128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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[ヴェスパタインがヨーランダを呼ぶ声>>4:119に 視線の先を追うように顔を向ければ トレイルの目にも彼女の姿が映り込む。]
みつけられて良かった。
[安堵の色を滲ませて 肩貸すヴェスパタインへと声を向ける。]
(6) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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[ヴェスパタインと共に、ヨーランダへと歩み寄ろうとするけれど 黒い蛾の群れにそれを阻まれる。 蛾はトレイルではなく隣に在るヴェスパタインへと集まり]
ヴェス……っ!
[肩を彼へと貸した儘、もう片方の手で纏わる黒き使者を払おうとした。 不吉な、死を思わせる黒い羽虫にトレイルの顔が微か引き攣る。]
…………くっ、
[如何してこんなことに。 分からぬまま追い払おうとしたそれは ヴェスパタインを包みこみその姿を失わせる。]
(14) 2014/07/19(Sat) 01時頃
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[貸していたはずの肩に掛かる重みが消えて 伸ばされたヨーランダの指の先にお守りの飾り紐が落ちる。
トレイルの視線はヴェスパタインの姿をさがすように彷徨うけれど その双眸に彼の姿が映り込むことは無く]
――――…… ヴェス!!
[彼が妹の名を呼んだようにトレイルは彼をさがし声をあげる。 声が返る事を期待しながら、返事なき事を思い心が乱れる。]
(15) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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嘘つき。 ――…まだ、私は、
[続くべき言葉をのみこむ。 傍らにありながらヴェスパタインを護れなかった。 また、と思うのは盾として回廊に残った彼を過らせて 後悔の色が色濃く、けれど泣かずにいるのは まだ現状を受け入れきれていないから。]
(17) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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[トレイルは腰を折り落ちた飾り紐を拾い上げる。 手の平に乗せたそれはヴェスパタインの無事を願ったもの。]
…………ラン。
[名を呼びかけて、飾り紐のる掌を上にして ヨーランダへとその手を差し出す。**]
(19) 2014/07/19(Sat) 01時半頃
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[最初からアヤワスカは言っていた。 主人と儒者、それぞれ一人ずつ、と。>>1:223 絆持つ者が多い事からして異例であったノルドモーネの三人。 全員揃って、などという都合の良い話は神なる存在から齎される事なく 結局選択を迫られる事になるのだろう、とトレイルは思っていた。 だからこそ、その時は、己の命数を交渉の材料にしよう、などと そんなことを考えていたわけだが。 聡いヴェスパタイン、ヨーランダの二人が席数を考えぬわけがなく 彼が考え、大事な妹と、トレイルの為に動いたのは言わずと知れる。
トレイルが甘いからこそ、自分が、と思ったのだろうか。 黒き蛾が連れ去った大事な―― 幼馴染であり盾であり剣であったヴェスパタインを想う。]
(25) 2014/07/19(Sat) 17時半頃
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[裏にあったからくりなどトレイルは知らない。 けれど、ヴェスパタインが絆持つ者の為に選択をし続けただろう事は分かる。 いくな、と言う間もなく。黒き羽虫を追い払うこともできず。 何も出来なかったという己の不甲斐なさに遣る瀬なさを感じる。
ヴェスパタインの選ぶ未来は、その望みは――。 残されたトレイルは彼が護りたかったもうひとりを見詰めたまま いっそ泣き叫びたい衝動を僅か眉間に皺刻むのみで堪える。
目の前で消えた存在。 けれどまた戻ってくるんじゃないかという淡い期待も消しきれない。 それだけ大事な存在だったのだと痛感する。 玉座にある己の傍には信頼のおける二人の両翼が控え 雪深く厳しい環境のノルドモーネ唯一の王国を共に豊かな国とする。 そんな未来を夢見て、弟と乳母をなくしたあの日から直走ってきた。
