122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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/* ああもう
どうやってしねばいいの
(-6) 2014/05/21(Wed) 01時頃
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――次空震!?
……違う! 何よこれ――……!?
[世界ひとつを、ひっくり返すような暴挙に]
……ッ、……!!
[誰かの名を呼びかけて――傍にはいないし、自分からそれを捨てたのだと、奥歯を噛んだ]
(8) 2014/05/21(Wed) 01時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/05/21(Wed) 01時半頃
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――……なんなの、ここ。
[灰色の世界で――ひとり]
天国……なわけ、ないか。
[自分の罪業を考えて、苦笑して――]
――……なんなのよ、ほんと。
(22) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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――次空門展開≪ゲート・オープン≫
[が――返ってくるのは、空間接続失敗≪リンケージ・エラー≫ばかり]
(24) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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[その混乱のなかでも、判ったことがひとつある。
父は――辿った、父の運命線は。 いかなる可能性の先でも、自分の敵になることはないだろうという安堵]
(29) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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/* 占のディフォがまたベネットなんだけどなんなの?
(-10) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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――……でも、とうさん。
……だったら、なんで……?
[安堵は、新たな疑問を呼ぶ]
(33) 2014/05/21(Wed) 01時半頃
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/* はあい! わたしホリー! 何すればいいのかよくわからなくなってきたわ!
(-16) 2014/05/21(Wed) 11時頃
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/* お前いったい誰とタッグなんだという勢いでベネットとセットになってたので無理やり離れてみましたが、離れたら離れたで何しようか。 ベネットと一緒だとベネットの主人公補正《メンドウノホウカラヤッテクル》でやること困らなかったんだけど。 やることないときはまったりいちゃついてれば良かったしね(
(-17) 2014/05/21(Wed) 11時頃
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/* パパのとこ行って、まだ会ってない白騎士様と戦うかな…… あわよくばパパ守って死ねそうだし。
逆に守られる可能性? アーアー聞こえない!
(-18) 2014/05/21(Wed) 11時頃
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……ともかく、場所は同じみたいね……、
[こちらの世界でも、在るものは同じようで。
ならば、この異変の前、あの展開された兵式の術者──だいたいの発動地点は判る──の下を目指してみようか。 そこには、父がいるはずだった]
(43) 2014/05/21(Wed) 11時半頃
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/* ……あれ、これベネットと同行してれば真相聞けたパターン?
裏目? 色々すっ飛ばして強引に別行動したから裏目?
もう最後まで真相知れないんじゃないかしら私。
(-19) 2014/05/21(Wed) 18時頃
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――……、……。
[すっと――すべてが、薄れていく。灰色の世界さえ、消えて]
はは……こうやって、壊れていくのね。
[――白騎士の呪い。それは、無色へ還る呪い。(>>261)
虹が灯るごとに、虹が与えた色(>>236)が還っていく。
それは感情の希薄化。虹が生んだ多彩が、失せていく。 それは感覚の希薄化。七識が、消えていく。
既に、闇の虹に三色が灯った。 滅びのカウントダウンは、無へのカウントダウンでもある。
鼻識、舌識、そして眼識――既に、三識が閉ざされている。 感情もまた――視えないことに、恐怖しない程度には鈍化していた]
(62) 2014/05/21(Wed) 21時頃
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――……、意外と困らないものね。
[理由は判らねど、眼識が失われても世界の影が視えた。
魔術的感知を併用すれば、まだ、なんとかなる]
――……次元門展開≪ゲート・オープン≫。
[先に試したように、絶対座標指定では接続失敗≪リンケージ・エラー≫になる。
ホリーが知る由もなかったが、世界の裏では、表の座標は通用しない。
だから、相対座標を指定して、門を開いた。 大体あのあたりだろうと、あたりをつけた方向と距離へ]
(74) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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――……、はは。
[灰の世界に響いた声に、笑う。
災厄の因子≪カラミティ・エンブリオ≫にして、宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫。
そして、処刑の光景を視せらるまでもなく、その場で邪魔をした者。
なるほど――だとするなら、自分は見事なまでの"悪"になるらしい]
(83) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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まだ音が聞こえて、幸いだったわね――……、
[とうさんのところへ、行くつもりだったけど。
まあ、それもいいかもしれない。 あのミスター正義に、一度は助けられた"礼"をしにいくというのも]
(84) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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/* Jならきっとホリーちゃんを殺してくれる……!
