人狼議事


118 冷たい校舎村【R15】

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奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/14(Mon) 00時半頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/14(Mon) 01時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

― 朝 教室 ―

[鐘がなった少し後、自然に目を覚ます。
 隣にあった暖かさはもうなくて。
 冷たい目覚めが待っていた。]

お兄ちゃん…?

[起き上がって呟く。
 また居なくなるのか。
 みんな私を置いて何処かへ行ってしまう。]

ちがうよね?
ちょっと教室でただけだよね?
トイレとかでしょ?

[髪を掻き毟りながら小声で呟く。
 違うことは分かってる。
 けれど、言わずには居られなかった。
 どうしてみんな私を捨てるのか。]

(20) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


ねぇ!
私が悪いの!?
私がダメな子だからあああああああああ―――…。

[金切り声をあげると教室を飛び出した。]

(21) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

― 体育館 ―

[どこを通ったのか。
 どうやって走ったのか。
 どれくらい時間がかかったのか。
 どうしてここへ着いたのか、分からない。
 でも、終着駅はここだった。]

そっか、ここにいたんだね、鞍馬君。

[息を切らして、髪は乱れて。
 扉を開ける。
 そして飛び込んでくる光景に微笑む。]

(23) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


探したよー。

[ゆっくりと舞台の下へ向かう。
 徐々に鮮明に見えてくる。

 砕け散った照明。
 ピンクのカーディガン。
 白いマネキン。
 砕け散った足。
 流れる赤い液体。
 舞台上の車いす。

 それ、に辿り着くと無表情に見下ろした。]

(24) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


そうだよね。
鞍馬君も私の事いらなかったんだよね。

[マネキンに語りかける。]

じゃあ、妹なんて言わないでよ!!
私がいなくなったら寂しいなんて言わないでよ!!

[マネキンの手を踏みつける。
 形を変えないそれが怒りを助長する。]

全部嘘だったんでしょ!!
あんな風に言ってさぁ!!!

[地団駄を踏むように何度もマネキンを踏みつける。
 足を、腹を、手を、腕を。
 血に汚れることなんて構いもしないで。

 白が赤に染まっていく。]

(26) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


ねぇ!!
なんでそういうことするのかなー!?
いらないならそう言えばいいじゃん!!
私の事そうやってからかって楽しい!?

[右腕の球体関節を踏み抜けば口元が弧を描く。]

責任取ってよ!!
私の側にいなさいよ!!
私を大事に、一番に愛してよ!!

[壊れた右腕を手に取ると壁に投げつける。
 気持ちのいい音がなった。]

(27) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス



お姉ちゃんも!結城も!鞍馬も!
なんで私を置いてくの!!?
いらないなら最初から捨てればいいじゃん!
私を大事に出来ないなら話しかけないでよ!!

[逆の腕の関節を踏み抜くと今度は蹴飛ばした。
 くるくると床を滑っていく。]

みんなみんな居なくなるのならもういらない!!
何にもいらない!!
みんなが私をいらないなら私もみんないらないから!!!

[マネキンに馬乗りになる。
 べったりと赤い血で、また染まる。]

(28) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


ねぇええええええぇぇぇぇぇ!!!
答えろよおおおぉぉぉ!!!

[顔に拳を振り下ろす。
 壊れるのは、マネキンではなくて、彼女。

 歌瑠の血でマネキンが赤に染まる。
 拳もどんどん染まっていく。
 
 それでも何度も何度も振り下ろす。]

あああああああああああああああああああ――…!!!!!

[マネキンと彼女が赤に染まるまで。]

(29) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【独】 奇跡の子 カリュクス

/*
更新からもう2時間だと…。
書くのにすごい時間かかった…。

(-20) 2014/04/14(Mon) 02時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[今は何回目だろうか。
 さっき名前を呼ばれた気がする。
 腕を掴まれた気がする。
 けれども構わず叫び、拳を振り下ろし続けていた。
 拳の感覚はとっくの昔にない。]

……?

