65 Le Manoir de la Depravation ―淪落の館―
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 00時頃
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──回想──
[その人の弦は、氷の彫像のような透明で冴えた音を奏でた。]
[どこか冷たささえ感じる、技巧的な演奏。]
[自分とは真逆の硬質な音色を、女は美しいと思った。]
[けれど彼は、すぐにその音を手放してしまう。]
(18) 2012/12/03(Mon) 01時半頃
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[彼がヴァイオリンからチェロに転向した理由は知らない。 その頃にはもう、親しく話すようにはなっていたが、あれ程の技術を持つ彼がヴァイオリンを手放したのには何か深刻な理由がありそうで、安易に立ち入ることが出来ぬまま彼が話してくれるのを待っているうちに、結局何も告げずに彼は失踪してしまった。
女は後悔した。 悩みを聞いて、相談に乗ってあげることが出来ていれば、彼が姿を消すこともなかったのではないか──と。
だから、初めて家にポストカードが届いた時。 安堵から、思わず泣いてしまった。
無事で居てくれたこと。 自分に連絡をくれたこと。
どちらも嬉しくて、郵便受けの前でポストカードを胸に抱いたまま、ぼろぼろと涙を零した。]
(19) 2012/12/03(Mon) 01時半頃
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[それ以来、ずっと彼を探し続けている。
美しい、氷の音色の奏者。
────セシル・アンシュトリヒを。]
(20) 2012/12/03(Mon) 01時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 01時半頃
ピッパは、客室に入ると84(0..100)x1秒ほどの時間をかけてゆっくりと室内を見回した。
2012/12/03(Mon) 01時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 01時半頃
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──客室 2-D──
[先程客室の中から、空いている部屋を選び中に入る。
ホールや廊下と同じく、アンティーク調の、古くはあるが手入れの行き届いた家具で揃えられた室内は、高級ホテルにも見劣りしなそうな重厚な佇まいを見せている。
館の中は十分に暖かかったので、トレンチコートは脱いでクローゼットに掛けた。 コートの下は、光沢のあるスタンドカラーのフリルブラウスで、着痩せするタイプなのか、それなりに豊かな胸が呼吸に合わせて上下しているのが見て取れる。
大勢の人と話して疲れていたので、少しゆっくりしたかったが、まずは求める人物を探すのが先決と、ヴァイオリンを荷物置きの上に置くと、すぐに部屋を出た。]
(38) 2012/12/03(Mon) 02時頃
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[ラルフはまだ部屋に居るだろうか。
と、隣室の扉に目をやる。
以前──ラルフにセシルを紹介した時、アクシデントからセシルに代理で演奏を頼んだことがあった。 ラルフはセシルの演奏を気に入ってくれたようで、また頼みたいと言っているのを聞いたような気もしたが、なぜだか、その後セシルがラルフの店で演奏をすることはなかった。 ──それどころか、誘ってもセシルがラルフの店に顔を出すこともなかったように記憶している。
それは少し、寂しくもあり、ありがたくもあった。 だって、きっと。 大学に入って以来の付き合いのセシルに、ラルフと話しているところを見られたら、ラルフを見る視線に籠められた淡い想いに気付かれてしまうかもしれなかったから。]
(42) 2012/12/03(Mon) 02時頃
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/* またやっちまいました。 片思い縁故。
セシル→ピッパ
らしいので、せっかくだから三角関係にしてしまえ、と。
(-21) 2012/12/03(Mon) 02時頃
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/* 右っぽくしよう、と思うと、どう動いていいかわからない……。
(-23) 2012/12/03(Mon) 02時半頃
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[ピッパが部屋を出たのはラルフより少し遅れての事。
だから、セシルの事を知るラルフにも声を掛けようと扉を軽くノックしてみても、当然中からの応えはなかった。]
───ホールかな。
[暖炉の前で談笑していた時の彼を思い出す。
経営者というだけあって社交的なラルフ。 頼り甲斐のある朗らかな男性に、まだ若いピッパが惹かれてしまうのは仕方のない事だろう。]
(50) 2012/12/03(Mon) 02時半頃
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/* 割と安易な理由……。
本当はセシルに色々複雑な感情を向けようと思っていたけど、丁度いい位置にラルフが来てくれたので路線変更。 のため、理由が適当w
(-24) 2012/12/03(Mon) 02時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 03時頃
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/* >>63 欲望をぶつけあったら、ね。 どうなるんだろう。 面白いことにはなると思う。
絵面的に。
(-38) 2012/12/03(Mon) 19時頃
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/* WAMのW(ウェット)の方はかなりエロティシズムを感じるので好きなんだけど、M(メッシー)の方が良くわからないのです……。
(-39) 2012/12/03(Mon) 19時頃
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──夕食前 ホール──
[ホールを覗いた時、丁度そこには館の者の姿はなく、セレストと、アイリスと、さっきは挨拶をかわした程度だったクラリッサが歓談していた。 探していたのは屋敷の住人だったので、軽い挨拶だけをして使用人かグロリアを見なかったか尋ねた。
誰かがセシルとジェフの名を教えてくれただろうか。]
───っ、セシル!?
