128 終世に降る雨/ツイノセニフルアメ
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[図書館まではもうすぐという所で 駆ける足が、ふと、止まる。 首筋に掛けたままの首飾り。 ゆれる鏡の破片を手にすれば、また数字が変わっていた。 割り当てられるは1の数字。 鏡に不吉の影はないまま刻まれた文字を確かめまた駆け出す。
歩幅から考えればパトリツィアやヨーランダを追い越すは難しくない。 けれどトレイルはそれをすることなく、 後から続くように図書館へと姿を現した。*]
(8) 2014/07/17(Thu) 01時頃
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―― 図書室 ――
[鏡の破片の手触りは数字以外は変わらない。 数字が移り変わる仕組みや失われた破片の数を知らぬまま トレイルは、パトリツィアやヨーランダに続き図書室に現れる。
その時には既に雌雄は決していた。 漂う血臭に僅か柳眉を顰める。 ハワードとパトリツィアを一瞥し、そうして一度目を伏せて。 トレイルは書架のヴェスパタインとヨーランダの二人へ歩み寄る。 涙で眸を潤ませながらも堪え止血する彼女を見遣り ヴェスパタインへと視線向ければ少しだけ表情は厳しい。]
――…離れるとキミは心配ばかり掛ける。 無茶をしないように、単独行動を禁じて ずっと傍に居ろとでも言えばいいのかい。
(23) 2014/07/17(Thu) 07時半頃
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[言い終えれば、ふ、とその表情は緩み]
今度は、間に合ってよかった。 生きててくれて、……ありがとう。
[失いたくないと思うが故に 失われた者が居るその場所で ヴェスパタインにその言葉を向ける。**]
(24) 2014/07/17(Thu) 07時半頃
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[ヴェスパタインが示す肩>>38を見遣り柳眉を顰める。]
――…それなら、ランにヴェスのお守りをして貰おうか。 捨て置く選択肢など私にない事など分かっているだろう。 幼馴染をほおっておけるほど、私は薄情者に見えるか?
[冷たく感じるそれに尚も甘さをみせる。 話す声さえも彼の傷に響く気がする。]
無理をして喋らずとも良い。 待ちぼうけどころか、 ……キミに、傷さえ負わせたくなかった。
[痛む身体で小さな笑み浮かべた彼にゆるゆると首を振る。]
(41) 2014/07/17(Thu) 22時半頃
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――――っ!? ばか、動くなっ!
[肩を竦める動作の後、目を眇めたヴェスパタインに 珍しく声を大きくする。]
嗚呼、私は薄情者にはなりたくない。 王になると決めたのは、大事なものを護るため、だから。 ヴェスも、ランも、――…キミたちの母君も。 兄も、弟も、全て、護りたかったから。
[護りたくとも護れずいた過去の苦さ。 死にいだかれ掛けたその前後にも存在したそれを思い 失うを繰り返したくない、と強く思う。]
(47) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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盾、と割り切れるはずないだろう。 私にとってヴェスは、右腕であり、幼馴染であり …………憧れでも、あるから。
[苦笑の形が見えて、ふ、と笑みを浮かべる。]
(-41) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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私だって、ランやヴェスだから、護りたいと思う。 キミたちに護られるばかりの 頼りない者にはなりたくないよ。
[頼ることばかりのように思いながらも ヨーランダの言>>46に、己の髪を掻き撫で照れ隠すように言う。]
(49) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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[子供であれた頃は。 ヴェスパタインとヨーランダの母親が亡くなるあの日までは 子供らしくはしゃぎ感嘆に声を大きくすることもあったけれど。 それを思い出し懐かしさを覚えるとは知らず 怪我人であるヴェスパタイン>>52をじっと見つめて]
