158 Anotherday for "wolves"
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── 朝 ──
[家を飛び出して村へと走る。
息が切れるのも気にならずに。 まるで子供の頃、走り回ったあの日のように。
間に合うだろうか。 どうか、間に合って欲しい──
それは切実な願い
されど、その願い叶うことはないという事も、
知っていて ]
(86) 2015/05/15(Fri) 19時頃
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[ 人を掻き分けて進む中で、ドン>>15 と、誰かの背にぶつかった。
身体は跳ね返り、ずしゃりと土に手を付く。 擦りむいた手のひらはじわりと土と紅に塗れ、見上げれば、ぶつかったその人影もまた、紅い色。 ]
あ......
[謝ることも、怯むことも忘れ、 差し伸べられた手を取ったなら、その手をぎゅっと強く握り返し、すがりつくように彼の二の腕を掴む。]
(87) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[どうかしたのかと尋ねられたなら、隻眼を見つめる瞳が、じわりと滲む。 朝『視た』夢を思い出して──]
違ったの、 あの人は違ったの...
私、取り返しのつかないことを...... ああ、メアリー...... ごめんなさい、ごめん、なさ、...
[言葉にならず、 決壊が壊れてしまったかのように溢 れ出し、頬を伝うのは、後悔と懺悔の涙。**]
(92) 2015/05/15(Fri) 19時半頃
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[びくりと、彼の大きな声に身を震わせて。 涙ながらに彼を見上げたけれど。 留まることを知らないそれは、またじわりと眼に水の膜を張って。
涙の止め方も分からないまま、 周囲の人の目を気にする余裕もなく、 ごめんなさいと謝り続けた。
重なる彼の謝罪の声>>110に、ふるりと首を左右に振る。 彼が謝ることじゃない。
謝るのは、私の、――私が、犯した罪。
あやすように髪を撫でる手は、 とても優しいのに、 今はその優しさが胸に染み入り、また涙が溢れ出した。]
(123) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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[止め方を忘れた涙がようやく枯れたのは、 手に乾いた手巾の感覚が触れた時。
すん…と鼻で息を吸い込めば、幾らか頭に空気が送られ、ゆるりと思考が回り始めた。 傷ついた手に手巾で触れる手つきは、まるで子供を相手にするように優しくて。
だから、
――この人に話してもいいと、思った。]
(124) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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[ぽつり、ぽつりと、言葉にする。
昨日ルパートさんが店に訪れた事。 その時、話した会話の内容を。 あの時感じた違和感を。
教会に訪れていないと話した彼から感じた血の匂い。]
帰り際に、彼から匂いがしたの。 何か生臭い、鉄が錆びたような匂い。
だから、
だから、――私はあの人に、 ルパートさんに投票したんです。
(126) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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[じわりと、その時の事を思い出してまた涙が滲む。]
まさか、彼に票が集まるなんて思わなくて。 怖くなって…、家に帰ってベットに入ったわ。
なかなか、眠りにつけなくて。 ルパートさんの顔が頭から離れなくて。 一晩中、彼のことを考えて……。
明け方……夢を見たわ。
大きな包丁を携えたルパートさんが小屋に入っていく夢。 彼が手にかけたのは人ではなく、――鶏だった。
宿の裏に、小屋があって。 彼が吊るしたはずの鶏がそこにある。
(128) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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[そこまで一区切りに告げたなら、一つ呼吸をして彼を見た。 あんなに怖れていたはずの彼の眼が、 今は、気にならなくなったのは。 髪を撫でてくれた掌の温かさを知ったからだろうか。 昔に見た、彼の笑顔を思い出したからだろうか。
それでも、この先の話を彼が聞いたなら
彼は私を信じるだろうか? ]
(129) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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眠る前に。咒いをしたの。
昔、父が教えてくれた『人喰い狼か分かる咒い』。
[彼に咒いの手法を伝えたなら、 彼の一つしか無いその瞳を強く見返した。]
父は言ったわ。 人狼が人を喰らった時は、 その者の紙は沈み、花びらが赤くなるって。
今朝、洗面器を見たけれど。 ルパートさんの名を書いた紙は浮かんだまま、 彼の紙に花びらが乗っていたの。
あの人は、きっと、オーレリアと族長を手にかけてはいない。
.
