199 獣[せんせい]と少女 2
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―花畑―
[選ばれなかった、ふたりきりの楽園。
エリが選ぶ答えは分かっていたはずなのに。 蠍は寂しさを感じずにいられない] ……そうだね。 私は、エリを食べてしまう。
そういうふうに、出来ているんだ。>>1:797
[エリは気付くだろうか。
蠍の白い膚と灰白色の双眸が、 糧の代わりに己の命を燃やした灰の色であると。 引き摺る脚は、少女を喰らわずにいる為の代償であると]
(13) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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[いつの間にか、抱きついていた腕が解かれていた。 運命に従うことを決めた少女に、蠍は向き合う] エリ、私と一緒に、外の世界に行こう。
手を繋ぐことはできないけれど、 君が寂しくないように、ずっと隣にいるから。
きれいなものを見に行こう。 うつくしいものだけじゃない。楽しいこと、悲しいこと。 いろんなものを探しに行くんだ。
お花畑は、きっと外の世界にだってあるはずだから。 [――そして、いつかの日。 旅の終わりが来たならば、私は君を食べて。 まっ赤な、うつくしい火になる]
(14) 2016/10/13(Thu) 00時半頃
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―回想・去年ねだったプレゼント―
[胸の奥に輝く星のような。 少女がくれた "ありがとう" の言葉は、 かけがえのないたからもの。
誰も知らない小さい輝き。 そんな蠍の想いを、ピッパは見つけて。 残したいものだなんて言うのだ。>>1:466
声は泣きそうに震えているのに、 健気に踏みしめる両脚と、 真っ直ぐな眼差しが訴える感情。
>>1:468 少女の思いの丈をぶつけられてしまえば、 蠍の取り繕いなど、あっけなく崩れてしまう]
(19) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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そうか、 ――私の為の。
[小さく呟いて、息を吐く。 蠍の上に、ピッパは星を見つけてしまったらしい。 まさかだなんて、もう口にはできない]
私は、君の大切にしているものを、 軽くしてしまっていたのだね。
……済まなかった。
[うつくしいものを曇らせかけていたことに、ようやく気付く]
今更なお願いかもしれないが、 絵が完成したら、見せてはもらえないだろうか。 [ピッパが描いてくれるなら。 消し去ってしまいたい程、嫌いな自分を、 少しは好きになれるかも知れない*]
(20) 2016/10/13(Thu) 01時頃
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―花畑―
[エリと一緒に強く抱きしめられて。>>1:825 胸の中に混じり合うのは後悔と喜び。
シルクたちを傷つけてしまった後悔と、 それでも、自分の力で答えを見つけたことへの喜びに、 少女の成長を嘉すると同時に、一抹の寂しさが胸を過る]
(33) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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私が本当のことを言えたのは、 シルクのおかげだよ。
……もし、隠し事をしたまま。 君に後悔をさせたまま、旅立たせてしまったら、 きっと、私は自分を赦せなかっただろうね。 君が懸命に考えて、 思いを伝えてくれたから、私は救われたんだ。 ありがとう――
[仲直りをしながら涙を零す少女たちの姿を映して。>>1:827>>1:807 蠍は眩しそうに目を細めた**]
(34) 2016/10/13(Thu) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 01時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/13(Thu) 22時頃
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―花畑―
[腕に頬を寄せる、愛らしい仕草。>>63 胸に溢れ出す愛しさ。息が詰まりそうになる] ……ああ、勿論さ。
何があっても、君の隣に。 ずっと、一緒にいるよ。
[そして、一緒に見つけておくれ。 一人では見つけることの出来なかった、きれいなものを]
(148) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[やがて、君はいなくなり。 私が赤い星になる、その日が訪れるまで。 せんせいとなって、僕となって、全てを捧げよう。
君が知ることを望んでくれるのなら。 これまで見てきたものや聞いたこと、 住んでいた国のことも、辛く悲しい過去だって 全てを話そう。
私はもう、本当を伝えることを怖れない。 君の"だいすき"を、心から信じているから]
(149) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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[契りはまだ、結んでいないけれど。 温もりと共に気持ちをもらったから。
蠍に合わせて、ゆっくりと歩を進めてくれた少女に、 今はこれ以上を望まない]
私のことは気にせずに、行っておいで。
これが最後だから。 後悔のないように、やりたいことをやっておきなさい。 ["しなくちゃいけないこと"をする為に。 駆け出すエリの背に、優しく呼びかけて。>>80
蠍も皆に別れを告げる為、ゆるりと歩き出した]
(150) 2016/10/13(Thu) 23時半頃
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―回想・少女たちの悪戯、花冠―
[エリの去った花畑に柔らかな風が吹き。 少女たちの旅立ちを祝福するかのように、花々が揺れる。
灰の瞳に映る鮮やかな色に蘇る、在りし日の思い出。 蠍は知らず、頬に笑みを湛える]
(166) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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[――確か、あの日も。 今日と同じに柔らかな風が吹いていた。
