229 観用少年
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[>>56 後部座席、ひざ元を開けたのは、 見知らぬ場所に向かうことへの配慮ではあった。 それが必要かどうかはさておき。
>>57 触れられる手には少し戸惑いながらも、好きにさせておいた。懐く様子は犬みたいだけど、我が道を行く感じは猫のようだとも思う]
ご機嫌ね。 ……不安に思ったりはしない? 魔女のお家なんて、おかしの家かもしれないわよ?
[歌詞の気軽な内容に、思わず口から出た言葉。 はっきり言って一般的には怪しげな集団だろう。 付き人は堅気には見えないだろうし、芙蓉も口を開けばあんな感じだし。(ちなみにご飯時の要請には、黙ってにっこり笑っていた)
けれどプランツはそんなことには頓着せずに即興の歌など歌っている。きっと不安に思っているのは、自分の方だ]
(78) 2017/10/07(Sat) 21時頃
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[>>64 名を問う言葉に返された抑揚のない声は、本当に人形めいた声音だった。けれど、その言葉はいつかどこかで聞いたような言葉だった]
そうなの? ……忘れてしまったなんて、悲しいわね。
[女は静かにその言葉を受け止める。 手が触れていたのなら、そっと握って。
忘却とは自分の一部を失うことだ。 この子があのお店に並んでいた理由を知らない。 知らないけれど、忘れるということは悲しいことだと思ったのだ。
忘れたのだとしても、 忘れたふりをしていたのだとしても]
(80) 2017/10/07(Sat) 21時頃
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[>>64 何か失態だと思ったのだろうか、 誤魔化すような王子様の笑顔は、よほど自分よりも感情が豊かだ。だから少しだけ、口唇を和らげていじわるなことを言ってみる]
……困ったわね。 私、人に名前を付けたことなんてないから。 どうにか思い出して貰わないと、 名無しのななちゃんになってしまうかもしれないわ。
[なんて、冗談のつもりで口にする頃、車は自宅に着くだろう。ビジネスと享楽とで不夜の街からほど近い、高層マンションの一室。 部屋数だけはたくさんあった。 何せいなくなった誰かたちの残した物も、 碌に片づけていないのだから**]
(81) 2017/10/07(Sat) 21時頃
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……そうね、 その説明は少し難しいけれど。 仕事場はきっと気に入ってくれるのではないかしら? [>>101 自分が主人を務める職場は、 なにせ“綺麗なお姉さん”には事欠かない。
王子様の言葉は楽観的だ。 本当に楽観なのか、あるいは達観なのか。 そんなふうに考えてしまうことが、そもそも余計なことなのか。]
(120) 2017/10/07(Sat) 23時頃
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幸せ?
[>>102 慰めるつもりが慰められた。 重ねられた手にはそんな感触を抱いたけれど、 それがどうしてかは、自分でも理解できない]
……でも、もしも、 あなたの記憶が残っているのなら、 私、それを聞かせてほしいわ。
だって、あなたはとても、……その、
[言おうとした言葉は、 別に大したことのない言葉だ。 後ろ暗いこともないし、疚しいわけでもない。
ただ最近少し感情を言葉にすることが乏しかったせいだ。 言葉に詰まってしまった、だからこの話はこれでおしまい。 口を閉ざせば、また今度、だ]
(121) 2017/10/07(Sat) 23時頃
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えっ、 それはちょっと……、 さすがに、どうなのかしら。
[>>103 名無しのななちゃん、なんて。 そもそも名付けになってもいないのに、 そんな戯れ事を受け入れられてしまって焦る。]
『そうねー、 ななちゃんなんて可愛いじゃない。 こういうのはインスピレーションが大事なのよ。 結局、最初に思いついたのに戻ってくるし。 それにほら、数字的に縁起がいいんじゃないの? ななちゃんも気に入ってるみたいだし?』
[>>103 友人は双方の主張を面白がって、からから笑う。 目論見通り否定はしないし、むしろ勝手にななちゃん呼びだ。軽率に頷いてよいものか、名前の問題は少し持ち越すことにする]
(122) 2017/10/07(Sat) 23時頃
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[プランツ用品一式とプランツ本体、 黒服に小脇に抱えられるのは今度拒否されただろうか。見た目よりも気の優しい男は少年の意向を一応尊重はするだろう。
見下ろす景色は綺麗というには、余りにも雑多すぎる街だ。 モデルルームのようなリビングは、それでも古式ゆかしい王子様がいるのには違和感だ。それにその衣装は大切に取っておくべきだろう。早く着替えを用意した方がいい、早速芙蓉に手配を頼む]
好きなお部屋を使って。 ……と言いたいところなんだけれど、 もしかして……、
[一応は良識な大人である。 聞いた説明などを思い出すものの、 きらきらした眼差しを前に非常に悩ましい]
もしかして……、 お部屋やベッドは一緒の方が、いいのかしら?
[自分を道徳的な人間だとは思わない。 けれどそれは物凄く不道徳な感じ、なのでは?**]
(123) 2017/10/07(Sat) 23時頃
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……ナナちゃん?ナナ?
[王子様が部屋を見て回っている間も、 しばらく悩ましそうに眉根を寄せていた。 >>149 無口なギリアンは呼びかけられれば、 目線を合わせ、ん、と一つ頷くような所作を見せる。 特に異論はなかったのだろう]
名前ってでも、大切なものじゃなかしら……。
[ナナちゃん、なんて。 意味の込められていない記号のような呼び名だ。 戸惑っていれば、自分の名を呼ばれる。 >>150 呼びかけられる声に顔を上げた。]
いいえ、今は私以外誰も住んでいないから、 どこで好きに遊んでも構わないわ。
[それぞれの部屋にそれぞれ二人でとった写真程度は残っているだろう、相手の違う写真が3組]
(157) 2017/10/08(Sun) 12時頃
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[そして、お部屋の問題は>>151 逡巡を察知されたのか気を使われてしまった。 お人形は少年の見た目で天真爛漫で、 それでいて達観し老成しているようにも思えて、 どこかちぐはぐで困ってしまう]
そういう趣味……、 待って、もしかして。 言われてみればあなたを連れてる時点で?
