175 両片想い薔薇村〜Cor Leonis
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[向き合った彼の瞳>>4:+200には、光の加減か、星のひとつも映り込まない。 彼の表情を真っ直ぐに視界に入れるのは久しぶりだった。
自分よりも大きなその身体>>4:+202を引き寄せることができたのだって、特別力を込めた訳でもない。 不意をついたから、それから、彼に完全に拒み切る意志がなかったから、…だとか。 そうならば良いと、思う。
吐き出した温い息は白く濁って、彼との間を埋めた。]
ちょ、え、 ……な、んで、泣くわけぇ…?
[表情が歪むのも、聞いたことないような言葉が向けられるのも、そこまでは想定内──否、望んだとおり、だったけれど。 近付いた頬に温い雫が降れば、ぎょっとして目を瞬かせる。
伸ばした手は未だにマフラーの端をきつくきつく握りしめていたから、それを拭うまでは思いつかずに、ぱちぱちと目を瞬いた。 女の子相手なら、もっと上手に気取って拭ってやることも、できたかもしれないのに。
まるでそういったやり取りに不慣れな子供みたいに、きょろきょろ視線を彷徨わせるばかり。]
(+33) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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…………ん、 うん…?
[冷えた地面に染み入る涙と同じく、思考に染み渡ってくる言葉。 まるで懺悔めいて語られる言葉を、少しずつ噛み砕いて嚥下して。 そうして飲み込んで自分のものにすれば、──妙にすとんと、納得した心地で頷いた。
誰にでも向けられる彼の温度を独占したくて。 自分だけに見せる表情が見たくて。
自身が彼へ抱き続けた感情は、やり方こそ違えど、彼から告げられる言葉たちと、]
…おんなじこと考えてんじゃん、…それ。
[まるで不安めいた表情>>4:+204につられるように、ぐしゃりと眉を下げた。 口元ばかりが場違いに緩むのは止められなかったけれど。]
(+34) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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[仲良く話せたあの頃だけじゃあ、自分は足りなかった。 誰のものでもないあんたに、満足できなかった。
自分ははじめから、なにひとつ足りてなかったんだから。欲しくて仕方がなかったんだから。 ──だったらあんたも欲しがればいい。]
(-28) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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…なんで俺が、 誰かと幸せになんの前提なんだよ…。
[知りもしない彼の過去と、今の自分と。 同じだなんて思わなくて良い。
今の自分の向ける表情が、返す言葉が、 いつかの彼のそれには掠めもしないってことに。 気付けない訳じゃあないだろう?]
(-30) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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[毛布を掛ける手>>4:+205は、決して逃げ出す動きには思えなかったから。 そのまま肩を薄く下げて、包む温度には素直に従う。 冷えた身体はすぐに温まるようで、だけれどそれは毛布から来たものか、それとも近付いた距離から生まれたものか。 鼻を啜って、そのまままた少し、距離を詰めた。
小さく囁かれた言葉を聞けば、なんだよなんて表情を歪める。 悪戯の成功した子供めいてくしゃりと笑えば、マフラーに触れた指にいっそう力を込めて。]
…な、
……難しいこと、わかんね、んだって。 もっと──簡単に言って。
[多くの感情を、聞いたけれど。 どれもがどこか悲痛めいたものの混じった声ばかりだったから。
独占欲。汚い何か。向けるべきではない感情。 そんな面倒な名前より、もっと単純で綺麗な言葉があるはず。 そうして、その名前を付けるのも、──きっと許されるはず。]
(+35) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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[見上げる視線には期待と少しの揶揄を滲ませて。 今更ようやく指を上げて、濡れた目尻を拭うくらいはしてやろう。
指先から伝わる濡れた温度すら暖かくて、一度握り込んだ手を口元へ運べば、はぁ、と息を吐きかける。 そうしてほんの僅かに温まった手のひらを彼の頬へと添えれば、与えられてばかりの温度のお返し、に。
──これで、足りるとは思ってないけど。]**
(+36) 2015/11/20(Fri) 21時頃
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/* 合掌している
(-51) 2015/11/20(Fri) 23時頃
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/* ライジくん見てからずっと食べたかったラーメンを食べてきました。満足です。カレーもチキンもゼリーも食べたいです。
(-52) 2015/11/20(Fri) 23時頃
