191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[>>6:199 だって、力を使ったばっかりで、ちゃんと手にぎってなきゃまたワタルさん倒れるかとおもったのだもの。
なんて、言ってられない。 ゴウォオ、ゴ、と。竜の火炎は辺りに広がろうとし、壁の無い所から風が舞って、熱気だけは酷く押し寄せてくる。 肩出しの服装ではかなり厳しく、思わず力が緩んでしまいかけたところで――]
…っ きゃあぁ!? わ、ワタルさん !!ワタルさんってば!!
… っ、
[不意に軽く倒れかけていた身体が宙に浮き、視界がそのまま火元から離れていく。 気付けば、目の前にバディの顔が近くへと。>>6:202
見た目細いと思われていた身体に、しっかりと抱き抱えあげられていた。人生初のオヒメサマダッコ。 自分で逃げられるのに、と。言いかけて。"言葉"の必至さに、ひるんでしまう。]
(12) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[ナップザックのネコのように大人しくなりながら、敵の攻撃は防御しなくていいのかとか、考えながら、大人しく連れられて。
ああたしかに安全圏に来たのだけれど。 周りの光景が>>6:217>>6:218>>6:219目まぐるしく変わっていき。 増えた雑音には――景山さんを追っていた>>@35「悪者」が何故だか、その手で書悪の権化をやっつけている。]
……、… もー。 ほんっとにワタルさんて優しすぎるのよ。
[ふと、名前を呼ばれて。>>6:220。あとは無言の圧力。 何も言わなくってもわかるでしょ?見たいな。言い方をされては、拒絶も出来ず。
ただ、残った力を彼の攻撃を"守るため"に使った。]
(13) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[カンガルーの蹴りを真正面から受け止め、 蟹が足元に這えば足付近をドロリと闇が溶かし。 余ってきた火の粉が飛んできたのなら全て吸い尽くして。彼の力へと変換し、赤や黒に負けない、"白"を作る。
漸く、>>6:229 その竜の首が>>#11仕留められていたのだとしても。
―――目の前に、高熱に焼けた、瓦礫と黒の塊が>>#12炎で赤く染まり。
――舞い落ちてくる鈍色の赤 、赤。…あか。]
(14) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[けど、それが落ちてこようとした先は。]
……させない!!!
[また、嗚呼。 そうしてまた誰かを助けに行こうとして。 ドロ、と。あたしの下で闇が這う。
あの時とは違って、助ける力が――ううん。 世界から彼を引きとめる力があたしにはあった。
命を奪おうとする赤を、壁で塞ぎ。 ワタルさんの走る>>6:250道を作って、後を追う]
(15) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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[それから、目的の人を見つけた彼は、自分の命よりもやはり盲目的に、人の処置を求め。>>3
渡せたのだろうか。そうでなくとも。 追いついた背中に漸くだきついて。]
…っ 離れてったのはそっちでしょーが!
[ああ、彼はまだあたしのことはぜんぶわかってない。 あたしも彼のことはわかってない。
彼があたしを必死に嫌なものから目をそむけさせようとしてくれてるのなんてわかるけど。 そんなのなくったって。
あたしとワタルさんの周囲を"闇"で覆って。 防御壁をその場をしのいで、ワタルさんの事だけを見て。>>6 彼の思惑等も、黒く、黒く塗りつぶした。]**
(16) 2016/06/17(Fri) 07時半頃
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―― ■■■ ――
[彼女に罪があるとしたら、 大衆の夢あるいは幻に生きすぎているということ。
電子情報という夢を抱えて泳いだ先。 手にとれるものは多く、選べるものも多く、 また切り捨てる事もたやすい。
ありがちな人間であると、自覚できるのなら。]*
(27) 2016/06/17(Fri) 21時半頃
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―― 7d:ヴァニタスコロシアム前 ――
『×月×日のバス暴走事故につき シャトルバスの運行も見合わせて居ります。』
[KEEP OUTの文字列の前に、更に看板が立てかけてあり。お辞儀した人の絵と一緒にそんな言葉が書かれていた看板が立てかけてある。
コロシアム自体は相変わらずそれなりの人がいて。 イベントも最終日を迎えているよう。
――――全部全部、 聞こえなかった。し、見えなかった。>>48]
(55) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[真っ暗な闇をいつのまに取り除いたのだったっけ。 よくは、覚えてないのだけど。 目が覚めても、生温かいようなものではなく、ちゃんとした人の体温を感じて、まどろみから目を覚ましたような感覚がした。
今日がさいご、>> なんの最後だっけ?]