[小さな声に漸く気づく。>>36
 そのままの姿勢で倉本の方を向いて。]

おはよー、里紗。
えと、誰が死ぬの?

[首を傾げて尋ねた。]

(39) 2014/04/14(Mon) 02時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あー、そういう事ね。

[このマネキンが鞍馬かもしれない。
 だから、鞍馬が死んでしまうかもしれない。
 そういうことだろう。]

でも、別にいいよ。
鞍馬君はもういらなから。

[倉本の方を見たまま、また拳を振り下ろす。]

まぁ、どっちにしても鞍馬君全然壊れないからねー。

[壊れた拳を見せてそう言った。]

(41) 2014/04/14(Mon) 03時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/14(Mon) 03時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

ちょっ…里沙ー!
大丈夫だって!

[腕を掴まれる。
 振り解こうとしたけれどもうそんな力は残っていなくて。]

あーー!もう!
何で邪魔するの!?
別に私なんかどうでもいいでしょ!?
ほっといてよ!

[引きづられるように連れて行かれる。]

(46) 2014/04/14(Mon) 11時頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/14(Mon) 11時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

― 保健室 ―

[何を言っても離さない倉本。
 途中で抵抗を諦めてむすっとしながら大人しくついて行く。]

…。

[保健室に辿り着くと促されるまま腰を掛ける。
 無言で倉本の様子を見守り。]

…。

[何度もマネキンを殴りつけて真赤に染まった両手を差し出した。]

(49) 2014/04/14(Mon) 12時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……っ!

[消毒液が傷口にしみる。
 思わず顔を歪めるが、声は我慢しておとなしく消毒されていた。]

…嫌ならしなくてもいいよ。
こんなの見たくないでしょ。
私なんかどうでもいいから放っといて。

[けれど消毒をする倉本の様子を見れば小さな声でそう言って。]

おはよう。

[扉が開けば一応、小声で挨拶をする。]

(67) 2014/04/14(Mon) 21時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[神崎、八城、背負われた橘が入ってきた。
 倉本もやめない、と処置を続けている。]

別に大丈夫。
…転んだだけ。

[神崎と八城にはあからさまに嘘をついて。
 倉本と八城による処置を続けて大人しく受けている。]

……ねぇ、なんで放っといてくれないの?
それで里沙とか八城君にいいことあるの?

(77) 2014/04/14(Mon) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[古川がマネキン、橘が倒れている。
 興味がわかない。
 それはどこか遠い出来事のよう。]

どうしてって…。
どうせみんな私から離れて行くなら大事になんてしなくていいよ。
私のこといらないのに、そういうふりとかしなくていいよ。

うん、無理しなくていいからさ。
最初からそう言えばいい。
私は1人でいい、放っておいて。

[小さな声で。]

(79) 2014/04/14(Mon) 22時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

でも、鞍馬君も結城も私を放ってどっかいった。
だから別にいい。
放って置かれた方がいい。

[八城の言葉には続けて返した。]

(81) 2014/04/14(Mon) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[人差し指で眉間を押される。
 倒れないように少し抵抗する。]

いらないから私を置いてどっか行ったんだよ。
いるんだったら連れってってくれるはずだよ!
お姉ちゃんだって…!

[唇をきっと噛んで涙をこらえる。]

それならもう人形でもいいよ…。
かわいそうでも、なんでも。
みんなみんなどっか行っちゃうんだもん。

そんなの堪えられないよ…。

[流れだした涙を包帯で拭った。
 そして無言で八城を見送った。]

(99) 2014/04/14(Mon) 23時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/15(Tue) 01時半頃


奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/15(Tue) 02時頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

[目の前の倉本は黙っている。
 そして橘を探されているらしい。
 私がいなくなったら、探してくれるのだろうか。
 今更になってもそんなことを考える自分が嫌い。]

…大丈夫。

[かけられた声には虚ろにそれだけ返す。
 どれだけ時間がたったろうか。
 涙はとまり、目は赤くなっている。]

シャワー浴びてきてもいいかな?