(-109) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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……こんな話、信じてもらえるかしら。
[自嘲にも似た笑いを、ふ、と漏らしたのは、 自身もにわかに信じがたい話だったから。*]
(130) 2015/05/15(Fri) 22時半頃
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……本屋に?
[行き先を尋ねられると共に、彼の行く先を聞いたなら。 思い浮かんだのは紛れも無く本屋の長男である彼の人。 ドナルドが何の用事かと首を傾げた。 誘われれば、少し躊躇ってこくりと頷きを一つ。
向かう地はあったのだけれど、ドナルドと出会った今、一人でその地へ赴くには、少し怖さも勝ってしまって。]
……後で、一つだけお願いがあるんです。
(138) 2015/05/15(Fri) 23時頃
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宿屋の小屋を、一緒に、確かめて貰えませんか?
[そう、彼にお願いをしたならば。 彼と連れ立って本屋へと向かう道程へと向かい始める。]
[いともたやすく、不思議事で片付けられたそれに>>135、少し拍子抜けして瞬きを一つ、二つ繰り返したなら、張り詰めていた糸が少し緩んで、微かに笑みを浮かべた。]
[こんな時にも人は笑えるものなのだ。と、 どこかで思う自分も居る自分を、また知りながら。
彼から得た情報を、反芻し、たた、と足早な彼を追い掛ける。*]
(140) 2015/05/15(Fri) 23時頃
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/* 回想と秘話のお返しが溜まっていく…!(ログに埋もれながら(遅筆でごめんなさい(スライディング土下座
>>115>>119 回想可愛いか!お兄ちゃん属性萌!
この村お兄ちゃん属性が多くてうきうきしますありがとうおいしいです。
(-115) 2015/05/15(Fri) 23時半頃
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/* ところで、レオナルドの方は大丈夫なのでしょうか…? 少しでもお顔見れるといいのだけど。
あと、体調と睡魔に皆さんお気をつけて…!
(-116) 2015/05/15(Fri) 23時半頃
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―― 涙の海の中で耳にしたもの ――
投票をメアリーに……?
[滲む視界の中で、彼の声を聞く。 それは、初めて耳にする話。]
オーレリアのものを、マーゴへ……? それは…、確かに、不思議な話ね。
[[お護り」と言われるからには それは人から人へと渡るものではなく、 一所に留まるものではないかと、思案に耽る。
でも、あの、小さな子が… オーレリアや、まして、族長を…?
[息吹き始める疑惑の種は、まだ水を得て成長するには遠く、されど、他に思い当たる人物も浮かび上がらないのは、確かなこと。]
(-117) 2015/05/16(Sat) 00時頃
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[目の前に翳されたものは銀の短剣。 それは、人狼族であるなら一目で分かる護身用具。]
そんな大事なもの、預かるわけには……!