[思わず真顔に戻り、鸚鵡返しに問い返す。
紅茶を淹れに厨房へ行ったと聞くと]
ありがとう!
[すぐさま踵を返し、大股に食堂の方へと向かった。]
(88) 2012/12/03(Mon) 21時半頃
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[ホールを出て廊下へ至ると、居ても立ってもいられず、丈の短い巻きスカートから伸びた自慢の足で駆け出し]
セシルッ!!
[求めた姿>>63を目視するなり、叫ぶ。 遠目にも、癖のある柔らかそうな髪や背格好ですぐにわかった。
隣にラルフが居た事>>64には驚いたが、構わず駆け寄る。]
(94) 2012/12/03(Mon) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 22時頃
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──回想 厨房前廊下──
セシル───… ほんとうにセシル?
[勢い込んで二人の前まで走り寄り、じっとセシルの顔を見詰める 自分が見ているのが夢ではないか、確かめるように。
蜃気楼のように消えてしまうこともなく自分を見詰め返してくれる青年を現実と見留めると]
やっぱりここに居たんだ……。
[一歩足を踏み出し、更に一歩、距離を縮め]
無事で良かった──…!!
[泣き出す寸前の顔で、見慣れぬ燕尾服姿の青年を抱き締めようと、彼の肩へと腕を伸ばした。]
(102) 2012/12/03(Mon) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/12/03(Mon) 22時半頃
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[>>107昔より他人行儀に聞こえる話し方。 会えない間に距離が開いてしまったようで寂しさを感じたけれど、無事で居てくれたこと。こうして再会出来たことの方が大事で、他は些細なことと思えた。
左手のトレイは目に入っていたけれど、構わず抱擁する。 傾いだトレイの上で紅茶とミルクが溢れ、光沢感のある白いブラウスの胸元に染みを作った。]
────…馬鹿。 心配したんだから!!
どうして、何も言わないで居なくなったりしたの……。
[口では詰め寄るようなことを言いながら、青年の頬に頬をすり寄せ、感触を確かめる。
嗚呼──ちゃんと、ほんものだ。
けれど、抱擁はほんの一瞬。隣のラルフに誤解されないようにとの気持ちもあり、すぐに離れた。]
(124) 2012/12/03(Mon) 22時半頃
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[紅茶とミルクで斑に染まった胸元がほんのりと透けて、下着のラインが浮かび上がる。 そこを軽く手で押さえ、視線をラルフに移した。]
ラルフさん、どうしてセシルと一緒に? あ、覚えてるかな……チェリストのセシル。
昔、たった一度だけど、 ラルフさんのお店で一緒に演奏したことがあるのよ。
最近は言わなくなったけど、 失踪したばかりの時はラルフさんにも相談したよね。
(136) 2012/12/03(Mon) 23時頃
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/* うわ。 >>136が一瞬他人の発言に見えた。 ピッパチップが自分だという認識が薄い、のかな……?
(-50) 2012/12/03(Mon) 23時頃
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[背の半ばまである長いストロベリーブロンドに、弦と弓だけでなくピアノも弾く長い指の感触が残る。
男の指はいつだって温かいはずなのに、セシルの指からは体温をあまり感じない。奏でる音色と同じく、冷たく硬質な感じを受ける彼の肌は、ピッパにとっては好ましいもの。
離れる間際に籠められた腕の力に、セシルが居ない間の不安や焦燥が解れて溶けて行くような気がした。]
(141) 2012/12/03(Mon) 23時頃
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/* 欲望《オモイ》
あかん、もうあかん。 二重括弧に芝が生える身体になってしまった。
(-53) 2012/12/03(Mon) 23時半頃
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危ない? …………あ、ううん、大丈夫。
着替え、あるの? でも、泊めてもらえるだけでもありがたいのに、 そんなことまでして貰うのは気が引けるよ……。
[申し訳なさげに上目遣いでセシルを見上げ、染みの残った胸元を軽く引っ張る。
ラルフの説明>>149には]
もしかしてインターミエルミード?
[と、目を輝かせた。 豊かな薔薇の香りのするインターミエルのロゼミードは、ラルフに紹介されて初めて飲んで以来、時々購入して飲んでいるお気に入りの酒だった。]
(156) 2012/12/03(Mon) 23時半頃
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[>>150ラルフの目線に頷いて]
そうだね。 あたしもちゃんと事情を聞きたい。
出来たらホールより、部屋の方がいいな。 ……ほら、話しづらいこともあるかもしれないし、ね?