[手の怪我なんて気にしないで小声でそう言うと立ち上がった。]

(137) 2014/04/15(Tue) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そう。

[倉本がついていく、と言えば短く返事をする。
 そのままシャワールームの前にたどり着けば。]

こっからもついてくる?
洗いっこでもするー?

[扉に手をかけて、振り向いて、尋ねた。]

(148) 2014/04/15(Tue) 22時半頃

奇跡の子 カリュクスは、メモを貼った。

2014/04/15(Tue) 22時半頃


【人】 奇跡の子 カリュクス

そ、残念。
梨沙に洗ってもらいたかったなー。

[そんなことを言いながら扉を開ける。
 中に入り扉を後ろ手で締める直前。]

…ありがとう。

[小さな声を置いていく。
 其の後すぐに扉の閉まる音が聞こえるだろう。]

(152) 2014/04/15(Tue) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[学生服を脱いでいく。
 徐々にあらわれるのは白い肌。
 姉に褒められた自慢の肌。]

…。

[無理矢理腕を引っ掻いて、肉をえぐると赤を咲かせた。
 白の中に走る赤の線がなんだか綺麗。]

ねぇ、梨沙。
なんで私を放っておかなかったの?

[今度は静かなトーンで壁の向こうの倉本に尋ねる。]

(154) 2014/04/15(Tue) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ふふっ、じゃあ誰に聞けばいいの?

[私に聞かないで、と返事が返ってくる。
 なんだかおかしかった。]

里沙のことじゃん。

[衣服を全部脱ぎ終わる。
 真っ白な全身、手に巻かれた包帯、腕の赤い線。
 …赤い線を2本にした。]

分かったら後で教えて欲しいな。

[ガチャリとシャワールームの扉を開けた。]

(162) 2014/04/15(Tue) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

― シャワールーム ―

[真っ先に鏡が、私の姿が視界に入ってくる。
 包帯を巻いた手を叩きつけた。
 
 鏡はびくともしないで白い私を映し出す。
 包帯から血がにじむ。]

…。

[表情を変えないでシャワーの蛇口をひねる。
 水が私を濡らしていく。
 手から、腕から、同時に血が流れ出す。
 しみる。

 しばらくそのままお湯を浴びていた。]

(175) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[どれほど時間が経っただろう。
 白い湯気が辺りを包む。
 白い私は溶けてしまう。

 それでもお湯を浴び続ける。]

(176) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


[それほど時間は経っていない。
 白い湯気が形を変える。
 ぐるぐるぐる形を変える。

 そして現れた人達は。]

何しに来たのお姉ちゃん?
もういらないよ。

[姉が私を包もうとする。
 それを私は振り払った。
 白い湯気が形を変える。]

(177) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


櫻子も何しに来たの?
添い寝ももう必要ないから。

[櫻子が私一緒に寝ようと誘ってくる。
 それも私は振り払う。
 白い湯気が形を変える。]

(178) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


智明君も何しに来たの?
もう智明君はお兄ちゃんじゃない。

[智明が私の頭を撫でようとする。
 それも私は振り払う。
 白い湯気はゆらりとゆれる。]

(179) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス


もう何にもいらないよ。
私は、大丈夫だから。

[静かに私は宣言する。
 そしていつもの鐘がなる。
 白い私はどこかへ溶けた。]

(180) 2014/04/16(Wed) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

― シャワールーム ―

[そこには純白のマネキンがシャワーを浴びている。

 その手には血の滲んだ包帯、そこから血があふれている。
 
 その腕には2本の赤い線、そこから血があふれている。

 マネキン被っていた純白の鬘が投げれ落ちて排水口を閉ざす。
 
 床は血の海になっていた。]

(182) 2014/04/16(Wed) 00時頃

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