離れていた間も彼に護られていたとは知らず この場では嘘をつかずにいた嘘つきは、 大事なことを口にせず、隠したまま目の前から消えた。]
(26) 2014/07/19(Sat) 17時半頃
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[ヴェスパタインのの想いに報いる為に、 *トレイルが選べる道は限られていた。*]
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(27) 2014/07/19(Sat) 17時半頃
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―― 廊下 ――
[アヤワスカから首飾りを掛けられた一人・ジェフ>>30から 声が掛かり、トレイルはゆると視線を彼へと向ける。 剣を手にせず殺意らしきは感じない。 じ、と見据え、ゆると首を左右に振った。]
――…図書室で別れてからは、知らない。 執事の方は、消えた後だよ。
[呪術、なる言葉に小さく肩が揺れる。 因縁深い力であるが故に眉根を寄せて 微か張り詰めた気配を漂わせる。]
(31) 2014/07/19(Sat) 20時半頃
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[問い掛けてきた者の反応>>32にまた眉を寄せる。 名で呼ぶ間柄、と思えばそれなりの縁があるのだろう。 再びの問いに小さく息を吐き]
問いばかりだね。 ――それは違うよ。
[強張った響きにふっと笑い 本当を口にするがそれを証明する術はない。]
(33) 2014/07/19(Sat) 21時半頃
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[絆されぬ為に、情がわかぬために トレイルは此処にきて自ら名乗り名を求める事は無かった。 ヴェスパタインとヨーランダ以外の名前を出されても そのほとんどは推測で相手を思い浮かべる程度。 身動きできぬようにならぬための自衛は 今なお強く働き、今対話する相手に問わぬのもそのせい。]
(34) 2014/07/19(Sat) 22時頃
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――真実を問うならこの館におわす神に問うが一番だろうに。 言葉信用するに値するかどうかも知れぬ者に問うキミの行動は 私には不思議なものに見える。
[どのような思い懐くか知らぬまま 答えたジェフ>>35に声を返す。
言葉を交わした分だけ絆される可能性を孕む。 ならば知らない方がトレイルにとっては楽な道。 けれど問われると答えぬわけにはいかないとそんな風に思うのは ヴェスパタインやヨーランダに甘いと思わせる性質ゆえかもしれない。]
(37) 2014/07/19(Sat) 22時頃
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[ヴェス、とジェフ>>36が名を紡げば顔が微か引き攣るを感じた。 未だヴェスパタインを失った衝撃は消えきらない。]
――…黒き羽虫に連れ攫われた。
[ぽつと零しながら、その妹であるヨーランダへと視線を向ける。 それは気遣い案じるような、眼差し。]
(39) 2014/07/19(Sat) 22時頃
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―― 回想/少し前 ――
[ヨーランダの頬に伝う涙>>41に心が痛む。 こうなれば彼女を泣かせてしまうと ヴェスパタインも分かっていたことだろうに それでもその先の、彼女の幸せの為に選んだと思えて 行き場をなくした感情が重い吐息にまざる。]
――…ん。
[今だけ、という彼女>>42に向けたのは一音。 掌の飾り紐は彼女の手へと渡り、その髪を束ね彩る。*]
(48) 2014/07/19(Sat) 22時半頃
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――…ラン。 私の前で我慢する必要はないよ。 哀しいと心にため込むと苦しいから。
私は……、キミの拠り所となりたい。
[彼女にのみ届くほどの声音。 それは淡く、けれど切なる響きを伴う。*]
(-58) 2014/07/19(Sat) 22時半頃
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嫌いだから、か。 その心理は分からなくもない。