――…うん。 想いだけでなく、想うひとたちも大事にしたい。
[慕われる王に、なれるだろうか、とは聞かない。 彼がそう思ってくれるのなら、その思いに報いれるよう 一歩一歩歩み続けるが己の出来る事と知るから。]
(57) 2014/07/18(Fri) 00時頃
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ヴェスは私の、盾であり、剣だ。 盾が傷つこうとも、剣が刃こぼれしようとも 手を掛け時間を掛けなおし大事にしたい。
[剣や盾といった武具とヴェスパタインその人を重ねて言葉を紡ぐ。 書架に凭れるままの彼の笑みに、淡く柔らかな笑みを返し]
――…私だから、か。 これからも、それに応えられる者でありたいね。
[慢心せず、剣や盾となってくれる者が誇れるものでありたいと思い ヨーランダと視線交わした彼と眼差しが重なれば頷きを返した。]
(58) 2014/07/18(Fri) 00時頃
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[子供の頃から、道しるべのように。 あたたかく見守り、手をさしのべてくれた幼馴染。 あの日、雪の冷たさに手を赤くしながらも 雪だるまや雪うさぎを作ってくれた姿が過る。 ヨーランダと自分を喜ばせようとした彼の優しさが触れる。]
たくさん持っているよ。 キミから多くの事を教えて貰った。
私の右腕は、キミだけだ。
(-54) 2014/07/18(Fri) 00時頃
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[腰の剣を確かめる。 剣と盾なる二人に護られながらも剣持つは護り戦う為。 父王の血を吸った長剣にはそのひとの最期の念がこもる。]
――――……。
[柄に触れた手が躊躇うような動きをみせた。 武器庫で他の得物を探せばよかったか、と そんなことを思いながら、小さく息を吐いた。**]
(61) 2014/07/18(Fri) 01時頃
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[パトリツィアがヴェスパタインに向けた言葉>>72から 彼女が復讐にはしるとは思えず剣を抜くには至らない。 流麗な礼>>73を受ければ、ゆると首を横に振り]
捜すにしてもあてが無かったから 手掛かりをくれた事を、感謝するよ。 ――…ありがとう。
[感謝は、言葉にしたそれだけでなく 彼女が退いてくれることに対しても重なるが パトリツィアがヨーランダに言葉掛ける>>74>>75を聞き]
…… 呪 ?
[先ほど右腕を気にしていたヨーランダへと視線向け悩ましげに眉を寄せた。**]
(77) 2014/07/18(Fri) 16時頃
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[ヨーランダ>>79の右耳を彩る雫がゆるく揺れる。 時折触れたくなるその動きをちらと見遣り 視線を彼女の双眸へと戻した。]
そうなら嬉しい。 ランやヴェスの期待に応えられるような、王になるよ。 これからも、キミたちの力を、貸して欲しい。
[想いを言葉にして、そうして、笑みを返そうとするが 彼女には別の、妙齢の女性としての未来がある事を思い 騎士としての彼女との別れを覚悟し 幼馴染として、彼女の幸せを願うが彼女の為、と そんな風に自分に言い聞かせるもうまくはゆかず]
(90) 2014/07/18(Fri) 22時頃
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[大事、とヨーランダの言葉が聞こえ それまで複雑に波打つ心がふと鎮まる。]
私も、ランが大事だ。 失いたくはない。 我儘と分かっているけれど、それでも、
――…キミと離れるなんて、イヤだ。
[吐露するのは身勝手な思い。 共に居たい、と小さく呟いて、 己の身勝手さに困ったような笑みが浮かんだ。]
(-98) 2014/07/18(Fri) 22時頃
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買い被ってるつもりはないよ。 正当な評価と思う。
――…嗚呼、ヴェスが楽しかったなら、嬉しい。 私も楽しかったから……同じであるなら幸せだよ。
[茶化すような声にも浮かぶは幸せそうな色。 優しく幸せな記憶はこれまでの支え。 けれど今は、目の前にいるヴェスパタインが支え。]
(-102) 2014/07/18(Fri) 22時頃