にっこり笑うデメテル>>1:745に呼び出され、 花畑にやってきた蠍の頭に、 どこからか投げられた花冠が載った。>>88
振り返れば、それはもう嬉しそうに笑うカリュクスが。 "やぼう"が叶って、興奮した面持ちのシルクがいて。>>1:691 少女たちは悪戯の成功に、喜びを弾けさせる。
ふと、まなびやの窓に視線を遣れば、 色褪せた白金色の髪を飾る、鮮やかな花々の色]
(167) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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……私には、似合わないんじゃないかな。
[困ったように。 けれど、本音を呟けば。 少女たちは口々に"そんなことはない"と、 言ってくれたように思う。
髪を結い、花で飾り立てた少女たちは、 蠍の髪にも触れたがったけれど。
あのときは、隠し事をして、触れられることを怖れていたから。 どうすれば、少女たちの楽しさに水を挿すこと無く、 おねだりを退けることが出来るかと、随分と悩んだことも。
今はもう、積み重なる、 愛おしい思い出のひとつになってしまったから。
蠍は名残惜しげに、空を見上げた*]
(168) 2016/10/14(Fri) 00時半頃
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―回想・新しいお友だち達―
[ひなたの匂いの少女に連れられて。 蠍はまなびやのあちらこちらを ぐるり、巡る。>>1:527
デメテルの感性にかかれば、ほんの些細な存在も、 きらきらと輝くものへと変わっていく。 そんな光示す少女に、何が好きかを尋ねられ]
(185) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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私は、あまり語るのが上手ではないんだ。 だから、これを見てくれるかな。
[言葉にするよりも、と。 画帖の――人物以外を描いた幾つかの絵を見せる。
例えば、夕闇と夜のあわい。 黎明の黄金と混ざり合う、深い青。 光をまとい、白銀の線を空に描く通り雨。
デメテルは切り取られた蠍の世界に、興味を抱いてくれたようで。 絵の描き方を教えた最初の生徒になってくれた。
時には悪戯をされたりしながら、 彼女の語る物語に即興で絵をつけたりしながら。 せんせいとして、初めてのともだちとして、 幾つもの季節を過ごしていくのだった*]
(186) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* 誰と旅に出ても、きっと楽しいだろうなあ。
エレノアの件で、ピッパからのアプローチもあり、ヴェスパタインはピッパを選ぶと思っていたので、デメテルに声を描けたのはちょっと意外だなあ、と思いました。
ちなみに蠍は強い縁故を頂いた(強い、よね?)エリ、ピッパ、シルクのうち、どなたにお声がけしようか悩んでおりました。 三人共可愛いし、それぞれに手を焼かせてくれて可愛くて困る(大切なことなので、二度言いました)
(-80) 2016/10/14(Fri) 01時半頃
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/* ピッパは気を使って下さって、メモであのように仰っていますが、是非是非、直接お話をしたいのです!
まあ、昨日今日の体たらくを見ていれば、難しいかもって思われるのは止むを得ない所。 ピッパには本当に申し訳ないなあって、思います。
(-81) 2016/10/14(Fri) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 22時頃
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―夜深く―
[今夜が最後の夜だから。
一年前の約束>>20を果たしに、ピッパが訪れるかも知れない。 夜の静寂に沈むアトリエに 蠍は独り佇む。
この部屋は、うつくしいものに満ちている。 見渡せば瞳に映る、在りし日の少女たちの姿。
デメテルの物語に、彩りを着けた日のこと。 銀河を渡る汽車はマリオの為に。 ともだちを繋ぐ、シルクのアステリズム。 カリュクスが描けば、いつも賑やかで楽しくて。
最後にはエリとも、絵を描くことが出来た]
(282) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[目をつぶると、奔流のように様々な色彩が溢れ出し。 流れて、全てが蒼になる。 それは、ピッパが描いたあの空の色]
君たちのせんせいになれて、 私は、本当に幸せだったよ。 [呟くと。 蠍の薄い唇が自然に綻んだ。
胸を去来する、大切な思い出に身を委ねながら、 未だ来ぬ少女を待っている]
(283) 2016/10/14(Fri) 23時頃
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[こん、こん―― 夜のしじまを破る、控えめに叩くノックの音。>>180]
ピッパかな。
[確信を以って問えば。 "できたから 見せにきたよ"と、声を詰まらせながら返す少女]
君が来るんじゃないかと思って、 待っていたんだ。 [蠍は嬉しそうに口にすると。 ピッパをアトリエに招き入れた*]
(284) 2016/10/14(Fri) 23時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/14(Fri) 23時半頃
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―花畑の、アステリズム―
[シルクの胸に満ちる星。エリの瞳に光る星。 そして――蠍の心臓。
少女たちが結んだ、みっつの星が描く、 花畑の、アステリズム。>>211 "だいすき"が重なりあって出来た、星のかたちを 人は何と名付くだろう]
忘れたままでいたのなら、きっと楽だったのに。 君は向かい合って、答えを出せたね。
勇敢なシルク。 私は君のせんせいになれたことを、 ずっと、誇りに思っているよ。 [一度だけ繋ぐことの出来た手。 今はもう、少女から伝えられる温もりはないけれど。 思い出はずっと、蠍の心を暖め続ける*]
(320) 2016/10/15(Sat) 00時半頃
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―夜深く―
約束を、しただろう?