…………、っ
ちょっと、あれ。え、 わ、ワタルさん あの、ちょっと――
[はた、と漸く。現状を理解する。 なんであたしは、この人にまだ抱きつかれてるんだろう。もう危険も、炎もなく、あるのはあたしたちを見ない鉛色の"人々"だけで。
聞いてほしい、と言われても、落ち着けなかった。 せめて少し離れて、真面目な話ならまっすぐ聞きたかった。
……それでも、抱きつく力が、強すぎた。>>51]
(56) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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――――。
[ぜんぶきいた>>53
ぜんぶぜんぶきいた
ぜんぶぜんぶ"言葉"だったけど。
ぜんぶぜんぶ、"嘘"ではないことは。
彼を信じようと思った事はとっくに決めていたから。 ハジメマシテだったら、あたしの世界はちっぽけだったから、冗談やめてよ、って言いたかったのに。]
(57) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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―――………、…。
[『落ちた星の道標 光っているから 怖くなんて ないでしょう? どうしても 震えるのなら 手を繋いで あげるから』
聞いて、歌詞を思い出して。 金と白の世界が、広がる彼の力を思い出して。
ああ、なんて、納得すら、してしまった。
とはいえ、今、生きる事に縋るのは、 「トレイル」じゃあ、なくなっていて。]
(58) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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…………あたし、今日じゃなくても "貴方"にいっぱい助けられてた、 なあ、
[生きようが、死のうが。 鉛色の世界がどれだけ理不尽であろうと。
どこにいたって、"彼"は、優しすぎた理由が。 鮮明な理由へと代わり、震えた手が、"彼"を抱きしめ返す]
……なんで、死んでるのよぅ 絶対、生きて、帰って。 …ううん
[どうしてって。その話は昨日したばっかりで。 だから今更答えは、求めないけど。
一人のファンとしては、トレイルに生きてほしい。
それ以上に、やっぱりこんな良い人、 死ぬ理由があたしにはわからなくって。]
(59) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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帰ろう、かえろうよワタル さん
[「トレイル」と、呼ぶ事は、無かった。]*
(60) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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―― 目的地に向かう前>>64 ――
別にいいわよ、普通黙るでしょ。 「トレイル」からしたらキモオタじゃない。 [顔が、笑顔を作ろうとして強張る。 「トレイルに敢えて嬉しい」気持が素直に出てこない。あたし、彼になにしたっけ。手作りのグッズを見せて、マブスラモード全開になって。 パソコンの中の偶像に、夢見すぎて、やらかしたことが多すぎて。
そういう羞恥も入り混じって、ぐちゃぐちゃになってる頭すら、真っ白にしてくれるように抱きしめてくれる。
嫌な気分も全部前向きにさせてくれる曲が、 いつもあたしの支えになっていた。
(167) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[それはまさしくワタルさんの性格そのもので。 トレイルじゃなくて、ワタルさんって人を見て、信じたくなったもので。だから尚更。]
なぁに弱気な事いってるの! 死んだら後悔するに決まってるから、 生きるに決まってるじゃない!