(-29) 2014/05/21(Wed) 22時頃
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[――少女は、影の世界を歩く。靴音を響かせて。
五芒星広場――なんとはなしに、その場所も判る。
灰色の風に乗って、あの喫茶店で聴いたテーマが聴こえる。
幾らか、アレンジされたバージョンであるようだったけれど――]
(102) 2014/05/21(Wed) 22時半頃
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―五芒星広場―
――待たせたかしら。 あなたの望む"悪"がご登場よ――"正義"さん。
[灰色の風に、黒髪を流して。こつりと、広場に足を踏み入れた。
"正義"の姿は、少女の瞳には映らねど。 盲の少女にさえ、渦巻く闇は視てとれる]
(105) 2014/05/21(Wed) 22時半頃
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……はは。さすがね、ミスタ・フォード。 どこかの誰かと違って、紳士のなんたるかを弁えてるわ。
[ふっと、笑んで]
(114) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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でも――、教える必要があるの? あなたがさっき、自分で口にしたはずじゃない。悪を、みっつ。
[笑みが、辛辣になる]
――私は、災厄の因子≪カラミティ・エンブリオ≫にして、宿命の少女 ≪ヒロイックエターナル≫。 孵化すれば――この世界どころか、すべての世界を滅ぼす可能性のある存在よ。
ま、あなたの邪魔をしたのは、おまけみたいのものだけど――それも、よね。
[すべて該当、三倍ドン――と、肩を竦めて]
てっきり――私へのお呼び出しかと思ってたんだけど、違ったのかしら。
(115) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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――もっと喜んでくれるかと思って来たのよ、私。
だって――"正義"には、倒すべき"悪"が必要でしょう?
(116) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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――ええ。 己で己を育てる破滅の種――それが私。
[運命というなら――とんだ運命もあったものだ]
……引き寄せられた、か。
ひとつだけ訂正しておくわ。 確かに、惹かれたけど――……それは、運命なんて関係なく、よ。
[一瞬、辛そうに嘆息して]
(126) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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――ああ、そう?
[それだけ、そう言い切る"正義"に(>>122)]
だったら――裁く"悪"のいない世界に、"正義"≪あなた≫の居場所はあるの?
あなたは"悪"の誕生を望む――いえ、あなたが"悪"を産んでいるのじゃなくて?
[這い寄る闇を、盲の眼で見据えながら。緊張を高めていく]
(127) 2014/05/21(Wed) 23時頃
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――ミスタ・フォード。
裁く"正義"がいなければ、"悪"もまたいないのよ。 私たち統制局≪チェイン・ホライズン≫は、人類世界のための存在だけど――人外にとっては"悪"そのものなんでしょうし、ね。
[だから、と]
……そんな"正義"で、世界を救えるものなら救ってみなさい。
きっと、あなたが救えるのは――"あなたの正義"だけよ。
[運命を辿らずとも、確信できる。世界を救うのは――こいつじゃない]
(141) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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[背後の気配――咄嗟に、防壁を紡ぐが]
ッ――それ≪ふいうち≫が、正義のすること?
[闇矢の数本が、少女を捉える]
ま、いいわ――……、だったら私も手段は選ばない。
[闇に縫われながら、左腕を突き出す]
(142) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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ねえ――ミスタ・フォード。
あなた――光が苦手って、言ってたわね。
[紳士でいる(>>0:485)のも、良し悪しね――と、笑う。
さもありなん――少女に流れる魔力は、光。白に呪われた、光]
魔法式展開≪ファンクション・オープン≫!
――幻影光陽≪ミラージュ・クラルテ≫!!
[再び、この灰色世界にも光陽を打ち上げて――からの]
座標補正、移動開始――!
(144) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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――地上の星≪ミラージュ・メテオール≫!!
[少女が振り下ろした指先の動きに従って――偽の太陽が、地上へ。 それは、熱量も重力もない、ただの光源。けれども、恒星並みの光。
光に弱かろうが強かろうが、それだけの光は視覚を埋め尽くす。
そして――眼識が閉じている自分には、何の影響もない]
――嗤う漆黒≪ジェノサイド・メイカー≫のナユタと、戦れるくらいの相手だもの。
卑怯かもしれないけど――このくらいは、ね。
(145) 2014/05/22(Thu) 00時頃
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――……まさかとは思うけど、 私が、大人しく殺されるために来たとでも思ってたの?
[縫い付ける闇矢を、引き抜きながら――その、闇を視た]
これのどこが、"正義"だってのよ……!
[宙から落ちる光と、地から湧き出す闇が――衝突して]
(172) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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――……、あれを喰う……、のね。
[膨大な魔力を喰われた反動で、いやな汗が滲む]
……お褒めいただき、光栄ね。 光を扱うのは、ちょっとばかり得意なの。
[賛辞に、舌打ちする。それを容易く喰らったのは、どこの誰だ]
(173) 2014/05/22(Thu) 00時半頃
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