君は約束を守ってくれると、 信じていたからね。
[先に名を呼ばれ、拗ねるように小さく唇を尖らせる ピッパの為にアトリエの扉を開けながら。 当たり前のことだと 言わんばかりに言葉を向ける。>>312
室内を見回し、少女が落とす言葉が 寂しげないろを帯びて、耳に落ちるのは。 片付いた部屋が暗示する、 旅立ちの気配のせいばかりではない。>>313
――もっとも、蠍は気付いていないのだが]
(342) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[テーブルに拡げられる、 一年前、少女の為に用意した画材の数々。>>314
道具たちを見れば、 ピッパが描くことに、どれほど真摯であったのか 語られずとも、理解できたから]
……随分、使い込んだね。
[嬉しそうに目を細め]
描けば、描くほど。 残したいものが増えていくだろう? 私も、同じさ。
[笑いながら、僅かに眉を下げるピッパに向かい合う]
(343) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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[蠍の双眸を正面に捉え。少女が手招く。>>315
怒ったような口調で、 "せんせのせい" なんて言われれば、 少しだけ困ったように微笑んで]
では、拝見するよ。
[二人並んで、青いノートに描かれた 蠍の肖像に目を落とす。
切り取られたピッパの世界で。 英雄殺しの蠍は 面映ゆい笑みの、菫色の男と出会った>>181 *]
(344) 2016/10/15(Sat) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 02時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 02時頃
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―そして、朝―
[かつり、こつり―― 杖の音鳴らし、蠍は食堂へ向かう。
磨かれた石畳を踏む感触。 薄暗い廊下に射す、柔らかな朝の光。
"今日は誰を、何を描こう" "どんな、きれいなものと出会えるだろうか"
そんなことを考えながら、 まなびやを歩くことはもうない。 だから、晴れやかな寂しさを噛み締めるように。
いつもより、少しだけゆっくりと歩いていく]
(433) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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[気がかりはある。ピッパのことだ。 だが、選ばなかった蠍に何ができようか。
願うのは、少女の幸。 それだけ。
けれど今、蠍が幸を捧ぐのは、ただ一人。
たとえ、この身を燃やしても、 誰もの為の"ほんとうのさいわい"は得られない]
(434) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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[何気なく視線を遣る、廊下の硝子に 心配のいろ浮かべた真白い顔を見つける。
こんなにも容易く現れる、こころのいろ。
かつての蠍なら。 少女たちから、うつくしいものを貰う前の蠍ならば、 こころのいろは暗闇に塗り込めて、 決して、表に現すことはなかっただろう。
足を止め。 描き、色を重ねて、
憂いのいろを、旅立ちの日に相応しく塗り直す]
(435) 2016/10/15(Sat) 15時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/10/15(Sat) 15時頃
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―食堂―
おはよう。 夕べは、よく眠れたかい?
[はにかむ笑顔で蠍を迎えてくれる>>311 エリの元へと歩み寄る。
柔らかな頬に、緊張のいろが見えたなら。 触れることの出来ない蠍を選んでくれた少女の為、 せめてもの、撫ぜるような視線で慈しむ]
(440) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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……おや。 [テーブルに並べられた、色とりどりのジャムの小瓶。 その傍に置かれた真白いカードに気付く。
その中に、蠍の名前が記された一枚を見つけ、 手にとってみる]
これは、カリュクスの字だね。 最後に何か、悪戯を思いたのかな。
何だろう?
[エリに向かって、緩く首を傾げた*]
(441) 2016/10/15(Sat) 15時半頃
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―夜深く―
[残したいと、願う気持ち。
誰に教えられずとも、 きっと、ピッパは気付いていたと思う。
けれど、描くことを選んでくれて。 "描くほど、描きたくなる" なんて そんな言葉が耳に落ちれば。
蠍の火が、少女の標になれたのかも知れないと。 少しだけ願うものに近づけたような、 そんな気持ちになる]
(457) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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[捲られる青いノート。 描かれていたのは、蠍の顔ばかり。>>369
"ありがとう"の言葉で、 蠍の胸に小さな星が輝いた、あの日。 少女の胸にも、新しい星が生まれていた]
――……。
[独白を聞きながら、少女の星を仰ぐ]
(458) 2016/10/15(Sat) 18時頃
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