[けれど、ホールで話すのは渋る様子。
ハンカチを渡されれば、嬉しそうに微笑んだ。 セシルと再会したことで、今まで感じていた居心地の悪さや違和感は一時的に吹き飛んでいたから、笑顔も、館に着いたばかりの頃と比べれば幾分か和らいだ印象を与えるだろう。]
あれ、ラルフさん、顔赤いよ。 ……スケベ。
[赤面症のラルフを誂うようなことを言って、渡されたハンカチでありがたく胸元を隠した。]
(160) 2012/12/04(Tue) 00時頃
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/* >>165 すごく……個性的です。 男言葉の女の子。
(-63) 2012/12/04(Tue) 00時頃
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何処からでもいい。 話せる所から話して。聞きたいの。
[今度こそ、後悔はしたくないから。 切なる願いを瞳に込める。
セシルが身に着けているのは執事風の燕尾服。整った顔立ちのセシルによく似合っているし、様になっている。 ホリーが言っていたように、迷い込んでここを気に入り、そのまま居着いてしまったのだろうか。
──それにしたって、黙ったままというのはおかしい。
自分に送られた葉書には、写真だけで署名すらなかった。 では何故、セシルから届いたとわかったかと言えば、葉書の裏に書かれていたほんの一小節分の音符は、ピッパが初めて作曲したセシルの為の曲──Chat Noirの一部だったからだ。
メッセージも何もない、存在を告げるだけの葉書に深い事情を感じ取り、他の誰にもセシルの生存を伝えなかった。 それが正しかったのか、確かめないといけない。]
(170) 2012/12/04(Tue) 00時頃
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[遊戯室に、という言葉に]
ん、ひとが居ない場所ならどこでも。
[神妙な顔付きで頷くが]
…──、そういうもの?
[目のやり場に困ると言われれば視線を落とし、少しずらしたハンカチの下で透けるレースに気付くと]
ッ、
[慌てて──今度はしっかりと、ハンカチで覆った。 そのまま、セシルの後を追って遊戯室へ───。]
(172) 2012/12/04(Tue) 00時半頃
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──夕食前 遊戯室──
[ラルフと共にセシルの一歩後ろを歩く。
遊戯室に入ると、まず目についたのはビリヤード台と、艶やかな光沢を湛えた黒いグランドピアノ。 チェス盤やアンティーク調のダーツボードもあっただろうか。
楽器を目にすれば自然と頭の中でメロディが流れ出す。 話が終わったらセシルに弾いて貰おうか、などと思いながら、近付いて優美な曲線を描く蓋に触れた。]
(178) 2012/12/04(Tue) 00時半頃
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[振り返って、勧められたソファに腰を下ろす。
注がれた薔薇色のミードを掲げ、グラスを合わせると、透明度の高いクリスタルガラスが澄んだ音色を奏でた。]
───セシルの無事と再会に。
[グラスの中でミードを軽く回して芳香を嗅ぐ。
ふわりと上る薔薇の香りに、目を細めた。]
うん、女性には人気のはずよ。 ラルフさんのお店の商品はどれも女性受けがいいの。
蜂蜜も種類が豊富で、とても美味しいよ。
ところで───…
(196) 2012/12/04(Tue) 01時頃
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[ラルフの店の宣伝をしつつ、若干言い難そうに切り出しかけて、セシルが話し始めるのに気付いて言葉を待った。]
──────。
[>>193語られる内容は、勿論ピッパにも覚えのあるもの。
セシル同様、声を掛けてくれる人は居たが、断ってアマチュア楽団を結成した身だ。]
うん、あるよ。 今でも時々、放り出したくなる。
作曲していて、何も浮かんで来ない時なんて、 遠くに行っちゃいたくなる……。
(198) 2012/12/04(Tue) 01時頃
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だけど──……、 それなら、一言くらい言って欲しかったな。
…………心配、したんだよ。
[押し付けにならないよう気をつけて声を穏やかに保ちながらも、セシルを見るおおきな瞳の上の眉は、淋しげにハの字を描いている。]
主って、グロリアさんのこと?
[館の主人と名乗った美貌の女性を思い出して訊く。]
(205) 2012/12/04(Tue) 01時半頃
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ねぇ、セシル──、 どうしてそんな他人行儀な話し方をするの?
前みたいに、普通に喋ろうよ。 仕事中とか、あたしの前で気にすることないよ。
ね?
[ついでに、さっき言いかけてやめた言葉を続ける。]
(208) 2012/12/04(Tue) 01時半頃
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