[慌てて首を振り、断ろうとしたけれど彼もこれに関して引く気はないようで、おずおずとその短剣を手に受ける。]
ありがとう、ございます。
[出来れば、その短剣が活躍することがないようにと、きゅとその柄を握って。 それから聞く、ジョスのこと、アルのこと。 淡々と見てきたものを話すそれは、自身には判断しがたいものばかりで。 ただ、嘘を言っているようにも見えなくて。 最後に眼を合わせたなら、こくりと一つ頷きを。]
いろいろ、教えてくれてありがとう。 少し、考えてみます。 [答えはすぐに出せることは出来ず、彼の言葉を胸の内に締まった。*]
(-118) 2015/05/16(Sat) 00時頃
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―― 回想/昨夜 ――
[微かに感じた血の匂いと、教会を拒んだ姿にどこか違和感を覚えて。 小さな紙に、既知である常連である彼の名前を書いた。 これだけの人数が居る中でも顔が広くて、穏やかで、やわらかな笑みを浮かべていたあの人が、断罪の台に選ばれるはずもないであろうという思い半分と。 もし、彼が道を違えたのならば、正さねばならないという思いから。
だから、小さな箱が開かれて。 スティーブン先生が彼の名前を読み上げた時。 どきんと、心臓が大きく跳ねた。]
[処刑先?>>10 正すのは話し合いで、ではなかったのかと。 来いと響くその声に、声を掛けようとするよりも少し早く。 メアリーの声が聞こえた。>>10>>19
ああ、私がしたことは――
彼女から、父を取り上げてしまうこと。]
(152) 2015/05/16(Sat) 00時半頃
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[その夜はなかなか寝付けずに、何度もベッドで寝返りを打った。 カーテン越しに見えた月は、少し雲が掛かっていて。 少し薄暗く、視界を悪く見せた。
目を閉じても、瞼の裏に浮かび上がるのは、 宿屋の主人が、娘が大人になったと喜ぶ姿。 その成長を遂げた少女が悲痛に叫ぶ声。
眠れずにベッドサイドに佇んで]
お父さん……
[そう、父の名を呼んだ時、ふと目の端に洗面器が映り込んだ。*]
(153) 2015/05/16(Sat) 00時半頃
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―― →本屋へ ――
[紅い髪を追い本屋へと向かう。 昨日はいやに客足が少ないと感じた原因は、 次々に向けられる疑惑、怖れ、怒り…。]
昨日から、こうだったんですか…?
[先を歩く姿に、そっと声を投げて。 答えが肯定を示したなら、ゆるりとその噂の囁く声の方へと、視線を投げた。 瞳が交えることなく、蜘蛛の子を散らすように去りゆくその者達は 一見、何ら私達と変わることのない、人の姿。 今は言葉を交わすことも難しい気がして、視線を落とし、 先行くドナルドの踵を眼で追い掛ける。
ねえ、私が、貴方を避けていた時。 貴方はこんな、気持ちだったの?
[だったとしたら、私は彼に何と謝ればいいのか。 黙したままの背に、声にならない謝罪を告げる。]
(170) 2015/05/16(Sat) 01時半頃
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[だったとしたら、私は彼に何と謝ればいいのか。 黙したままの背に、声にならない謝罪を告げる。]
[やがて、その背が立ち止まり、目的である本屋へと辿り着く。 いつも通っているその本屋も、今日は人気が少なく静謐に思えた。
扉を開いたら、いつものようにベネットがカウンターに佇んでいて、その姿を見ていると、昨日と変わりない日常が戻ってきたような気がして。 先程借りたばかりの手巾をきゅ、と握りしめる。 ほ…と、密やかに漏れ出たのは安堵の吐息。]
……こんにちは、ベネット。
[上手く、笑えただろうか。 それとも、今笑うのは不謹慎だっただろうか。
心の奥底に今も引っかかるのは、昨日のこと。]
(171) 2015/05/16(Sat) 01時半頃
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[返ってきた言葉はいつも通りのもので。 それは私に、少しの安らぎと与えてくれた。]
……あ、いえ、今日は私は用事はある訳ではなくて。 ドナルドさんが……。
ええ、でも……、後で私の話も聞いて貰えますか?
[そう、お願いしたなら、私は一歩下がり。 ドナルドさんが会話を切り出すのを待っただろう。
やがて、その間にベネットとよく似た青年が、 新たな悲報を持って現れるのは、その少し後のこと。**]
(172) 2015/05/16(Sat) 01時半頃
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[是と聞いたなら、ふ、と緊張の糸が僅かに緩む。>>175 喉につかえた言葉には気づくことは出来ないまま、 勧めて貰った椅子に腰を下ろす。
ドナルドが顔を顰めて告げるそれに>>213]
びじょとやじゅう?
