220 ナラティブの木
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ジェレミー、 ……うん、覚えた
[運ばれてきた珈琲を口に含めば、やはり冷えていたことに気付く。もう少し長居していたら風邪をひいたかもしれない]
三泊、 かな 着替えはたいしたことないんだけどな
[宿泊日数を答えてから、それが荷物の大きさの流れだろうと、やんわり否定した。着替えやら、必需品だけだったら気楽であるが、なかなか難しい]
………これ?
[カップを置き、ジェレミーの視線に気づいて、肩を竦めた。遠慮のない視線は、いっそ心地よい。びくびくされたり、視線を逸らされるよりずっといい]
似合うだろ?
[袖まくりなんかしなくてもよく見えるトライバルは、テンプレート化されたデザインも多々あるが、これは自作だ。 それこそ見目に似合うようなにやりとした笑みには、ほんの少しの自負も混じる]
(7) 2017/07/10(Mon) 00時半頃
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ヘクターは、サンドイッチを大口に頬張る。美味い**
2017/07/10(Mon) 00時半頃
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― 昨日、カフェバーにて ―
[やがて出てきたサンドイッチは、細かい注文をいれなかったにも関わらず、見事に好みの味で揃えられていた。>>8 一口にたまごサンドといっても、種類は多岐にわたる。 どれも好きだけれど、ちょうど今は、ふかっとした卵の柔らかさを望んでいた。ゆで卵でもオムレツでもない柔らかさ。ほんのり甘い厚焼き玉子に、ちょうどよい塩気が海を思い出させるパストラミビーフ。 それらを包み込むパンの香り高い小麦の味に、気に入りのタトゥーを褒められた上機嫌は、天井知らずだ]
背中はまだ 腹とか足は入ってるぜ
[ハーフパンツの裾をちょっとだけずらせば、その片鱗も垣間見えよう]
興味あんの? 良い彫師紹介するぞ
[そこまでではないだろうな、と思いながらの誘い文句。 社交辞令の域を越えないが、もしも本当に興味を示されたら紹介するつもりはある。上機嫌は、目の前の相手に還元しよう。食事が楽しく美味いのは、もちろん味だけが理由ではない。そう、考えているから]
(32) 2017/07/10(Mon) 22時頃
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[さておき、それなりに盛り上がった会話は終わりを迎え、談話室に向かうジェレミーを見送ることとなる。 サンドイッチを平らげて、珈琲のお代わりを注文した。 砂糖もミルクもいれない、透明な黒]
明日は晴れるのか ……やっぱり、全然違う海が見れるってこと、 だよな
[明日には帰るという彼の顔が思い浮かんだ。 名前を聞きそびれたことに気付いたのは、この時。 けれど今更、聞くことはないだろう。
翌日、帰り支度をする気配を感じながら、それが何故だか心地よくて二度寝をした。チェックアウトしていった人物は思いのほか多かった。 理由を追及することのない、ふわっとした淋しさが残る]
そっか、 明日か
[リミットまで、もうすぐ。 心はもう決まっていた*]
(33) 2017/07/10(Mon) 22時頃
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[昼になるよりは少し早めに目が覚め、シャワーを浴びてまず行ったのは、建物内の「TAKE FREE」を覗き込むことだった。
明らかに手作りとわかるマフラー 中身の分からないカセットテープ 水を含みすぎた絵具のせいでゆるりと曲がったポストカード ジャンルがばらばらの本は勿論、きちんと洗濯された衣服まで]
オーナー、カセットレコーダーってある?