[そう、自分でも思っていたのだった。 プランツドールは町のペドフィリアご用達。 少し頭が痛い、今度からそういう偏見はやめよう、と思う]
……いいんじゃないかしら、別に。 だって、あなたはプランツドール、ですものね。 つまりお人形と一緒に眠るだけ、でしょう?
[そう言ってしまうと、むしろ少女めいた気恥ずかしさのほうが先に立つのだけれど。寝に帰るだけのような殺風景な寝室だ。人や物が増えて困るわけでもない]
(158) 2017/10/08(Sun) 12時頃
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[それからドレッサーの椅子に腰かけて、 鏡越しに映るお人形さんに一つお願いをしてみる]
じゃあ王子様、 早速で悪いのだけれど、着替えを手伝ってくれる? いつまでもこの服だと窮屈なの。
[きっと一人にしてしまったら、 この子もつまらないし手持ち無沙汰だろう、 実際、着替えるのにも一人では背中に手が届かない。
顔を覆う黒いヴェールは、 先ほどのこの子の目隠しと少し似ていて、 だからそれは茶目っ気なようなもの、だったのかもしれない。光の差す眩しさを予感して、そっと目蓋を閉ざす。
黒いドレスからもう少し楽なワンピースに着替え終わる頃には、ナナの服を買い込んだ芙蓉も戻ってくるだろう*]
(159) 2017/10/08(Sun) 12時半頃
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[姉と弟、にはなるほどとは思う。 けれど、姉と呼ばせるのも何か違う気がする。 別にそこまで人目を気にしているわけではなくて。
そもそも自分はこの子をどうしたいのか。 既存の型にはめるのは難しい自問だった。] あなたは歌が上手だものね。 それは……、少し楽しみ、ね。
[かわいいお人形さん。 それは落としどころとして少し良かった。 >>203 この子はどんな子守歌を歌うのだろう。この子の昔が、もしかしたら見えるかもしれない。好奇心は本当なのだけれど、あからさまに言うのも恥ずかしい]
(219) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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[背のボタンやら手首のカフスやらを外してもらう。だけではなくて、ナナは予想以上にてきぱきと動いてくれる。自分ですら髪のことまで気にしていなかった。割と生活の色んなことに無頓着な自覚はあるのだけれど]
今は王子様ではなくて、 そうね、可愛い執事さんみたいね。
[纏っていた衣装から、 きっと蝶よ花よと可愛がられていたのだろう、 なんて思っていたので少し意外だった。
少しは動きやすくなったワンピースも、 結局その色は変わり映えのしない黒だった]
(220) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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[閉ざした目蓋を開けた時、 女のセルリアンブルーの双眸に 無垢なきらきらとした金糸雀の眼差しが移りこむ。 それはやはり大変なものを手に入れてしまった、という思いを抱かせる]
あ、駄目。 ファンデーションが付いちゃう。
[>>205 ミルクと砂糖菓子と愛情。 綺麗なものだけで出来てるプランツの口唇に、 そんなものを触れさせるのはあんまりだ。 制止の言葉は間に合わない、困ったように微笑んだ]
……朝か寝る前がいいと思うわ。
[ハンカチでナナの口唇をそっと拭う。 人形の柔らかで小さな唇を擦らないように、そっと]
(221) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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『 さあ、私のお勧めはこれよ! 』
[芙蓉が自信満々に広げたふりふりのパニエのゴシックロリータは、明らかすぎるほどに少女向けだった。彼女の性的嗜好について今は語るのはよそう]
それ、この子本人の趣味からは、 明らかに遠いところにあるわよね。 あ、ナナ、気にしなくていいわ。 彼女全部わかってて言ってるしやってるから。 嫌って言っていいからね。
そうね、こっちがいいんじゃないかしら。 ……動きやすそうだし。 [どこで手に入れてきたのか。仕立てのいい乗馬服めいたサスペンダー付きの衣装に、鳳凰の刺繍の入ったチャンパオ、浴衣は金魚の柄だし、スタッズだらけの猫耳付きのパンクファッション一式、小さなサイズの黒服もある。それから本当に普通のTシャツやらGパンやら、などなど。統一性のなさにむしろ感嘆する。]
(222) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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向こうの部屋で着替えましょうか。 芙蓉にはここで待ってて貰いましょう。
[友人に信用が置けないわけではないが、 “うちの子”のプライバシーは尊重したい。
本人からの異論がなければチャンパオにする。 残念ながら、こちらは人のお世話なんて未経験だ。お洋服を脱がしてあげるのも一苦労であたふたしてしまう。作業のために腕まくり、なんて、人生で初めてのことかもしれない。]
お世話って案外、難しいのね。 ……その、不器用で、ごめんなさいね。
[長く整えた爪は切ろうと思った。 柔らかな肌を傷つけてしまいそうで、怖い]
(223) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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えっ、これ。 あなたから生えているの?
[そしてこの子の着ていた衣装、 愛されていた証のような王子様。 大切に保管しなくっちゃ、とひと段落したところで気づく。 王子様をらしく見せていた緑の花冠は、飾りではなさそうなことに]
……その花冠、少し変わっているわね。
[そう呟くのはきっとその日の終わりくらいの頃だろう**]
(225) 2017/10/08(Sun) 23時半頃
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