[作品名とは知らずに繰り返したなら、ドナルドを見遣り、 何の事かと尋ねるようにベネットへと目を向けた。
知っている様子の彼から、 魔女と、呪いという言葉を耳にしたなら、 ドキリと小さく胸が跳ねる。
そこでようやく物語の一部だということに気づいたけれど、 話の内容を知らない私は、 昨日、自らした「咒い」を思い出してしまって 慌てて首を縦に振って、ベネットへと同意を示す。]
(236) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[但し、その後、泣いた事をベネットに告げられてしまえば]
それは……っ、今、言わなくても…っ
[揶揄とも気付かず先の自身の動搖ぶりを思い出して、形見を狭くする。 目を瞠るベネットから>>222、思わず視線を逸らしてしまったのは、自身の振る舞いを恥じたからで、思い遣る言葉を耳にして、俯いてしまう。
肩を竦めるドナルドに、少しだけ非難の視線を向けることは、忘れずに。]
(237) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[しばらくしたなら、温かい紅茶が運ばれてきて。>>223 そこでようやく、今朝から喉に何も通していないことを思い出す。 ミルクと砂糖を少量ずつ、はちみつ色の湯に溶かしたら、 心も溶かされたように、身体の力が抜けた。
ベネットの促しに、ドナルドが口を開く。
それは、彼の。 まだ聞いたことがない過去の事。]
(238) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[突然の吐露から始まるそれは、驚きの連続で。 淡々と語られるドナルドの口調は、 どこか、自分のことではないことのようにも思えた。 しかし、話が進む内にそれは、 次第に今の彼と重なっていく。
幼少の頃には気付くことの出来なかった、 彼に向けられていたであろう奇異の目を。 彼がこの村の離れた理由を。
一つ、静かな溜息と共に、伝えられた言葉は>>218 思っても寄らない結末だった。
その衝撃に、思わず両手で口元を覆う。 は、と声にならない呼吸を紡いで。 耳だけが彼の声を拾い続ける。 つう、と頬を伝ったものを、指先で拾うこともできず。 静かに、瞼を閉じることで払い落とした。]
(239) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[罪を犯したものの末路。 それは甚だしくも凄惨なものだった。
育ての父も、実の両親も失ってしまった彼。 父と思っていた者を手にかけた時の彼は、 一体どんな胸中だったのか。 ただ、想うのは彼が一人になってしまったこと。
自身と重ねることは出来ないけれど、 理解だけはしたいと、強く想う。
そのことを伝える彼に何と答えればいいのか。 すぐに言葉にはならずに。 沈黙を落としていたなら、ベネットが応える。>>226
彼が落とした答えに、強く同意を示すように。 こくりと、大きく頷きを。]
(240) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[ただ、気になることが一つ。]
一つ、聞いても?
[ドナルドが頷いたなら、ついと口にする。 彼にとって大きく仄暗い過去を残したこの村に。]
戻ってこようと思ったのは、どうして?
[その問いかけに、ドナルドは答えてくれただろうか。
飲むことも忘れていたカップに、ようやく口を付けて。 今度は自らが口にする。
朝『視た』夢を、ベネットへと――。]
(241) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[話す過程の中で、時折ちらりと浮かび上がるのは、 スティーブン先生に引かれながら、教会を後にする宿屋の主人の最後。 追い縋る少女の姿。
言葉を詰まらせて。 自らがルパートへ票を投じたことも告げたなら また、涙が溢れた。
涙ながらに、その夜、自らが施した咒いも。 その結果も。 余すこと無く、ベネットへ伝える。
二度目となる話を聞くドナルドは、静かにその場を見守っていた。]
(242) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[伝える声はか細く、弱く。 言葉を詰まらせながら、本屋に響く。]
咒いを、したんです。 父から教わった咒いを。
人狼が人を喰らった時は、 その者の紙は沈み、花びらが赤くなって、 真実を教えてくれると。
ルパートさんは、 オーレリアも、族長も…… 手にかけてはいないと、思います。
(-173) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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[一頻り伝え終われば、最後にベネットの表情を伺うように。
信じて、もらえますか。
ドナルドに向けたはずの問いは、ベネットへと尋ねることは出来ず、瞳を睫毛で覆い、目を伏せる。]
夢が、本当なのか。 確かめに行きたいんです。
[ドナルドが言葉を足しなたら、>>220 彼へと一度視線を向けて、再びベネットへと視線を投げて、彼の応えを待った。**]
(243) 2015/05/16(Sat) 19時半頃
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