[考えは人それぞれと思えば、肩竦めるジェフ>>46の言に軽く頷く。]
……確かに。 嘘から掴めるものもあるだろうね。 けれど嘘か否かを見抜くには人となりを知る必要があり ――…それには与えられた時間が少なすぎるだろう。
嗚呼、怖いのかもね。 想う相手を手に掛けるのは、――…辛いから。
[親殺しの罪に塗れた青年は聡い彼の眸を一度見遣り 困ったような笑みを微かに浮かべる。]
(49) 2014/07/19(Sat) 22時半頃
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[此処に集められた者の力は調整されてはいたが それでも均衡ではなかったと思う。 最初から三人であったノルドモーネから呼ばれた主従。 悩みも無論あったけれどそれに言及せぬあたり アヤワスカにどのような意図があったかは知れぬが。 力が減った事を喜ばず、嘆息さえするジェフ>>47は 自分よりも甘いのかもしれない、とさえトレイルは思う。]
――…嗚呼、 難儀そうだ。
[ぽつ、とひとりごちるように呟いてジェフを眺める。]
(51) 2014/07/19(Sat) 22時半頃
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客観的に、全体をみる事も大事だけれど 判断を下すのは自身だから、主観も欠かせぬもの。 むしろ、主観を取り除くなら数値のみの世界になりそうだ。
[素性すら知らずにいる相手とこうして会話するのも 些か奇妙な状況のようにトレイルは思う。 ジェフと言葉交わす>>53につれ、考え方、人となりに触れてしまうようで じわりじわりと好奇心のようなものがあらわれそうになる。]
本当に、難儀な生き方だな。 ――…己に厳しい、と言えばいいのか。 お人好し、とでも言えばいいのか。
[そんな相手にでも譲れない、と思うのは 背負うは己の命だけでなく、傍らにあるヨーランダと 国とその民の行く末も、と考えるから。]
(55) 2014/07/19(Sat) 23時頃
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[ヨーランダからの礼の言葉>>52を受け止めるように軽く顎を引く。 ぎこちない笑みに胸が痛むのは彼女が無理をしていると感じるから。]
――…ラン。
[無理に笑う事はない、と。 強がる必要はないのだ、と。 伝えたい言葉は多くあるのに、この状況がそれを伝えにくくさせる。]
(57) 2014/07/19(Sat) 23時頃
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――ランに頼って貰えるなら、嬉しいよ。 泣きたい時だけでなく、 それこそキミが細やかと思うような事でも 私は、キミの力となりたい。
[ヴェスパタインよりは頼りないかもしれないけど。 そんな言葉は飲みこんで 常とは違う笑みの形浮かべる彼女の貌の輪郭を 触れるか触れぬかの距離でなぞり ヨーランダの言葉を受け止め、一つ確かに頷く。]
(-66) 2014/07/19(Sat) 23時頃
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[苦笑を向けるジェフ>>56に緩く目を細める。 詰まらない、の言葉>>58に同意の頷きを向け]
犠牲なき世であれば、と思うけど 犠牲なくして築けぬものもある、とも思う。
嗚呼、そうだね。 犠牲の分だけ罪を背負い、生き続ける。
[既にはらった犠牲を思い。 償うべきものを思う。]
キミは――、私よりも難儀そうだ。 そう生真面目では生き難いだろうに。
(60) 2014/07/19(Sat) 23時半頃
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図書室? ――…私の許しを得ずとも構わないだろうに。
[律儀はジェフ>>59にも当て嵌まるとトレイルは思う。 鏡の件には、さらに一つ失われただろうことが察せられるが 彼が近いうちに対峙せねばならぬ相手なのだとぼんやり思い 少しだけ困ったように眉を下げる。]
用があるなら、付いてゆくような無粋はしないよ。
[そうしてジェフを見送る態をみせた。]
(61) 2014/07/19(Sat) 23時半頃
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[ヨーランダが髪束ねる姿はトレイルには新鮮に映る。 吐き出された吐息の音色は近く]
これまでも、ランは傍に居てくれたね。 キミの存在が私の支えだった。 それはこれからもきっと変わらないだろう。 今も、キミが居てくれるから――…戦える。
[手の甲に彼女のぬくもりが伝い、表情を緩ませた。]