[さすがに多すぎる荷物の中にはなかった。 手にはスケッチブック、鉛筆をポケットに入れたのは昨日と同じ。 違うのは傘がないこと、TAKE FREEからの拝借物が仲間入り、そして海ではなく、上へ。 暑いさかりだろうに、屋上テラスを目指したこと]
(37) 2017/07/10(Mon) 22時半頃
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― 屋上テラス ―
[あの時とは違う、ひとりっきり。 汗ばむくらいの陽気に、昨日拝借した傘が日向ぼっこをしていた。
広げたスケッチブック、昨日海辺で書いた落書きの隅に、小さく自分の名を記した]
うっわ、 眩しい
[歩いて15分ほどの距離にある海。 オーシャンビューとまではいかないこの宿からでも、晴れた日なら水面が太陽を反射する光は簡単に届く。 目を眇める。 額に汗が滲む。 それでも決して、目を逸らしたくなかった**]
(49) 2017/07/10(Mon) 23時半頃
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[置物と化していたカセットプレーヤーは、スイッチを何度か押せば、なんとか息を吹き返した。ボタンと呼ぶにはごついスイッチ。押し込む指の感触が懐かしい]
………、 あ
[誰かの最強ミックス、とでもいうのか。 懐かしい曲の数々に聞き入っていたが、目が合って>>74イヤフォンを外して、「どーも」なんて挨拶を返した]
や、 ちょっとね 雨だけじゃなくて晴れもいいもんだなーって
……絵を、さ
[恥ずかしいとかそういうわけじゃないが、どうにも人に見せづらい絵だ。さりげなくページを白紙のそれに変えて、物干し竿の方を向いた]
(76) 2017/07/11(Tue) 22時半頃
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[白いシャツが眩しい。 これぞ夏に相応しい光景だと感じる。 バカンス、休暇、夏休み。どれもぴんと来ないけれど「息抜き」ならば、まだいいかもしれない]
な、 晴れてよかったよな 帰るまでずーーっと雨だったら、さすがに憂鬱だ
あんた、 ……えーと、ロビンは海に行かねぇの
[此処にはきらきら光るものばかりだ。 額の汗を拭ったところで、ようやく麦藁帽子を部屋に忘れたことに気が付いた。こんなに似合う日は、ないだろうに*]
(77) 2017/07/11(Tue) 22時半頃
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いや、うーん 別に隠したわけじゃねぇけど、さ
[口ごもり、ぺら、と一枚二枚めくってみる。 かろうじて見せられるのは―――これか。 太陽の照らすここではないどこかで、柵の向こうに手を伸ばす男の後ろ姿。周囲に散るのは、雨か雪か、それとも羽か。 鉛筆書きのモノクロでは、色々と判別がつきにくいものだ]
あんま、 明るいもん描いてないから
[見せられるものは、とめくっただけで、見て欲しいわけではない。自分の絵よりも今は、人の話を聞きたい]
(89) 2017/07/11(Tue) 23時頃
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確かにここならすぐに駆け込めるし、 あんたが倒れそうになったら俺が抱えて水ぶっかけに行ってやる
[真面目な顔で請け負った。ロビンの顔色を窺ってまだ大丈夫そうだな、と思ったくらい。大真面目だ]
それは、俺と一緒 ……かな 海が見たかったわけじゃないけど いざ来てみたら、やっぱり海はいい
(90) 2017/07/11(Tue) 23時頃
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雨の海は良かった
晴れの海は ……入りたくなるからな 俺はいいんだよ
[でかい麦藁帽子はやはり目立っていたようだ。 取りに戻ろうかと思う。 けれどもう少し、話していたいとも思う。
喉が渇いてからでもいいだろう。 それはきっと、そう遠くない]
夏の海に、麦藁帽子か ま、ほら。 楽しむにはまず形から、ってさ
[新たな白紙の真ん中よりやや下に、大きな麦藁帽子を描き始めた。飾り気のない、シンプルな。トランクの上で待っているようなそれだ*]
(92) 2017/07/11(Tue) 23時半頃
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― 夜のこと ―
[麦藁帽子の下、トランクの中には、何冊かのスケッチブック。額装された絵が、ひとつだけ。
最後の夜は、二段ベッドの下、カーテンの内側で小型ライトがいつまでも灯っていたことだろう。今まで辿った道筋を追うようにページをめくって―――。思い付きで一冊だけ避けておいた。
最初の3ページほどだけ殴り書きして、そのまま使い損ねていたそれは、カセットテープが入っていた「TAKE FREE」の籠にそっと添えられる。このブナティラに残したのは、それと、ジェレミーに渡した彫師の名刺くらい>>63]
(106) 2017/07/12(Wed) 00時頃
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