142 I-GAME-FINAL STAGE-
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[それはゆっくりと、確実に死を齎す病。 脳の働きはそのままに、足を弱らせ、腕を縛り。じわじわと身体から力を奪い続け、果ては呼吸すらも止めてしまう。 櫛屋紡に宿った病魔は、そういう質の悪いものだった。]
[病が発覚してから、両親の諍いが絶えたことはない。 息子のケアに手が回らないパートナーを責め、病の責任をなすりつけ合う。飽くことなく繰り広げられるそれを間近で見続けた男は、いつしか両親に対して心を閉ざした。 見たくもない不毛な争いを続けるだけの親なんて、自分には必要ない、と。]
−−ツムグ兄さん
[未来に失望し、両親を見限った男の、唯一の拠り所が妹だった。 産まれ落ちる前からずっと、隣にいて当然だった存在。いつも穏やかに微笑んで、男を兄と呼び慕ってくれた。他の誰よりも、自分のことを理解していた。 彼女の言葉だけは、どんなに耳が痛い台詞でも不思議と受け入れる気になった。彼女が居たから、この世界に甘んじて留まることが出来た。 どちらかの心臓が止まるまでは、妹とふたりで。 そのささやかな願望だけは、邪魔されることはないと思っていた。]
(+3) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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[だから、8年前、他人の手により妹を喪った男の荒れ様は酷いものだった。没交渉だったはずの両親に、保護入院と称して、遠方の病院へしばらく放り込まれる程には。 ようやく釈放された時には、全て終わった後。妹も、彼女を奪った男も、とっくに手の届かないところへ行ってしまっていた。]
……キヌコ
[脱け殻に近い状態まで落ちた男を、それでも生に縛り付けたのは、妹が見せてくれたあのゲーム。 "勝利者は、何でも願いを叶えられる。" そんな絵空事に、本気で縋りつくしかなかった。それを疑うことは、妹が二度と戻らないと認めることと同義だったから。]
キヌコ、少しだけ待っておいで 僕は必ずキミを探し出してみせるよ
[まだ手遅れではない。まだ、妹に会う手段はある。 そう自分に言い聞かせ、思い込み、正気を削り続けた男の元へ、やっと招待状は届いたのだ。 そして、願いへ続く門はまだ、閉じてはいない。*]
(+4) 2014/12/13(Sat) 13時半頃
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