(-70) 2014/07/19(Sat) 23時半頃
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[一度、静かにヨーランダへと視線を向ける。]
ラン。
[大事なその名を呼びかけて。 重なる手の甲を指の先までそわせ温度を伝える。]
――…愛しているよ。
[不意に紡ぐ想いは彼女には重荷となるかもしれないけれど それでも伝えておきたいと思うのは これが伝える最後の機会になるかもしれない、と思うから]
(-76) 2014/07/20(Sun) 00時頃
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[出会った場所が違えば友となれたかもしれない。 そう思えるほどに面白いと思える相手。 ジェフ>>65が立場を言えば、小さく頷く。]
因果なものだね。 主従の絆をご所望のようだから――… それなりの立場の者が多くなるのだろう。
[集められた趣旨を思いぽつと紡ぐ。]
生き難い、と思わぬなら良い。 そう思わぬ気質か、支えとなる者があるか――… いや、これも余計な詮索か。
[言葉が増えすぎた事に気付けば複雑な顔をして]
(67) 2014/07/20(Sun) 00時頃
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礼には及ばない。
[笑みの形>>66につられるように笑みが薄らと浮かぶ。]
嗚呼。 ではダンスホールで。 キミと踊るのは難儀そうだけど――、
[続けそうになる言葉を区切るように首を振り 図書室へと向かおうとするジェフとクラリッサを見送る。]
(68) 2014/07/20(Sun) 00時頃
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[近くあるヨーランダの手の甲には トレイルの手の甲がそわされる。 立ち去る者を見送り、再び二人となれば 触れる手をそっと掬い上げて掌を重ねるかたち。]
ラン、ダンスホールに行こうか。 ――…エスコートされてくれるかい?
[願う言葉を彼女に向けて軽く首を傾げる。]
(74) 2014/07/20(Sun) 00時半頃
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[別れ際のジェフの言葉>>75がちらと過る。 背負うものは大きいだろうか。 王子として生まれ継ぐべき者として教育を受けた。 その責任は当然のものとトレイルは思う。 だからその時は、曖昧な頷きを一つ返したのみだった。
何れ対峙すると知りながら微笑みさえ浮かべた相手。 冗談めかしたその言葉の意味を知りたいと思うのに 問い掛けることは出来ず。
話せてよかった、とそんな言葉>>76を向けた彼に トレイルもまたどこかで同じ事を思った。
己が甘い人間と知るが故に絆され剣筋が鈍らぬよう努めるけれど 彼が相手ならば、知った上で全てを負うのも良いかもしれない。 そう思わせる何かがある者、と思う。]
(77) 2014/07/20(Sun) 01時頃
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[白磁のような肌が朱に染まる。 向けた言葉は確かに正しい意味で伝わったのだと思う。]
――キミの私への好意は幼馴染として そう思っていたけど、
そんな可愛い貌をみせられたら 少しは異性として見られているのかと期待してしまうよ。
[微かな笑みははにかむような嬉しげなもの。]
…………ラン。 愛してる。
[囁く声には先程よりも熱が籠る。]
(-87) 2014/07/20(Sun) 02時半頃
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[追うような指先の気配に口の端をあげる。 大事な者を失い弱る彼女に今こうして接するのは卑怯かもしれない。 そんなことに思い至れど掌に重なる彼女の手を離せそうにはなく。
吐息と共に笑うヨーランダ>>78にきょとと瞬く。 笑みの形に、少しだけ安堵して目を細め]
――…キミだからエスコートしたいと思うんだよ、ラン。 ありがとう。
[凛とした騎士の姿である彼女を導くように半歩前に出る。 従者として彼女が控えた距離と同じではあるが トレイルの利き手に彼女の手が重なることで意味合いは変わる。 ふたつのブーツの音を廊下へと響かせてダンスホールへと行けば 重なる手はそのままに、約束したそのひとを待つ。**]
(79) 2014/07/20(Sun) 02時半頃
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