99 【練習村】勢いで、RP、しよう2
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だれかが正気を取り戻すたびに、祝福は悔悟に塗り替えられていく。
みんなの口から後悔とともにわたしの名が挙がることを、もう何度も見せられてきた。
(+0) 2013/10/23(Wed) 07時半頃
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― 半透明のフレドリカ ―
狐子の用意したお香によって歪んだこの村は狂気に支配されていた。けど、狂気に支配されていたというのなら、この村はその前からずっと、絶えることなく狂っていたのだと思う。狐子から自分たちへと、狂気の方向が変わっただけだ。
郷に入れば郷に従え。 この村では、狐子と呼ばれるその人を差別するのはごく当たり前のことだった。 リサの叫びが教室に響いた。みんなは大人しいリサのその変わりように驚いているようだったけど、こういった叫びは大人たちとつきあっているとごく自然に聞けるものだった。 お香の力で、忘れているだけだ。 「フレドリカさんも、この村に来たからには狐子とはつきあわんようにねぇ。わたしたちにまで迷惑がかかるからねぇ」 両親に先立たれて、この村に来たわたしが最初に聞いた言葉がそれだった。その時は何を言っているのかわからなかったけれど、学校に通うようになって程なくその意味が知れた。
わたしは、郷に従った。
狐子にとって、この祭りとこの村の日常、果たしてどちらの方が狂っているのだろうか。 ……わたしは、どちらも等しく狂っているように思えてならない。
(+4) 2013/10/24(Thu) 03時半頃
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教室に「おはよう」の声が満ちていく。正気でも狂気でも変わらない朝の風景。
>>45
返事を期待しない朝の挨拶だったけれども、わたしの感情は「おはようございます」と返事をしていた。 もちろん、返事を期待しない朝の挨拶だったけれど。
半透明になって、少しずつみんなのほんとうの思いと向き合うようになった。 狐子を憎む人。祭りの成功を望む人。その裏で、この村の状況を嘆く人。 ほんとうは、だれが正気でだれが狂っているのか。 狐子ならば断じてくれるだろうか。
わたしの感情は、狐子の姿を追っていた。
(+5) 2013/10/24(Thu) 12時頃
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もし狐子がこの村の人々を……わたしを憎んでいるのなら、狐子の目にはみんなに祝福され喜んで処刑されたわたしの姿はどう映っただろう。
狐子は少しでも溜飲を下げることが出来たのだろうか。 祝福の魔法はどうせすぐに解けてしまうから、せめてわたしの死にそのくらいの意味は残ってほしいと思うのだ。
(+6) 2013/10/24(Thu) 12時頃
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>>+9
ミルフィ……。
半透明のわたしは、どこにもいないしどこにでもいるといえた。その気になればだれだってわたしを近くに感じることができた。極端なはなし、生者でさえ、その気になればわたしを近くに感じることはできるのかもしれない。 わたしがモニカのなかに母の面影を見たように、あらゆることから、人は死者の存在を感じることができるのかもしれない。
(+10) 2013/10/24(Thu) 15時頃
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― 半透明のフレドリカ ―
わたしはなぜ幽霊になったのか。 メッキでできた祝福の死、この教室のほんとうの姿。 死んでも生きているわたしは、わたしが産まれてから、わたしが死んだ後、この教室の真実が暴かれるまでの記憶を繰り返している。 たぶん、わたしはほんとうのみんなとちゃんと向き合うまで、ずっとこの時間を繰り返し続けるのだろう。
(+11) 2013/10/24(Thu) 22時頃
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狐子――チアキは、どんな思いで喜んで処刑されたわたしを見ていたのだろう。わたしの死を祝福するみんなを見ていたのだろう。
(+12) 2013/10/24(Thu) 22時頃
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/* カイルだったらもうなんというか、負けるw */
(-147) 2013/10/24(Thu) 22時半頃
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― 半透明のフレドリカ ―
わたしの感情の旅も、もうすぐその果てにつく。 これまでの人生と、この村のお祭りの数日。それが、わたしの知ることの出来るすべてだ。
チアキは、憎悪と混乱の中でおくられた。……と、思う。
(+13) 2013/10/25(Fri) 00時頃
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