[離れた瞬間に"甘い"言葉を囁く彼の肩を小突く。
――――。]
(168) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[もしハジメマシテ、っていうときに。 「トレイル」だと明かされたら。
あたしはきっと、それに>>68ただただ頷いて。
彼しか見えなくなって。 きっとそのまま、死んだって。
「トレイル」と二人きりになれるんだと。 あたしの持つ"闇"の色みたいに、どろりと溶けて。
どうしようもない人間のまま死んでいたんでしょうね。]*
(169) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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― ⇒カフェぱせり前路地 ―
[そこまでの道のりはいつも通りだったけれど。
"最初"と違うのは、いつか見た、夏バテで座り込んでいたのが一番印象に強いヒト>>@27がいて。
落ちついたそのヒトの周りは、ひょこりと飛ぶカエル達が泳ぐ池なんかじゃあなくて、海のように広くも見えた。
―――静寂を掻き切る、突進音<<ノイズ>>が無ければ、きちんとそれを見極めることができるものを。]
っ!後はだめ!!
[1匹は相方が捉えてくれると信じて>>85
あたしは、ワタルさんが避けたもう一匹を真正面から"受け止める"。 ぶつかった先、力の弱ったサメをぐっと一瞬だけ押しきって、一瞬だけ弾いて言った。]
(170) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[不意打ち警戒を怠らないよう、ワタルさんの背に隠れながら、死神とワタルさんの牽制を見守る。>>@71>>154 油断しちゃあだめなのは、わかってるけど。]
(――守ってくれようとしてるんだろうな)
["それくらい"は、分かるようになってるんだけど。 理解はしても、まだまだ、あたしたちは お互いに知らない事ばっかりなのよね。
託された残党処分。 逆でもいいのよ?って言う前には、彼は駆けだしてしまっていた。]
……抑えてるまであたらないでよね!
[クラゲ処理を横目に>>155、彼の進路を邪魔しないように、彼の一歩後ろを走って、横から襲いかかってくる奴は全部防いでやる。
横からみれば、スクロールゲームのように。 正面から襲ってくる奴だけワタルさんの獲物になるように。
その正面からも、攻撃が緩まないのだから>>@74、あたしもうかうかしてられない。]
(171) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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『1本2本じゃあ死なないわよ。 鉄骨で何本も刺されるよりマシだもの!』
[それは、"信じてる"ことが前提の、 冗談めいた、本気の言葉。]
(-72) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[ワタルさんを飛び越えて飛んできた、銀の凶器。
なんだか前もこんなことしたなあって。 銀の男のナイフを防いだこともあったっけ。
やり方は前と同じ――ううん、 ちょっとだけでも、やりかたを掴んだから!]
(172) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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……とぁあ!!
[掲げた腕をクロスして、壁にしていた双方の闇で、挟み撃ち――あまりにも手が大きすぎて、刀の小さすぎる"白羽取り"。
ワタルさんは"信じてほしい"と、声をかけてくれたから、その間だけ、自分は自分の身を守ることに徹する。
>>158生身の彼にはキツいのかもしれない。 でも、ワタルさんが保つためには、あたしが絶対に動ける状態じゃあなきゃいけない。たったの2本程度なら。攻撃の出来ないあたしは、それくらいやらなくちゃと。防いだメスが地に落ちた瞬間、手でそれを拾って壁の隙間に埋め込んでやった。]
(173) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[その間彼は?
くるりと振りかえり、そこにあったのは。]
…ひ、 …!!ちょ、 …
[鮮血を、白と黒の間に、赤を垂らした、腕が。>>160 死神の顔に伸びていて。]
(174) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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ワタルさんッ!!!
[ああどうして彼は声を奪われたの!
痛いとも叫びをも出してくれないから気付くのに遅れてしまうなんて酷い事をやらかした。
急いで駆け戻って、可能ならば、彼のもとへ駆け寄ろうとするのに、彼はまたどんどんどんどん、誰かの元へ駆けだして、あたしに見えるのが背中だけになってしまう。>>166
―――ズ、と。影が。大きくなる。
ワタルさんが苦し紛れに弾いたブツは、全部、あたしがのみこんでせめて、せめて。 走り切る道は邪魔をさせないと。>>166] *
(175) 2016/06/18(Sat) 20時半頃
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[衝動のまま波のように掲げた壁は、もうバディの道の邪魔することなく、痛々しい腕とは反対の手で、"課題"であった眼鏡を掴む。>>166
目で捉えた瞬間、あたしのほうも力が抜けて、 湧き上がった壁は徐々におちついていく。
それでも気持は焦って、ワタルさんの元へ駆けだしていって、倒れかけてしまうのならまたいつものように支えましょう。]
ワタルさん、ワタルさん!