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[呼び止めるヨーランダの声が響き>>83 彼女は駆け出し図書室を去る。 ヴェスパタインの声>>92に考えるように眉を寄せて]
――…っ。 怪我人を置いては行けない。
[彼の傷はまだ塞がってはいないだろう。 動いて失血するは彼のためにはならない。 殺意なきパトリツィアを追うヨーランダよりも ヴェスパタインを一人にしておく方が危険と考える。]
(93) 2014/07/18(Fri) 22時半頃
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剣の腕ならば私の背を預けられるほどだよ? ランも心配ではあるけれど信用もしているから。 行くなら、肩を貸そう。
[ヴェスパタインの言>>101に緩く笑い 彼へと手を差し伸べて肩を貸す為に身を寄せる。 報告>>103には静かに頷き]
あとみっつ、か。 ……呪いは、嗚呼、王との戦いで、少し、ね。 私の場合は、戒めと受け止めているけれど ラン、は――…、腕が痛むようだ。
[語り掛け彼の肩の傷に響かぬように気遣いながら図書室を出る。]
(105) 2014/07/18(Fri) 23時頃
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ヴェスは相変わらず心配性だね。 呪詛の言葉を子に向けるとは思わなかったけど 親殺しには、相応しいのかもしれない。
私は、キミやランが居れば どのような事も、耐えてみせる。 心配せずとも大丈夫だよ。
(-107) 2014/07/18(Fri) 23時頃
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ランは兄思いだからね。 怪我してるヴェスを置いていったら心配するだろうし。
[ヴェスパタインが離れてからのヨーランダの彼に対する頑なさを思う。 兄思いであればこそ、自分の存在が彼女を板挟みにしたのでは、とも。 だから、今、幼い頃を思わせるような二人の近さが嬉しくもあった。 過保護と認めるような言葉を紡ぐヴェスパタイン>>109に そうだよ、と呟き頷きを向ける。 支えられてばかりと思っていたからこそ 今、彼に肩を貸せることも嬉しく思う。]
破片の痛みは――…、神の思し召しなんだろう。 私は、ヴェスに痛み負わせる方が、痛いと思う。 だから、さ、気持ちだけ受け取っておくよ。 ありがとう、ヴェス。
[肩に彼の重みを感じながら、ヨーランダの後を追うように廊下を歩む。]
(111) 2014/07/18(Fri) 23時半頃
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――…私は痛くないから平気だよ。 ヴェスが護ってくれたから、痛くなかった。
[子供の頃も、そして反旗を翻したあの日も。 今もまた、ヴェスパタインが痛みを負い、 トレイルは怪我ひとつ負わずにいる。 彼の負傷も、主であり幼馴染である自身の為のものと思う。 他者の命を、希望を打ち砕くは彼にとっても痛い事だったろう。]
じゃあさ、堪えるのが辛くなったら甘えさせて。 これからも、ヴェスが傍に居れば、平気だよ。
(-120) 2014/07/18(Fri) 23時半頃
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これ以上心配かけたくないなら無茶はしないで欲しい。 怪我とか命にかかわるものでないなら 心配するのは厭わない――…いや、心配くらいさせて欲しいと思う。
[トレイルは弓に射られたあの一瞬がさいごと思うから 途絶えるはずだった人生の続きを得られたような心地で ヴェスパタインがいてヨーランダがいるからこそ この状況を悲観せずにいられる。]
――…ふ、其処まで想われるなんて本望だな。
[ヴェスパタインの言葉>>116小さく吐息で笑う。 彼が足を止めれば一瞬遅れて、止まり]
(123) 2014/07/19(Sat) 00時頃
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[迷うような逡巡に少しだけ困ったように眉が下がる。 いつでも、で止まるなら嬉しい心のみだったが 彼の中ではいつでもと言える状況ではないのだろう。 ヴェスパタインの見据える先と現状を思い一瞬表情が翳る。]
ん、甘える。 今も十分に甘えているけど……
[それだけでは足りない、と 離れていた時間を埋めるようにそうした時を望む。]
(-133) 2014/07/19(Sat) 00時頃
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