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[誰が見たってすぐに嘘だとわかるような反論>>+54に、思わずむっと眉を寄せた。 これがもしも逆の立場なら、嘘つけだとか、無理すんなだとか。呆れの滲んだ柔い笑みと共に、頭を撫でてくるだろうくせに。 そんな接触に、同じものを与えられる他への嫉妬を覚えこそすれ、不満なんてなかったけれど。
それでも涙と共に溢れた彼の内面は、心情は、ここに来てようやく曝け出された気がする彼自身は、嬉しかったものだから。 思わず笑ってはしまったけれど──決して馬鹿にしている訳じゃあ、ない。
──彼の内心を知ることが出来ていたなら、反論のひとつふたつも返せたかもしれない。 惰性めいていたとはいえ、求められれば言葉なり行為なり返してはいたし、そういうものだと思っていた。
自分から手を伸ばしたのは、これが初めてなのだから。 仕方ないじゃないか、なんて。
……それはそれでどうにも気恥ずかしいから、言わずにいられたならば良かったのかもしれない。]
(+72) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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……っ、なんだよ、それ。
[呆れを含んだように聞こえる言葉には、う、と声を詰まらせる。 らしくもないことばかりしてみせたくせに、こういうところばかり狡い大人めいているのだから。]
(-73) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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[応えてくれるとは、期待していた。 結局いつだって、彼は自分に甘い。八つ当たりめいた感情で、それに苛立ってしまうくらいには。
だけれどいざ言葉にされてみれば──望んだもの以上の言葉を、そっと囁かれてしまえば。>>+55 彼とは違って涙こそ零れはしないけれど、目尻にじわりと熱を溜める。 彼の瞳に触れた指先の熱は、そのまま自分のもののよう。]
そんくらいの方が、分かりやすくていいんだよ、……俺は。 ……ええと、
[建前やら何やら、余計なものを含まない単純な言葉はするりと思考に染み渡る。その過程で灼ける熱を残して、そのままじわりと居座る。 僅かに逡巡してから踵を上げれば、そのぶん近付いた距離で唇を開いた。
誰に聞かれもしないと、知ってはいるけれど。]
(+73) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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…お、れも。
[そうして後悔する。 同じものを返さなければいけないことに。 だってあまりに子供っぽくて、]
す、きだから。
[自分からは、誰にも伝えたことのない言葉だから。]
………信じらんないかも、しんないけど。
[冷えた瞳の奥に潜ませた熱も。 避けた距離の間に求めた視線も。 悟られたくはなかったけれど。
今は全部、見せているつもりだから。]
(-74) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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[視線を逸らすことこそしないけれど、鳴らした喉と共に言葉を飲み込んで。 恨み言の代わりに。]
幸せになる、っていうか。
……しあわせに。 してやる、よ。
[──"あんたを。"
先に囁かれた問いへの答えも兼ねて、主語は唇でだけ形作った。]
だから、特別にして。 俺だけを──あんたの、特別にして。
[どうにも場違いで恥ずかしい言葉に思えたけれど。 狡いあんたがいけないんだ。]
(-75) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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……っ、 これでも、女の子には人気あんの。
[触れた手のひらに返された言葉>>+57ににやりと笑ってみせるけれど、辿々しい手付きはどうにも言葉に負ける。 口にしておきながらその不似合いさが恥ずかしくて、ティーンの子供じゃあるまいし、なんて自嘲は熱の篭った溜息と共に吐き散らした。
聞こえた言葉には、一度ぽかりと目を瞬かせてから、思わず笑う。 同じこと考えてた、なんて。 彼と自分と。越えられない隔たりを意識していたそこが近付けば、ただ単純に、嬉しい。]
(+75) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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[手のひらに柔らかく唇が触れれば>>+58、思わずびくりと手を引き戻しかけたけれど。 先の言葉をそのまま返してやりたいと、視線を上げてじとりと睨む。]
………っ、そーゆーことすんの、
[ぽつんと落ちた鍵が彼の手のひらに──あるべき場所に収まったなら、安堵したように息を吐いたけれど。 手を引かれてばかりの子供じゃあないのだから、一度だけ強く引き戻して、進める足を邪魔してやろうと。
引き寄せたなら空いた手で首の後ろを引き寄せて、先ほど自分の手に触れたばかりの唇に、背を伸ばして唇を寄せる。 衝動めいた口付けはいっそ噛み付くなんて形容できるくらいの勢いで、これじゃあ下手だなんて言われても仕方がないかもしれないけれど。]
……でも俺、部屋じゃ寝ないって、言ったから。
[子供っぽいキスにひりひり痛む唇を薄く舐めながら、いつかの返答を。*]
(+76) 2015/11/21(Sat) 00時頃
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