[アレが"治療する>>@87"とは知らず全速力で。 ええ、あたしはこの通りピンピンしている。
正直、全然大丈夫そうじゃない>>188 傷を付けた相手がそれに触れようとしていて危険を感じないわけがない――のだけど。
彼の目は既に"やるべき事を終えた"目で、いつもの人を信じている目だった。]
(203) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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……。
[――どうして、そんなに人を信じられるんだろう。 いえ、そういう人だからこそ。
あたしを信じてもらってるから、 言う事も少ないのだけれど。
もし、治療をするからという体で、また傷を抉られたらどうするんだろうとか。 人を疑心する気持が欠けているかのようにも思える。
長所とも短所とも言えるその性格を、 わかってあげて、出来るだけ"ワタルさんも"危険な目に会わせたくないって、おもうのに。]
(204) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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『…あたしにも心配させなさいよ…』
[何も出来ないまま、彼の治療を見届けて。
そればかり気にして、ほとんど、シニガミさんの昔話なんか聞いてなかったなんて、言えはしないけど。]
(-87) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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[もう、応急処置セットも人に渡していたから シニガミさんの治療を、何も出来ないまま見届けるしかなかった。>>@88 あたしは眉をへの字に曲げてるでしょうね。一般庶民に知識も手伝う技量もない。
自分だけでも、反撃をしてこないんじゃないかって、ハリネズミみたく刺すらたたせてたかもしれない。
―――エントリー料の話で、>>@88少しは、落ちついた。けども。]
(205) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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………。
[行こう、>>192と言われて、そちらに向かう前に、 少しだけ言葉を選んで、思案する。]
……。 あたしね、正しいとか、間違いとか。 むずかしいこと、わかんない。 あたしが無くしたもの。 本当に、他の人にしたら、 ひっどいくらい、くだらないものだから。
[ぽつ、と呟いて。 何を安心させるかのように説く死神さんを敢えて、ちょっとだけ跳ね返す。 何故かっていえば、やっぱり。 あたしは生き返ることで全部に安心しちゃあいけないものを無くしているから、なんだけど。]
(206) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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"好きな人に読んでもらいたい名前"なんて。 相手が好きじゃなかったら、意味ないのよ。
[…彼が、そう、いう。 ヒトになってくれるかなんて、それこそ、 生き返らなくっちゃ、わからないから。]
(-86) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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死神さんは。"そこ"にいる事。 間違っているって、事でもないんじゃないかしら。
[少なくとも。 治療の心を持ったこのひとが、 地獄の底から命を狩りにくるような人には見えなくて
人間とそうじゃないひとの倫理の違いはわからないから、そういう、ぼやけたことしかいえないけど。
言うだけ言って、ワタルさんの手を取る。
あたしたちはあたしたちの正しい道を歩めるように。]*
(207) 2016/06/18(Sat) 23時頃
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― ⇒MORIスカイタワー ―
[ワタルさんと一緒にエレベーターの前まで辿りつく。>>239 初日の頃、本当に唐突にここへ案内されて。 カップルの多い中>>0:615 あたしが耐えきれない不安を実感したとき、それを誤魔化すように、気持を振り払って欲しいと。
――多少、大袈裟に>>0:621、案内されてから、7日。
あの時とは、全く違って。 静かすぎる、所謂"決戦のフィールド"ってやつかしら。
撫でられるのは――なんだか、慰められているというより、子供扱いされてるみたいで。強きにゆるゆる、首を横に振って、大丈夫といいながら手をより強く握った。]
(252) 2016/06/19(Sun) 00時半頃
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