背後の棚向く男の手元には、いつの間にか蓋付きの小鉢がある。 花文様の刻まれた透明な切子のそれは、中に収められた桜色を透かす。その文様はよく見れば桜桃であったことがわかるだろうけれど、すぐに仕舞いこまれた。]
はいよ、お嬢さん。 なかなか渋い趣味だな。
[傍らに砂糖付けの梅も添えられた。 その茶器は彼女の手によく馴染むものだっただろう。 器の中、八重の桜は2つ花、寄りそうように花開く]
(@11) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[器の中、桜の開く頃にはコーヒーの抽出も頃合だ。 >>53 赤い外套、派手な色合いのわりに男は物静かだ。 音を立てずにソーサーをテーブルに置く。]
何か聞こえるのかい?
[先ほどのからの目蓋を閉じていた様子に、 男は揶揄するように軽妙に一声かけていく。]
(@12) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[>>55 黒衣のご婦人の些細な意地悪に肩を竦めながらも、 指輪を外す、その仕草を双眸に映していた。 蜘蛛の網のような黒いレェスの中に、星が落ちてゆく]
……大事なものを仕舞う場所には、 あんまりよろしくなさそうだ。
[大事ではない、可能性もあったけれど。 それ以上、余計な口をきかぬまま、男は手を動かした。 赤い外套と同じ席についた女の前には、カフェオレひとつ。
苦いものはもう充分で、 けれど、ココアでは甘すぎる。]
よい旅を。
[気配を聞いているという男は、婦人と何を語るのだろう。決まり文句を言い置いて、男はまたカウンターへ下がる]
(@14) 2011/10/27(Thu) 21時半頃
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[>>70 男は問いかけには曖昧に首を傾げて、 ただ、そこにはわずかな肯定の色が浮かぶ。]
少なくとも俺が望んだわけじゃないから、 俺のためのものじゃないだろう。
列車の中で、めでたい席があるわけでもなし。
[めでたい席で嗜むというそれを飲んだ記憶はない。 飲みかけのコーヒーのカップを遠ざければ、少しだけ桜の香の匂った気がする。
それからしばし青年と白い娘との歓談の席からは遠ざかった*]
(@15) 2011/10/27(Thu) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/27(Thu) 23時半頃
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[ふわりとろけるオムライスに、濃い金色のコンソメスープ。 お勧めとの注文に出されるのは、大抵誰にでも馴染みのあり、 どこか懐かしさの感じさせるような温かな家庭料理だ。
>>127 チョコレート色の瞳の少女はなんとなく忙しない、 テーブルの上、水を注げば思わず、零すなよ、と余計な一言。
もっとも零れたカスやら何やらは大抵床に落ちる前には蒸発して、くぐもる光のようにすぅっと消えてしまうのだろうけれど。]
(@18) 2011/10/28(Fri) 00時頃
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[ご婦人のお眼鏡に適った否か、 男にさして気にした風もないのはテーブルに残された紙幣が、 多少のなにがしかを物語ったからだろうか。
黒い婦人の去ったテーブルからカップを片付けた後、 男にコーヒーのお代わりを給しながら窓辺に目をやる。 鉱青の空間を流れていく燐光の三角標]
白鳥まであと半分ってとこか。
[心地よいの揺れの中、そろそろ竜胆も見えてくるだろうか。 ノックスと赤い外套と、窓外を見やる仕草が被ったのを、少し面白そうに笑う。]
(@19) 2011/10/28(Fri) 00時頃
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[赤い外套が席を立てば、ちゃっかりテーブルを片付けた。 カウンターで2人の間に戸惑いが流れたことなどしらない。
それからしばらくは、冷めかけのコーヒーを口にしながら、乗務員らしく働くことに従事した。乗客たちの交わす言葉は聞くとはなしに耳に流れてくる。
手探りのような会話は、 旅が進めばどのように変わっていくのだろうか。]
見守ることが仕事、……か。
[ぽつり零れた呟きは、誰の耳にも届くことは無いもの。 ため息をついて車内を見渡す、さて他にどんな連中――…でなく乗客が乗り込んでいるのか。 戸口近くに立てば、連結部の軋む音が聞こえた]
(@22) 2011/10/28(Fri) 01時頃
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[時間の感覚に意味などあるのか、 とにかく今は食事時、であるらしい。 人の出入りの最中、長い髪の男や他の少女達も姿を見せただろうか。
隣の車両にある人の気配、 そろりと扉から隣を覗いて見る。
薄く暗いガラス越し、去っていく車掌の姿と、 それから老婦人と――まだ小さな少年の姿。 もし目が会ったら、ひらひらと軽く手を振っただろう。 その次の瞬間には男の眉尻は下がって、少し困ったような顔になる。それもまた一瞬のことだったけれど]
(@27) 2011/10/28(Fri) 02時頃
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[去って行った青年の姿も見えたけれど、 そちらに反応を返す間もなく、カウンターへと戻った。 老婦人の手をとる少年の姿、同じくらい小さな手、 2人の姿は対照的だ。]
見守る、か……。
[幻想第4次の住人というには、まだ日が浅い。 小さく落ちた嘆息に、男は何を思うのか。 やがてカウンターの中で、ミルクを温め始めた**]
(@28) 2011/10/28(Fri) 02時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/10/28(Fri) 02時半頃
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[>>194 あがった叫び声に反射的に片耳を塞いだ。]
そりゃ大げさだろうよ、っていうか。
[>>195 続いた言葉に、ゆるく首を傾げてみせる。 知らないのか忘れたのか、どちらかはわからないが]
お前、普段何食ってたんだ?
[銀色の満月のようなトレイを、ひらり仰がせて、 給仕ついでに、時折口も動かし続ける]
(@29) 2011/10/28(Fri) 21時頃
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[>>187 温まるもの、との注文に出されるのは、 元より料理人が本職であるわけでもなし、 無難の定番、クリームシチューとパンがテーブルに並ぶだろう]
どうせなら食いたいものを言えばいいのになあ、 まあ、それも忘れてるってんなら、仕方ないけどさ。
[2番目に美味しいもの、そんな注文には首を傾げたけれど、 老婦人の前に供されるのは、蜂蜜のかかったパンケーキだ。 とろり、ときらめく琥珀色がふわふわのスポンジから零れ落ちてく。
ホットミルクとパンケーキは、もしかしたら、 テーブルの前、少年の分と2人分が並んだかもしれない。]
(@30) 2011/10/28(Fri) 21時頃
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サイラスは、一段落ついたら、少女のスケッチブックを覗き込みにいくだろう*
2011/10/28(Fri) 21時半頃
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/* 料理RPが実は苦手でしt
このサイラスは動機「試してみたかった」で料理に毒物混ぜて人を殺した人だと思っています。
(-27) 2011/10/28(Fri) 21時半頃
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